海外ミステリー作品一覧
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4.3【世界的ベストセラー小説「君の名前で僕を呼んで」続編‼】 息子のエリオに会うため、ローマへと向かう列車に乗っていたサミュエル。 途中の駅で乗車して来た息子と同年代の女性・ミランダと出会う。 彼女の積極的で歯に衣着せぬ物言いに、戸惑いつつも……。 一方、ローマからパリに移り、クラシックのピアニストとしての才能を開花させていたエリオ。 音楽と向う日々を送っていたが、とある演奏会でふた回りも歳の離れた弁護士のミシェルと出会うことに。 ユーモアたっぷりで優しいミシェルに、惹かれ始めていく…。
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4.2男の子が住宅建設地で拾ったのは、人間の肋骨の一部だった。レイキャヴィク警察の捜査官エーレンデュルは、通報を受けて現場に駆けつける。だが、その骨はどう見ても最近埋められたものではなさそうだった。現場近くにはかつてサマーハウスがあり、付近には英米の軍のバラックもあったらしい。サマーハウス関係者のものか。それとも軍の関係か。付近の住人の証言に現れる緑のコートの女。封印されていた哀しい事件が長いときを経て明らかに。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞をダブル受賞。世界中が戦慄し涙した、究極の北欧ミステリ登場。
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3.4ベルリンのレジスタンスグループに無線機の部品を運び、ナチス高官の自宅に盗聴器を取りつけよ――。第二次世界大戦が勃発して約2年。チャーチル英国首相のタイピストから、エリザベス王女の警備役を経て、ついにスパイとしてベルリンへ送り込まれることとなったわたし、マギー・ホープ。そこで待ち受けていたのは、予想をはるかに上回る困難、そしてわたし自身の過去の問題だった――。読み手の予想を大胆に裏切り続ける、大展開に次ぐ大展開のストーリー! 赤毛の才媛マギーの活躍を描く、読み出したら止まらない、大好評シリーズ第3弾!/解説=大矢博子
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3.81941年初冬。敵国ドイツでのスパイ任務で心に癒しがたい傷を負ったわたし、マギー・ホープは、スコットランドにある特別作戦執行部(SOE)の訓練キャンプの鬼教官として、スパイのひよっこたちを鍛え上げていた。辛い記憶を振り払うかのように。そんな折、親友でバレリーナのサラから公演に招待され、エディンバラを訪れることに。けれど舞台で思わぬ事件が発生して……。運命の12月、わたしは何を目撃する? 赤毛の才媛マギーがさらなる成長を遂げていく、『国王陛下の新人スパイ』に続く、シリーズ第4弾!/解説=穂井田直美
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3.5オークションハウス〈プレスコッツ〉を会場にしたチャリティイベントで、主催の女性が毒入りワインを飲んで死んだ。店を提供したオーナーのジョシーは、警察から執拗な取り調べを受ける。犯人の狙いは被害者ではなく、自分かもしれない。以前の勤め先を去るきっかけとなった事件の被告である元上司が刑を終え出所していることを知り、おののくジョシーだが、頼れる恋人の警察署長タイは折悪しく不在のため、今回の件には一人で立ち向かうしかない。人出の多い会場で、犯人はいかにして毒を盛ったのか……? アンティーク×謎解きのシリーズ第2弾。
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3.6ハロウィーンの夜、少女が殺された。彼女は死の直前、殺人を見たことがあると嘯いていた。口封じのための殺人か? ポアロが暴く
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3.723歳の夏――この罪を見過ごすことはできなかった。 MWA賞受賞作家が放つ瑞々しい青春ノワール。 「ルー・バーニーの最高傑作」S・A・コスビー 「最後のページまで心を掴んで離さない」ドン・ウィンズロウ 遊園地で働く青年ハードリーはある日、煙草の火傷痕の残る幼い姉弟を見かける。 行きがかり上、虐待を通報するも当局に相手にされなかった彼は、証拠を掴むため素人探偵まがいの調査を開始する。 見えてきたのは裕福なのに荒れ果てた家と、弁護士の父親の背後にちらつく麻薬組織の影。 23年間、面倒を避け気ままに生きてきたハードリーは、幼い命を救うため人生で初めて壮大な賭けを仕掛けるが……。 解説:吉野 仁 ■著者既刊 『11月に去りし者』
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4.11946年の戦後ロンドンで、ある女性たちが結婚相談所を設立した。ケンブリッジ大卒で戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持ち、戦争で夫を亡くした上流階級出身のグウェン。対照的なふたりが営む相談所に、若い美女ティリーが入会する。奥手だが誠実な会計士を紹介したところ、ティリーが殺され、会計士の青年が逮捕されてしまう。彼が犯人とは思えないふたりは、能力や人脈を駆使して真犯人さがしに乗りだす。魅力たっぷりの女性コンビの謎解きと、人生を切り拓こうとする勇姿を描いた爽快なミステリ!
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4.32021年アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞、3冠! 「クライム文学の新星」デニス・ルヘイン 裏社会の元凄腕ドライバーが 家族のために引き受けた最後の仕事―― 米国南部の町で自動車修理工場を営むボーレガード。 裏社会で語り継がれる伝説のドライバーだった彼は、足を洗い家族とまっとうに暮らしていた。 だが工場の経営が傾きだしたことで運命の歯車は再び狂い始める。 金策に奔走するボーレガードに昔の仲間が持ちかけてきたのは宝石店強盗の運転役。 それは家族を守るための最後の仕事になるはずだった。 ギャングの抗争に巻き込まれるまでは――。
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3.9私立探偵フィリップ・マーロウ。三十三歳。独身。命令への不服従にはいささか実績のある男。ある午後、彼は資産家の将軍に呼び出された。将軍は娘が賭場で作った借金をネタに強請られているという。解決を約束したマーロウは、犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めた。表看板とは別にいかがわしい商売が営まれているようだ。やがて男の住処を突き止めるが、周辺を探るうちに三発の銃声が……。シリーズ第一作の新訳版
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4.3捜査官ウィルVS連続殺人犯(実父)! 「壮絶なラストまで、一気読みの迫力」北上次郎(本書解説より) MWA賞、CWA賞ダブル受賞作家。〈ウィル・トレント〉シリーズ最高潮! 女子大学生の失踪事件が発生。特別捜査官ウィルはなぜか捜査から外され、忌まわしい事実を知らされる。40年以上前に凶悪な連続殺人事件を起こし、終身刑になった実の父親が仮釈放されているというのだ。やがて発見された女性の遺体には見るも無惨な拷問の痕があり、それはウィルの父親の手口と酷似していた――。1975年と現在、ふたつの事件が交錯するとき、戦慄の真実が浮かびあがる!
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3.9MWA賞受賞作家による警察小説!「いまもっとも面白いミステリー作家に注目せよ」――北上次郎(梅田蔦屋書店『北上次郎選 2017年のエンタメおすすめ本30』)〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊! 血の海と切断された薬指を残し、元刑事の女性が自宅から連れ去られた。駆けつけた捜査官ウィルはすぐにある事件に思い当たる。4年前、彼女の率いる麻薬捜査課の部下たちが汚職にまみれて刑務所送りになった。彼女だけは無罪放免となったが、ウィルは証拠が握り潰されたことを疑っていた。事件を洗い直すためウィルは服役中の元部下を訪ねる。ところが面会の直後、彼が獄中で殺害され――。
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4.1潜入捜査中に起きた警官銃撃事件。 誰が敵で誰が味方か――? 「スローターの新作だから、というだけの理由であとは黙って読まれたい」北上次郎(解説より) 〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊。 素性の知れない犯罪者ビッグ・ホワイティを炙り出すため潜入捜査中の特別捜査官ウィルは、警官の家を狙った強盗事件に出くわす。犯人は警官夫婦の家に押し入るなり、最初から命を狙っていたかのように発砲した。夫は重体。刑事の妻は反撃のすえ強盗犯一人を殺害する。襲われたのは、ウィルが取り調べたことのある曰くつきの女刑事だった――。さらに彼女と同じチームの警官が襲撃され……。
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3.3手負いの女刑事が謎に迫る傑作サスペンス! 自宅のベッドで殺された女性の遺体からは、小さな皮膚片がいくつも剥がされ、持ち去れていた。現場を検証していたボストン市警殺人課の女刑事D・D・ウォレンは、何者かの気配を感じたはずみに階段から転落し、左肩に大怪我を負う。リハビリ中、ペインコントロールのためにクリニックを訪れたD・Dは、精神科医の女性アデラインに出会う。先天性無痛性であるが故に「痛み」を専門にした、という彼女。その矢先、第二の事件が発生した。ふたつの事件の類似性を辿ると、やがて40年以上前の連続殺人事件が浮かび上がる。その犯人はアデラインの実父であり、さらに彼女の姉もまた14歳で初めての殺人を犯し服役中だった――。 大好評D・D・ウォレンシリーズ『棺の女』の前日譚。残酷な運命の下に生まれた女医と、執念を燃やす手負いの女刑事のドラマティックすぎる傑作サスペンス!
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4.5酔っぱらい男、テリー・レノックスと友人になった私立探偵フィリップ・マーロウ。大富豪の娘との夫婦関係が破綻したテリーは、なんとか彼女と元の鞘に収まったようだったが、ある日、突然現われ、メキシコまで送ってほしいとマーロウに頼んできた。そして彼を送り届けて戻ったマーロウは勾留されてしまう。テリーには妻殺しの嫌疑がかっていたのだった。彼は自殺、マーロウには、ギムレットを飲んですべて忘れてほしい、という手紙が届く……。男の友情を描いたチャンドラー畢生の大作を、これ以上望むべくもない名手渾身の翻訳で贈る新訳決定版。/解説=杉江松恋
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-被告人から名指しされた、凄惨な連続レイプ事件の弁護。 それは葬った過去からの罠だった―― 世界的ベストセラー作家が放つ、震撼ノンストップ・スリラー。 2021年アトランタ。 大手法律事務所に勤める弁護士リーは、大企業の御曹司による陰惨なレイプ事件の担当を突如命じられる。 残忍な犯行を裏付ける複数の証拠が揃い、類似事件の犯行も疑われるなか、男は無罪を主張していた。 しかし大事な公判直前になって、なぜ自分を指名したのか? 依頼人に面会したリーは衝撃とともに悟る。 23年前、完璧に葬ったはずの過去が報復に訪れたのだ――。 ■カリン・スローターの好評発売中既刊 一話完結作品 『グッド・ドーター 上・下』 『彼女のかけら 上・下』 『プリティ・ガールズ 上・下』 〈グラント郡〉シリーズ 『開かれた瞳孔』 『ざわめく傷痕』 『凍てついた痣』 〈ウィル・トレント〉シリーズ 『ハンティング 上・下』 『サイレント 上・下』 『血のペナルティ』 『罪人のカルマ』 『ブラック&ホワイト』 『贖いのリミット』 『破滅のループ』
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4.0セント・メアリ・ミード村で静かな暮らしを送るミス・マープルは、人のうわさ好き。どんな出来事にも興味をもち、好奇心旺盛で記憶力も抜群。編物をしながら、じっと話に耳を傾けている。ガーデニングも好きで、通りかかる人物にも注意を怠らない。そして驚くべき洞察力で、事件の謎を解いてしまう。ミス・マープルは長編「牧師館殺人事件」で初めて顔をみせ、 その後、多くの短編・長編で活躍した。「ミス・マープルの物語は、書いていてとても楽しかった。わたしは、自分が作ったこのおだやかなおばあさんが大好きになってしまいました。読者のみなさんにも好きになってほしいと心から願っています」作者はこう書いた。
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3.7ニューハンプシャー州の港町ポーツマスでオークションハウス〈プレスコッツ〉を営むジョシーは、ある日地域の警察署長アルヴェレスの訪問を受ける。家財の買取を依頼され、出張鑑定をした老富豪グラントが自邸で殺されたのだ。最愛の父の死をいまだ引きずるジョシーだが、自らが容疑者らしいと悟っては、行動せずにはいられない。家財リストに載っているルノアールの絵が屋敷から見つからないことを出発点に、仕事と並行して調査を進めるが――確かな審美眼を持つ腕きき女性オーナーが主人公となる、アンティーク×ミステリの新シリーズ第1弾。
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3.4ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面々は、手掛りがわずかしかなく、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。被害者は、新製品という触れ込みのチョコレートを試食したベンディックス夫妻。チョコレートには毒物が仕込まれており、夫人は死亡、ベンディックスは一命を取り留めた。しかし、そのチョコレートは知人のペンファーザー卿へ送られたもので、ベンディックスはそれを譲り受けただけだったのだ。会員たちは独自に調査を重ね、自慢の頭脳を駆使した推理を、一晩ずつ披露する――。誰がこの推理合戦に勝利するのか。本格ミステリ史上に燦然と輝く、傑作長編。
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4.1独立記念日を迎えたシンフルの町。だがアイダ・ベルとガーティの宿敵シーリアが新町長の座につくなり、保安官を解任する暴挙に出たとあっては、フォーチュン含めた三人は祝賀ムードではいられない。そんなとき、湿地で爆発が発生。密造酒の製造所での事故かと思いきや、現場の建物で作られていたのは覚醒剤だと判明する。爆発の巻き添えで友人が負傷してしまい怒りに燃えるアイダ・ベルたちと手に手を取って、フォーチュンは悪党探しにまっしぐら……CIAスパイ&おばあちゃんズの活躍はますますヒートアップ! 〈ワニ町〉シリーズ第6弾!/解説=池澤春菜
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4.0当法廷へようこそ!読者のあなたは、これから陪審員として裁判に立ちむかいます。 まず、それぞれの訴訟の内容をよく読んでください。裁判の原告と被告は、まったく異なる説明をしてくるでしょう。 そのうえであなたは、提示された証拠物件をじっくり検討し、評決をくださなければなりません。あなたが判断を誤れば、無実の人が刑務所に送られたり、関係のない人が事件の責任を負わされたりすることにもなります。 さあ、法廷に正義をもたらすため、あなたの眼と脳細胞をフル活動させてください。
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3.8私は“善人”か、それとも“悪人”か。 「ねえ……あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。 そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤だった。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。 「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞い、誰もが彼の自殺を疑わず悲しんだ。 しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変し……。 語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りになる。秘められた真実が心をしめつける、著者渾身のミステリー!
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4.3英国推理作家協会賞を受賞した大逆転サスペンス。貴方の予想はすべて裏切られる! おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが……。ここまでは序章にすぎない。孤独な女の壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進する。「この作品を読み終えた人々は、プロットについて語る際に他の作品以上に慎重になる。それはネタバレを恐れてというよりも、自分が何かこれまでとは違う読書体験をしたと感じ、その体験の機会を他の読者から奪ってはならないと思うからのようだ」(「訳者あとがき」より)。未曾有の読書体験を、貴方もぜひ!
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5.0アラスカの氷河で発見された一片の人骨から、意外な事実が判明した。三十年前に遭難したとされていた調査隊員は、実は殺されていたのだ。ギデオンはFBI捜査官のジョン・ロウとともに事件の再調査を開始するが、その直後に新たな殺人が……厳寒の地で深まっていく謎にスケルトン探偵が挑む人気シリーズ第五弾
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3.9短編を書かせては随一の巨匠の代表的作品集を新訳でお贈りします! 雪の上の足跡をめぐる謎を描いた「笑う肉屋」、緊迫感溢れる「叫べ、沈黙よ」、人間の想像力を巧みに利用した「世界が終わった夜」、江戸川乱歩編の名アンソロジー『世界推理短編傑作集』に選出された「危ないやつら」、夫婦間の秘密を描いた表題作まで、さまざまな逸品が揃っております。奇抜な着想、軽妙なプロットで結末の一行まで先を読ませない、まさに名作ばかり! どこから読まれても結構です。ただし巻末の「後ろを見るな」だけは、ぜひとも最後にお読みください。/【収録作】笑う肉屋/四人の盲人/世界が終わった夜/メリーゴーラウンド/叫べ、沈黙よ/アリスティードの鼻/背後から声が/闇の女/キャスリーン、おまえの喉をもう一度/町を求む/歴史上最も偉大な詩/むきにくい小さな林檎/出口はこちら/真っ白な嘘/危ないやつら/カイン/ライリーの死/後ろを見るな/収録作原題/解説=小森収
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3.6料金は一日125ドルと必要経費。報告書は作成しますが、調査方法の指図はお受けしません――夜遅くに事務所を訪れた男は、息子の恋人の行方を捜してくれと依頼する。簡単な仕事に思えたが、訪ねたアパートで出くわしたのはその息子の射殺死体だった。依頼人が被害者の父親ではないことも判明し、さらには暗黒街のボスが脅迫を……圧力にも暴力にも屈しない私立探偵V・I・ウォーショースキーの熱い戦いが始まった! 多くの女性たちに勇気を与え、励ましてきた人気シリーズの第一作。
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3.512歳のマイロの両親が営む丘の上の小さなホテル、〈緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)〉。クリスマス前の冬の日、ホテルに5人の奇妙な客が現れる。彼らは全員が滞在予定日数を告げず、他の客がいることに非常に驚いていた。なぜ雪に閉ざされたこのホテルにわざわざやってきたのだろう? 5人のうちの誰かが落としたと思しき、古い紙片に描かれた海図らしきものを手がかりに、宿泊客たちの目的を探ることにしたマイロ。だが、客たちの謎は、このホテルに隠されたとてつもない秘密につながっていた……? MWA賞受賞、心あたたまる聖夜の物語をお贈りします。
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4.5「ナイフの使い手だった私の祖父は十八歳になるまえにドイツ人をふたり殺している」作家のデイヴィッドは、祖父のレフが戦時下に体験した冒険を取材していた。ときは一九四二年、十七歳の祖父はナチス包囲下のレニングラードに暮らしていた。軍の大佐の娘の結婚式のために卵の調達を命令された彼は、饒舌な青年兵コーリャを相棒に探索に従事することに。だが、この飢餓の最中、一体どこに卵なんて?――戦争の愚かさと、逆境に抗ってたくましく生きる若者たちの友情と冒険を描く、歴史エンターテインメントの傑作
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-極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾。 アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。1年のうち2か月は太陽が山に隠され、日が昇ることがない。 その季節が間近となったある日、郊外の空き家で警察署長が銃撃され、瀕死の重傷を負った。 アリ=ソウルはその日、当直の予定だったが、インフルエンザで休んでいた。撃たれた署長にいくばくかの負い目を感じながら、アリ=ソウルは捜査を始める。 やがて、事件にドラッグと政治家が絡んでいる可能性が見えてきた。市長や副市長への聞き込みを進めるが、そのことがマスコミに漏れ、さらなる悲劇を招く。 一方、事件現場となった空き家には、50年以上前から忌わしい歴史があったことが明らかになるのだが。 極夜の町に連綿と続く負の連鎖――アリ=ソウルは事件を解決できるのか。 世界14カ国で翻訳、英国ではドラマ化が進むベストセラー「警官アリ=ソウル」シリーズ第2弾、満を持しての登場!
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5.0貴族の血を受け継いでいながら、ひとりスコットランドの山中で孤独な暮らしを続ける青年画家、アリグザンダー・キンロック。ある日、彼は自分の山小屋で待ちかまえていた四人の暴漢に襲われ、あやうく命を落としかける。闇雲に「あれはどこにある?」と脅されたあげく、わけのわからぬままに崖の上から突き落とされたのだ。事件が起きたのは、アリグザンダーが母の屋敷へ行こうとしていた矢先だった。ビールの醸造会社を経営している義理の父が、心臓発作に倒れたとの知らせを受けたのだ。全身の怪我をおして屋敷に赴いた彼は、義理の父の会社が倒産寸前であることを知る。経理部長が莫大な資産を横領して姿を消したらしい。しかも、会社が主催する障害レースの賞品である純金のカップも行方がわからない。会社の危機を救うべく奔走をはじめたアリグザンダーは、自分を襲った暴漢は横領事件に関係があるのではとの疑念を抱くが…。
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3.9「このミス」第1位! “暴力の詩人”ボストン・テランの輝かしきデビュー作。 元妻とその再婚相手をカルト教団〈左手の小径〉に惨殺され、娘を誘拐された刑事ボブ・ハイタワー。元薬物中毒者の女性ケイス・ハーディンの助けを借りて娘の足跡を追い、教祖サイラスと〈左手の小径〉に復讐を誓う。 愛と憎悪、セックスと暴力、そしてドラックと銃弾。鮮烈な文体で描き出す銃撃と復讐の宴。神なき荒野で正義を追い求めるふたつの魂の疾走。 発表と同時に大きな反響を呼び、アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞候補作となり、英国推理作家協会(CWA)最優秀新人賞を受賞。 日本でも「‘02年版 このミステリーがすごい!」第1位に選出。日本冒険小説協会大賞を受賞した。 解説・池上冬樹
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3.8ピーター・デス・ブリードン・ウィムジイ卿は十五代デンヴァー公爵の次男。クリケットの名手にしてワイン通、書物蒐集と音楽、そして犯罪の探究を趣味とする貴公子である。クリスティと並び称されるミステリの女王セイヤーズが創造したピーター卿は、従僕を連れた優雅な青年貴族として世に出たのち、作家ハリエット・ヴェインとの大恋愛を経て人間として大きく成長し、古今の名探偵の中でも屈指の魅力的な人物となった。本書はその貴族探偵の活躍する中短編から「不和の種、小さな村のメロドラマ」等、代表的な秀作7編を選んだ作品集である。【収録作】「鏡の映像」/「ピーター・ウィムジイ卿の奇怪な失踪」/「盗まれた胃袋」/「完全アリバイ」/「銅の指を持つ男の悲惨な話」/「幽霊に憑かれた巡査」/「不和の種、小さな村のメロドラマ」/解説=戸川安宣
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4.0バラクラヴァ郡の地元紙記者クロンカイトは、105歳の誕生日をひかえた女性ヒルダのインタヴューに農場を訪れたあと、近くにあるルーン石碑を見にいこうとして、偶然、作男の怪しい死亡事故に遭遇する。その後、彼がくだんの石碑のことを大々的に報じるや、やじ馬が大挙して押しよせ、農場一帯は混乱の極みに。さらに第二、第三の“事故”が起き、石碑をたてたヴァイキングの呪いか? とささやかれるなか、シャンディ教授はまたしても右往左往するはめになりつつも、事件解決をめざす。温かなユーモアが満載の、心の底から楽しめる傑作ミステリ第3弾。/解説=宮脇孝雄
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4.0事件の真相を謎解きする「殺人クラブ」とは? 7歳のときに母と二人の姉を惨殺されたリビー。彼女の目撃証言によって兄のベンが殺人犯として逮捕される。それからから24年、心身に傷を負い、定職にも就かず、殺人事件の哀れな犠牲者として有志からの寄付金を食いつぶしながら、無気力に生きるリビーのもとへ、有名殺人事件の真相を推理する同好の士である「殺人クラブ」から会への出席依頼が。集まりに参加し、殺人クラブのメンバーが自分の家族に起こった忌まわしい事件に関心を抱いていることを知り、リビーは謝礼金を目当てに、事件の真相を探りはじめる……。 現在のリビーの視点と、事件当日の兄ベンと母パティの視点から物語が交互に語られ、やがて悲劇的な真実が明らかにされる衝撃のダーク・スリラー。
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3.7夕闇の迫るオックスフォード。なかなか来ないウッドストックへのバスにしびれを切らした二人の娘は、ヒッチハイクを始めた。その晩、娘の一人は死体となって発見される。もう一人の娘はいったいどこに消えたのか?モース主任警部が導き出す鮮やかな解答とは……魅力あふれる謎、天才的推理を披露する探偵、華麗なる論理のアクロバット。本格ミステリの醍醐味を満喫できる、イギリス・ミステリを代表する著者の最高傑作。
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3.8修道院の会計係をしているおばが株券偽造の疑いをかけられた。ただ一人の親族の潔白を晴らすため調査を始めたヴィクに、何者かが圧力をかける。硫酸、友人の死、そしてアパートの火災――事件の背後の巨大な陰謀に孤独な戦いを挑む女探偵ヴィクと、やがて明かされる母親にまつわる衝撃の事実。話題の第三作。
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4.0子供時代をサウス・シカゴで過ごしたわたしの旧友が、私生児である彼女の父親探しを頼んできた。母親は若い頃、ある化学工場に勤めていたのだが、その関係者をさぐるうち、工場の環境問題を調べていた友人が無残に殺された。掘り返された過去と女探偵の命を賭した行動を描くCWAシルヴァー・ダガー賞受賞作。
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4.1『このミステリーがすごい! 2024年版』(宝島社)海外編第1位! 「ミステリが読みたい! 2024年版」(早川書房)海外篇第3位! アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞3冠! MWA賞長篇賞最終候補作! 黒人の父親、白人の父親、惨殺された息子たち―― 血の弔いが幕を開ける。 「懺悔と贖罪に彩られた哀しき父親たちの挽歌」 宇田川拓也 ときわ書房本店 (本書解説より) デニス・ルヘインの『ミスティック・リバー』を訳したときと同じくらい、感情を揺さぶられた。 ――加賀山卓朗(翻訳家) 読者の鈍った心身を痛めつけ、頭蓋と魂を揺さぶる! S・A・コスビーの才能は、もはや疑いようがない! ――小島秀夫(ゲームクリエイター) 僕らの生きるこの世の悲痛を描く、コスビーは詩人である。 ――霜月 蒼(ミステリー評論家) 疾走する文章によって読む者の心をたまらなく震わせる物語である。 ――杉江松恋(書評家) 現代クライムサスペンスの最前線をゆく傑作だ。 ――吉野 仁(ミステリー評論家) 殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき――。解説:宇田川拓也
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4.0これ以上、厄介事を増やすつもりはなかった。が、隣人の頼みは断われず、わたしは行方不明になった隣人の旧友捜しを引き受けた。事件を追うわたしの前に、エンジン工場の不正疑惑や老人を食い物にする企業の卑劣な行為が浮かび……親友とも決裂し、孤独のなかでV・Iが傷だらけの闘いに挑む!
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3.6『その女アレックス』の鬼才ルメートルが放つ徹夜必至、 一気読み保証のノンストップ再就職サスペンス。 リストラで職を追われたアラン、失業4年目、57歳。再就職のエントリーをくりかえすも 年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。 だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。 だが最終試験の内容は異様なものだった。 〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ――〉 どんづまり人生の一発逆転にかけるアラン。愛する妻と娘たちのため、 知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む! 解説:諸田玲子 ※この電子書籍は2018年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.1ホームズの下を相談に訪れた美術商の男。アメリカである事件に巻き込まれて以来、不審な男の影に怯えていると言う。ホームズは、ベイカー街別働隊の少年達に捜査を手伝わせるが、その中の一人が惨殺死体となって発見される。手がかりは、死体の手首に巻き付けられた絹のリボンと、捜査のうちに浮上する「絹の家」という言葉……。ワトスンが残した新たなホームズの活躍と、戦慄の事件の真相とは? 解説・北原尚彦
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3.9名家バスカヴィル家の当主チャールズが怪死を遂げた。激しくゆがんだ表情を浮かべた死体の近くには巨大な犬の足跡があり、土地の者は全身から光を放つ巨大な生き物を目撃していた。それらが示唆するのは、忌まわしい〈バスカヴィル家の犬〉の伝説……。相続人ヘンリーがバスカヴィル家を継ぐことになったが、その身を案じた医師の依頼で、ホームズとワトスンは捜査にあたることに――。寂莫とした荒れ地(ムーア)を舞台に展開する、恐怖と怪異に満ちた事件の行方は? ミステリ史上最高峰の傑作長編。/解題=戸川安宣、解説=小山正
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4.0父の妹のエレナはアル中で身持ちが悪く、昔から一家の悩みのタネだった。そんな叔母が不審火でホテルを焼け出され、アパートに転がり込んできたのが、事件の発端だった。やがて叔母の隣人の娘が建設現場で死体となって見つかり、わたし自身にも生命の危機が……シカゴの女探偵ヴィクの怒りの行動を描く第六作。
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4.0歴史×スパイ×名探偵 傑作『狼たちの城』待望の続編登場。 ゲシュタポ捜査官になりすましたユダヤ人の 元古書店主が、女性絞殺魔の謎にふたたび挑む! イザーク・ルビンシュタインの新たなる闘い! ニュルンベルク、1942年。ユダヤ人の元古書店主イザーク・ルビンシュタインの悪夢は続いていた。 逃走中にゲシュタポ犯罪捜査官アドルフ・ヴァイスマンと間違われたまま、女優密室殺人の謎を見事に解明してみせた彼は、 街からの脱出をぎりぎりまで延ばして機密文書の奪取を試みるが、そこで新たに発生した女性絞殺事件の謎に捜査官として再び立ち向かうことに。 正体が露見すれば即「死」という究極の状況下で、「狼たちのなかの羊」は生き残ることができるのか? 『狼たちの城』の続編登場!
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-15歳以上が消えた町に “終末の日”が訪れる―― 〈バリア〉の外に待ち受けていたものとは…… ついにすべての謎が明らかに。 巨編シリーズ、クライマックス! 15歳以上の人間が忽然と消えた日から1年が経とうとしていた――町は半透明のバリアで封じられたまま、外の様子はいまだまったくわからない。食料不足や諍いを繰り返しながらも必死に生きるサムたちだが、ある日そのバリアに異変が起きる。黒い染みがじわじわと広がって陽光を遮り、町を完全なる暗闇にのみこもうとしていたのだ。皆が絶望し戦慄するなか、時同じくして、バリアの外でも異変が起きていて……。
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4.0〔競馬シリーズ〕濃霧をついて、蹄鉄のぶつかりあう音が響く。本命馬アドミラル号はただ一頭先頭を切り、最後の障害を飛越すべく態勢を整えていた。完璧な跳躍。宙に舞い、落ちた。騎手ビルは死んだ。事故なのか? ビルの親友アラン・ヨークはその疑いに抗し切れず、事件の謎に挑んでいった!
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-気象予報士のペリイは、同僚とカリブ海でハリケーンの“目”の中を飛行する冒険に挑んだ。だが、“目”から出る時、強風に揉まれて飛行機は海上に不時着、ペリイは嵐の海に投げ出された。漂流の末、彼は無人島にたどり着くが、廃屋の金庫の中で奇妙な物を発見する。しかも、やがて銃を携え奇妙な服に身を包んだ一団がやってきた。九死に一生を得てイギリスに戻った彼は、真相を解明すべく陰謀の渦中へと踏み込んでいく。
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3.8高校生のピップにある招待状が届いた。高校卒業および大学受験に必要な試験のひとつが終わった6月末、友人宅で架空の殺人事件の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年の孤島に建つ大富豪の館という設定だ。参加者は同級生とその兄の7人。ゲーム開始早々、館の主が心臓を刺されて殺されているのが発見される。試験後に着手すべき自由研究が気になり、当初は乗り気でなかったピップは、次第に夢中になり、主の姪に扮してゲームを進めていく。ピップの明快な推理を堪能できる、爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!/解説=瀧井朝世
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-世界累計400万部突破シリーズ、 ここに完結! 奇妙な〈バリア〉のなかに閉じこめられた少年少女。 壮絶サバイバルの果てに、彼らを待つ運命は―― 町を覆っていたバリアに異変が起き、ついに外の様子が明らかになった――マスコミや野次馬が押し寄せるなか、子供たちはバリア越しに家族と涙の再会を果たす。その様子を見たサムは、バリアが解けて“フェイズ”が終わる日も近いと予感するが、生き残った仲間と一緒にここを出るためには、終わらせなければいけない戦いがあり……。少年少女を待ち受ける未来とは? 世界累計400万部突破シリーズ、完結編!
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4.3ナチス×スパイ×名探偵 前代未聞の歴史反転ミステリー! 招聘されたゲシュタポ犯罪捜査官。 その正体はユダヤ人の古書店主! 第二次世界大戦の末期、ニュルンベルクの ユダヤ人古書店主イザークと家族のもとに ポーランド移送の通達が届く。彼は絶望の なか、レジスタンスに関わっていると聞い たかつての恋人クララを頼るが、彼女が用 意してくれたのはゲシュタポの特別犯罪捜 査官アドルフ・ヴァイスマンとしての偽の 身分証だった。イザークは受け渡しの場で ヴァイスマンに間違われたまま、ナチスに 接収された城内で起きた女優殺人事件の捜 査に臨むことに。ゲシュタポの深奥部で彼 は無事生き抜き、事件を解明できるのか?
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3.8いとこの元ホッケー選手が埠頭から落ちて死んだ。死因に疑いを抱くわたしは彼のマンションを訪れるが、部屋は荒され、警備員まで殺されていた。たった一人のわたしに襲いかかる魔の手、五大湖を走る大型貨物船の爆破……海運業界に渦巻く陰謀とは? ハードボイルド界に颯爽と登場した女探偵ヴィクの第二作。
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3.8女医ロティの代診の医師が撲殺された。通りすがりの犯行でなければ、最近救急病院で死亡した妊婦の夫がギャングを雇いうらみを晴らそうとしたのか。わたしはその線を洗おうとするが、今度はロティの診療所がデモ隊に襲われる。錯綜する事件の向こうには何が? 女探偵ヴィクの苦くハードな闘いを描く第四作。
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4.5深夜に雪で立ち往生したオリエント急行の寝台車内で、アメリカの老人ラチェットが殺害された。たまたま乗り合わせたポワロはいち早く事件を知らされる。どう考えても乗り合わせた12人の乗客以外には犯人はありえなかった。一人また一人としらみつぶしに状況を聞く調査がはじまる。だが、それぞれの乗客のアリバイは完璧だった。外の世界と断絶した緊迫した状況の中、矛盾する刺し傷とともにポワロの灰色の脳細胞は悩みに悩む。クリスティの代表作。
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-ロンドンからそう遠くない閑静なセント・メアリ・ミード村の牧師館の書斎で、治安判事が射殺されて見つかる。頑固一徹で、人から好かれない人物で、なにかと敵も多かった。一人の若い画家がすぐに自首して出て、事件はそのまま落着かと思われた。だが、新事実が相次いで明らかになって、事件は混迷の度をふかめ、村には噂と疑惑が渦まく……ミス・マープルがおしゃべり好きなおばさんとして初めて登場、同時に鋭い洞察力をみせて真相にせまる記念碑的作品。
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3.0温厚で小柄な紳士ポンド氏には、穏当な筋のとおった談話の最中に奇妙な発言をまじえる癖があった。死刑執行延期命令書を携えた兵士が途中で死んだせいで、囚人は解放された。二人の意見が完全に一致したために、片方がもう一人を殺した……など、辻褄の合わないポンド氏の発言が明らかにする、さまざまな事件に隠された、論理的だがあまりにも奇妙な真相。巨匠自らが逆説集と銘打った珠玉の短編集を新訳決定版にて贈る。文豪ボルヘスも驚嘆した「黙示録の三人の騎者」など、全8編を収録する、新訳決定版。【収録作】「黙示録の三人の騎者」「ガヘガン大尉の罪」「博士の意見が一致する時」「ポンドのパンタルーン」「名前を出せぬ男」「恋人たちの指輪」「恐ろしき色男」「高すぎる話」/解説=西崎憲
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4.01958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、姉妹がせっかんされている場面に出合いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―――。キングが絶賛する伝説の名作!
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3.0ベイカー街に新たに飛び込んできたのは、 Aから名前順に殺される“アルファベット殺人事件”!? ホームズ×ワトスン、知られざるもうひとつの事件。 「近年書かれたホームズ・パスティーシュの中でも 最上位の作品だ」――マイケル・ダーダ(ピューリッツァー賞受賞作家) 1890年。ロンドンでは不可解な殺人事件が相次いでいた。そのひとつが富豪アンソン卿殺し─ベッドの上で寝間着のまま死んでいるのが見つかったが、死因は溺死だという。やがてホームズとワトスンは、殺害手口こそバラバラだが被害者は皆、とある慈善事業団体のメンバーだと突き止めた。そしてもうひとつ、どうやら殺人はアンソン卿の“A”に始まり、名前順に行われているようで……。
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4.1【ミステリランキング4冠! 第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編・第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門・第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇・第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編】実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。裁判の相手方だった人気作家が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182”。被害者が殺される直前に残した謎の言葉。脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査にふたたび引きずりこまれて──。年末ミステリランキングを完全制覇した『メインテーマは殺人』に並ぶ、シリーズ第2弾! 驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。/解説=大矢博子
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-ABCというイニシャルを記したいたずらのような手紙が探偵ポワロのところに届く。だが彼の不吉な予感どおり、アンドーバー(A)でタバコ屋の老婆アリス(A)が殺害される。勝ち誇るかのように第二の手紙はベクスヒル(B)での事件を予告し、カフェの給仕女ベッティ(B)の死体が海岸で見つかる。図に乗った犯人はチャーストン(C)での殺人を予告、ポワロや警察を嘲笑うかのようにカーマイケル卿(C)を殺害する。そして次はドンカスター(D)だ…すべての死体のかたわらにはABC社の時刻表が。無差別殺人を趣味とし、ポワロに特別な恨みをもつ者のしわざなのか? 灰色の頭脳は悩みに悩む。脂の乗りきった時期のクリスティの傑作。
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4.5全米100万部突破!第一次大戦下、暗躍した伝説の女スパイ。実話に基づく傑作歴史ミステリー。 NYタイムズ、USAトゥデイ・ベストセラー! ヒストリカル・フィクション部門第1位!――『The Globe and Mail』紙 ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー!――〈ナショナル・パブリック・ラジオ〉、〈BookBub〉 2017年ベスト・ブック!――〈Girly Book Club〉 1947年、戦争中に行方不明になったいとこを探すシャーリーは、ロンドンの薄汚れた住宅を訪ねる。現れたのは酔いどれの中年女。潰れた指で拳銃を振り回すその女、イヴは元スパイだった――。第一次大戦中、若きイヴは無垢な容姿と度胸を買われ、ドイツ占領下のフランス北部へ潜入する。そこでは凄腕のスパイ“アリス”が無数の情報源を統括していた。語られる壮絶な真実とは? 傑作長編!
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4.0自殺率の異常な増加、動機なき殺人、全米を“何か”が浸食している……。 《FBI捜査官ジェーン・ホーク#1》 スリラーの帝王、カムバック! 終盤の驚愕の展開に、さらなる驚きが待ち受ける。一気読み必至の一冊! ――『インディペンデント』 最強の敵に立ち向かう、したたかで魅力溢れるアンチ・ヒロインの登場! ――『カーカス・レビュー』 ユーモア、人情、ホラー、これぞクーンツの魅力が詰まっている。 ――『タイムズ』 “早く、早く死ななきゃならない”。海兵隊員の夫が、ナイフで自らの首を掻き切る前に書き遺した言葉。それは、FBI捜査官ジェーンの悪夢の始まりだった。調べを進めるうち明らかになる、全米の自殺率の異常な増加。夫同様、才気に溢れ幸せに見えた人々はなぜ発作的に死を選んだのか? やがてある研究所と会員制秘密クラブの存在が浮上し、ジェーンは想像を超えた戦慄の真実を知ることになる――
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-冬のロンドンのボウ地区で、ある朝、下宿屋を営むドラブダンプ夫人は戦慄の光景を目にした。喉を切られた下宿人の遺体が見つかったのだ。殺人かも知れず、有力容疑者を前に、ロンドン警視庁の敏腕刑事と元刑事が事件の解明に奔走する。本書は「密室ミステリの父」の手になる傑作中の傑作。ディクスン・カーも江戸川乱歩も「一大トリックを十分に書きこなしている古典」として絶賛している。
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-短編の名手スレッサーにかかると「殺人」や「犯罪」が血なまぐさくない、さりげない事件となり、殺人者や被害者、はてはごろつきや警察官までもが愉快で憎めない人物になってしまう。つねに「うまい犯罪、しゃれた殺人」を描くことに心を砕いていたヒッチコックは、スレッサーの作品が大いに気に入り、テレビのヒッチコック劇場の常連シナリオ・ライターに起用した。本書は根は善良な小市民、悪党気どりの愛すべき一青年ルビー・マーチンスンを主人公に設定し、ニューヨークのダウンタウンを背景に、彼が思いつく奇想天外な犯罪計画の数々とその皮肉な失敗の経緯を披露する。趣きの変った、大人の童話という感のある作品。
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3.0その古書を開いた者は跡形もなく消えてしまう──そう伝えられるとおりの事件が起きる「古書の呪い」を始め、閉ざされた現場で発生した奇妙な殺人の謎がこのうえなく鮮やかに解かれる「《ブルー》氏の追跡」、陸へ上がったばかりの提督が殺害された奇妙な事件とブラウン神父の鮮やかな推理が光る「緑の人」や「共産主義者の犯罪」など、いずれもチェスタトン特有のユーモアと、逆説にあふれた、粒よりの9編を収録する。全編が必読にして傑作という、奇跡のような〈ブラウン神父〉シリーズ、堂々の最終巻!/解説=若島 正
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3.0逆説の論理の魔術師チェスタトンを代表する、名シリーズの第2集。トリックの凄みでは、名作揃いの巨匠チェスタトン作品のなかでもトップクラスに位置する「通路の人影」、ポオの「盗まれた手紙」にも比肩する「銅鑼の神」、仮装舞踏会を舞台に神父の心理試験反対論を織りまぜた「機械のあやまち」など、いずれ劣らぬ名作12編を収録する。小柄で不恰好、手にした帽子と蝙蝠傘をまるで大荷物のように扱いかねている――とても名探偵とは思えない外見のブラウン神父が明かす事件の真相は、読む者の度肝を抜く!【収録作】「グラス氏の失踪」「泥棒天国」「イルシュ博士の決闘」「通路の人影」「機械のあやまち」「シーザーの頭」「紫の鬘」「ペンドラゴン一族の滅亡」「銅鑼の神」「クレイ大佐のサラダ」「ジョン・ブルノワの珍犯罪」「ブラウン神父のお伽噺」/解説=巽昌章
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3.5奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモア、独特の逆説と警句で、ミステリ史上に燦然と輝くシリーズの第一集。小柄で不器用、団子のように丸く間の抜けた顔。とても頭が切れるとは思われない風貌のブラウン神父が事件の真相を口にするとき、世界の風景は一変する。レストランの塩と砂糖を入れ替えるなど、奇妙な痕跡を残していく二人連れの神父を追う名刑事ヴァランタン。その背景には何が? ブラウン神父初登場の「青い十字架」のほか、大胆なトリックが炸裂する「見えない男」、あまりに有名な警句で知られる「折れた剣」など12編を収める。【収録作】「青い十字架」「秘密の庭」「奇妙な足音」「飛ぶ星」「見えない男」「イズレイル・ガウの誉れ」「狂った形」「サラディン公の罪」「神の鉄槌」「アポロの眼」「折れた剣」「三つの兇器」/解説=戸川安宣
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4.0第四作品集に至っても、未だに驚異的なクオリティーを保つ〈ブラウン神父〉シリーズ。容疑者の詩人の不可解きわまりない行動の謎「大法律家の鏡」、この世の出来事とは思えぬ状況で発生した金塊消失事件「飛び魚の歌」、強烈な真相が忘れがたい「俳優とアリバイ」、常識をはるかに超えたユーモアと恐怖の底に必然的な動機がひそんだ「ヴォードリーの失踪」など全10編を収録する。〈ブラウン神父〉シリーズの精髄ともいうべき逆説とトリックの凄みが横溢する、巨匠チェスタトンにしか書きえない名短編集。【収録作】「ブラウン神父の秘密」「大法律家の鏡」「顎鬚の二つある男」「飛び魚の歌」「俳優とアリバイ」「ヴォードリーの失踪」「世の中で一番重い罪」「メルーの赤い月」「マーン城の喪主」「フランボウの秘密」/解説=高山 宏
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3.2名作揃いの〈ブラウン神父〉シリーズでも、とりわけ傑作が集まっている第三集が、読みやすくなって、新しいカバーでリニューアル! これを読まずして〈ブラウン神父〉シリーズは語れない傑作「犬のお告げ」、チェスタトンならではの大胆で奇想天外な密室トリックが炸裂する「ムーン・クレサントの奇跡」、濃厚なオカルティズムで後世に多大な影響を及ぼした必読作「金の十字架の呪い」、真相の意外さが光る逸品「翼ある剣」など、珠玉の8編を収録する。ブラウン神父の魅力あふれる名推理をご堪能あれ!【収録作】「ブラウン神父の復活」「天の矢」「犬のお告げ」「ムーン・クレサントの奇跡」「金の十字架の呪い」「翼ある剣」「ダーナウェイ家の呪い」「ギデオン・ワイズの亡霊」/解説=法月綸太郎
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4.2雨交じりの風が吹く10月のレイキャヴィク。湿地にある建物の地階で、老人の死体が発見された。侵入の形跡はなく、被害者に招き入れられた何者かが突発的に殺害し、逃走したものと思われた。金品が盗まれた形跡はない。ずさんで不器用、典型的アイスランドの殺人か? だが、現場に残された3つの単語からなるメッセージが事件の様相を変えた。しだいに明らかになる被害者の隠された過去。そして臓腑をえぐる真相。ガラスの鍵賞2年連続受賞の前人未踏の快挙を成し遂げ、CWAゴールドダガーを受賞した、北欧ミステリの巨人の話題作。
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3.0政府の極秘施設に集められた男女5人のハッカー。彼らがそこで見たのは、存在しないはずのプロジェクトだった!真実を知った者は生きて戻れない……。■集団レイプ犯の個人情報をネットで公開し、ハッキング罪に問われた青年チャンス。免責を条件に政府の極秘施設にやってきた彼は同じように連れてこられた男女4人とともにあるプロジェクトに協力するよう言われる。チーム“ゼロズ”として共同生活を始めた5人だったが、奇妙なハッキングテストや何かに脅える施設の住人たち――外界と隔絶された環境のなか、どこかおかしいと気づき始め……。
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3.8バリー賞2018年度最優秀作品 父を狩る。生き延びるために。 映画化決定! 「才気迸る、出色のスリラー!」 ニューヨーク・タイムズ紙 「父への娘の愛憎が物語をより力強くしている」 パブリッシャーズ・ウィークリー誌 「鳥肌が立つほどの衝撃のクライマックス!」 カリン・スローター 拉致監禁犯の男とその被害者のあいだにできた娘――それがわたしだ。原野の沼地で生き抜く術を熟知した父を太陽のように崇めながら、12歳まで電気も水道もない小屋で育った。そう、あの日までは。そして今日、終身刑の父が看守を殺して逃走した。父を捕まえられる人間がいるとしたら、父から手ほどきを受けたわたし以外にいない。父と娘の緊迫の心理戦、究極のサバイバルゲームがいま始まる!
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4.0貴婦人探偵、ワルツの都ウィーンへ――社交界の嫌われ紳士が殺された!事件の鍵は、異国から届いた手紙。エミリー、恋に事件に大ピンチ? 週末のパーティに招待され、婚約者や親友夫婦らと郊外の屋敷に滞在中のエミリー。その屋敷の主人が何者かに頭部を撃たれ殺されてしまった! 容疑者として捕まったのは、前日に彼と口論をしていた親友の夫ロバート。なんとか彼の無実を証明したいエミリーだが、手がかりは週末に被害者のもとへ届いたという差出人不明のウィーンからの手紙だけで……。貴婦人探偵、今度はワルツの都を大奔走!?
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2.0イギリス中の興味と関心をあつめたスタイルズ荘の事件は、ヘイスティングズ大尉が友人の別荘に招かれたときに起こった。再婚して間もない友人の義母エミリーが毒殺されたのである。嫌疑は一族のみんなにかかる。ベルギーから英国に亡命してまもなくエミリーに住まいを世話されたポアロは、恩義も感じて事件解決に乗り出す。…不滅の探偵を生み出した「ミステリの女王」の新鮮さのあふれる処女作。
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4.119世紀半ばのロンドン。17歳になる孤児スウは、下町の故買屋の家に暮らしていた。ある冬の晩、彼女のもとに顔見知りの詐欺師がやってくる。さる貴族の息子というふれこみで、〈紳士〉とあだ名されている、以前スウの掏摸の腕前を借りにきたこともあった男だ。彼はスウにある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その巨額の財産をそっくりいただこうというのだ。スウの役割は、令嬢の新しい侍女。スウはためらいながらも、話にのることにするのだが……。CWAヒストリカル・ダガー受賞&第1位「このミステリーがすごい! 2005年版」海外編ベスト10。
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4.0大人気! 法廷ミステリー・クイズ 陪審員はあなたです。鋭い目と頭脳で 事件の真相を見破ってください。 裁判を開廷します! あなたは、陪審員の一員として評決をくだす立場にあります。 火事や事故といった民事訴訟もあれば、強盗や誘拐といった重大な犯罪もあります。 まずは、法廷で繰りひろげられる、原告と被告の論戦を注意深く聞いてください。 そのうえで、提出された証拠物件を検討し、事件の真相を見きわめなければなりません。 双方の言いぶんは真っ向から対立するでしょう。 しかし、真実はひとつです。 まどわされることなく評決をくだし、法の正義を執行してください。 裁くのは、あなたです!