作品一覧

  • はじめて話すけど…… 小森収インタビュー集
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた子ども時代を、三谷幸喜に理想の〈作戦もの〉とは何かを、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳することの困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、それぞれはじめて話してもらいました――〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をW受賞した評論家による他に類を見ない贅沢なインタビュー集が待望の文庫化。本書では新たに、北村薫に「良き読者」であり続ける秘訣を訊ねています。/【目次】各務三郎「ミステリがオシャレだったころ」/皆川博子「皆川博子になるための136冊」/三谷幸喜「理想の作戦ものを求めて」/法月綸太郎「本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?」/石上三登志「札付きファンのミステリの接し方」/松岡和子「戯曲を翻訳する幸せ」/和田誠「バタくささのルーツを探る」/北村薫「良き作品の良き読者であるために」/あとがき
  • ファーザー・ハント
    -
    1巻660円 (税込)
    ウルフとアーチーは、エーミー・デノヴォと名乗る女性から父親捜しの依頼を受ける。彼女の母親は三ヵ月前に轢き逃げに遭い、エーミーは一人残された。父親は毎月母親宛に小切手を送り続けてきていたのだという。アーチーは、小切手の振出人割り出しから追跡を開始し、それが信託銀行の元頭取サイラス・M・ジャレットだったことを突き止める。エーミーの母親は当時別名でジャレット夫人の秘書を務めていた。だが、調査は暗誦に乗り上げる。ジャレットの息子も父親に該当しないことがわかる。ウルフは捜査中の轢き逃げ事件に着目し、その犯人からのアプローチを試みる。車の運転席に残されていた葉巻の銘柄が唯一の手がかりだった。
  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究
    4.3
    1~14巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名探偵ホームズが初登場! ホームズはワトスンと暮らしはじめるが、ある日、ロンドン警視庁から殺人事件が持ち込まれた。
  • ポワロ登場! 1
    4.5
    1~7巻330~385円 (税込)
    ミステリの女王クリスティの創造したポワロものの面白さ、抜群の冴えは、短編でも遺憾なく発揮される。おなじみヘイスティングズとの絶妙なコンビのやり取りにも、各所でニヤリとさせられる。このシリーズには、6巻と7巻に重厚なポワロもの中編4編をくわえ、ポワロもの中短編全集といってもよいほど、ほとんどの作品を収めてある。
  • ミス・マープルのご意見は? 1
    4.0
    1~3巻330円 (税込)
    セント・メアリ・ミード村で静かな暮らしを送るミス・マープルは、人のうわさ好き。どんな出来事にも興味をもち、好奇心旺盛で記憶力も抜群。編物をしながら、じっと話に耳を傾けている。ガーデニングも好きで、通りかかる人物にも注意を怠らない。そして驚くべき洞察力で、事件の謎を解いてしまう。ミス・マープルは長編「牧師館殺人事件」で初めて顔をみせ、 その後、多くの短編・長編で活躍した。「ミス・マープルの物語は、書いていてとても楽しかった。わたしは、自分が作ったこのおだやかなおばあさんが大好きになってしまいました。読者のみなさんにも好きになってほしいと心から願っています」作者はこう書いた。

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  • 三匹の盲目のねずみ
    -
    1巻440円 (税込)
    田舎の古い屋敷を遺産として受けついだ若夫婦は、慣れない下宿屋を開業した。予約した4人の客は大雪のなか、なんとか宿にたどりつく。その翌朝だった、警察から電話があって、殺人狂がまぎれこんだ可能性が高いという。やがて若い刑事がスキーでやってきた。だが、「三匹の盲目のねずみ」のマザーグースの歌とともに、殺人はやはり起きた。1952年にロンドンで初演されて以来、2012年11月に60周年をむかえ 、世界一のロングラン記録を樹立した戯曲「ねずみとり」の原作!

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  • 赤信号
    -
    1巻550円 (税込)
    クリスティは得意な古典的ミステリー以外に戯曲やファンタジーの色濃いものなど幅広い作品を残したが、怪奇・幻想ものもその一つだった。本書には、表題作のほか、「暗い鏡のなかに」「ジプシー」「カーマイケル卿事件」「青い壷のなぞ」「SOS」「ラジオ」の全部で7編を収録した。

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  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだことが無かったので大人になって今更読んでみました。
    シャーロックホームズが探偵ということは知っていましたが、こうも独特な人だとは…推理パート後の「犯人がわかった」からの物語は最初、あれ?読んでる本変わった?というレベルの変わり様でしたがだんだんと事情が分かって面白い展開でした。ホープの無念が晴らせて良かった一方で、そもそもこんなことか起きなければ…という虚無感も残りました。とはいえ、そうじゃないと物語にならない訳で…
    無色のかせ糸に混じった緋色の糸を白日の元に晒すこと。カッコいい言い回しでした!
    大人が読んでも面白いです!もっと早めに手を出せば良かった…

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    2024年03月15日
  • シャーロック=ホームズ全集3 バスカビル家の犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ワトスンくんをバスカビル家に送り出すときにホームズが「君がベーカー街に戻れることを祈ってるよ」みたいに言ってて、そんな危険だったら行かすなよって思った。
    こーゆーシャーロック・ホームズの狂ってる感じが面白い笑。

    0
    2023年05月17日
  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究

    Posted by ブクログ

    文庫など拘りがないなら
    小学生に薦めるなら最初にこの翻訳をお薦めする。
    (個人的意見です)
    ホームズは色々な翻訳バージョンがあるので
    最初にこれを読んで大筋を掴んでから
    他の子ども向け文庫や一般の文庫など
    お気に入りの翻訳を見つけると良い

    0
    2022年12月19日
  • シャーロック=ホームズ全集3 バスカビル家の犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思えば子供の頃初めて読んだホームズがこの本だった。
    人生初ホームズだったはず…
    名探偵コナンベイカー街の亡霊の映画を観て
    最初に読んだ。
    古本屋で見かけ懐かしくなって再読。
    読んだのが十年以上前なので記憶違いがかなりあり吃驚
    厳密には犬は凶器で真犯人は人間だった。
    小学生にはこのシリーズを薦めたい。

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    2022年12月20日
  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究

    Posted by ブクログ

    僕が読書を始めるきっかけになった本である。
    ホームズはワトソンと出会いルームシェアを始める。
    ワトソンはホームズの職業に興味を持ち、捜査に同行する。
    あの時と同じだとかつて自分が読み始めた感覚を思い出した。
    因みに現在漫画で連載されているホームズでは変装していたのはホープではなくモリアーティの仲間である。

    0
    2022年05月20日

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