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私は“善人”か、それとも“悪人”か。
「ねえ……あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。
そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤だった。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。
「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞い、誰もが彼の自殺を疑わず悲しんだ。
しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変し……。
語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りになる。秘められた真実が心をしめつける、著者渾身のミステリー!
Posted by ブクログ 2024年01月13日
おぉ、、。私が先生を殺したってそういう意味だったんだね。黒板に誰が書いたのか明らかになってスッキリすると思ったけどモヤモヤが残る最後。ブラックが過ぎる。学校という名の企業を守るために必死な上司たちと生徒を守るのに必死な教師。優しいがゆえ戻れない闇に落ちてしまったのかな。正直者は救われる世の中であって...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月27日
何かで紹介されていた。
人気のある高校教師が、全校生徒の見ている前で校舎の屋上から飛び降りた。その教師と関わった生徒が、次々と語り手となって、それぞれの視点から見た状況を語り、なぜそこに至ったのかの真相を明らかにする、という内容。
今どきの高校生活は知らないが、生徒側も教師側も描かれ方がリアルだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月04日
奥澤先生ぇぇ…泣
ハラハラ展開だったのに急に悲しくなるじゃん…
各人物の視点から色々な事実がわかっていく、よくある手法。文章も読みやすく、かなりスッと入ってくる。悪く言えばライトすぎてちょっと印象が薄いかも…
とはいえ、奥澤先生の曲げない意思には心打たれました。
受験が控えてる3年生は確かに何かとピ...続きを読む
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