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全米100万部突破!第一次大戦下、暗躍した伝説の女スパイ。実話に基づく傑作歴史ミステリー。
NYタイムズ、USAトゥデイ・ベストセラー!
ヒストリカル・フィクション部門第1位!――『The Globe and Mail』紙
ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー!――〈ナショナル・パブリック・ラジオ〉、〈BookBub〉
2017年ベスト・ブック!――〈Girly Book Club〉
1947年、戦争中に行方不明になったいとこを探すシャーリーは、ロンドンの薄汚れた住宅を訪ねる。現れたのは酔いどれの中年女。潰れた指で拳銃を振り回すその女、イヴは元スパイだった――。第一次大戦中、若きイヴは無垢な容姿と度胸を買われ、ドイツ占領下のフランス北部へ潜入する。そこでは凄腕のスパイ“アリス”が無数の情報源を統括していた。語られる壮絶な真実とは? 傑作長編!
Posted by ブクログ 2024年04月15日
大学生のシャーリーは母親に連れられて墮胎手術を受ける旅行を抜け出し、戦時中に行方不明となったいとこのローズを探すたびに出た。彼女の働き口の報告書にあったイヴリンという名前を手がかりに彼女の家へと訪ねる。彼女は最初はシャーリーを追い払おうとしたがローズの働き口のレストランの名前を聞くと一緒に旅に出るこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月02日
第一次世界大戦1914〜1918、
死者1000万人以上
第二次世界大戦1939〜1945、
死者6000万人以上
この二つの戦争が二十世紀前半に、
嵐のように吹き荒れた。
自暴自棄となりながらも、戦時中に行方不明になった従姉妹のローズを探すシャーリー。
戦時中スパイだった、アル中の中年女性イヴ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月03日
こちら「おすすめ文庫王国2020」の第1位。
それを見た時からずっと読もうと思っていたのだけれど、650余頁の厚さに躊躇したまま1年以上経ってしまった。
買った後も暫く積読していたが、この前に読んだ「革命前夜」に触発されて、引続きヨーロッパの話にしてみる。
1915年に始まるイブの話と1947年の...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月29日
好きなセリフ「飢えは思考を研ぎ澄ます」
スパイの心意気がカッコいい。
心を隠し演じて騙し、相手の表情の揺らぎを読む。スリル感はスパイ小説ならでは醍醐味。
第一次世界大戦下フランスへ、ドイツ軍の情報を得るためにスパイとして派遣されたイヴ。イヴは、ドイツに協力する暴利商人ルネ・ボルデロンの元でウェイト...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月14日
女同士の真の友情は無いとも言われるが、この小説の中では第一次世界大戦でフランス軍のスパイとして活躍したリリー、イブの真の友情と第一次世界大戦で全てを失ったイブと第二次世界大戦で大切な人二人を失ったシャーリーの間の真の友情、硬い絆が確かめられる。
リリーとイブは、女性に能力などないと信じられている...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月01日
1947年、戦争中に行方不明になったいとこを探すシャーリー。手がかりは一人の女性・イヴ。尋ねてみると、イブは酔いどれ、しかも指は潰れたいた。イヴは元スパイだった。第一次大戦中、ドイツ占領下のフランス北部へ潜入。凄腕のスパイ“アリス”が無数の情報源を統括していた。イヴの過去、いとこの運命は? 傑作長編...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月18日
偶然にも似たような小説に連続して出会うことが時々あるのだが、今回もそう。
こないだ「コードネーム・ヴァリティ」を読み終わった後すぐに本作である。
女性主人公2人目線、主人公は女スパイ、舞台はヨーロッパ戦線。WW1とWW2の違いがあるとはいえ、敵役はドイツ(とそれに加担する組織や個人)
読んでいけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月20日
オススメ文庫王国から。2019年度第一位。同誌のチョイスはやっぱり間違いないよな、と思わされるに十分な高品質作品。実際の史実が絡むと、重要人物は登場させておかないと的意図が生じがちなのか、やたら出てくる人が多くなりがちな気がするけど、本作はギュッと絞られていて、非常に好感が持てる。更にはそのおかげで...続きを読む
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