光文社の検索結果

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  • 夜想曲
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    オルゴール修復師・雪永鋼のもとに、遺産相続の話が舞い込む。いちど修理を引き受けたことはあるものの、直接会ったこともない洋服量販店の創業者が、所有しているオルゴールすべてを遺贈する、というのだ。理由がわからず、戸惑う鋼のもとに、相続放棄を唆す脅迫状が届く――。壊れたオルゴールが、鋼の手によって失われた音楽を取り戻したとき、奏でられた真実とは? 清廉な筆致で静かな感動を呼ぶ、傑作本格推理。
  • 外田警部、カシオペアに乗る
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    農協の経理のような顔に、昭和の哀愁を感じさせる銀縁眼鏡。よれよれにくたびれたスーツに、安手のコート。ところ構わず葉巻の煙を噴き上げ、口を開けば方言丸出し――。冴えない外貌ながら、「猟犬」としては超一流の外田は、連続強姦殺人犯の行方を追って、東奔西走の身。しかし、行く先々で、謎めいた殺人事件に遭遇する。それも、容疑濃厚な被疑者に限って鉄壁のアリバイに守られているのだ……。傑作本格探偵小説集。
  • 鳥辺野心中
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    「この坂で転ぶと三年以内に死にます」京都東山・三年坂の言い伝えが現実のものに。樋口が女子校の教師になって二年目の夏、教え子・音葉の母親が自殺する。このとき放った一言、そして5年後の再会により、樋口の人生は音も立てずに崩れていく。男のずるさ、女のこわさ、エゴイズムを描き切り、生と死をあぶり出す衝撃作!
  • 覇王の贄
    4.0
    「一対一での勝負で此奴を殺せる者を連れて来い」。覇王・織田信長が拾った、最強の剣客。誰にも負けない。殺すまでやめない。その男を、殺せという。秀吉、長秀、勝家、利家、嘉隆、そして光秀。命を受けた信長麾下の名将たちが、次々と刺客を差し向けるが……。圧倒的な強さを持ち、馴れ合うことを拒絶する、血に飢えた化け物。信長が惚れ込んだこの男・新免無二斎に、死角はないように見えた――。ド迫力の格闘時代小説!
  • 勝負(ガチ)!
    -
    深夜の牢獄で。鬱蒼とした森の奥で。焼け落ちんとする家の中で。騙されて飛び出した、夜闇の狭間で。戦死者の折り重なる戦場で。舌舐めずりする観衆の面前で――。一対一、素手。物語は全編決闘のみで綴られる。様々な時代・場所で、やむにやまれぬ事情によって、人生のすべてを賭けて展開される真剣勝負。戦闘描写の鮮烈さで注目される時代・歴史小説の新星がディテールにこだわりぬいて書き上げた、異色の格闘時代小説連作集。
  • 中国が世界地図から消える日~狡猾な中国ネズミは沈み行く船から逃げ出し始めた~
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    政府高官の腐敗、貧富の格差拡大、経済破綻、農民・少数民族の暴動・テロ、そして深刻な環境汚染。夢破れた中国。長年大衆を欺いてきた「反日」という中国共産党指導部の目眩まし政策もすでに限界にきている。中国で今起きている「亡党亡国」への激流はもはや誰にも止めることはできない。すでに狡猾な富裕層は資産を国外に移し、家族の海外移住を進めている。13億の民が中国を捨てる日が目前に迫っている。
  • 新宿物語
    -
    1巻1,320円 (税込)
    大学生になった僕は、歌舞伎町に入り浸るようになっていた。恋人と別れ、フーテン生活を送る日々。街頭で自作の詩集を売る仲間や学生運動に身を投じる者など、個性的な人々との濃密な出会いがあった――。ビートルズやツイッギーが日本の巷を賑わした昭和40年代の新宿を舞台に、フーテン生活を送る大学生の僕と、若者たちの生きざまを赤裸々に描く。
  • 心臓異色
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    スーツ姿から「会社員」と呼ばれた稀代の大泥棒は、運命の女性と出会い泥棒から足を洗うことに。二人が見つけた新居は、過去に盗みに入ったことのある中古の一軒家だった――(「家を盗んだ男」)。ユーズド人工心臓を移植してから、食べ物の好みや行動が変わってしまった男。心配する恋人の説得で、その心臓の前のオーナーをたどってみると――(「心臓異色」)。異色作家が描く、どこか懐かしくてすこし不思議な短編集。
  • 神学・政治論(上)
    5.0
    スピノザは本書で聖書のすべてを絶対的真理とする神学者たちを批判し、哲学と神学を分離し、思想・言論・表現の自由を確立しようとする。スピノザの政治哲学の独創性と今日的意義を、画期的に読みやすい訳文と豊富な訳注、詳細な解説で読み解く。『エチカ』と並ぶ主著、70年ぶりの待望の新訳!
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)
    4.2
    トム・ソーヤーとの冒険で大金を得た後、まっとうな(でも退屈な)生活を送っていたハック。そこに息子を取り返そうと飲んだくれの父親が現れ、ハックはすべてから逃れようと筏で川に漕ぎ出す。身を隠した島で出会ったのは主人の家を逃げ出した奴隷のジムだった……。小中学生から楽しめる内容でありながら、大人の読者はこの物語の世界観と奥深さに魅了され、アメリカ文学の最高傑作と称される理由を知ることができるでしょう。
  • 緋文字
    3.9
    17世紀ニューイングランド、幼子をかき抱いて刑台に立った女の胸に付けられた「A」の文字。子供の父親の名を明かさないヘスター・プリンを、若き教区牧師と謎の医師が見守っていた。不倫の罪を背負いながらも毅然と生きる女、罪悪感に苛まれ衰弱していく牧師、復讐心に燃えて二人に執着する医師――各々の罪を抱えた三つの魂が交わるとき、緋文時の秘密が明らかに! アメリカ文学屈指の名作登場。(『THE SCARLET LETTER』改題)
  • 屋上と、犬と、ぼくたちと
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    ガソリンスタンドでバイトをしている野村修司は、アパートの新聞受けに謎のメモがはさまれていることに気付く。それは小学校時代に起きた不幸な出来事を指しているようだった。仲間と拾った子犬を内緒で飼っていた秋葉ビルの『屋上の屋上』から、台風の日に仲間の一人、オッタが転落して亡くなったのだ。バイト先のミステリー好きの店長にメモを見せると、オッタの死に不審を抱き、メモの主を突き止めようと言い出すのだが――。
  • 特捜班危機一髪~警視庁特捜班ドットジェイピー~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    警視庁イメージアップのため(安易に)結成された戦隊ヒーロー“ドットジェイピー”。5人の美男美女警官(ただし性格に難アリ)の行く手を阻むのは、都知事のいやらしすぎる陰謀か!? それとも色と欲か!? インテリ、腐女子、Jr系、マッチョ、ロリ巨乳――キャラ立ちまくりの戦隊ヒーロー、ニッポンの平和をかき乱す!?
  • 東京にオリンピックを呼んだ男~強制収容所入りを拒絶した日系二世の物語~
    3.7
    戦後日本復興の起爆剤となったと言われ、1964年に開催された東京オリンピック。その招致と開催の陰に一人のアメリカ在住日系二世・フレッド和田の尽力があったことを忘れてはならない。敗戦で失った日本人の自信と勇気をとり戻すために東京でのオリンピック開催が不可欠と考えた和田は、単身南米各国を訪れ招致活動に奔走した。祖国への熱き思いを胸に不可能と思われた東京オリンピック開催を実現させた男の感動の物語。
  • 歴代知事三〇〇人~日本全国「現代の殿さま」列伝~
    4.0
    平均在任期間一〇年、累計三〇〇人弱しかいない歴代公選知事たちは、故郷のためにいったい何をしたのか? 「現代の殿さま」たちの業績・列伝を、四七都道府県別に網羅する。
  • 時空眼
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    1965年。IT技術のみ異様に発達した異空間の日本では、犯罪抑止と新産業確立による雇用拡大のため、全国民にアメリカ開発の極小GPS「時空眼」を体内に埋入する義務がある。時空眼には、アメリカの陰謀で埋入者を一瞬にして殺すことが出来る機能が隠されていた。それに気付いたソ連はシステムを乗っ取り、政治家2人を暗殺。窓際に追いやられた刑事と女性議員が真相解明に挑むが――。陰謀と復讐が渦巻くエンタテインメント!
  • 喧嘩の勝ち方~喧嘩に負けないための5つのルール~
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    “言論界の武闘派コンビ”佐高信と佐藤優がそれぞれの「実戦」を振り返りつつ喧嘩論を披露。喧嘩とは「強い者」への挑戦であって、決して弱い者イジメのものであってはならないとする二人。本書は、●猪瀬直樹前東京都知事との仁義なき戦い、●佐藤優VS.検察、●権力者を嗤う、●「特定秘密保護法」問題の正しい読み方、等に触れ、避けられない喧嘩にはどう対処したらいいか、勝つためにはどう戦ったらいいのかを伝授する。
  • 悪霊 1
    4.0
    最近わたしたちの町で、奇怪きわまりない事件が続発した。町の名士ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の奇妙な「友情」がすべての発端だった……。やがて、夫人の息子ニコライ・スタヴローギンが戻ってきて、呼び寄せられるように暗い波乱の気配が立ちこめはじめる。ドストエフスキー最大の問題作、新訳刊行なる!
  • 伝説の日本史 第1巻~神代・奈良・平安時代 「怨霊信仰」が伝説を生んだ~
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    神話というと完全なフィクションで、歴史を考える上での史料的価値を全く認めないという考え方の人がいます。しかし、わたしは神話というものは、ある程度、安定した世の人々が、先祖の過去の業績を称えるために作るものですから、すべてが嘘と考えるのは無理があると思います。(本文より) 伝説はなぜ生まれ、語り継がれてきたのか? 伝説に秘められた驚愕の真実を井沢元彦が暴く!

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  • REM
    5.0
    東京多摩地区で残酷で奇怪な連続殺人事件が発生。ところが、逮捕された容疑者は犯行時の記憶がなく、睡眠中に誰かに操られたと主張。犯人の「脳」で何が起こっているのか? 眠る人間の深層意識に入る「潜脳」という特殊能力を持つ少年・亮介が容疑者の脳に潜入する――。『バイオハザード2』『鬼武者』『モンスターハンター』などを手がけたゲーム界のカリスマと小説界注目の気鋭による完璧なるエンタテインメント長編!

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  • ユダヤ人と近代美術
    5.0
    本書に登場するのは、時代と場所に恵まれ、才能と運に恵まれ、歴史に名を残すことになった一握りのユダヤ系芸術家たちである。有史以来、離散、追放、移住、迫害を余儀なくされてきた人々は、どのようにして美術という世界と関わり、そこに自らの生を託してきたのか――。これまで、いくつかの理由で語られることのなかった〈美術をめぐる静かな闘争〉を綴った貴重な物語。
  • ボロい東京
    4.0
    錆、苔、扉、管、看板、郵便受け、物干し竿、たばこ屋……。ボロいのに、いや、ボロいからこそ美しい。ありふれたように見えて実は東京から消えかかっている(あるいは既に消えてしまった)ボロい風景の数々を、20年以上街歩きで撮りためてきたスナップ写真から厳選。「ボロさ」の美しさ、楽しさ、懐かしさを伝える写真集。再開発では絶対に作ることのできない、東京右半分を中心にした本物のストリートがここに。
  • 新書100冊~視野を広げる読書~
    3.6
    今、何を読めばよいのか? 日増しにあふれる情報の海で、真に頼れるメディアは何なのか? 多彩な領域の専門家が、各分野の核心をコンパクトにまとめる「新書」もその一つ。本書では、近年に刊行された5000冊の新書から100冊を厳選。学問の最先端から、きょうのニュースの背景まで。現代のエッセンスを1冊に凝縮。素朴で身近な100の「問い」から、新たな視界が開けてくる。この1冊で、「知」の足場を築く。
  • 料理で味わう世界の歴史文化体験 ペク・ジョンウォンのめざせ!料理王 韓国 1
    -
    韓国でもっとも有名な外食経営専門家&料理研究家のペク・ジョンウォン氏が手がける初のマンガ。日本やイタリア、タイなどを巡り、子どもたちとともに各国の料理に触れ、料理にまつわるクイズや名物料理対決を通じて、その歴史・文化への理解を深めて成長していくという学習マンガシリーズの日本語版。舞台は韓国。キンパ、キムチ、ビビンパ……登場人物みんなが愛する母国料理がテーマの一冊は、お茶目なペク先生も見どころです!
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~
    4.4
    インド北部に生まれた王子は、人の苦しみを乗り越える道を探るべく、29歳で裕福な生活を捨て、修行の旅に出る。そして6年ののちに「目覚めた人」すなわちブッダとなると、残りの生涯を説法に捧げた。人々の質問に答え、有力者を教え諭すブッダのひたむきさが、いま鮮やかに蘇る。
  • 小公子
    4.1
    心優しく美しい少年セドリックは、ニューヨークで母親と暮らしていたが、7歳のある日、自分が英国の貴族ドリンコート伯爵の唯一の跡継ぎフォントルロイ卿であることを知らされる。渡英して祖父の住む城で教育を受けることになるが……。格調高くて読みやすい新訳と、C・E・ブロックによる壮麗な挿絵・口絵で蘇る不朽の名作。
  • マルテの手記
    3.5
    大都会パリをあてどなくさまようマルテ。「見る」ことを学ぼうと、街路の風景やそこに暮らす人々を観察するうち、その思考は故郷での奇妙な出来事や、歴史的人物の人生の中を飛び回り……。「都市で浮遊する彼の精神がとらえた不安げで不確定な世界の印象を、ぜひ味わっていただきたい。……テクストの空間的・時間的拡がりを楽しみながら、マルテを追跡していただければ幸いである」(訳者まえがきより)
  • レーニン
    3.7
    「巨人の全貌を映し出すには、巨大な鏡が必要」であり、その鏡となりうる唯一の人物だったトロツキーが、熱い共感と冷静な観察眼で鮮やかに描き出した「人間レーニン」。レーニンの死の直後、本書の主要部分はスターリンによる迫害の予感のなかで書かれた。「ソ連共産党とソ連全体が全体主義の悪夢に飲み込まれてしまう」直前だからこそ「等身大」に描きえた、珠玉の回想録。ロシア語原典からの初めての翻訳。
  • 永続革命論
    4.0
    「プロレタリアートによる権力の獲得は、革命を完成させるのではなく、ただそれを開始するだけである」。自らが発見した理論と法則によって権力を握り、指導者としてロシア革命を勝利に導いたのち、その理論と法則ゆえに最大級の異端として、もろとも歴史から葬り去られたトロツキー。その革命思想の理論的核心を展開した最重要の著作を、ロシア語原典から訳出。付録として本邦初訳の「レーニンとの意見の相違」ほか5論稿収録。
  • 宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました~会社で死にそうだったバリキャリ女子が、人生で奇跡を起こした方法~
    5.0
    心も体もボロボロ。頑張れば頑張るだけ逆の結果になっている今こそ良い機会と思い、「スピリチュアルの本に書かれているようなことを、会社勤めをしながら実践してみよう。自分に対して“人体実験”をやってみよう」と決意したら、人生のすべてがうまく回り始めました! アメブロで大人気のスピリチュアルコンサルタント待望のデビュー作。好きなことをして生きていきたい」という方必読。
  • マネジメント術で読むプロ野球監督論
    4.6
    原辰徳、落合博満、岡田彰布、伊東勤、栗山英樹、緒方孝市、工藤公康、辻発彦、高津臣吾、中嶋聡、新庄剛志、阿部慎之助。彼らは頑固と柔軟、安定と挑戦、温情と冷徹といった矛盾する問いとどう向き合ってきたか。マネジメントのスタイルは時代を経てどのように変わったのか。強いチームを作る普遍的な方法はあるのか。『データで読む 甲子園の怪物たち』がヒットした野球著作家が、各監督の特徴を徹底分析。
  • ソクラテスの思い出
    3.7
    アテナイ出身の軍人・文筆家クセノフォンが、師であるソクラテスの日々の姿を自らの見聞に忠実に記した追想録。師への告発に対する反論と、徳、友人、教育、リーダーシップなどについて哲学するソクラテスを、同世代で同門のプラトンとは異なる視点で描いた、もうひとつの「ソクラテスの対話」。対話篇のソクラテスは相手を問い詰めてちょっとおっかない感じがしますが、ここでは教育者としての師の姿が描かれています。
  • 紅子
    -
    1944年の満州。馬賊の城塞に関東軍の偵察機が単独で突っ込んできた。パイロットは絶世の美女、吉永紅子。子供たちを救出しにやって来たという彼女に、冷徹な首領・黄尚炎たちは呆れる。馬賊の首領と関東軍将校を翻弄する、無茶で破天荒な紅子――。そして暗躍する金塊を狙う輩たち。紅子を軸に、欲望渦巻くサスペンスフルな冒険譚が今、開幕する!
  • とはずがたり
    3.8
    後深草院の寵愛を受け、14歳で後宮に入った二条は、その若さと美貌ゆえに多くの男たちに求められるのだった。そして御所放逐。尼僧として旅に明け暮れる日々……。書き残しておかなければ死ねない、との思いで数奇な運命を綴った、日本中世の貴族社会を映し出す「疾走する」文学!
  • ロレンザッチョ
    -
    メディチ家の暴君アレクサンドル。放蕩の手先を務め腹心となって主君の暗殺を企てる従弟のロレンゾ。義妹チーボ侯爵夫人へのアレクサンドルの恋を利用して権力を握ろうとするチーボ枢機卿……。謎に満ちた暗殺事件を、二人の若者の間に交錯する権力とエロスを軸に描いたミュッセの代表作。日本で初めて上演(1993年)してから23年。満を持して完全版の新訳での刊行!
  • 実践理性批判1
    5.0
    「人間が真の意味で自分を自由であると認識できるのは道徳法則があるからであり、また自由が存在しなければ道徳的な法則をみいだすことはできなかった。」本書は、思弁的な理性を批判した『純粋理性批判』につづくカントの第二批判書であり、倫理学史上、最も重要な古典である。
  • 日本経済の分岐点
    NEW
    -
    2026年の衆議院選挙は、責任ある積極財政と成長重視の政策を掲げた高市早苗政権への期待を背景に、自民党の歴史的勝利に終わった。長期停滞から脱し、日本をふたたび成長させたいという国民、特に若い世代の思いがその原動力となった。本書は、サナエノミクスを徹底検証し、その成功条件とリスクを探る。
  • arikoの、今晩なに作る? ありこんだて
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インスタグラムフォロワー14万人超のarikoさんによる、はじめての献立をテーマにした料理本。女性誌『HERS』の連載2年分を書籍化! 「今日は○○風」とテーマを決めて楽しく取り組むariko流の献立の立て方が満載です。あと一品足りない……というときにも使えるレシピ106品を収録。そのほか、お気に入りの調味料、調理器具、お悩みQ&Aのコラム付き。
  • 風の轍
    -
    織田信長が台頭しようとする戦国の世。越前随一の商家「鍋谷」の娘・志乃は、何不自由ない暮らしを送っていた。しかし、父の抜け荷の罪が発覚し、苛烈な裁きが下る。両親は自害し、間一髪で逃げのびた志乃にも、生き地獄の日々が待っていた――。「いつか故郷に返り咲く」。時の権力者の盛衰に翻弄されながらも、誇り高く生き抜く、美しき女商人の波瀾万丈の半生!
  • 男が「よよよよよよ」と泣いていた~日本語は感情オノマトペが面白い~
    4.0
    「ワンワン」など動物の声や「ドッカーン」などの物音、「ひらひら」など物事の状態や様子を写す言葉「オノマトペ」を日本人はこよなく愛してきた。本書では日本人の泣く声や様子、笑う声や笑う様を表わすオノマトペに焦点を絞り歴史の糸を手繰り寄せる。「ウェラウェラ」「ツブツブ」「ホヤホヤ」など予想外のオノマトペが続出、そこに潜む日本人の認識の仕方や時代性も追究。オノマトペ研究の第一人者による斬新な日本語の歴史。
  • 誰もが嘘をついている~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性~
    4.0
    人はSNSやアンケート調査には嘘をつくが、グーグルやポルノサイトなどの検索窓には本当の欲望や本心を打ち明ける。そんな膨大な「ビッグデータ」をグーグルの元データサイエンティストが分析。米国の隠れた人種差別を暴き出すのを皮切りに、世界の男女の性の悩みから、名門校入学の効果、景気と児童虐待の関係まで、通説とはまったく違う人間と社会の真の姿を明かしていく。驚くべき事例満載でおくる全米ベストセラー!
  • 詩学
    3.7
    「カタルシス」「模倣」の概念を用いて古代ギリシャ悲劇を定義し、ストーリー創作としての詩作の要になる「逆転」「再認」「受難」などについて分析した最古の芸術論。「語学」の幻の喜劇論との関連が注目される『コワスラン論考」の全訳を、詳細な解説とともに付す。後世に与えた影響は巨大であり、現代に至るまで、およそ芸術を論じた西洋の文学者や思想家で『詩学』をまったく参照しなかった人物は見当たらないくらいの必読書。
  • 不敵な男(上・下合冊版)
    -
    1巻1,254円 (税込)
    石川豊太(いしかわぶんた)は山羊(やぎ)を相手に自慰(じい)にふけるうち、急所を蹴られて巨根(きょこん)の持ち主となる。人生何が幸いするかわからない。女にもてた。苦学の末、弁護士になり、その間に覚えた経済のカラクリと勘のよさで、次々と事業を成功させていった。実力をつけた豊太は、銀座に次々とバー・ビルを建設した。やがて豊太は、企業規模を拡大するため、鉄道やゴルフ場経営にも乗り出すが……。
  • 石川五右衛門(上・下合冊版)
    -
    野伏(のぶせ)りに襲われ父と妹を失った五右衛門は成長し、やがて父と妹の仇討ちを果たすべき時が近づく――。天正七年。祝言を上げた五右衛門には、天下騒然とする中、だれ言うとなく、盗賊の頭目だという噂が……。釜煎りのとき、五右衛門の一念が貫いたものは!? まったく新しい視点から描く五右衛門の生涯。
  • 幕末最後の剣客(上・下合冊版)
    -
    瓦解寸前の江戸幕府にあって「幕府に人材はいないが、ただ一人伊庭八郎あり」と薩長から称賛された〈幕末最後の若き剣客・伊庭八郎〉と、世評とは違い、黒い疑惑がつきまとう榎本武揚像とを対照的に描き、歴史の歪曲を問う長編時代巨編! 幕末の麒麟児、伊庭八郎の潔く、爽快な生涯を活写する、全900枚の大作の〈上・下巻合本版〉。
  • 星の旗(上・下合冊版)
    -
    1巻1,254円 (税込)
    元特攻隊員の木島一郎は、暴力団の餌食となり、娘一家が心中。心の恋人・香子まで毒牙にかかった。背後には、かつての上官で政界のボスの影が!? 木島は復讐の狼煙ををあげ、戦友だった七人と平成天誅組を結成。暴力団と黒幕の政治家に牙を剥く。老いに屈せず、自らの可能性を信じて戦う、勇者たちの物語を描く、永遠の青春小説!

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  • 星の陣(上・下合冊版)
    -
    1巻1,254円 (税込)
    二年前暴力団黒門組に、家族を崩壊され、今また心の恋人・降矢美雪を陵辱、殺害された旗本良介は、秩父に隠した旧陸軍の武器を手に、かつての部下に呼集をかけた。訓練でカンを取り戻した七人の老兵士は奇襲戦法で敵を追い詰めるが……。最新兵器に立ち向かう、銀の戦士(シルバー・ウォリアーズ)たちの凄絶な死闘を描く大河アクション、全1冊合冊版。

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  • ネットワーク科学が解明した成功者の法則
    4.3
    似た業績でも功績を認められる人とそうでない人がいるのはなぜ? 最終学歴の差はのちの年収にどう関係する? どうして最初の発明者は見過ごされがちなのか? 世界が注目する理論物理学者バラバシが、ノーベル賞、現代アート、スポーツ、ヒットチャート、資金調達などあらゆる分野の膨大なデータと最先端の分析システムを駆使し「業績(パフォーマンス)」と「成功」の関連を解明。成功者に共通して見られる5つの法則を明かす。(『ザ・フォーミュラ~科学が解き明かした「成功の普遍的法則」~』改題)
  • ゴルギアス
    4.6
    古代ギリシャの演説の技術、弁論術をめぐり、ソクラテスがゴルギアスら3人と交わした対話篇。人びとを説得し、自分の思い通りに従わせることができるという弁論術の正体をあきらかにすべく、ソクラテスは弁論術教師のゴルギアスと弟子ポロス、アテネの若き政治家カリクレスを相手に厳しい言葉で問い詰め、論駁する。理想政治を追い求めるプラトンが、この時代の社会と政治の現実に対して投げかけた、告発と批判の書。
  • 子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力~
    4.4
    好奇心を突き動かしつづけるのは「知識」であり、知識を得るには「労力」が必要だ。いっぽう、幼少期の環境に由来する「好奇心格差」は、深刻な経済格差に発展しかねない。はたして、いま私たちが自分のために、そして子どもたちのためにできることとは? 好奇心がいかに生まれ、育まれ、なぜ人間に好奇心が必要なのかを、多彩な例を引きつつ解明。親、教育者、そして知的意欲に溢れるビジネスマンまで必読のノンフィクション。
  • ネットで故人の声を聴け~死にゆく人々の本音~
    4.0
    インターネットと「死」をとりまく環境は時代によって大きく変化していく。消えずに残された過去は、生きている私たちの現在と未来をどう方向づけるのか? 故人がインターネットに残した足跡とどう向き合うのが正解なのか? 空間や時間をこえて届いた鮮烈なメッセージに耳を傾ける。「東洋経済オンラインアワード2021」MVP獲得の好評連載が一冊に。
  • JJとその時代~女のコは雑誌に何を夢見たのか~
    3.7
    数々の人気モデルを輩出し、女子大生を夢中にさせ、部数80万を誇った雑誌は、時代の波に飲みこまれたのか――。そんなJJに象徴される数々のファッション誌は、なぜ多くの女性の心をとらえたのか。単なるファッション情報を得るだけに留まらず、女性たちは雑誌に何を託し、何を夢見たのか? 慶應義塾大学卒、自らもJJ的記号のただ中で青春を過ごした作家・鈴木涼美による、雑誌の時代への限りない愛着をこめた挽歌。
  • 洋画家の美術史
    3.8
    あちこちの美術館や切手で見たことはあっても、実はよくは知らない「洋画」の世界。日本の近代そのものを象徴する、まるで洋食のオムライスのような存在として、改めて絵画ジャンルとしての「洋画」を考える。画家たちの波瀾万丈な一生を追いながら、作品と美術史的な流れをわかりやすく解説。カバーをはじめ全編にわたってちりばめられた著者の自筆イラストは必見。洋画愛あふれる一冊。
  • テアイテトス
    3.0
    知識とは何か、ほんとうに知っているとはどういうことかを主題に、ソクラテスの助産術などのエピソードをまじえ、知識と知覚について、相対主義批判、記憶や判断、真の考えなどとの関係について対話を重ね、若き天才数学者テアイテトスを「知識の哲学」へと導く、プラトン絶頂期の最高傑作。みずから考え、学ぶことの大切さを考えさせるスリリングな対話篇。
  • 大盗賊・日本左衛門(上・下合冊版)
    1.0
    八代将軍吉宗の頃、日本左衛門率いる一味が、東海道筋を荒らしていた。ある日、豪農の娘・佐和を凌辱しようとするが、柳生流の達人・高田賛四郎に阻まれた。老中は火付盗賊改に左衛門一味の探索を命ずる。一方、賛四郎は独自の捜索を開始、ついに京に潜伏する左衛門を見つけだした。最後の決闘は如何。手に汗にぎる痛快時代巨編。
  • 柳生秘帖(上・下合冊版)
    5.0
    家康の遺品、名刀・三池典太が盗まれた。能楽宗家の嫡男で、柳生流の使い手、金春七郎は、名刀の行方と、不穏な天下の形勢を探る旅に出る。そこで察知したものは、全国で多発的に反乱を起こそうとする由井正雪の陰謀だった。その中には将軍位をうかがう、紀州も加わっていた。柳生列伝から抹殺された天才剣士を描く伝奇巨編、上下巻合冊版。
  • オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家~ゾラ傑作短篇集~
    4.0
    完全に意識はあるが肉体が動かず、周囲に死んだと思われた男の視点から綴られる「オリヴィエ・ベカイユの死」。新進気鋭の画家とその不器量な妻との奇妙な共犯関係を描いた「スルディス夫人」など、稀代のストーリーテラーとしてのゾラの才能が凝縮された5篇を収録。
  • 崩れゆく絆
    4.2
    古くからの呪術や習慣が根づく大地で、黙々と畑を耕し、獰猛に戦い、一代で名声と財産を築いた男オコンクウォ。しかし彼の誇りと、村の人々の生活を蝕み始めたのは、凶作でも戦争でもなく、新しい宗教の形で忍び寄る欧州の植民地支配だった。全世界で1000万部のベストセラー、アフリカ文学の父アチェベの記念碑的傑作待望の新訳!(『THINGS FALL APART』改題)
  • 混沌(カオス)の城〈上・下合冊版〉
    -
    1巻1,232円 (税込)
    大異変によって、日本は跋扈する妖魔、割拠する戦国武士の坩堝と化した。邪淫の妖蟲に妻と父を犯された伊吉は、豪剣・武蔵に救いを求める。蟲を操る美麗の魔人・蛇紅。残虐な「螺力」の使い手・九魔羅。激闘に次ぐ激闘! 犯し抜いて肉奴とした女を淫蟲が引き裂く。読む者を瞬く間に異界に叩き込む、著者会心のノンストップ大河伝奇巨編合冊版!
  • 失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~
    4.2
    色彩感あふれる自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、連鎖する譬喩……深い思索と感覚的表現のみごとさで20世紀最高の文学と評される本作が、豊潤で絢爛たる新訳でついに登場。第1巻では、語り手の幼年時代が夢幻的な記憶とともに語られる。プルーストのみずみずしい世界が甦る!〈全14巻〉
  • 希望に向って走れ~第九号棟の仲間たち~
    NEW
    -
    異能の殺人者は、生まれたばかり!? ある日、若き大富豪・芳子のもとを〈天才科学者〉ドクター・フランケンシュタインが訪れ、「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴える。「あいつ」は自分が作ったのだと。一方、タレントの有田敦子は、不思議な若者〈アツオ〉と出会う。その後、敦子の共演者が転落死。事件に不審を抱いた芳子たちは、奇妙な転落死の陰に〈アツオ〉の存在を見つける! 大人気シリーズ、最新作!
  • 人口減少ええじゃないか論
    NEW
    -
    急激な人口減少でも、いまだタワマン作って空家増やし、新幹線あるのにリニア走らす、チグハグ・アベコベ・トンチンカン。すっとんきょうな政策連続で無駄の極み。しっかり目ん玉おっ広げて人口減少を見通せば、街も田舎も経済めぐり、誰にも役割が生まれ、誰もが必要になる時代を選べちゃう。米を自給し、NPOや宿を営み、露店で調理し、大学講師もする“半農半マルチワーカー”の著者が、誰も想定しなかった「未来」を記します。
  • コンテキスト・リーダーシップ 「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まる
    4.5
    「任せる上司」と「丸投げ上司」は何が違うのか? あなたの組織は、なぜ成果が上がらないのか? リーダーシップに関して蔓延している「危険な誤解」を解き、「文脈=コンテキスト」という、リーダーシップについて考える新しい視点を提示。27万部のロングセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者によるリーダーシップ論の決定版! コンテキストを「読む力」「編む力」を養うブックガイド付き。
  • 軍民両用化する技術~「デュアルユース問題」とは何か?~
    5.0
    「デュアルユース技術」とは、軍事と民生の両方に利用できる技術である。ロケットは宇宙開発の夢を運ぶ一方、弾道ミサイルにもなりえる。バイオテクノロジーは病気の治療に貢献するが、生物兵器の脅威も孕む。本書では「デュアルユース技術」とそれがもたらす問題を扱う。軍事の関与の有無にかかわらず、急速に拡散する技術を列挙、恩恵と危害を併記した上で、「今後、世界で必要な取り組み・選択は何か」という難問を提示する。
  • 人はなぜ特攻に感動するのか
    -
    『ゴジラ-1.0』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『ターミネーター』『アルマゲドン』……。「特攻モノ」には人の心に刺さる「何か」がある。「特攻モノ」に対しては「太平洋戦争の悲劇の象徴である特攻隊を、ポジティブな感動と結びつけてはならない」という強い禁忌の意識も持たれてきたが、「正しさの色眼鏡」を外すと、心に刺さる「何か」の正体が見えてくる。鍵となるのは「命のタスキ」と「勇敢な祖父たち」だ。
  • 時を追う者
    4.3
    時を遡り、目指すは開戦阻止! 終戦から四年が経った一九四九年、元破壊工作員の藤堂直樹は歴史学者の守屋淳一郎に連れられ物理学者、和久田元に会う。二人からの思いがけない依頼とは、戦争を始めた者たちを排除し、開戦を阻止すること。――どうやって? 戸惑う直樹に二人は、「開戦前の過去に行って帰って来られる場所」があると告げる。日本が破滅する“未来”を変えるため時を遡る、元破壊工作員と仲間たちの決死行開始!
  • 中国毒 新装版
    5.0
    中国発、見えない“毒”が日本を侵す。この毒はフィクションか? それとも――。厚労省疾病対策課の職員が轢き逃げされ死亡した翌日、医大教授の他殺体が自宅で発見された。二人はともに、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の特別調査研究班のメンバーだった。警察庁外事情報部の間宮貴司は、入国が伝えられるテロリスト・毒龍を追う。一連の事件は毒龍の仕業なのか? CJDとテロリストは背後でどう結びつくのか――。
  • [新版]未来を予見する「五つの法則」~世界はどこに向かうのか~
    5.0
    欧州最高の知性、ジャック・アタリ絶賛の書! 弁証法と複雑系の思想によって、パンデミック、AI、遺伝子工学、資本主義、民主主義、宗教、科学、アート、そして「不死」の未来を縦横に語る。第一部 未来を予見する「十二の洞察」/第二部 未来を予見する「五つの法則」/第三部 人類が直面する「五つの危機」。※本書は、単行本『田坂広志 人類の未来を語る』に加筆・修正を行い、改題して新書化したものです。
  • ラミア虐殺
    3.5
    吹雪に閉ざされた山荘で若い男の死体が発見される。だがそれは、続く惨劇の序曲に過ぎなかった。被害者が2人、3人と増える中で、残された者たちは互いに疑心暗鬼に陥る。彼らの精神状態が極限に達し、自らに眠る獣が牙を剥いた時、誰も予想し得なかった地獄絵図が繰り広げられる……。近年、旧著が続々と復刊される飛鳥部勝則の作品のうち、最恐の衝撃作が、20数年の時を経て待望の復刊!
  • 沈黙の春
    4.0
    人間の生活に多大な便宜をもたらした化学薬品の乱用によって、自然が破壊され、当の人間をも蝕んでいくその恐ろしさを詳細に調査し、告発した海洋生物学者レイチェル・カーソンの代表作。当時はあまり知られていなかった残留農薬の問題や、食物連鎖による生物濃縮(生体濃縮)がもたらす生態系への影響を公にし、社会に大きな影響を与えた。歴史を変えた世紀のベストセラーを正確で読みやすい訳文と文献リスト付きの完全版で贈る。
  • 19世紀ロシア奇譚集
    3.5
    屋敷に棲みつく霊と住人たちの関わりをユーモラスに描く「家じゃない、おもちゃだ!」、ある女性に愛されたいために悪魔に魂を売った男の真実が悲しい「指輪」、列車で同席した五等官がわたしに特定の駅で降りろと勧める「乗り合わせた男」、悲劇的な最期を遂げた歌い手の秘密に迫るにつれ……文豪トゥルゲーネフ作の心理ホラー「クララ・ミーリチ――死後」など7篇。リアリズム礼賛の蔭で忘却されてきた怪奇幻想の豊饒な世界。
  • 生き延びるために芸術は必要か
    4.0
    私は2019年から現在まで、某大学で毎年数回の講義を担当させてもらっている。美術家としての私がその時々に考えたこと、伝えたかったことをお話しするのだが、これまでの議論を振りかえってみると、「生き延びる」というテーマに関連した内容が意外に多かった。(「はじめに」より)セルフポートレイト作品で知られ、「私」の意味を追求してきた美術家が、「生き延びるとは何か」というテーマに取り組んだ人生論ノート。
  • 中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由
    4.3
    2年連続の最下位、不可解に見える采配やトレード、「令和の米騒動」――にもかかわらず、視聴率と観客動員は好調。ドラゴンズは優勝できなくても愛されるのか? ドラゴンズが一向に浮上できない問題点はどこにあるのか? 立浪監督をはじめ、多くのOBや関係者、著名人ファンへの取材をもとに、その謎を解き明かす。
  • バカ老人たちよ!
    3.0
    年寄りがいたるところに進出している。「人生100年時代」といわれ、自分中心の傍若無人な立ち居ふるまいが目に余る。かつての老人は、泰然自若とした立派な精神と態度の持ち主がもう少し多かった(ように思える)。ところが昨今の老人はどうだろう。わが国のみならず世界中に、我が物顔で醜態を晒す残念な姿が目に付く。ひとのバカ見てわがバカ直そう。殷鑑遠からず。そんな想いで綴られた、年配者向けのコンパクトな一冊。
  • クライン氏の肖像~鮎川哲也「三番館」全集 第4巻~
    -
    本格ミステリーの巨匠がライフワークとした安楽椅子探偵ものの傑作「三番館」シリーズ。そのすべてを網羅した全集の最終刊は、著者が晩年まで書き続けた未完の長編『白樺荘事件』を文庫初収録! 元刑事で酒と女性にうつつを抜かす貧乏探偵が持ち込む難事件を、話を聞くだけで鮮やかに解明する銀座のバーテンダーの名推理を存分にご堪能ください。
  • パンダ豆しば~パンダ豆しばとシャンシャンのうんち~
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生誕15周年を迎える「豆しば」と新キャラクター「シャン豆しば」がパンダの豆知識を楽しく紹介。パンダという動物の生態や、知られざる上野ファミリーのこと、海外のパンダたち、伝説のパンダのことなど、かわいいパンダの写真いっぱいに展開される。シャンシャンの写真もたくさん載っているので、シャンシャンファンの人にぴったり。パンダ豆しばのCMも発売に合わせて放映され、話題になること間違いなし!
  • 人を呑む家~鮎川哲也「三番館」全集 第3巻~
    -
    消費者金融会社の由木は、江戸文学研究者の本田に家を担保に多額の融資をした。本田は高額の稀覯本を購入するというが、後日、利息の取り立てで家を訪れた由木の目前で彼は忽然と姿を消したのだ。実はその家、以前にも住人が屋内で消失していた……。達磨顔のバーテンが不可思議な謎を解く「三番館」全集第3巻。今回は作品の原案となった短編2編を文庫初収録。
  • 好色一代男
    3.0
    主人公の世之介は7歳で腰元をくどき、12歳で風呂屋女(湯女)と寝るような早熟ぶり。放蕩のすえ勘当され、地方を遍歴する。その後遺産を相続して大金持ちとなり、名高い遊女たちとの好色生活を続け、生涯で相手にした女は3742人に男725人。光源氏と並ぶ日本文学史上最大のプレイボーイの好色生活を描き、元禄期、作者・読者・流通の常識を覆した日本初のベストセラー小説。パロディに満ちた人情味あふれる傑作を快訳で贈る。
  • ヴァケーション~異形コレクションLV~
    3.8
    〈ヴァケーション〉という言葉。そこには、非日常の響きがします。季節は初夏。緑は輝き、水面は燦めき、澄んだ大気も芳しい。色彩豊かな物語世界へと出かけてみましょう。物語の織りなす非日常。短い物語による長い休暇の物語。自由時間のように蠱惑的な異形の世界を、どうかごゆっくりお愉しみください。(編集序文より)
  • 肌色の月~探偵くらぶ~
    3.0
    宇野久美子はアパートを引き払い、和歌山に帰ると周りに告げていた。しかし、それは自身をこの世から消し去る演出だった。死に場所に選んだ湖に向かうべく伊東で列車を降りるが、予想外の雨。濡れた彼女に声をかけた紳士の誘いを断り切れず、車に乗ると――。(「肌色の月」) 絶筆となった表題作を始め、多彩なジャンルで活躍した著者のミステリ作品傑作集!
  • マーキュリーの靴~鮎川哲也「三番館」全集 第2巻~
    -
    東京に雪の降った夜、推理作家の今井とも江が自室で不審な死を遂げた。屍体の状態から当初は自殺説が有力だったが、死亡推定時を過ぎた早朝に被害者は友人の電話に出て、背後には落語が流れていたというのだ。遺族の依頼で私立探偵のわたしは調査を始めたが謎は益々深まるばかり。結局は西銀座のバーテンの知恵を借りることに……。大好評の「三番館」全集第2巻!
  • 死刑囚メグミ
    4.5
    覚醒剤密輸の罪により、マレーシアで死刑判決を受けた小河恵。何故、海外でこんな事態に陥ってしまったのか? 東北の小さな町に生まれ、東京に出て准看護婦をしていた恵は、借金返済のために夜はホステスをして稼ぐようになっていた。そんなとき、病院の同僚、鹿沼好江からある人物を紹介され、生活が一変する……。究極のバタフライエフェクト小説が登場!
  • 超常気象~異形コレクションLIV~
    3.9
    〈超常気象〉――果たして耳慣れない単語と思われるでしょうか? 異常高温、異常低温。文明がもたらしてしまった地球温暖化。気象災害の規模も大きくなってきました。ならば、「異常気象」すらも異化するほどの〈超常気象〉をイメージすることも、このような時代を生き抜くためには意義があることではないでしょうか。あるいは、私たちは〈超常気象〉のただなかにいるのかもしれません。(編集序文より)
  • 竜王氏の不吉な旅~鮎川哲也「三番館」全集 第1巻~
    4.0
    刑事をクビになり、妻に三行半をつきつけられた「わたし」は、新宿の裏通りで探偵事務所を開業している。といっても滅多に客はなく、友人の弁護士が持ち込む事件の調査で糊口を凌いでいる。そして、もう一人の心強い味方が銀座にあるバー“三番館”の達磨顔のバーテンダー。カクテルは下手だが推理力は抜群、少ないデータで真犯人をピタリと言い当てる安楽椅子探偵だ!
  • アメリカの教会~「キリスト教国家」の歴史と本質~
    3.5
    多宗派、分裂、統合、栄枯盛衰…結局、アメリカって、どんな国!? 「福音派って何だろう。日本にそんなものは存在しない。宗教『右派』って何だろう。宗教に『右派』があるというのがわからない。…よってトランプ大統領がなぜ登場したのかわからない。要するにアメリカがわからないということだ。そこでこの本を書くことにした」(「はじめに」より)。植民地時代から現在を丁寧に辿り、解きほぐす。社会学の泰斗による決定版!
  • ただ生きる
    4.0
    人生の往相では善く生きるために苦悩し、さまざまな努力を重ねた。でも、七十も半ばを過ぎた人生の還相では、もう余計なものは欲せず、余計なこともしない。「ただ生きる」でよいのでは? 三度の飯をありがたくいただき、一日一日を心静かに暮らす。穏やかで満たされた日々のための、ちょっと前向きな人生論。(発行:夕日書房 発売:光文社)
  • ありえない138億年史~宇宙誕生と私たちを結ぶビッグヒストリー~
    4.2
    人間世界の背後には物理学と化学があるが、これらの学問は、この世界がどうして生まれたかについて、ほとんど何も教えてくれない。同じ物理学や化学の世界から別の世界が生まれる可能性もあったのに、なぜ今の世界が生まれたのか? これを理解するには、宇宙誕生から現在までの通史――「ビッグヒストリー」の考え方が必要だ。自然科学と人文・社会科学を横断する驚きの歴史を地球科学者が明らかにする。鎌田浩毅氏推薦・解説。
  • 神を喰らう者たち
    -
    マフィオソの首領ジョンビーノからその座を奪って14年。マイケルはイタリア政財界を牛耳る実業家となっていた。彼に父と家族を殺されたガルシアが、復讐のためシチリアに潜伏しているとの噂もあるのだが。二人の因縁に巻き込まれたフリーライターの長瀬は、彼らを殺すためだけに生きてきた女暗殺者サリヤと出会う――。「悪の華」シリーズ、衝撃の完結編!
  • アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した~潜入・最低賃金労働の現場~
    3.5
    英国の“最底辺”労働に著者自らが就き、その体験を赤裸々に報告。アマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー――ワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場は、マルクスやオーウェルが予言した資本主義、管理社会の極地だ。グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満、持つ者と持たざる者との一層の格差拡大は他人事ではない。横田増生氏推薦の傑作ルポ。
  • フロイト、無意識について語る
    -
    「無意識について」を中心に、個人の無意識についての理論の変遷をたどる5つの論文と、集団における個人を超えた無意識の働きについて、社会哲学的かつ文明論的な観点から分析し、後期の『モーセと一神教』などにつながる広い視野を切り開いた『集団心理学と自我分析』を収録。『フロイト、夢について語る』、『フロイト、性と愛について語る』につづくフロイトシリーズ第3弾。
  • フォンタマーラ
    4.5
    舞台はイタリア中部の寒村フォンタマーラ。村民たちが代々管理、利用していた水が、ある日を境に政府と結託した有力実業家によって奪われてしまう。ファシスト集団による横暴に抵抗をつづける村民たち。彼らが最後にとった手段は……。刊行直後から各国語に翻訳され、反ファシズムのベストセラーとなったイタリアの作家シローネの代表作。70年ぶりの新訳
  • 「廃炉」という幻想~福島第一原発、本当の物語~
    3.6
    「福島第一原発の廃炉は順調だ」「30~40年で完了する」――そんな話を信用している人もいるかもしれない。しかしそれはとんでもない話だ。使用済み燃料の取り出しは滞り、燃料デブリは取り出す方法すら見つかっていない。それではなぜ、国と東電は廃炉が「できる」という幻想を広め続けるのか。廃炉を阻む最大の要因は? 事故発生当日から一貫して国と東電を取材し続ける記者が、幻想とその背景、廃炉の本当の未来に迫る。
  • オリックスはなぜ優勝できたのか~苦闘と変革の25年~
    4.4
    下馬評を大きく覆し、2年連続最下位からのペナント制覇は、いかに成し遂げられたのか? 逆に、なぜかくも長き暗黒時代が続いたのか? 元番記者が豊富な取材で綴る。1994年の仰木彬監督就任まで遡り、イチロー、がんばろうKOBE、96年日本一、契約金0円選手、球界再編騒動、球団合併、仰木監督の死、暗黒期、2014年の2厘差の2位、スカウト革命、キャンプ地移転、育成強化、2021年の優勝までを圧倒的な筆致で描く。
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021
    3.9
    2020年1月から、東京は戦争状態に突入した。そしてその20年から21年にかけて、保健所と東京都庁の感染症対策部門の課長として新型コロナ対策の第一線で指揮を執り続けた医師がいた。本書は書く方の活字中毒でもあるその公衆衛生医が、未曾有の事態の中で経験したことを後世に伝えるためにつぶさに記録したものである。巻末では東京都の医療アドバイザーも務める大曲貴夫医師(国立国際医療研究センター)との対談も収録。
  • アジアのある場所
    4.0
    日本で「アジア」に出会える場所を描くエッセイ。リトルバンコクは忽然と消えた(荒川沖)/ミャンマー人の寿司屋に救われる日本人たち(浅草)/リトルミャンマーが受け入れてきたもの(高田馬場)/台湾の独立運動を支えたターローメン(池袋)など。中国式揚げパン「油條」、タイの竹餅「カオラム」、シャン風揚げ豆腐「トーフジョー」、香港の粥的マカロニスープ、台湾おでん「滷味」など、家庭で楽しめるレシピコラムつき。
  • たかみなの毎日食べたくなる そこそこごはん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日作るものだから、そこそこがいい。無理しない、ちょうどいい毎日のごはんを、結婚3年目になるたかみなが提案。どのページを開いても、時間をかけずに美味しくできるレシピばかりを厳選。目玉焼きは最高のトッピング、基本は切って炒めるだけ、あえる&焼くだけでいいから品数を増やす、など、すぐにマネできるテクもご紹介。「今日もご飯をつくらなきゃ」と苦痛に思っている人はもちろん、初めて料理をする人にもおすすめ。
  • 新版 annasの小さな刺繍図案~針と糸で描く12の物語~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気刺繍作家annasさんの教室で、生徒から最も人気がある童話の世界をモチーフにした図案集。くるみ割り人形/アルプスの少女ハイジ/マッチ売りの少女/おやゆび姫/不思議の国のアリス……etc. ハンカチに、ポーチに、ブックカバーに。かわいくて、簡単につくれる12の童話の世界。
  • annasのもじの刺繍~ひらがな、数字、アルファベット… アイデアいっぱい、想いをつづる糸のことば~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アリスフォント/北欧フォント/ちょうちょフォント/まち針フォント/ひらがな&カタカナ/1、2、3のナンバー……etc. トートバッグやブローチ、ハンカチなどの小物や、通園グッズや誕生祝いにぴったりと大好評。お気に入りのアイテムをかわいく彩る、アイデアいっぱい、想いをつづる糸のことば。
  • annasの和の刺繍~フリーステッチで刺すかわいい日本のモチーフ~
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『もじの刺繍』『小さな刺繍図案』に続く、人気刺繍作家annas(アンナス)の新作撮り下ろし。桃の節句やお正月などの年中行事、和の文様や干支、和菓子、「かぐや姫」「つるの恩返し」といった物語など、身近なかわいい和モダンの世界をモチーフにした、初めての和の図案集。ハンカチやインテリア、贈り物にもぴったり。
  • 奥さまは処女
    -
    1巻1,210円 (税込)
    2人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。ただ1つ違っていたのは――奥さまは「処女」だったのです! 子どもがほしいと思った瞬間からすべての歯車がズレていった、29歳処女妻の妊活迷走記。「なんで私は“普通”のことが“普通”にできないの」――。悩みに悩んだ処女妻を待ち受ける衝撃の展開とは。人気ブログを書籍化した実話コミックエッセイ。

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