この本を読んで、まず衝撃としか思えない。
一般論としてこの本だけで全て判断するのは正論とは言い難いが、私は20数年間生きてきて、いかに普段の生活の中で触れるメディアの情報を得るがまま、鵜呑みにしてたんだと実感した。
特に、異なる言語を通すことによって、翻訳の仕方、異文化のニュアンスの解釈で、さら
...続きを読むに紆余曲折している可能性があることを受け止める必要がある。
特に、アメリカは日本を守ってくれるという錯覚。
『英語版ガイドラインでは、日本が武力攻撃を受けた場合、作戦の実施は自衛隊が主たる責任を持つとしている。が、日本語版ガイドラインでは、責任を省略して翻訳せず、あいまいな作為的翻訳をしていた。』
とあるように、実際に国と国の文書間でも、このような事実が見受けられ、日本では日本の解釈が全てと認識していくのは疑義があり、自分でもしっかりと真実を追求する必要があるのではないかと感じた。