作品一覧

  • ソフトバンクホークス 4軍制プロジェクトの正体~新世代の育成法と組織づくり~
    5.0
    選手個々のパフォーマンスを解析し、練習や試合を通して得られるデータは、測定機器の飛躍的な進歩に伴い、質量ともに格段に増えている。最新技術を備えた新たなトレーニング機器が整備されることで、普段の練習法も大きく変わってきた。さらに監督、コーチの指導法、選手に対するアプローチも、時代の推移とともに激変している。――パワハラ・モラハラ絶対NGの時代に、選手が主体的に成長する方法とは? 23名に徹底取材。
  • 中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由
    4.3
    2年連続の最下位、不可解に見える采配やトレード、「令和の米騒動」――にもかかわらず、視聴率と観客動員は好調。ドラゴンズは優勝できなくても愛されるのか? ドラゴンズが一向に浮上できない問題点はどこにあるのか? 立浪監督をはじめ、多くのOBや関係者、著名人ファンへの取材をもとに、その謎を解き明かす。
  • 阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや?
    3.9
    なぜ、阪神は優勝できないのだろうか――。いわく、マスコミが、毎日毎日、あることないこと書くからや。いわく、ファンが、ぎゃーぎゃー言い過ぎるからやろ。いわく、タニマチが、夜の街に選手を連れ回すからや――。歴史 看板 風土 戦略 育成 苦悩 誤解 派閥 そして「アレ」の9つの枠組で分析する「新・阪神タイガース論」。熱烈阪神ファンの元番記者だからこそ書けた熱くて深い一冊。
  • オリックスはなぜ優勝できたのか~苦闘と変革の25年~
    4.4
    下馬評を大きく覆し、2年連続最下位からのペナント制覇は、いかに成し遂げられたのか? 逆に、なぜかくも長き暗黒時代が続いたのか? 元番記者が豊富な取材で綴る。1994年の仰木彬監督就任まで遡り、イチロー、がんばろうKOBE、96年日本一、契約金0円選手、球界再編騒動、球団合併、仰木監督の死、暗黒期、2014年の2厘差の2位、スカウト革命、キャンプ地移転、育成強化、2021年の優勝までを圧倒的な筆致で描く。
  • 稼ぐ!プロ野球 新時代のファンビジネス
    4.3
    プロ野球を見れば、いまのビジネスがわかる――。少子高齢化に伴う「野球離れ」が進み、これまでのようなビジネスモデルでは経営が立ち行かなくなったプロ野球。今後、コロナ禍により、深刻な経営難に陥る球団が出てくる可能性もささやかれている。だが、指をくわえて待つわけではない。かつてのチケット販売を主体とした収益構造から脱却し、独自のカラーを活かして経営を行なう「稼ぐ球団」が存在感を示している。エンタメ施設の運営に乗り出した福岡ソフトバンクホークス、“異色の”新スタジアム建設を進める北海道日本ハムファイターズの狙いとは。さらに、映像権の販売やグッズ展開に汗を流す元プロ野球選手たち……。本書では、パ・リーグ球団を中心に、ファンを魅了し、収益を確保するビジネス戦略を解説するだけでなく、そこに携わる球団スタッフの働き方・生き方にもスポットを当てる。現場を訪れ、当事者の生の声から浮かび上がったプロ野球の課題と新たな可能性とは。野球ファンはもちろん、日々バッターボックスで勝負に挑んでいるビジネスパーソンにとって「希望の書」となるビジネスノンフィクション。
  • ホークス3軍はなぜ成功したのか?~才能を見抜き、開花させる育成力~
    4.0
    21世紀の新たなる覇者・ソフトバンク。その「強さの原動力」として注目されたのは「3軍育ち」。育成選手としてプロ入りした、たたき上げのプレーヤーたちだった。千賀滉大、甲斐拓也、牧原大成、石川柊太、周東佑京、大竹耕太郎――3軍制を取る球団は数あれど、なぜホークスだけが大成功を収めたのか? 王会長をはじめ、多くの選手・関係者への取材を元に解き明かす。その源流は、やはり“あの男”へと行き着いた。
  • 不登校からメジャーへ~イチローを超えかけた男~
    5.0
    高校野球期待の逸材は、なぜ不登校になったのか? 一度外れたレールに戻るため、どうあがき苦しんだのか? 日大藤沢高校→不登校・引きこもり・留年・高校中退→渡米→新宿山吹高校(定時制)→法政大学→渡米――イチローよりも早く、「日本人初の野手メジャーリーガー」の称号を手に入れかけた男の不屈の生き様を、『牛を飼う球団』(小学館、小学館ノンフィクション大賞候補作)の著者が描き切る!
  • 牛を飼う球団
    4.1
    1巻1,386円 (税込)
    前代未聞の「プロ野球×地域創生」物語。 経営難で球団存亡の危機に瀕していたプロ野球・独立リーグの四国アイランドリーグプラスに所属する球団「高知ファイティングドッグス」。しかし、若き実業家・北古味鈴太郎がオーナーに就任することで事態は大きく変わっていく。鈴太郎は前例のない取り組みで球団を活性化させ、無謀とも思える球団の黒字化を目指していく。そのなかで始めたのが「牛を飼う」ことだった――。 ●序章  異質の光景 ●第1章 運命に導かれ ●第2章 理想の町を創る ●第3章 牛を飼う ●第4章 農業事業部 ●第5章 ベースボール・ツーリズム ●第6章 最貧国からの挑戦者 ●第7章 野球好きの女医  ●第8章 「主将」と「県議選」 ●第9章 真夏のご褒美  ●終章  孫の手貸します

ユーザーレビュー

  • ソフトバンクホークス 4軍制プロジェクトの正体~新世代の育成法と組織づくり~

    Posted by ブクログ

    読み始めてから、あちこち寄り道して本を読んでしまって、ようやく読み終えることができた。

    企業組織における2軍制導入みたいな着想からヤクルトは高津の本を読んでたけど、そこに来て、ソフトバンクは4軍というので、購入。この本の前に3軍制導入を描いたものもあるようだけど、スキップ

    王さんもだけど、孫さんのすごさを思い知らされる…

    0
    2025年11月05日
  • ソフトバンクホークス 4軍制プロジェクトの正体~新世代の育成法と組織づくり~

    Posted by ブクログ

    ソフトバンクホークスの育成システムに迫る一冊

    ソフトバンクホークスの4軍制という
    独自の取り組みを多角的に取材した本書。

    育成選手が50人を超える大所帯で、
    一律の物差しとして導入された打撃検定は、
    選手たちのモチベーションを向上させました。

    これにより、コーチや監督の主観に左右されない評価軸が生まれ、
    石塚選手の1軍昇格という象徴的なエピソードも生まれています。

    さらに、首脳陣の意識統一を図るコーディネーターという新設ポストも紹介。

    一方で、元ホークスの水谷選手(現・日本ハム)への取材からは、
    1軍の壁の厚さという育成システムの影の部分も浮き彫りになります。

    しかし、この本が本当

    0
    2025年08月13日
  • オリックスはなぜ優勝できたのか~苦闘と変革の25年~

    Posted by ブクログ

    チーム運営の難しさが分かる一冊。
    分配ドラフトで2球団から良い選手を優先的に取ったにも関わらず、その後低迷していたか、オリックスバファローズ。
    同じ関西の球団とは言え、チームカラーが大きく違った、ブルーウェーブと近鉄、その融合は簡単ではなかったようだ。
    また、スカウティングについても衝撃。過去のスカウティングレポートが残っていなかったという事実。それを外部の血を入れて、ゴールビジョンを見据えた取り組みを1つ1つ進めていった結果が優勝に繋がった。
    ただ、その功労者も球団を去っており、近視眼的な球団経営が度々散見された。(監督の交代に関してもそう)
    長期的に強いチームを作り続けるために何が必要か目

    0
    2025年06月21日
  • 中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由

    Posted by ブクログ

    名古屋の地域性から中日ドラゴンズを考察する。星野、高木、落合監督それぞれの特長。立浪監督の改革など。
    オリックスに阪神と取材したチームが優勝するジンクスは残念ながらかなわず。
    二つの新聞社が合併した経緯からの親会社の派閥争いから、東京、大阪とまた異なる文化の名古屋、愛三岐の独自色まで含めた部分は他の野球本とは一線を画した慧眼。

    0
    2024年10月08日
  • 中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ライオンズファンの私であるが、星野ドラゴンズも落合ドラゴンズも好きだったのでとても興味深く読めた。そして星野監督と落合監督の違いもよくわかった。中日ドラゴンズに限った話ではないが、地元出身の選手だから生え抜きで選手生命が長いとは限らない。他球団でも同じようことが言えるのではないだろうか?名古屋の独特の文化があるからこそのドラゴンズであると再認識した。チーム編成の考え方、監督との意思疎通が図られていなければ強いチームにはならない。

    0
    2024年09月19日

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