【感想・ネタバレ】オリックスはなぜ優勝できたのか~苦闘と変革の25年~のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

オリックスの話がたっぷり

2023年04月29日

プロ野球の経営、運営の面白さが詰まっている。「選手はいいのに何故か勝てない」と言われたここ数年、こうした経緯があったのだと唸ると同時に中嶋監督の凄さはもっと知りたくなった。

0

Posted by ブクログ 2022年12月18日

広島出身の私はカープ一色。パリーグ球団にはあまり思い入れはないが、カープと日本シリーズを戦った近鉄バファローズだけは気になる球団であった。「オリックスバファローズ」にいまだ慣れない。

0

Posted by ブクログ 2022年04月25日

オリックスが昨年優勝できた理由を球団の歴史を遡ることで解き明かした著書。最も興味深かったのは2014年にフロントに入った加藤康幸氏が改革に辣腕をふるったところ。宗と吉田正尚を周囲の反対を押し切って指名し、山本由伸の指名にも関わったのは全く知らなかった。現在は野球から離れられているようですが、縁があれ...続きを読むばヤクルトのスカウト改革も行ってほしい。

0

Posted by ブクログ 2022年04月03日

仰木監督の日本一から下位に低迷してからの数年後を見据えた組織改革。コロナによる変革期をむかえる現代の企業の在り方にも共通する感じがしました。
熱狂的オリックスファンではなく、プロ野球好きな自分が読んでも楽しめました。

0

Posted by ブクログ 2022年03月24日

我々プロ野球ファンよりもずっと近くでチームを見守ってきた担当記者による著作。
知ろうとしたところで知ることが出来なかった情報が満載。読めてよかった!

0

Posted by ブクログ 2022年03月07日

2021年、前年最下位からリーグ優勝のオリックス。苦闘と変革を見続けた番記者から見たの25年。

単なるフロックではないオリックスの優勝。25年の月日は長い。なんせ前回は「がんばろうKOBE」、あのイチローフィーバーの頃。

球界再編、オリックスと近鉄の合併劇など現オリックスの苦闘の歴史と近年のスカ...続きを読むウト方針の転換。

特に後半のスカウト革命以降が秀逸。宗佑磨、吉田正尚や山本由伸、紅林弘太郎そしてラオウ杉本。

実は球団生え抜き初の優勝監督、奇しくも阪急ブレーブス最後の日のホームベースを守った男。そんな所にもドラマがある。

優勝チームの影の苦闘のドラマをチーム愛溢れる元番記者視点で描いた傑作。

0

Posted by ブクログ 2021年12月25日

変革とは、意志のある人間が行動し、それに応える人間がいて、そして時間が必要だという事。組織論やリーダーシップ、イノベーションといったビジネス本としても色々と考えさせられる内容だ。

オリ達の願いが現実になった今年、感動する試合が本当に多かった。一人一人の逸話もその結果に繋がるストーリーが今年の試合以...続きを読む上に感動した。

特に森脇氏。Tにかけた言葉が涙なしには読めなかった。

0

Posted by ブクログ 2023年10月02日

ドラフトの考え方の切替、若手育成のソフトハード両面での改革等、ふだんのスポーツ記事には出てこない点を示しており「なんとなく強くなった」わけではないことが分かる。
近鉄もきちんと前身球団の一つとして扱っている点が好意的。

0

Posted by ブクログ 2023年04月01日

オリックスはなぜがんばろうKOBEから25年も優勝から遠ざかっていたのか、の方がタイトルとして正しいかもしれない。

暗黒期の球団方針やチームの雰囲気などのあれこれについて紐解いていき、それを反面教師にして、ドラフト戦略や育成方針を変えたこと、そしてそこから頭角を現したキープレーヤを紹介していく。

0

Posted by ブクログ 2023年02月20日

なるほどね。
オリックスが強くなったのは、
こういう歴史があったんですね。
それがよく分かる本。
ヤクルト高津監督の本も良かった。
もしかしたら、
2年連続名勝負数え歌をした、
この2チームの時代なのかもしれないな。

0

Posted by ブクログ 2022年12月30日

どこの球団にもこういう歴史はあるのだろう。でもこの球団だけが持っている歴史がある。かつて長嶋巨人が二年続けて日本シリーズで負けたのもこの球団の前身の阪急だし、再登板した長嶋が負けたのも仰木のオリックスだった。その年は、仕事が終わらなくて出前をとるんだけど食べてしまうとやる気が失せてしまってたことを思...続きを読むい出すなあ。
新書だから全てではないけれど、この球団のダメなところも良い(良かった?)ところもエッセンスがギュッと詰まっている良い本だったなと思う。
にしても今年の日本シリーズ観ていて思ったけど中嶋監督はマスクしてるからかもしれないけど、ほんと無愛想で、とっつきにくそうな監督なのに、実はコミニュケーションだったり公平な起用という点では名将だったんだな。来年から吉田がメジャーに行ってしまうし由伸だってその後行きそうなんだろうけど、加藤さんという人が作った世代の流れが上手く継承されれば、このチーム、まだまだ勝つんだろうな。

0

Posted by ブクログ 2022年09月30日

がんばろう神戸の優勝から最下位時代を越え、2021年優勝
その軌跡が紹介されている。チーム経営がすばらしい。

0

Posted by ブクログ 2022年02月07日

 なぜできたのか、なぜできなかったのか、スポーツの場面ではすべて結果から導かれる結果論だ。本書のタイトルは『なぜ優勝できたのか』だが、内容のほとんどは優勝できなかった時期のドキュメンタリーで、『なぜ優勝できなかったのか』だ。

 ただ、本書に書かれる選手や監督、コーチの活躍を見てきた者にとり、非常に...続きを読む興味深い読み物になっている。一過性のお祭りムックではなく、優れた読み物になっていると思う。

0

Posted by ブクログ 2022年01月09日

「最下位からの優勝は必然だった」と帯のコピーにあるが、それも当然と思わされる。
この本を読むと、パリーグ制覇は誰か一人のお陰というわけではなく、スカウト改革や、春季キャンプの場所の変更など、さまざまな要素があったことがわかる。
それほど、これまでのオリックスバファローズに改革すべきところがたくさんあ...続きを読むったとも言える。それまでドラフトで獲得した選手が育っていなかったため、外部から来たスタッフが改革しようと試みるも、なぜ獲得したのかという記録がなかったというところなど、ダメな組織の典型という感じがした。
しかし、5年後を見据えてスカウティングを改革したこの人物も短期間では結果を出せず、オリックスから去っていく。
野球関係者はもちろん、組織作りに関心のある人には役立つほんだろう。

0

Posted by ブクログ 2022年01月05日

25年ぶりにリーグ優勝したオリックスバファローズの前回の96年の日本一からの道のりをスポーツライターである著者が迫った一冊。

イチローを中心とする96年の日本一のメンバーが抜けてからのオリックスの低迷期やオリックスと近鉄が2004年に合併した際の仰木監督の命を賭けた采配について知ることができました...続きを読む
また、日本一から今回の優勝まで12人もの監督が変わったり、合併からAクラスも2度のみと日本一からの低迷が続いたオリックスバファローズについてどのようにして優勝まで辿り着いたのかを采配面や戦力面など様々な点から書かれており、優勝の秘訣を知ることができました。
MVPの山本由伸、2年連続首位打者の吉田正尚をはじめ、宗佑磨、杉本裕太郎、宮城大弥、紅林弘太郎など優勝の原動力になった選手のプロ入りまでや活躍までにした努力なども知ることができました。
そして、スカウトなど補強面やキャンプ地や二軍球場の移転などチームや選手にとって有益となる施策を打っていたことは中嶋監督の采配だけではなく球団に入った新しい血によってチームが活性化されていったことも知ることができました。

2020年の五輪に向けて戦力となる選手を獲得し、成長させその実を結び前年最下位から巻き返しリーグ優勝を果たしたオリックスバファローズ。
低迷期の理由、強くなった要因など本書でチームを深掘りすることができました。
日本シリーズでの激闘は野球の素晴らしさを改めて感じるものでありその感動を作ったチームの数々のエピソードを知ることができ、本書を読んでこれからの応援にますます熱が入る一冊でした。

0

Posted by ブクログ 2022年01月04日

 というタイトルではあるが、ほぼ球団25年史であった。
 フロントの編成部門と、オーナーの忖度者達の齟齬の話が一番腑に落ちた。その折々でなぜこういう補強をするのかを疑問に思っていたから。

0

Posted by ブクログ 2023年08月01日

舞台裏を知ると優勝するのは必然のような気がしてきますが、人知に及ばない要素もいろいろとあるのでしょうね。

0

「スポーツ・アウトドア」ランキング