アジアのある場所

アジアのある場所

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

4.0

日本で「アジア」に出会える場所を描くエッセイ。リトルバンコクは忽然と消えた(荒川沖)/ミャンマー人の寿司屋に救われる日本人たち(浅草)/リトルミャンマーが受け入れてきたもの(高田馬場)/台湾の独立運動を支えたターローメン(池袋)など。中国式揚げパン「油條」、タイの竹餅「カオラム」、シャン風揚げ豆腐「トーフジョー」、香港の粥的マカロニスープ、台湾おでん「滷味」など、家庭で楽しめるレシピコラムつき。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アジアばかり旅行しがちなので、このエッセイが刺さった
    民族とか不法滞在とかそういうところにも触れてられていて、本を通して自らの無知さにも気づく
    池袋の新珍味でターロー麺食べてみたい

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近頃はジャーナリストだとか新聞記者だとかで映画やドラマに取り上げられたりしているけれど、昭和の時代までは羽織ゴロとかブン屋とか呼び捨てられていたものだ。かっては新聞記者であったがタイに魅せられ長く滞在し、日本でタイ人のコミュニティに溶け込みなにかと頼りにされるまでになった作者は食い扶持を稼ぐためにスクープ・ネタを週刊誌やテレビ局に売り、結果的に権力の介入を招きリトルバンコクを潰すに至る。情報源になった数人を警察から匿うことで自らの良心を慰めたかのように臆面もなく語っているのは元ブン屋の居直りか「矜持」なのか……。ともあれ、アジアの国々の民主化運動の場に好んで身を置きながら作家が語る民族運動や政治家達についての講釈は日頃上っ面なニュースでしか知る術のない読者の見識を深めてくれる。日本の政治情勢についても一家言を持っている点は疑いようもないが、ここで言うことではないと心得てるあたりは今どきの浅薄なジャーナリストではないということだろうか。

    0
    2022年02月23日

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