アジアの誘惑

アジアの誘惑

660円 (税込)

3pt

4.1

夕暮れどきに、アジアの街に着く。肌が、熱帯のとろりとした空気に包まれ、肩の力が、スーッと抜けていく。忙(せわ)しかった日常の垢も、溶けていく。日がな一日、茶屋で人々を眺めたり、あてもなく街をぶらつく。怠惰に過ごすという快楽! 貧乏旅行の達人が、アジアの旅の魅力と極意を綴った、痛快・愉快・トホホな旅読本。日本に疲れたら、おいでよ、君も、アジアの街に……のんびり、ゆっくり、アジアの街を泳ぐ!

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アジアの誘惑 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年10月23日

    第2章の貧乏旅行実践講座が面白かったです。
    下川氏の作品を読んでいて共感するのは海外貧乏旅行での「あるある!」を淡々と描かれているところです。
    著者の主義や思想があんまり文章の前面に出てしまうとその旅がされた当時の時代背景(当時の実像)が見えにくくなってしまいがちです。本書を読んでいると90年代前半...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月16日

    読んでる間はアジアな気持ちに。
    何気に読んでいるだけでアジア特有のまったりスローな空気が漂って来る

    あごをだしてしまいそうな暑さの中で、せいいっぱい働いている。それを見て、日本人は怠け者だなあと感じてしまう。
    それでも世界はまわっているのである。
    タクシーの運転手と喧嘩しながらも、空港から安宿へた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月29日

    夕暮れどきにアジアの街に着く。肌が熱帯のとろりとした空気に包まれ、肩の力がスーッと抜けていく。忙しかった日常の垢も溶けていく。日がな一日、茶屋で人々を眺めたり、あてもなく街をぶらつく―怠惰に過ごすという快楽。貧乏旅行の達人が、アジアの旅の魅力と極意を綴った痛快・愉快・トホホな旅読本。(裏表紙)

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    Posted by ブクログ 2014年06月01日

    アジアの旅の香りが記された書です。かっこよくなく、何となく漂う。若者の心を刺激するものではなく、無責任でいいなあ、という感じ。でもこれが旅でしょ。道中記ではなく。
    羨ましい。そんな無責任に言うなよと叱られそうだけど、いいよね。

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    Posted by ブクログ 2010年05月05日

    アジア貧乏旅行のプロ(?)の著者による旅行記。
    旅先でのハプニングや、貧乏旅行のノウハウなどが紹介されており
    気軽に読める一冊。
    アジア旅行に出たくなってしまいます・・・。

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    Posted by ブクログ 2009年10月18日

    何だかんだでたまに手に取ってしまう下川裕治氏の著作。確か本書が初の講談社文庫での著作です。その後同じ色合い(茶色)で、講談社文庫は旅行本(バックパッカー的旅行本)をたくさん出版していきます。

    第1章は軽くアジアでの旅行体験や出来事を面白おかしく伝え、第2章を挟み、第3章は少し真面目に、変わりゆくア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月15日

    中国に行ってきたのでなんだか懐かしくて。ぶっ壊れてるビルや道路ド汚い便所 野良猫野良犬やる気ゼロのウエイトレスまがい物三昧下痢地獄洪水スコール野外麻雀誘惑娘と富豪男爵とド渋滞めちゃくちゃだな。なんかごっちゃごちゃ。だからかな。生きてるなあって。汚いテーブルに汚ならしく皿が幾つも並んで食ったら最高に旨...続きを読む

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