窪田新之助の作品一覧
「窪田新之助」の「対馬の海に沈む」「人口減少時代の農業と食」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「窪田新之助」の「対馬の海に沈む」「人口減少時代の農業と食」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
かつてJAの共催部門で「LAの神様」と呼ばれていた男が死んだ。その男がしていた悪事を調査していくと、裏にはさらに大きな影が見えてくる。それはまさに、JAグループであり、対馬に住む住民という「共犯者」だった。
西山が行っていた不正の数々や周囲に対する仕打ちは決して許されるものではないが、それを気づいていながら見逃し美味しい部分だけ貰っている共犯者たちはいまだにのうのうと生活している。
このJAや対馬の実態だけではなく、日本の村社会に広く言える現象だと思った。
周囲の親しい人間にいい顔ができればそれでいい。たとえそれが法に触れる行為であったとしても、黙っていれば問題ない。結局うまく使われた人が責任
Posted by ブクログ
長崎県の離島、「対馬」を舞台としたノンフィクション。内容は、JA上対馬支店のある職員の不祥事に関するものであったが、読み進めるうちにとんでもない背景が見えてきた。
JAでエースとして「天皇」などと呼ばれ、カリスマ性を存分に発揮し全国一の成績を取る西山義治。
既に疑問であったのが、対馬の離島で全国一の成績を出すことが可能なのかというところだ。保険の新規契約や災害申請等でたまたま一位を取ることが一度あったとしても、毎年の常連になるには何か裏があると思ってしまうし、すぐに発覚しそうなものである。
しかし、JAの体質としてなのか、地域性もあるのか不正はなかなか明るみに出なかったようだ。告発も握り潰
Posted by ブクログ
2026.03.22
まず驚くのはこれがノンフィクションであるということ。だって「冷静に」考えれば、対馬だけ、共済の事故の給付金が莫大に出金され続けるわけがない。
地元では彼を悪くいう人はいないらしいが、そりゃそうだ。簡単にいえばJA共済の掛金を本土から対馬へ多く流し込んでいるのだから。だから、この本には書ききれないところで、この事件が「落とした」お金で対馬経済が循環していた部分もあると思う。すると、これから対馬は緩やかに衰退し続けていくと思う。
この本では、主人公をはじめとする「悪い奴ら」の描写が多く、カネの大きな視点での流れについてはぼんやりとしている。
そんないちゃもんをつけてみたものの