窪田新之助のレビュー一覧
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ロボットとIOTとAIにより農業の生産性をあげる。
農家の離農が進み、農地の大規模化が進んでいる。
人力のロボットへの代替。
ドローンによる夜間の害虫駆除。
IOTにより微妙な色彩を判別し、局所的な農薬散布。
温度や湿度を測定し、肥料を調整し、美味化。
ウェアラブとスマホによる、植物の病気の判断。
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農業のさまざまな問題について書かれてました。
輸送、輸入品、国産米などについて。
農業の労働生産性の低さについて
農家は労働生産性について考えていない
むしろ逆行してものづくりへの情熱や自負が支配している
農家の高齢化や人手不足の根本的な原因はここにあるのではないか
まさにその通りだとおもいまし...続きを読むPosted by ブクログ -
もはや農業の効率化は待ったなしとの状況が理解できた。とは言ってもそれほど悲観的に捉える必要はなく、人が減って今までのやり方が合わなくなってきたら自然に進んでいくだろうと思う。
今ひとつスッキリしないのは、人口減少や高齢化に伴って胃袋ほ確実に小さくなる事を故意に無視していることである。生産年齢人口が減...続きを読むPosted by ブクログ -
本のタイトルや帯の文言に釣られて購入。
日本の農業について広がっているいくつかの世間のイメージが、まさにイメージ先行でいかに誤っているか、証拠となるデータやインタビューを基に、丁寧に反証しています。
確証バイアスもあるかと思いますが、少なくとも数値で示される内容には説得力があり、日本農業の将来は、行...続きを読むPosted by ブクログ -
大まかに書くと、日本の農政はダメだよね。
もっと稼げる農業にしないと、って感じです。
なぜダメなのか、どうして稼げないのか、その問題提起はされています。
あとレビューで解決策書けよと書かれた方がいるけど、ジャーナリストなので学者では無いし、解決方法なんて彼らに考えさせてはいけない。テキトーな穴だらけ...続きを読むPosted by ブクログ -
第四章「過剰な安心」が農業をダメにする、が参考になった。
有機農業が、どんなものか。
それにはどんな制約があるか。
メリットがあるか、デメリットがあるか。
しっかり考え、理性的に考えることが必要ではないか。
雰囲気フワリで、流される先に、どんなものが待ち構えているか。
誰が、その雰囲気を扇動し、誰...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の現在・未来の農業がどうなっているかを述べた本。
paddy watchのところだけ読んだ。新潟県秋葉区の農場が例として出され、パディウォッチの活用により今まで作業時間の3分の1を使っていた水管理はスマホで見るだけで良くなった。Posted by ブクログ -
日本の農家の平均年齢が2015年で66.4歳! 農家の実質的な定年は70歳ということから、この数年で「大量離農」が起きる事は確実という事らしい。意識した事なかった。
日本の農家の課題は、生産性の低さ。これは、国による減反政策から補助金が出る事やJAによる集団保護政策に一因があるらしい。また、大量離...続きを読むPosted by ブクログ -
農家のほとんどは兼業農家なので農業収入は少なくあてにもしていない。保護の必要はない。
結果が出れば因果関係はどうでも良いのがビックデータの活用方法。
2020年には農業はロボット化。Posted by ブクログ -
高齢農家の大量離農に伴い、日本の農業が企業による大規模農家に集約される変革期にあるという。労働人口の減少がモチベーションとなり、ロボットやAIなどの技術の導入による生産性の向上が農業分野で行われている。今後の発展に期待したい。Posted by ブクログ
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本屋でまとめ買いして、積ん読になっていたが、収穫の秋、読書の秋、楽しく読ませていただいた。
一言で言うと、日本の農業を悲観していないという事であろう。
その論点も的確で、的を得ていると思える。
書かれている内容について、具体的な事例では知っている内容も多くあったが、知らない内容、知らない方も多...続きを読むPosted by ブクログ