窪田新之助のレビュー一覧

  • 対馬の海に沈む

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    組織と人とは?
    →持ちつ持たれつの関係。ただ一度変な形に歯車が回り始めてしまうと戻すのは大変。組織は最後は守ってくれないので、個人は己の倫理観を忘れてはいけない。

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    2026年07月27日
  • 対馬の海に沈む

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    ノンフィクションとはいえ、それは、著者から見た一つの風景。登場人物には,それぞれの景色が見えていたのでは?事実をつなぎ合わせて、作られるのがそれぞれの真実。世の中は、一筋縄ではいきません。

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    2026年07月25日
  • 対馬の海に沈む

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    2026.7 これは一人の人間の欲にまみれた犯罪なのか。そうではなく地域集団で人間の醜い性が発酵、醸し出されて発露した事件だったと思う。考えればすぐわかることなのに、気づいていたはずの東京まで巻き込んだ成果主義の末路でもありますね。
    考えさせられるドキュメンタリーでした。

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    2026年07月24日
  • 対馬の海に沈む

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    JA対馬で発生した巨額の横領事件に関するルポ。

    筆者の綿密な取材によって、この事件は実行者とされている人物一人で引き起こされたものではなく、多くの関係者の利害が絡み合い起きた事件であるということが明らかになっていく展開は、ノンフィクションとは思えない内容だった。

    所属する共同体の利益になるなら、他に不利益を与える行為でも問題ないとする、共同体の秩序が支配する日本社会の問題点を強く感じされられる本だった。

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    2026年07月18日
  • 対馬の海に沈む

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    窪田新之助さんの『対馬の海に沈む』を読んだ。事実は小説より奇なりというけれど、ドキュメンタリーなのにまるでよくできた小説を読んだような、なんとも切なくやるせない読後感。踊る阿呆に見る阿呆。これまで何度も感じてきた「本当に怖いものとは?」という疑問がまたも頭をもたげ背筋が寒くなった

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    2026年07月12日
  • 対馬の海に沈む

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    この事件のことを知らなかったので、こんなことがあったのか、となりつつも、筆者も書いているように、それなら自分がこの中にいた時にどうふるまったのか、を考えることが大事だなと思う。

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    2026年07月11日
  • 対馬の海に沈む

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    事実は小説より奇なり。
    これがノンフィクションだからこそ、この中に書かれている不正行為の大胆さや人間の弱さがリアルで闇が深かった。
    営業の才能がもとからずば抜けてる人物が数々の不正を行い、周囲を巻き込む力がびっしりと書かれており重厚感あふれる内容だった。

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    2026年07月09日
  • 対馬の海に沈む

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     なんとも言えない読後感です。

     モヤモヤした感情が渦巻いて、心の底に溜まってしまうようなこの本の内容は、誰かが創作した架空の物語ではなく、現実です。

     対馬で起きたJA共済(保険)の巨額不正事件を取材した話で、人口3万人程度の離島で全国一の契約実績を挙げていた男性の死から、彼を取り巻く家族や同僚、上司、彼に印鑑と通帳を預けて保険を契約していた島民たちの建前と本音が取材を通して透けて見えてきます。

     組織が間違った方へ進むと、正しい声は潰される。その場から逃げることができない人は沈黙するしかない。島ゆえの濃密な人間関係が暗黙の共犯者になってしまう。

     全国に一律にノルマを課していながら、申請に対してずさんな審査をし、黙認していた組織のガバナンスに最大の問題があるのですが、だからと言って、この本を読んだ私に彼らを糾弾したり非難することはできません。もし自分が組織に属していたら? 島に生まれて育ち、周りの人達は皆知り合いで、そこでずっと暮らしていきたかったら? 同じように沈黙して、利益を享受していたかもしれません。

     本当に怖い。怖すぎる。普通の人間の小さな欲や感情がここまで大きな渦になってしまう。それは決して他人事ではなく、いつ私の周りで起こってもおかしくないという可能性を含むその事実が怖いです。

     それでも救いがないわけでもなく、特に最終章は読んでいて切ない気持ちになりました....。

     ノンフィクションの本はあまり読まないので、独特の文体に最初は戸惑いましたが、読み進むうちにグイグイ引き込まれていきました。

     「欲」とは何か?を考えさせられる本です。

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    2026年07月07日
  • 対馬の海に沈む

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    JAと言えば以前『農協のフィクサー(千本木 啓文著)』で、JAの糞っぷりをご紹介させていただきましたが、今回も期待にたがわぬ糞っぷりでした。ありがとうございます。

    Gemini君にJAの不祥事を尋ねたところ『ニュースになるような「1,000万円超の着服や逮捕者が出るレベル」の事件だけでも全国で年間数十件〜100件近くありますが、現場レベルの「少額の着服」「身内での示談解決」「ノルマ達成のための不適切契約」を含めると、実際の不正件数は年間で数千件規模にのぼると推測されています。』

    うーん、やっぱりJA、いいぞJA!最高だよJA!そんなJAがいるから俺もがんばれる!ありがとうJA!!

    筆者の窪田氏、よくぞ一人でここまで調べたのかと畏怖を感じます。神とよばれた営業の西山氏が自殺、その西山氏は22億円以上を不正に流用・横領してたことが明らかになり、結果彼一人が悪かった事になりますが、この話を読んでいきますとこの島全体の闇、そしてJA対馬・ラスボスJAに問題があった事が分かります。

    まさに死人に口無し。JA対馬の関係者皆様逃げ切れましたか?よかったですねー、それがJA。これかもJAオッチは続けます。

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    2026年07月06日
  • 農協の闇

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    自爆営業とその背景にある過度なノルマ、どっかの保険会社かよと思ってしまった。うーん、立ち上げ当初は崇高な理念でやってきた組織も、大きくなって腐敗するのは致し方ないことなのかなと。

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    2026年04月08日
  • 誰が農業を殺すのか(新潮新書)

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    今の米騒動に関連してこの本を手に取りました。やっぱり、政治か…というのと、相変わらずの利権がらみの話。我がさえよければそれでいい…農水省の馬鹿さ加減にも驚かされた。日本の官僚ってこんなにひどかったの?財務省はよくたたかれますが、農水省もたいがいです。国益って考えないんですね。ありがとうございます。イラン、イスラエル。ロシア、ウクライナ。戦争や争いはいつまでも続いています。今こそ、日本国民の安全、食の確保を考えなければいけないが…もう遅いか。

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    2025年06月22日
  • 農協の闇

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    2025.06.20
    一般的に「公務員は楽な仕事」と見られているように、JAは郡部に存在感がある故に比較的楽だとみなされているように思う。
    ところが、そんなJAは結構というかかなりブラックな職場であるということに驚き。

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    2025年06月20日
  • 農協の闇

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    農協にこれほど深い闇があるのは知らなかった。昨今の米の値上がりももしかすると、農協が裏で暗躍しているのかもしれない。

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    2025年02月09日
  • 農協の闇

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    この本を出版する講談社現代新書はなかなかやるね。
    農協は保険でデタラメやってるし、要らないサービスを社員に押し付けてるという話。
    農協に関しては色々な噂を聞くこと多いですね。

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    2024年07月26日
  • 農協の闇

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    業界新聞の元記者が、農協の暗部を暴露。基本的に農協名は実名。その中には私の生活圏の農協もあり衝撃を受けた。農協は信用事業(金融)、共済事業(保険)、経済事業(販売)、営農事業が主な柱だが、経済事業は赤字らしい。そのため信用、共済事業で屋台骨を支えている構造だ。そこに過酷なノルマと、その達成のための不正が入り込んでしまう。「裏切りの経営者たち」では、76億円という巨額損失をはじめ、金銭的な不正がうやむやに放置された。そこには組合員(農家)に背を向け、組織を維持するために不正に関わった者たちの姿があった。

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    2024年05月17日
  • 農協の闇

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    仕事柄、農協と言うワードはよく聞くのですが、自分としてはあまりいいイメージがなかった。そこで本書を読んでみたのですが、自分の想像をはるかに越えるくらいに「怖い」「ひどい」話しが満載されていました。完全にお客様(組合員)をバカにしている。「農協さんの言うことなら」とおじいちゃんおばあちゃんは信用する。その信頼を利用した「えぐい」商法だと思います。その上、従業員による不祥事のオンパレード。『不祥事の元凶は過大なノルマにある』というのをなぜ農協の経営者らは気づかないのでしょう?
    普通の企業ならとっくに信頼失墜で淘汰されて下手もすれば潰れてしまうだろう。
    自分のあまり良いイメージを思ってなかったてことはあながちハズレてはいなかったと思う。

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    2023年11月04日
  • 人口減少時代の農業と食

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    農業のさまざまな問題について書かれてました。
    輸送、輸入品、国産米などについて。

    農業の労働生産性の低さについて
    農家は労働生産性について考えていない
    むしろ逆行してものづくりへの情熱や自負が支配している
    農家の高齢化や人手不足の根本的な原因はここにあるのではないか

    まさにその通りだとおもいました。

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    2023年09月08日
  • 農協の闇

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    あらためて、協同組合とはなにかを考えさせられた
    農協だけでなく、大規模に展開しようとしている生協なども同じような側面を持つのではないか?

    今回のいくつかの農協事例は、単協によって異なる部分も多くあるのだろうが、
    一部が…だと全体がそのようにみられることも多い。

    地域協同組合にという主張は、うなづけた

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    2023年08月20日
  • 人口減少時代の農業と食

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    もはや農業の効率化は待ったなしとの状況が理解できた。とは言ってもそれほど悲観的に捉える必要はなく、人が減って今までのやり方が合わなくなってきたら自然に進んでいくだろうと思う。
    今ひとつスッキリしないのは、人口減少や高齢化に伴って胃袋ほ確実に小さくなる事を故意に無視していることである。生産年齢人口が減りだして人口がピークに達した現状が最も危機的な状況であるはずで、今後上手く需給バランスが取れていくのではないか。また物流危機をやたらと煽るが、何も関東であまおうを食べなくても良い。地産地消という好ましい方向に必然的に進むだろう。

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    2023年08月02日
  • 誰が農業を殺すのか(新潮新書)

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    本のタイトルや帯の文言に釣られて購入。
    日本の農業について広がっているいくつかの世間のイメージが、まさにイメージ先行でいかに誤っているか、証拠となるデータやインタビューを基に、丁寧に反証しています。
    確証バイアスもあるかと思いますが、少なくとも数値で示される内容には説得力があり、日本農業の将来は、行政や農協にとって優位な状況のまま進んでいることを再認識しました。

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    2023年07月20日