窪田新之助のレビュー一覧

  • 農協の闇

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    ネタバレ

     ページをめくるたびにため息が出る。農協とはここまでダメな組織なのか。
     経済事業ではホームセンターに競合できず。金融事業では組合員に不利な商品や加入の仕方を強制する。それでもノルマを達成できず年数十万円以上の保険料を自己負担して自爆する羽目になる。
     本書の中でも何度も書かれているが、農協は組合員のためではなく、組織そのものの維持のために漂流を続けている。

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    2022年12月04日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

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    ロボットとIOTとAIにより農業の生産性をあげる。
    農家の離農が進み、農地の大規模化が進んでいる。
    人力のロボットへの代替。
    ドローンによる夜間の害虫駆除。
    IOTにより微妙な色彩を判別し、局所的な農薬散布。
    温度や湿度を測定し、肥料を調整し、美味化。
    ウェアラブとスマホによる、植物の病気の判断。
    そして重要なのは、それらがネットで管理されること。
    脳が個々のロボットにあったら、データが限られるて、ディープラーニングが有効にならない。また世界的に展開するにあたり。知識が盗まれる可能性もある。

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    2018年05月13日
  • 対馬の海に沈む

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    開高健ノンフィクション賞受賞作に恥じない内容で、著者の経歴を活かしつつ、綿密な調査・追跡に裏打ちされたノンフィクションの醍醐味が味わえる。JAの体質的問題点に深く切り込み、不祥事の根源の闇の深さが垣間見える。ただ、元新聞記者なのに、この程度の文章・構成力なのかと思わせるところがあるので、傑作とまでは言えない。

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    2026年06月03日
  • 対馬の海に沈む

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    対馬で起きた実在の事件を追った本作は、何よりもその題材が持つ「特異性」と「異常性」において、読者を惹きつけて離さない圧倒的な引力を放っている。

    物語の入り口は、一人の男性による不祥事という矮小な事件に過ぎない。しかし、その背後を辿る調査が進むにつれ、事態は当初の予想を遥かに超える「壮大な共犯関係」へと変貌を遂げていく。当初は被害者と見なされていた人々までもが、実は構造的な不正に深く関与していたのではないか――。読み手は、芋蔓式に暴かれる関係者の広がりに目眩を覚え、島という閉鎖的な「ムラ社会」を覆い尽くす巨大な闇の渦に引き込まれていくことになる。

    書物としての完成度については、課題がないわけ

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    2026年05月14日
  • 対馬の海に沈む

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    丁寧な取材に基づく衝撃的な内容のノンフィクション。自殺した西山氏の犯罪行為はひどいことだが、それを支えて利益まで享受してた同じ組織の人間や組合員も本当にひどいと思う。
    果たしてJA関連の巨大な組織は日本にとって必要なのだろうか。本件をきっかけに、存在意義を問い直す必要があるのでは。

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    2026年05月12日
  • 対馬の海に沈む

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    この事件のことは知らなかったが、組織ぐるみの隠蔽というのは明らかだし、人間が1度いい思いをしたら何度もそうしたくなるというのもなんとなくわかる気がした。

    しかしながら規模が大きく支店も多い会社は、全店が同じ方向を向くのは無理だと言うのもわかる。
    特に銀行なんかは癒着を防ぐために長い間同じ店にいられないよう徹底してると聞くし、やはり長くいる人がルールにはなりがちだと思う。

    被害者がいないというのは摩訶不思議だが、それなら西山のご両親にも請求しないで欲しかった。
    誰も本当のことを言わないのに、こういう感じがありのままの日本の今だなと思った。

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    2026年04月26日
  • 対馬の海に沈む

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    何が良かった、と言うわけではないが、一気読みしてしまった。巨額の不詳事件を起こした西山の光と影。不正に加担した人、お金を受け取った人、など周りは後から自分の都合の良いように記憶を書き換えて平然と生きている。人間っていうか、本当に言葉を使いこなす動物、って感じ。この著書の取材力と、執拗さに感心。不正って権力のある中高年男性がするよね。(偏見) JAもノルマ課すだけの本部も、被害者かのような妻も全てがなかなか強烈。繊細さんにはきつい

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    2026年04月08日
  • 農協の闇

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    自爆営業とその背景にある過度なノルマ、どっかの保険会社かよと思ってしまった。うーん、立ち上げ当初は崇高な理念でやってきた組織も、大きくなって腐敗するのは致し方ないことなのかなと。

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    2026年04月08日
  • 対馬の海に沈む

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    自分がいる所とはまったく別の世界にいた極めて特殊な人物が起こした事件…そうであれば、読んで泣くことはなかったと思う。対岸の火事のように闇を眺めていたのに、その闇が終盤で急に拡がって私をも包みこんだ。人の死は重い。と同時に、人の人生もまた重いものだと改めて感じた。

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    2026年04月06日
  • 対馬の海に沈む

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    何かおかしいと気づいても、何も行動を起こさない。そうやって少しずつヤバい方向に流れていくってことは、日本中で起きているに違いない。

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    2026年03月29日
  • 対馬の海に沈む

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    田舎に住んでいる人間なら、たとえJA絡みでなくても、こういう濃くてどんよりした人間関係のなかで、狭い世界の中で、虚栄心や都合のいい仲間意識で息苦しくなるのが嫌というくらい分かる。
    田舎から人が出ていく1番の理由は、仕事がないことでも、娯楽がないことでもない。窮屈な世界の中で身動き取れなくなる怖さだと思う。

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    2026年03月18日
  • 対馬の海に沈む

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    対馬という土地のことをこれまでほとんど意識したことはなかったので、この本を読んで初めて、国境の島であり韓国人観光客が多いとか、山が多い土地であることなどを知った。

    新聞やテレビで取り上げられたかどうか記憶がないほどな、こんな巨額不祥事件があったとは知らなかった。組織のガバナンス、マネジメントが機能していなかったと言わざるを得ない。共済版ビッグモーター事件とも言っていいような不祥事件だろう。第六章の小見出し「ムラ社会の日本を象徴する事件」がまさに的を射ている。

    西山は、田中角栄元首相がかつて言ったという「政治は数、数は力、力は金」をそのまま体現したような人物と感じた。田中角栄の地元や身の周り

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    2026年03月13日
  • 対馬の海に沈む

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    恥ずかしながら、対馬の正確な場所を知らなかったので、地図や航空写真を調べてみた。
    狭い島で、沢沿いや少ない平野に田畑が見られる。
    本書で触れられている通り、農業が盛んな地域には見えなかった。
    そんな場所でこの規模の不正が発生したのは、まさに青天の霹靂と思う。
    なぜ発覚しなかったのか。そんな異常性を本書では紐解いている。

    現場を無視した机上の目標、不正に身を委ねる組織、不正を可能とする無頓着な利用者の存在は、どこにでもあるものだと思うし、それだけに恐ろしい。
    執念の取材に引き込まれた。

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    2026年03月11日
  • 対馬の海に沈む

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    JA共済で営業成績全国1位を取ったのは、人口わずか3万人の離島の営業マンだった。そのカラクリを暴いたノンフィクション。

    ひぇー!なんで営業停止にならないの!!法律だってあるだろうに!!組織のモラルが低すぎる!!

    JAといえば、コメの値段が下がらない。会長は大臣のオトモダチだし、色々なカラクリがあるのでしょう。。

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    2026年01月18日
  • 誰が農業を殺すのか(新潮新書)

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    今の米騒動に関連してこの本を手に取りました。やっぱり、政治か…というのと、相変わらずの利権がらみの話。我がさえよければそれでいい…農水省の馬鹿さ加減にも驚かされた。日本の官僚ってこんなにひどかったの?財務省はよくたたかれますが、農水省もたいがいです。国益って考えないんですね。ありがとうございます。イラン、イスラエル。ロシア、ウクライナ。戦争や争いはいつまでも続いています。今こそ、日本国民の安全、食の確保を考えなければいけないが…もう遅いか。

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    2025年06月22日
  • 農協の闇

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    2025.06.20
    一般的に「公務員は楽な仕事」と見られているように、JAは郡部に存在感がある故に比較的楽だとみなされているように思う。
    ところが、そんなJAは結構というかかなりブラックな職場であるということに驚き。

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    2025年06月20日
  • 農協の闇

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    農協にこれほど深い闇があるのは知らなかった。昨今の米の値上がりももしかすると、農協が裏で暗躍しているのかもしれない。

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    2025年02月09日
  • 農協の闇

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    この本を出版する講談社現代新書はなかなかやるね。
    農協は保険でデタラメやってるし、要らないサービスを社員に押し付けてるという話。
    農協に関しては色々な噂を聞くこと多いですね。

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    2024年07月26日
  • 農協の闇

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    業界新聞の元記者が、農協の暗部を暴露。基本的に農協名は実名。その中には私の生活圏の農協もあり衝撃を受けた。農協は信用事業(金融)、共済事業(保険)、経済事業(販売)、営農事業が主な柱だが、経済事業は赤字らしい。そのため信用、共済事業で屋台骨を支えている構造だ。そこに過酷なノルマと、その達成のための不正が入り込んでしまう。「裏切りの経営者たち」では、76億円という巨額損失をはじめ、金銭的な不正がうやむやに放置された。そこには組合員(農家)に背を向け、組織を維持するために不正に関わった者たちの姿があった。

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    2024年05月17日
  • 農協の闇

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    仕事柄、農協と言うワードはよく聞くのですが、自分としてはあまりいいイメージがなかった。そこで本書を読んでみたのですが、自分の想像をはるかに越えるくらいに「怖い」「ひどい」話しが満載されていました。完全にお客様(組合員)をバカにしている。「農協さんの言うことなら」とおじいちゃんおばあちゃんは信用する。その信頼を利用した「えぐい」商法だと思います。その上、従業員による不祥事のオンパレード。『不祥事の元凶は過大なノルマにある』というのをなぜ農協の経営者らは気づかないのでしょう?
    普通の企業ならとっくに信頼失墜で淘汰されて下手もすれば潰れてしまうだろう。
    自分のあまり良いイメージを思ってなかったてこと

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    2023年11月04日