窪田新之助のレビュー一覧

  • 農協の闇

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    ネタバレ

    元日本農業新聞記者が内地(道外)のJAで行われる
    共済事業の不正が多発する原因は自爆営業せざるを得
    ないノルマ設定を糾弾する・・・著者の言わんとする
    事は、本来の農業協同組合として組合員に役立て!
    金は集まると汚くなるのよ、税金集めたがる政府や官
    僚も全く同じで、出来心が起きないようにしなきゃ
    JAの監査も中央会は相変わらず 農業協同組合監査士を
    養成し会計監査法人みのり(農業界が設立した)だか
    ら監査が甘い!、世は金庫の鍵保管を会計担当者から
    切り離すことからスタートしているのにね(´・ω・`)

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    2023年09月16日
  • 人口減少時代の農業と食

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    元々日本の食糧自給率はどれくらいなのかという疑問から、何か関連した本はないか探して読みはじめた本。農業に従事する人の高齢化やそれに伴う後継者不足、働く環境や労働力不足、生産から消費者に届くまでのシステムや、日本人の食の変化、諸外国との価格競争など、簡単に解決できない複合的要因のひとつひとつについて問題点と、実際の現場で対応している例が書かれている。ITが発達した便利な世の中で、それを享受していると生産現場の大変さに想像が及ばなくなりがちだ。ITを活用しマネーゲームのようにしてお金を得る世界と、いくらITを活用しようとも人間が汗水流して働かないといけない世界。どちらが良い悪いもない。だが今、口に

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    2023年07月09日
  • 農協の闇

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    国民にとってはかなり身近な存在であろう、JAの「闇」。過酷なノルマを筆頭に、腐敗した組織構造など日本企業特有の問題が、JAでは余す所なく詰め込まれている…こんなところとは思わなかったな…

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    2023年05月28日
  • 農協の闇

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    タイトルどおり、農協というかJAの闇(くらやみと読ませるらしい)を描いている。ノルマの厳しさ、それによる自爆営業はあまりにひどい。この実態だとしたら、職員は到底生活が立ち行かないだろう。だからこそ横領などの不祥事が生じるのだろうけれども、全員が全員そういうわけでもなかろうとも思う。とすると、翻って、本書で書かれていることは、あくまで特殊ケースなのではないかという疑問もわく。ただ、自爆営業のみならず、組合員のほうを向かない経営数々、幹部の自己保身のための行動など、諸々の闇を面に晒した問題提供の書籍として価値がある。

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    2023年05月04日
  • データ農業が日本を救う(インターナショナル新書)

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    最近話題のデータ農業の事例を日本と海外と両方で紹介してくれる。

    労働人口減少は日本の全部の職に言えることだが、農業は高齢化が著しく、数年後に大離農が予想されている。
    その中で期待されるのがスマート農業。
    機械の自動化やデータを使ってより効率良く生産しようというのがこの本の趣旨。
    環境データ、管理データ、生体データから上手く活用できているのは前2つのみ。
    生体データの取得の難しさが読み取れる。
    しかし、少しずつだがそこも改善できてきている。

    技術の発展は自分たちの知らないところで常に起きている。

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    2023年04月30日
  • 農協の闇

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    農協の闇

    著者:窪田新之助
    発行:2022年8月10日
    講談社現代新書

    JAの仕事というと、組合員(農家)に農業や生活に必要な物品を販売し、農畜産物や加工品を購入、営農指導などをする「経済事業」を我々は思い浮かべる。JAは他に、預金を集めたり資金の貸し付けをしたりする「信用事業」、共済商品の開発や販売をする「共済事業」があり、その3大事業で成り立っている。つまり、素人が思いうかべる農協本来の仕事「JA全農」、銀行業務「農林中央金庫」、保険業務「JA共済連」の3つということになる。こうしたのを「総合農協」といい、JAはこれにあたる。それに対して、酪農や果樹、園芸など作物別に農業者が設立した農

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    2023年04月21日
  • 農協の闇

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    書評多数 農協の実態を描いた その腐敗度に驚く
    日本の閉塞はこうした過去の組織が「腐敗」して残っていることが主因の一つ
    cf アークスの横山社長→北大山本教授へ
      ホクレンは変われない 期待できない の発言の本意も同じ
    「歴史の役割」を終えた大組織は始末に負えない
     農協 郵便局 陸軍
    組織の大義を失うと、構成員の堕落は止めどない 
    農協も投信・保険販売 顧客を食い物に 職員に犠牲「カミカゼ」

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    2023年02月06日
  • 農協の闇

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    ノルマと自爆営業は、郵政と同じか。
    親方日の丸への依存体質もまた同じ、と。
    内輪、内務班の論理、ミツバチ❓。

    律するものが必要だ・・・。

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    2022年12月27日
  • データ農業が日本を救う(インターナショナル新書)

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    なかなか良かった。
    初めに日本のデータ農業の面白い例をいくつか、そして世界、日本でデータ農業の重要性が増していく背景について説明。
    その後現在行われているデータ農業を、フェノミクス(センサーによる生育観察)、フードバリューチェーン、農業ロボット、国際データ規格、日本品種の輸出、の観点から解説。

    データ農業に関して興味のある人への入門書として、非常に読みやすく、情報量もあり満足した。

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    2022年11月01日
  • データ農業が日本を救う(インターナショナル新書)

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    書店で目に留まり購入。
    冒頭のハウスの話がまず驚き。その後のデータ管理の話なども初耳なもの多く、非常に興味深く読んだ。
    著者も言うようにこの先人口が減っていくこと(ヨーロッパも切実とは思わなかった)を考えると、この分野の発展は非常に重要と思う。進展を見ていきたい。

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    2020年11月20日
  • データ農業が日本を救う(インターナショナル新書)

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    いくつか知らないことはあったけど後は
    センサー、ドローン空撮
    くらいで。もう少しシステマティックなヴィジョンを書いてくれると良かったな

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    2020年11月01日
  • データ農業が日本を救う(インターナショナル新書)

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    主に日本に於けるデータを多用した農業についてのレポートだが、最前線については書かれているものの、実績についての記述は乏しい、というか実績がないケースか散見された。実績を知りたかった自分にとっては消化不良だった。

    又、データと唄っている割には、データ(だけでなくグラフや図、写真等も)の記述が少ない。何か絵空事に感じた箇所もあった。

    データを多用した農業の可能性を感じたい人にはいいかも。

    ジュンク堂書店あべのハルカス店にて購入。

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    2020年08月17日
  • GDP4%の日本農業は自動車産業を超える

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    日本の農業の実態。高齢者の引退により田畑の統合が進み、規模が大きくなる分、合理化と効率化が進む事。そのため会社経営的な運営化に移行する。政策によるロボット化の動きや、国際規格を取らなければいけないという話も。普段からニュースや新聞で触れている話だが、こうやって纏めて読まないと頭に入ってこないから、そういう意味でも、農業の実態について改めて勉強できる一冊。

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    2019年02月23日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

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    日本が取り組んでいるIT農業の2017年の現状と、2020年以降一斉離農が訪れた時のために、IT農業の必要性を説いている。主には前者。国、大学、研究機関とITベンチャーや大手企業がどのようなIT技術を駆使して農業をIT化しているのか、紹介している。

    個人的には各アプリケーションも面白いとは思ったが、何の捻りもない名前をしているアグリドローンとアグリローラーは今後の農業において非常に便利で広まりやすいものだろうなと思う。問題は農業はその土地(土壌)、その時期(気候)、その作目によって条件が多様すぎる上に、環境は年々変化するのに年に1度しかそのデータは取得できない。ビッグデータとして運用していく

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    2019年01月23日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

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    未来というよりも既に実現しているものも含めてAI技術、GPS技術、ドローンがもたらす効率化は知らない事がけっこう多い。今後も注目すべきだろう。

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    2019年01月20日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

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    あらゆる産業の中で農業こそが、IoTなどの最新テクノロジーによって最も変革する。他産業と比べ、高齢化や労働人口の減少のスピードが飛びぬけており、これまでITの導入がほとんど進んでいないことから、その分、生産性の向上において伸びしろがあるからだ。経験と勘だけに頼る古い時代感覚のビジネススタイルがいまだに存続している農業。経験と勘の世界から科学とテクノロジーの世界への移行を推し進めるのがIoTであり、それと相乗効果をなすのがロボットとAI。いまや日本は「産業用ロボットの出荷額で世界シェアの5割を握っておりポテンシャルは極めて高い。事実、ロボットAI農業は日ごと加速のギアを上げている。ページを進める

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    2018年02月28日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

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    20170423 ITに携わる者としていろいろ考えが膨らみそうな話題ばかり。日本の将来の可能性にもつながるのではないかと思う。平和な世の中の定義次第だか食と家族という関係は絶対の要素だと思う。自分も何かできるような気になってきた。

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    2017年04月23日