窪田新之助のレビュー一覧
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日本の農家の平均年齢が2015年で66.4歳! 農家の実質的な定年は70歳ということから、この数年で「大量離農」が起きる事は確実という事らしい。意識した事なかった。
日本の農家の課題は、生産性の低さ。これは、国による減反政策から補助金が出る事やJAによる集団保護政策に一因があるらしい。また、大量離農により農地が余るという課題。こちらは、少ない農家で多くの土地を管理しなければならないとな。
これらの課題に対し、センサー付きの農機具による自動運転や、天候や収穫状況などのデータを活用している日本国内の取り組みがいくつもの取材から紹介されています。
農家は、経験と直感から、データ思考へ。
農家に -
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本屋でまとめ買いして、積ん読になっていたが、収穫の秋、読書の秋、楽しく読ませていただいた。
一言で言うと、日本の農業を悲観していないという事であろう。
その論点も的確で、的を得ていると思える。
書かれている内容について、具体的な事例では知っている内容も多くあったが、知らない内容、知らない方も多くいらっしゃり、狭い日本といえど、まだまだ多くの方が各地で活躍なさっていることを改めて知ることが出来た。
農業というのは経済指標となる数字だけで語るには難しいところがある産業である。
それは、命をかなり直接支える産業で有り、心を癒やす景観をつくることにも寄与することにもなっている。さらに日本では -
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JA対馬、全国JAで表彰されるほどの営業成績を上げ
『神様』 『天皇』と呼ばれた男性には
22億円超の横領疑惑があった
その男性 西島の死と事件の真相
小さな離島でここまでの巨額横領がたったひとりで
できるものなのか?
周囲の人々が気づかないはずはないのではないか?
違和感を抱き、著者である窪田新之助さんが
何度も対馬に足を運び
JAの構造、仕組み
営業に与えられる高いノルマ
西島の当時の生活や仕事ぶり、人となりなど
丁寧に取材されたルポ。
途中、JA仕組みや手口の説明が何度も書かれていて
読書のテンポが若干落ちそうになったけれど…
読み終わり
『村社会』『田舎の社会』『死人にくちな -
Posted by ブクログ
対馬のJAで神様と呼ばれていた西山の死からJA組織、対馬という小さなコミュニティの闇が暴かれていきとても読み応えがあった。日本で最も営業成績がよかった西山だが実際は自身で契約を変えたり不正申請で余分に共済金を得ていたことが発覚。西山だけでなく対馬のJA職員や長崎JA共済の職員、対馬の住民も西山の悪事に加担し利益を得て見て見ぬふりをしていたこと自体が問題。死人に口なしとはいうが西山だけが悪人のように吊し上げられるのも確かに可哀想。そもそもJAのノルマのせいで西山の暴走、職員の加担があったことから組織自体を改革しないと今後も不正が横行するかもしれない。
地域住民も判子や通帳を預けて結果西山に加担し -
Posted by ブクログ
経済的に行き詰まる地方の閉塞感や、ムラ社会的人間関係に加え、金融業界独特の高圧的ノルマ文化が、人一倍の能力と負けん気と虚栄心を持った一人の若者を蝕んだ、何ともやりきれない事件の顛末である。
本書の中で重要な告発者の一人が発覚が遅れた理由として「被害者のいない事件であること」をあげているのだが、実際には全国の共済加入者が損害を広く薄く負担する被害者なのである。対馬という小社会から被害を外部化することで、内輪ではウィン・ウィンの関係を保つことができる、多くの人間が関わりながら長年事件が隠蔽されてきた背景にはそうした構造が見え隠れする。
ワンピースのフィギュアを前に自ら作り上げた「仲間」の物語に没入