窪田新之助のレビュー一覧

  • 農協の闇

    Posted by ブクログ

    農協の負の側面を告発した一冊。金融商品に依存する体質、過酷なノルマなど。農家の減少にも関わらず非農家の準会員を増やし生き残る閉鎖的な組織。

    0
    2023年02月08日
  • 誰が農業を殺すのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    第四章「過剰な安心」が農業をダメにする、が参考になった。
    有機農業が、どんなものか。
    それにはどんな制約があるか。
    メリットがあるか、デメリットがあるか。
    しっかり考え、理性的に考えることが必要ではないか。

    雰囲気フワリで、流される先に、どんなものが待ち構えているか。
    誰が、その雰囲気を扇動し、誰が結果得をするか。
    よくよく考える必要があるると思う。

    最近の動きも整理されていて、勉強になった。

    こうしたことは、なにも農業に限った話ではない、と改めて思った。

    0
    2022年12月30日
  • 農協の闇

    Posted by ブクログ

    酷い。特に目先の数字だけを整わせるような共済の
    契約の取り方は一体誰に何のメリットがあるのか

    組織を大きくして権力を強大化させる事。が目標になってしまって現場で起きている苦しみや詐欺まがいの行為には目をつぶり、悪事がバレたら隠蔽する

    どこにでもある話しだが、そもそも隠蔽も悪事もダメ
    たまたま自分はJAと付き合いが無いが、ため息が出る

    ただ中には頭を使って健全化させようと頑張っている
    JAさんもあるようなので良い所は真似て、ダメな所は改善していって欲しいと切に願う

    0
    2022年09月01日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

    Posted by ブクログ

    日本の現在・未来の農業がどうなっているかを述べた本。
    paddy watchのところだけ読んだ。新潟県秋葉区の農場が例として出され、パディウォッチの活用により今まで作業時間の3分の1を使っていた水管理はスマホで見るだけで良くなった。

    0
    2019年01月19日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

    Posted by ブクログ

    日本の農家の平均年齢が2015年で66.4歳! 農家の実質的な定年は70歳ということから、この数年で「大量離農」が起きる事は確実という事らしい。意識した事なかった。

    日本の農家の課題は、生産性の低さ。これは、国による減反政策から補助金が出る事やJAによる集団保護政策に一因があるらしい。また、大量離農により農地が余るという課題。こちらは、少ない農家で多くの土地を管理しなければならないとな。
    これらの課題に対し、センサー付きの農機具による自動運転や、天候や収穫状況などのデータを活用している日本国内の取り組みがいくつもの取材から紹介されています。

    農家は、経験と直感から、データ思考へ。

    農家に

    0
    2018年03月31日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

    Posted by ブクログ

    農家のほとんどは兼業農家なので農業収入は少なくあてにもしていない。保護の必要はない。
    結果が出れば因果関係はどうでも良いのがビックデータの活用方法。
    2020年には農業はロボット化。

    0
    2020年11月09日
  • 日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活

    Posted by ブクログ

    高齢農家の大量離農に伴い、日本の農業が企業による大規模農家に集約される変革期にあるという。労働人口の減少がモチベーションとなり、ロボットやAIなどの技術の導入による生産性の向上が農業分野で行われている。今後の発展に期待したい。

    0
    2017年03月20日
  • GDP4%の日本農業は自動車産業を超える

    Posted by ブクログ

    本屋でまとめ買いして、積ん読になっていたが、収穫の秋、読書の秋、楽しく読ませていただいた。

    一言で言うと、日本の農業を悲観していないという事であろう。

    その論点も的確で、的を得ていると思える。

    書かれている内容について、具体的な事例では知っている内容も多くあったが、知らない内容、知らない方も多くいらっしゃり、狭い日本といえど、まだまだ多くの方が各地で活躍なさっていることを改めて知ることが出来た。

    農業というのは経済指標となる数字だけで語るには難しいところがある産業である。

    それは、命をかなり直接支える産業で有り、心を癒やす景観をつくることにも寄与することにもなっている。さらに日本では

    0
    2016年09月18日
  • GDP4%の日本農業は自動車産業を超える

    Posted by ブクログ

    今までダイヤモンドやら東洋経済やらの農業特集を何度も読んできたけど、この業界紙出身記者の慧眼に目からウロコです。

    0
    2016年07月04日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    ノンフィクション。対馬での農協の不祥事。車が海に凄い速度で飛び込んでいくところから、話は始まる。事故とは思えない、きっと自殺したのだろう。共済金を騙して受け取っていた西山が悪いのは当たり前だが、それを見て見ぬふりをして美味しい思いをしていた農協職員も関係者も皆悪いと思う。でも、その立場だったら楽な方を選んだかも、と思ってしまった。

    0
    2025年12月20日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    対馬のJAで表彰するほどの売り上げをあげていた男性が、ある日車で海に突っ込み自殺をした。ここから、JAで起こっていた不正、体制・構造のおかしさを暴く。

    不正の大きさに驚くが、「ただの一企業(とまでは言い切れない特殊な企業だが)内でどんな不正をしていたって、税金が使われているわけじゃないから、別に知らんよ」と思い、あまり内容に入り込めない。

    不正の構造がわかるにつれて、人の弱さを思う。小さい世界で、このような状況になった時に私は不正を正そうと動けるだろうか?いや、なかなか難しいだろうと。

    0
    2025年12月11日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    対馬でのある事件をきっかけに、保険などの不正経理の中心人物を掘り下げたルポ。

    私の勤める会社でも御多分に洩れずコンプライアンス遵守が叫ばれ、毎月コンプラ通信が配信、
    新聞記事となった数々のパワハラ、不正経理の事例が紹介されている。事例をもって社員のコンプラ意識の啓発と教訓として配信されてるのだが、この通信は本当に毎月毎月配信され続けている。つまり毎月違う話題がわんさか出てきておりネタに困らない、ということ。

    不正などに走るのは個人の欲の暴走もあるが、会社組織がある限りはこういった問題は今後も無くならないだろうと、この本を読んで改めて思う。

    0
    2025年12月07日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    さすが、農協と呆れるばかりで開いた口が塞がらない。2兆円近い赤字出しても納得いく責任も取らず説明もない農林中金が上部団体だし…。窪田さんの精力的な取材には引き込まれるが、事件の背景には「JAグループの腐敗する構造がある。その向こうには欲望に蠢く大勢の人たち、彼らが暮らしている社会そのもの」という結論にひいてしまった。敗戦の責任は国民一人一人にあり、一億総懺悔と…。確かにそうかもしれんが…。先週、農家数、五年前に比べて25%減の100万人余とのニュースあったが、JA組合員1000万人超とは。ただ、田舎の話ではないし、丸の内のメガバンクでも同様の犯罪はよくある話。

    0
    2025年12月01日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    JAに対する見方が少し変わった。

    ただ、同じことを何回も書いてあったりするところがあって、多少くどく感じた。

    0
    2025年11月15日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    驚くべき話ではあるのだけれど、馴れ合いと他責の中で少し頭抜けてしまった人物と、それを統御もできない組織、報恩と地縁に絡まった関係。1980年代とかではなく、現代だということと、起こり得る組織環境への驚き。簡単に情報が出てくることが、それを当たり前としていた環境をよく表している。
    「オートハンシャ」という語が出てきたが、本書を語る一言と感じた。
    珍しくよく調べたノンフィクションではある。

    0
    2025年11月10日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    怖い、というより勿体無い?その能力はいくらでも他の事に使えただろうに。。。

    JA対馬で行われていた様々な不正を、1人のジャーナリストが綿密な取材を行い、明らかにしていくノンフィクション。

    対馬という、スタンドアローンな環境により、加速度的に不正は助長していく。当人の自殺から明らかになる組織絡みの不正。人間怖いと思ったのは、多分関わったはずの人間が当人を責める言動と逃げの姿勢。

    死人に口無し。


    0
    2025年09月06日
  • 農協の闇

    Posted by ブクログ

    昔からあり誰しもが知っている組織の闇。
    信頼を武器にした不正には憤りしか感じない。
    組織の構造や慣習が悪い方向へ振り切ってしまっているように感じた。
    JAと関係しなくても対岸の火事にならないよう、教訓にしたい。

    0
    2025年08月30日
  • GDP4%の日本農業は自動車産業を超える

    Posted by ブクログ

    農業の希望を見せてくれるいい本だった。

    農業にもともと興味があったものの、収益性が低いや、排他的な習性がイメージとしてあったため、自分が実際に職業として着くことは無いだろうと考えていた。

    本書を通して、農業の新規性、将来性が紹介されており、職業として取り組むことも悪くないだろうと思えた。

    少し古い本ではあるものの、令和の米騒動の現在と重なる部分があり、今後の政治を追う上でも、非常に勉強になる本だった。

    0
    2025年07月21日
  • 農協の闇

    Posted by ブクログ

    農協(JA)の不祥事や構造的問題などを取材し、取りまとめたルポ的な書籍です。JAに対して、色々と考えさせられたし、ちょうど昨今は昨年の米不足、爆発的な値上がり、備蓄米の放出など、日本の農業について考えさせられるタイミングで本書を読むことができたのは価値があったと思う。

    感想としては、単刀直入に日本の農業がこのような問題だらけの組織にコントロールされていることに悲しさを感じたし、JAという組織が、あまりにも持続可能とは程遠い組織構造となっているため、JA頼みの農政というのは無理があるんじゃないかと感じました。

    この本を読んだからといって日本の農業政策が分かるというわけではありませんが、小泉大

    0
    2025年06月08日
  • 農協の闇

    Posted by ブクログ

    農協、上層組織である連合会の現状を一言で言えば「腐ったみかん」の状態だと改めて思った。(全ての農協がそうではないということが前提だが)

    0
    2024年04月08日