Z家族~データが示す「若者と親」の近すぎる関係~

Z家族~データが示す「若者と親」の近すぎる関係~

ビジネス・実用
1,188円 (税込)

5pt

Z世代は恋人より母親といたい? 博報堂のシンクタンクが30年前と同じ設計で実施した「若者調査」をもとに、今20歳前後のコアZ世代とその親世代を比較分析。見えてきたのは、親世代とは大きく異なるZ世代の人間関係、家族の密接すぎる関係性だった。定量データに加えチャットの親子会話を多数収集し、進化した親たち=「メンターペアレンツ」の実態に迫る。金間大介氏や星友啓氏のインタビューも収録。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    Z家族~データが示す「若者と親」の近すぎる関係~
  • タイトルID
    :
    1993789
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    22MB

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Z家族~データが示す「若者と親」の近すぎる関係~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    博報堂生活総合研究所が、Z家族(Z世代の子どもとその親世代)を、長期時系列調査、定量調査、インタビューなどをもとに分析する。まさに私自身がこのZ家族にあたるので、納得の嵐。

    「みんなやってるよ!」「みんな持ってる〜!」の、「みんな」って誰?
    と、親から言われたことのある人も多いだろうが、私自身は意識して、わりと幼い頃からこの「みんな〜」は使わないようにしてきた。この「みんな」には、大いなる主観からくる思い込みがほとんどだからだ。「今どきの若者は〜」という文脈で語られる「若者」の実態を、無条件に受け入れてはいないつもりでいたけれど、やはり数字で見るとハッとさせられる。
    またこれらのデータ分析を受けての有識者のインタビューも興味深い。
    何より、このデータ分析を実際に職場や社会でどう生かしていくかという実践的な提言が、この本の真骨頂だろう。
    個人的には、ヘタな推理小説より、データが示す事実にゾクゾクする。

    0
    2026年03月11日

    Posted by ブクログ

    自分のZ世代の息子がとにかくよく母親とやりとり(会話、チャット)している様子に自分の若い頃と比べて違和感を感じていたのと、池上彰さんのテレビ番組で「自分の尊敬する人物は誰か」という問いで、「母親」という回答が爆増しているというのを見て何となく気になっていたところ、それに答えてくれたのが本書。帯の押見修造さんの『血の轍』を彷彿させる母と息子のイラストがありギョっとしたのだが、このギョっとしてしまう感覚こそ、「親密な母と息子」に対する、マザコン、過保護、毒親という従来のイメージなわけだが、そういうものとは全く違う、20歳過ぎても誕生プレゼントを貰ったり、息子と母親で洋服を共有したり、自分の人生に最も影響を受けた人物が偉人や好きなアーティストとかではなく親と言い、親に日常のこまごましたことから就職までアドバイスを求め、それに素直に従うというような、新たな関係性があったという、調査を行った側のZ世代の少し上の世代すら驚いた調査結果なのだった。本書では親を団塊ジュニア世代、2024年時点の19~22歳をコアZ世代とし、Z世代に対する世間の印象の誤解を解き明かすところから始まる。つまり世代論にありがちな、「世代的な」特徴と「年齢的な」あるいは「時代的な」特徴との取違えであったり、SNSで周囲と耐えず比較しているから自己肯定感が低いだろう、とか、環境問題に対して意識が高そうだ、とかいう然るべき論による思い込みとかだ。自分はリアルZ世代の子どもとその友人たちなどを見ているからそれほど誤解した印象を持っていなかったが、そうでない人は結構「へぇ~」と思うことも多いと思う。この仲の良い親子関係(母親だけでなく父親も含めて)が生まれた背景だが、まず、団塊ジュニア世代から現在の若者までカルチャーの衝突がない(属性的に同じ価値観である)という大前提があり、親と子というのは価値観の相違・衝突が当たり前、「大人はわかってくれない」では現在はないということだ(著者である博報堂生活総合研究所は「消齢化社会」という概念を提唱している)。そしてとりわけ母親の株が急上昇したのは、社会で働く母親が当たり前になり、的確な社会人的アドバイザー、いわゆるメンターとして頼れる存在になったことが大きい。このほかチャットアプリの登場で面と向かって会話する面映ゆさや億劫さという障壁がなくなったこと、そしてリビングで銘々がスマホを眺めているという、プライベートを確保するのに自分の部屋に籠る必要がなくなったライフスタイル、団塊ジュニアが就職氷河期で大変な思いで自分を育ててくれたという感謝、コロナによる家族間時間の深まり、いろいろな気遣いが求められる友人や異性という外コミュニティに対する「コンプラ解放区」としての家庭、などがとりあげられ、なるほどと思うことしきりであった。とりわけ女子の「異性と付き合っていない女子はいけてない」という旧世代の感覚の消滅という指摘は興味深く、実は親密な対人関係において「母との関係」が急増しているという数値は、「異性との関係」というパイを根こそぎ奪ったもので、父との関係、同性の友人との関係などはあまり変化はないらしい。個人的には端的にいえばローリスクコミュニケーションであることがZ親子関係ということなのかな、という印象であった。となれば、同じZ世代でも外国に比べて日本の若者は内向きで外へ向かっていこうとしないこと、主体性の抑制などが気になってくるのだが、ある意味これこそが世代論的誤解というやつで、もともと日本人全体としてその傾向があり、Z世代の若者はその親たちの行動規範に素直に従うのだという指摘には肯かざるを得ない。最後に、本書で一番面白いのは、10組くらいのZ親子のチャットアプリでの生やりとりのサンプル。口調も中身も、まるで友だち同士のようなそのやりとりは、へぇーーと感心しきりだった。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    20歳前後のコアZ世代に、30年前(親世代)と同じ設計の調査を実施して、Z世代の価値観、人間関係のあり方等を親世代と比較する形で分析されたものになっていて、「今の若者は・・・」で揶揄されるような内容についてデータをもって検証されるようになっており、興味深いものが多かった。

    最近の若者の一番のメンターは母親ということだが、確かに最近「マザコン」というワードを聴かなくなったなと思い、何でも母親に相談するのが当たり前になってきているからなのかなと納得した。

    一方の父親はどんな存在になっているかというと、昔の「上から」なスタンスは立ち消え、子が自ら考え、判断できるようになるための判断材料を提示するシステムになっていることが多いらしく、チャットGPTみたいな存在になっているのかなと思った。
    しかし、子が適正年齢(生成AIを適切に扱える年齢)になるまでは、その代役としてこれからも必要なのだと思う(その先は、どうあるべきなのかはわからないが)
    AIが更に普及した次の30年後の調査結果が気になる。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    Z世代という呼称は最初にアメリカで使われ始めていたので、その当時の印象が強かったが、日本のZ世代はその印象とはだいぶ異なっていて、日本独自の特徴が見られると思った。その一番の特徴は「親との近すぎる関係」だ。友人よりも親と過ごす方が安心快適、影響を受ける存在も男女とも親(特に母親)というのは驚きだった。
     後半には中年には理解しづらいZ世代の取説も書いてあり、とても示唆に富む分析解説だった。寄稿者や対談者が、Z世代を否定的に見ることなく、長いスパンでの文化的潮流の中に出現した現象のひとつという捉え方をしているのに好感を持った。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    イワケンnoteから。自分たちと親の関係性が、子との関係性とは明らかに違うとは思っていて、それって自分だけの話なのか、一般的なことなのか、気にはなっていたんだけど、本書読んで納得。メールのやり取りができるってのが、やっぱり圧倒的に違う点ですわな。横の人間関係も含めて、当時からそれが出来てたらな、って思うことは多々ある。あと印象に残ったのは、Z世代の幸福度がかなり高いってこと。それは素晴らしい。

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    旧Twitterの広告で知って電子で購入。
    まさにZ世代の息子を持つ私としては、興味津々。
    そして分かったのは、親と仲がいいのはうちだけじゃなかったという驚きの事実。
    小さいころから穏やかな子で、いるんだかいないんだかわからないくらいおとなしい子だった。
    特に友人トラブルもなく、成人してしまった。
    しまったというのもなんだけど。
    そしてそれはうちの子が特別なのかと思っていたけど、そうか、Z世代の特徴なのね!
    書いてある通りの我が家の息子ですwww
    そしてわたしは書いてある通り完全なるメンター母だわ。
    タイトルがミスリードというか、近「すぎる」ってネガティブにとらえてる内容と思われるよね。
    まあ、私もドキドキしながら読み始めた。
    だって帯の絵があれだし(漫画は未読)。
    私としては、頑張りが報われるような世の中でもなし、家族はチームとして、乗り切って生き延びるという考え方です。
    それがよかったのかどうか、私が死ぬころくらいにはわかるでしょうか。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    博報堂生活総合研究所が、Z世代(19〜22歳)とその親にあたる団塊ジュニア世代(49〜52歳)の調査を比較。Z世代の幸福度が高まっている要因には、家族、特に親との関係者の変化があると分析している。得てして印象論で語られがちな若者論だが、本書では、30年にわたる定点観測で得られたファクトをもとに、意外にも思える若者像を提示している。
    振り返ってみれば、「友達みたいな親」の影響力が増しているというのはたしかに納得のいく分析だった。

    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    z世代家族はこんなことになってんのかと驚愕したし、今3歳、1歳の子どもを持つ40代としては今後の家族の関係性、親子関係がどのようなものになっていくのか、不安もありつつも楽しみになるような時代の変化をひしひしと感じられる一冊でした。

    受容、傾聴、コミュニケーションクオリティの向上、女性の社会参画、ジェンダーギャップの緩和、そうした
    社会的な変化がメンター母親の存在や、抑圧と反抗からの解放のような思春期体験の消滅につながり、結果として家族に強固な信頼関係をもたらしているというのは、これから家族を持つ者にとっては大きな励みになる。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    1994年、2024年2年をデータ化してる事が興味を唆られる。

    1.
    【20代の良くする趣味】
    1992年 自動車、ドライブ50.7%
    2022年 動画視聴60.7%
    *映画鑑賞は40%(変わらず)

    2.
    【生活満足度】
    1994年 十分満足9.4%
    2024年 十分満足30.0%

    3.
    【尊敬する点が多い相手】
    1994年 父親46.4% 母親28.4%
    2024年 父親 33.8% 母親43.0%

    私が気になった部分です。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    本屋さんでタイトルが気になり、
    買って一気に読めてしまいました。
    元々データものが好きな私ですが、
    興味深いデータばかりでした。

    0
    2025年09月28日

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    光文社新書
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    :
    Z家族~データが示す「若者と親」の近すぎる関係~
  • タイトルID
    :
    1993789
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月18日
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    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    22MB

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