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今のヨーロッパの文化における基礎の一つは、イスラムの学術的成果や農業技術、工芸、食事文化などにルーツをもちます。ヨーロッパの中世から近代までの発展は、イスラム文明の文化・社会的影響や遺産抜きではあり得ませんでした。(「はじめに」より)中東とヨーロッパかはいかに交わり、溶け合い、互いに寛容の心をもって共存を実現してきたのか。現代社会を正しく理解するために、意外な史実を学び、知る。
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Posted by ブクログ 2024年01月02日
ルーツは同じとされれユダヤ教とキリスト教とイスラム教。ヨーロッパがいわゆる暗黒の中世を経てルネサンスに至るまでには、イスラム世界でギリシャの哲学、科学が温存され受け継がれ、ものによっては新たな発展を遂げていたからこそ。ヨーロッパの侵略者としてのイスラム勢力の別の面を知ることは現代の理解にもつながる。...続きを読むスペイン南部のトレドなどは学問的な寛容さの象徴といえる。 文化・食文化についてもしかり。中東、北アフリカ発の文化もあれば、インド・中央アジアで生まれてイスラム世界を経てヨーロッパに伝播したものもある。ヨーロッパの食の豊かさはイスラム世界なくしては実現し得なかったかもしれない。 最後に、筆者も説いている部分ではあるが、現代のヨーロッパが一部で異文化や異民族への寛容さを失い、イスラムを敵対とは言わないまでも警戒している風潮が広がっている。しかし上記のような歴史を理解をしておくことは日本人にとっても重要なことであると認識した。
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イスラムがヨーロッパ世界を創造した~歴史に探る「共存の道」~
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宮田律
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