アンナ・カレーニナ 1

アンナ・カレーニナ 1

1,210円 (税込)

6pt

青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう……。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの代表作。真実の愛を求め、苦悩する人間たちが織りなす一大恋愛叙事詩。

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アンナ・カレーニナ のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • アンナ・カレーニナ 1
    1,210円 (税込)
    青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう……。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの代表作。真実の愛を求め、苦悩する人間たちが織りなす一大恋愛叙事詩。
  • アンナ・カレーニナ 2
    1,078円 (税込)
    官僚としての体面と世間体を重んじる夫の冷酷な態度に苦しみながらも、アンナはヴロンスキーとの破滅的な愛に身を投じていく。愛するゆえに苦しみ悩んだ結論は……。一方、新しい農業経営の理想に燃えるリョーヴィンは、失意から立ち直ったキティと結婚生活を始めるのだった。登場人物たちの微妙に揺れ動く心理と時代背景を、端正かつ抑制の利いた訳文で鮮やかに抽出した新訳。
  • アンナ・カレーニナ 3
    1,188円 (税込)
    イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。芽生えた不信と不満。幸福の絶頂のあとに訪れた、行き違う二人の微妙な心情を、緊張感あふれる訳文で鮮やかに描きだす。
  • アンナ・カレーニナ 4
    990円 (税込)
    「そうだ、死ぬんだ!……死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナは、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの魅力を凝縮した代表作であり、愛と理性、虚飾と現実、生と死、そして宗教と社会を壮大なスケールで描いた19世紀文学の最高傑作、ここに完結! 繊細かつスピード感あふれる新訳で。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

アンナ・カレーニナ 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恋に落ちたり、不倫をしたり、それをたしなめたり、噂したり、不信に落ちたり。あまりにもその過程の描写が迫真だ。翻訳もいいのだろうが、やはり古典恐るべしである。

    メモ:
    ・冒頭の列車での事故は、何かの暗示だろうか
    ・オブロンスキーの不貞は、何かの暗示だろうか
    ・ウマの背骨が折れたのは、何かの暗示だろう

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    19世紀後半のロシア。ひとつの不倫から始まるドラマを軸に、貴族社会の多様な人間模様を描く恋愛小説の名作。

    「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」
    有名な書き出しから始まる第1部は、不倫から始まり不倫に終わる。『出会ってしまった!』という感じ。美しいロシ

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    19世紀後半のロシア貴族社会における恋愛物語。

    複数の主人公が登場し、各々が様々な恋愛模様を生きる。

    単に恋愛にのみとどまらず、当時のロシアの社交界、貴族秩序、家庭、政治、経済など、多様なテーマが描かれる。

    100年以上前の、異国ロシアにおける物語とはいえ、各登場人物の心の動きなどは、非常にリ

    0
    2016年09月26日

    Posted by ブクログ

    この本は実はタイトルの女性は
    少しページを読み進めてこないとでてきません。
    いきなりすごいことになるわけではないので
    そこのところ、お間違えなく。

    本当に文章が巧みに尽きる作品です。
    ロシア文学と聞くとクソ難解という
    悲しいレッテルを貼られがちですが
    この本はそうではありません。
    確かに長いですが

    0
    2013年07月03日

    Posted by ブクログ

    リョービンとキティのパートがよかった。多元的でとても人間臭い。農業、労働、宗教に対する考え方に非常に刺激をうけた。
    一方でアンナとヴロンスキーはまさに悲劇のヒロイン。情熱に浮かされて自分で自分を追い詰めていく様に人間の恐ろしさを感じた。

    0
    2012年05月16日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の「ねむり」に出てきたので急に読みたくなりました。
    全巻一気によめました。たぶん新訳だからでしょう。
    思った以上に、現代でも通用するテーマ。
    アンナはもっと古くさいヒロインなのかと思っていましたが、
    美人でおしゃれで魅力的なのが新鮮でした。

    鉄道が新しいものとして重要なモチーフとなっている

    0
    2011年04月13日

    Posted by ブクログ

    最後まで読み終わった。
















    思わず、強調しまくってしまうほど(笑)
    いやあ、おととしくらいにカラマーゾフ読んで、そっちには、いや~やっぱり昔の人の考えてることはよう分からんわ~お話やから仕方ないか~、みたいなぬるいテンションで読んでしまった

    0
    2010年06月27日

    Posted by ブクログ

    フロベールの『ボヴァリー夫人』は不倫という点で共通しているが、タイトルは〇〇夫人となっている。『アンナ・カレーニナ』が「カレーニン夫人」という題ではないことは、誰かのものではなく一個人であることを主張しているのではないか、と思うのは考え過ぎだろうか。もう1人の主人公リョーヴィンとキティの行末を楽しみ

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    自分は浮気者の気持ちは全くもってわからないし、まして、他人を不幸にしてまで恋に走る人の気持ちなんて理解できそうもない人間だが、丁寧な心情描写により、これはもう仕方がないと思わせるのはさすが世界的文豪のなせる技か。とはいえ、より胸に迫るのは、穏やかに整然と農作業に打ち込むリョービンや、侮辱されたと思い

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    ロシア文学、古典の傑作という事でかなりの密度だったが、おすすめされた光文社古典新訳文庫訳で挑戦

    物語は2つの主旋律が進んでいくイメージで、
    時系列や相関が複雑に絡み合っていく

    また、主要人物の深層心理がどこまでも掘り下げられており、
    更に当時のロシアの貴族社会の風俗的な描写、今後の帝国主義の崩壊

    0
    2024年12月02日

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