アンナ・カレーニナ 3

アンナ・カレーニナ 3

990円 (税込)

4pt

イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。芽生えた不信と不満。幸福の絶頂のあとに訪れた、行き違う二人の微妙な心情を、緊張感あふれる訳文で鮮やかに描きだす。

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アンナ・カレーニナ のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • アンナ・カレーニナ 1
    1,012円 (税込)
    青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう……。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの代表作。真実の愛を求め、苦悩する人間たちが織りなす一大恋愛叙事詩。
  • アンナ・カレーニナ 2
    891円 (税込)
    官僚としての体面と世間体を重んじる夫の冷酷な態度に苦しみながらも、アンナはヴロンスキーとの破滅的な愛に身を投じていく。愛するゆえに苦しみ悩んだ結論は……。一方、新しい農業経営の理想に燃えるリョーヴィンは、失意から立ち直ったキティと結婚生活を始めるのだった。登場人物たちの微妙に揺れ動く心理と時代背景を、端正かつ抑制の利いた訳文で鮮やかに抽出した新訳。
  • アンナ・カレーニナ 3
    990円 (税込)
    イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。芽生えた不信と不満。幸福の絶頂のあとに訪れた、行き違う二人の微妙な心情を、緊張感あふれる訳文で鮮やかに描きだす。
  • アンナ・カレーニナ 4
    792円 (税込)
    「そうだ、死ぬんだ!……死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナは、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの魅力を凝縮した代表作であり、愛と理性、虚飾と現実、生と死、そして宗教と社会を壮大なスケールで描いた19世紀文学の最高傑作、ここに完結! 繊細かつスピード感あふれる新訳で。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

アンナ・カレーニナ 3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月06日

    第5部と第6部を収録。リョーヴィンの結婚にまつわる諸事と、徐々に行き詰まるアンナとヴロンスキーを描く。

    リョーヴィン編は婚礼から新婚生活にいたるまで、出来事や心理が微細に描かれていて楽しい。しかし身近な人の死によって、自らの生死観に向き合わなくてはならなくなり、深い思索を重ねていくくだりには、誰に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月18日

    5部はとにかくカオスで面白い。

    まずはリョービンとキティの結婚式から始まるのだが
    リョービンのあの性格ゆえ、そう簡単には行かない。
    やはり自分などキティが愛してくれるのだろうか?
    思いとどまるなら今だと、キティに告に行くが…
    たぶん5分後には仲直り。
    式の当日には、シャツを荷物と一緒に馬車で送って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月27日

    社交界から排除されたアンナ、ヴロンスキーと農村生活を送るキティ、リョーヴィンそれぞれの交友関係の描写が面白い。家族にしろ地域社会にしろ地方行政や官僚組織にしろ、システム化されているように見えても結局、動かしているのは人であることがわかる。人であれば、厳格、安定してるようであっても、脆さもあり、そのあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    内容も面白いが最後の読書ガイドが素晴らしい
    長編だからついつい以前のエピソードの事を忘れてしまいそうだけどこれを読み事により全体を把握出来大きな流れを失わずにいられる。

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    Posted by ブクログ 2016年10月28日

    ぐいぐい引き込まれる面白さがある。
    長編だが、「だれる」感じが全くない。

    本巻巻末の解説は、本書のみならず読書一般に深みを与えてくれるものかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2016年01月24日

    面白い。それなりの長編だけど、おもしろさは変わらない。あと一冊だ。どうなることやら。
    読み終わったら、映画を観る。

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    Posted by ブクログ 2013年07月23日

    一番長い巻でしたが問題なく読めました。
    やっぱり面白いね。
    ロシア文学は長くて、難しい。
    そんなイメージばかり抱いていましたが
    全然。面白いじゃないですか。

    きっとキティーとリョーヴィンが光
    アンナとヴロンスキーが闇なんだと思います。
    そして終盤のそれは光と闇の迎合。

    最後はどうなるのでしょうか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月19日

    ここまでいろいろ盛り込まれてる上に面白いなぁと思うと4をつけれない。他の4と別格ゆえに5しかありえないみたいになる。

    リョーヴィンの童貞臭さがすごく好きだわ。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月09日

    トルストイを読んでいる時、同時代のドストエフスキーのことをつい考えてしまう。ドストエフスキーは貧困と底辺の生活に喘ぎながらもその中から無数の声無き声を聞き取り、分裂し矛盾する人間というものを混沌的に暴き出した。それに対してトルストイは、社会に翻弄される個人というものを観察しながら人間が人間として生き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月05日

    ヴロンスキーとのイタリア旅行から帰国したアンナは、どうしても息子に会いたい一心でかつての我が家に戻る――。一方、新婚のリョーヴィン夫妻は、新しい生活をスタートさせるが――。

    2巻の感想で、アンナの心情がさっぱりわからない、と書いたけれど、3巻を読んでいくうちに、それも当然のことだったのかもしれない...続きを読む

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