19世紀ロシア奇譚集

19世紀ロシア奇譚集

1,210円 (税込)

6pt

3.5

屋敷に棲みつく霊と住人たちの関わりをユーモラスに描く「家じゃない、おもちゃだ!」、ある女性に愛されたいために悪魔に魂を売った男の真実が悲しい「指輪」、列車で同席した五等官がわたしに特定の駅で降りろと勧める「乗り合わせた男」、悲劇的な最期を遂げた歌い手の秘密に迫るにつれ……文豪トゥルゲーネフ作の心理ホラー「クララ・ミーリチ――死後」など7篇。リアリズム礼賛の蔭で忘却されてきた怪奇幻想の豊饒な世界。

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19世紀ロシア奇譚集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー』アレクセイ・トルストイ
    馬車の故障で立ち寄ったお屋敷の主アルテーミー・セミョーノヴィチは風変わりな発明狂だった。素っ裸で散歩して、30分間大声で騒ぎ立て、それから発明!発明!発明!
    語り手は、アルテーミー・セミョーノヴィチの膨大な金を注ぎ込み

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    短編が6つ、中編が1つ収録されている。
    『奇譚』というと怖い系をイメージするかもしれないけど、奇怪・珍奇という感じの話も多かった。
    解説によると短編は全て本邦初訳らしい。
    中編も現在では入手が難しいとか。

    好きだったものを以下にいくつか。

    「アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    ロシアン・ホラーにしてはフォークロア的な、土臭い話が目立たない印象。とはいえ、日本人の目から見ると濃すぎるというか、めんどくさい人たちが大挙して現れてドタバタを演じるあたりは、いつものロシア文学。怪談としてみると、洗練された英米辺りのそれと比較されてしまうとやはり苦しい。それ以前に、編者さんも指摘し

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クララミーリチ 歌姫の話。
    お、バルザックのサラジーヌを連想。

    2人はひとめぼれ?前世からの因縁?
    何故、クララは怒った!
    主人公の一人芝居?

    短編がいくつもあり、どれもこれも奇譚。
    ドーモイや地獄に行くために身体を集める男の話しなどが心にのこった。
    丸いものを抱えているのをみて気絶。

    0
    2024年11月13日

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