洋画家の美術史

洋画家の美術史

1,232円 (税込)

6pt

4.0

あちこちの美術館や切手で見たことはあっても、実はよくは知らない「洋画」の世界。日本の近代そのものを象徴する、まるで洋食のオムライスのような存在として、改めて絵画ジャンルとしての「洋画」を考える。画家たちの波瀾万丈な一生を追いながら、作品と美術史的な流れをわかりやすく解説。カバーをはじめ全編にわたってちりばめられた著者の自筆イラストは必見。洋画愛あふれる一冊。

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洋画家の美術史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    三岸好太郎美術館へ行った後、日本の画壇について知りたくなって読書。
    著書の造詣の深さは無論のこと(なんでも鑑定団にもずっと出演されてたとか)著書蔵として紹介されている作品も多く、作品を購入したい!という気持ちが各所に滲み出ており、アートを愛し、購入する人とはこういう気持ちなのだなぁと、本編と別のとこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月22日

    【印象に残った話】
    ・日本の近代洋画は、油絵として描かれていても、モチーフは極めて日本的な、いわば「鑑賞できるオムライス」のようなものだ
    ・近代洋画は以下の4つの時代に分けられる
     ・黎明期:西洋を見よう見まねで吸収した
     ・和製洋画の時代:より成熟していった
     ・昭和モダンの時代:西洋と日本の個性...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月24日

     著者の好きな日本の洋画家の作品と人物をコンパクトに紹介したものである。

     ページの制約もあり、その紹介にやや物足りないところもあるが、カラーで、その色遣いの特徴はある程度掴めるし、どういった流派や先人から影響を受けているかをまとめた成分表の工夫は面白い。

     特に、長谷川利行、曽宮一念、鳥海青児...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月30日

    <目次>
    はじめに
    第1章  憬れの「舶来洋画」がやってきた
    第2章  成熟する「和製洋画」革命
    第3章  ニッポン独自の「昭和モダン」
    第4章  進化する「日本的フォーヴィスム」

    <内容>
    アートディレクターによる近現代の日本洋画家16人の紹介書。いわゆる美術史的な紹介ではなく、著者自らの思いが...続きを読む

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