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年寄りがいたるところに進出している。「人生100年時代」といわれ、自分中心の傍若無人な立ち居ふるまいが目に余る。かつての老人は、泰然自若とした立派な精神と態度の持ち主がもう少し多かった(ように思える)。ところが昨今の老人はどうだろう。わが国のみならず世界中に、我が物顔で醜態を晒す残念な姿が目に付く。ひとのバカ見てわがバカ直そう。殷鑑遠からず。そんな想いで綴られた、年配者向けのコンパクトな一冊。
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Posted by ブクログ
こうはなるまいと思うのだが、はたから見るとバカ老人の仲間入りしていそうで怖い。 せめて自分の馬鹿に気がつけるぐらいでいたいものだ。
バカ老人と、タイトルでは年齢を限ってるみたいだが関係ない。いまバカな者は年取ってもバカは治らないから。前半は辛辣な、だけどなるほどな、と納得いく情景が続く。これはこれで気持ちが発散するだろうが、それ以上でもそれ以下でもない。こんな事例が簡単に集められるということに問題がある。前半に比べて後半のトーン...続きを読むには落ち着きが感じられる。人生の幸せとは何か、その人が負ってきた生き様が煩わしい。それでもそこに救いがある。
子どもの頃、人生経験を積んだお年寄りは尊敬し敬うべき存在であると思っていた。 ところがどうだろう。 人生100年時代と言われる今、一歩外に出れば元気な高齢者がわんさといる。 元気に越した事はない。 けれど目に付くのはいわゆる老害と呼ばれる人達。 本作ではそんなバカ老人の生態がこれでもかと描かれ...続きを読むている。 黒岩祐治氏の下劣極まりないメールにドン引き。 (このメールが公開された事にも品のなさを感じるが) ロシアのプーチン大統領から近隣の高齢者までぶった切るさまは爽快。 何度も反面教師のフレーズが頭を過った。 こうはなるまいと誓う。
「人生100年時代」といわれて久しい。実際、高齢化が進み、寿命も伸びている。団塊の世代といわれる人たちも後期高齢者となり、ますます意気軒昂である。一頃コロナ禍で鳴りを潜めていた老人らが、待ってましたとばかりに、我が物顔で醜態を晒すようになった。かつての老人は、下の世代から一目置かれる泰然自若とした立...続きを読む派な精神と態度の持ち主が多かった(ように思え)。ところが昨今の老人はどうだろう? 日本も世界もバカばかりではないだろうか? 傍若無人なバカ老人らのふるまいを見て、同じ老齢の自分の振りも直したい――そんな想いで綴られた、年配者向けのコンパクトな一冊。 著者の意見にすべて賛成ではないが、ところどころで深くうなずいてしまう。ブックガイドとしてもお勧め。 今回はマイクル・コナリーの「正義の弧」が登場。「砂漠の星」の写真に注目。
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