自分に酔う人、酔わない人

自分に酔う人、酔わない人

770円 (税込)

3pt

3.2

オレは修羅場を踏んできたと大物ぶる者、過ちを認めずに開きなおる者、弱音を吐いて同情を誘う者、仲間が集まると急に気が大きくなる者――自分に酔って恥じることなき懲りない人々。「自分」という酒にうっとりするためなら、他人の感情なんて気にせず平気で蹴落とす。なぜなら自分は特別なのだから、と妄想的なのぼせ酔い。なにを根拠にそこまで下品になれるのか。先に酔った者勝ちだといわんばかりに、ますますオダをあげる彼らとどうつきあうか。他人の“酔態”見て、わが“酔態”直せ! 現代「自己陶酔」白書。

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自分に酔う人、酔わない人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自我を持ってしまった人間は、「自分」に酔わずにはいられません。人間は自分に「ほろ酔い」でなくては生きていけないのだと、著者はいいます。しかし現代の日本人は、ほろ酔いの「自分」の上に、資産、地位、権力、知名度といった資本主義的自我を積み上げて、二階建ての「自分」に酔ってしまっています。こうして、現代の

    0
    2018年04月30日

    Posted by ブクログ

    本を一冊書くにはちょっとくどいかなという印象 ロバート・B・パーカーの「初秋」はちょっと読みたくなった

    0
    2011年12月13日

    Posted by ブクログ

    最近、著者の本を多く見かけるようになったなと思いましたが、執筆業一本になられたのですね。知りませんでした・・・。ロバート・B・パーカーの作品からの引用があるのに、ちょっとびっくり。

    0
    2011年08月03日

    Posted by ブクログ

    歯に衣着せぬ勢古さんの話は結構好き。けど「この俗物が!」と「まれに見る馬鹿」ほど印象に残らなかった。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎度おなじみ、自己愛の化物と化した現代人への徹底的な罵倒の書。
    本来は他人に強要できるはずもない「自分への愛(自分を知って欲しい、認めて欲しい、共感して欲しい、愛して欲しい、嫌わないで欲しい、批判しないで欲しい)」が肥大しておかしな事になっちゃってる状態を、「ほろ酔い」「やけ酒」「泪酒」等、酒による

    0
    2014年01月20日

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