長時間労働作品一覧

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  • 毎朝1分読むだけ。係長の教科書。出世街道の入り口。係長としてのプロ意識を習慣化する本。10分で読めるシリーズ
    5.0
    出世街道の岐路である係長という役職の、重要な心得をまとめました。従来の自己啓発書とは違い、一度得た知識を繰り返しリマインドできる「係長の心得リスト」を用意いたしました。このリストは1分で読めるようになっています。これを毎朝読むことにより、係長としてのベストな考え方を、無意識にすり込んでください。これによって意識が変われば、行動が変わります。行動が変われば、結果が変わります。すばらしい係長になり、課長、部長、役員へと出世街道を駆け上がりましょう。 まえがき 係長とは、出世街道の入口にあるドアのようなものだ。このドアを開けてスムーズに中に入っていけるかどうかで、会社員としての人生は大きく変わる。 うまくドアを開けることができれば、課長、部長と出世して、最終的に役員を狙うこともできる。 しかし鍵が見つからずに、まごついていれば、そのドアを同僚が開き先に行ってしまうだろう。 本書では、出世街道をひた走るための係長のあり方を提示する。 それを、「係長の心得リスト」として1分間で読めるようにまとめた。 このリストを毎朝、通勤中にでも目を通していただく。毎朝、目を通すことにより、まず意識が変わる。 意識が変われば、行動が変わる。 行動が変われば結果が変わる。 なぜ、本書では、毎朝リストを読ませるのか? 書店に行けば自己啓発書の類は山ほどある。どれも、読めば参考になるもので、読んでいる最中や、読み終わった直後は、意識も行動も変わるだろう。しかし、なかなか継続しないのだ。 読み終わってから一週間もすれば、本の内容は忘れて、もとの自分に戻ってしまう。 どんなものでも成功するには、継続が必要なのだ。その瞬間思いつきで行動して、うまくいくなら、誰だって成功する。 そこで、意識の変化、行動の変化を継続できる仕組みが必要だと考えられ、本書が企画された。 本書の構成説明しよう。 まず、最初に「係長の心得リスト」を掲載する。これは毎朝読み返すものだ。 そのあとに、リストの内容を1項目ずつ説明するパートになる。これも10分程度で読み終わる。説明パートを理解した上で、毎朝リストを読むことにより、意識への刷り込みが起こる。もし、リストの内容を忘れてしまったり、疑問がでたら、説明パートを読み返していただければいい。 それでは、始めよう。 本書を活用して、出世街道を駆け上がろう。 「係長の心得リスト」 出世人生の分かれ道 人を使えるか見られている 3年間で課長になると決める 自分でも伝説的な数字を出す 年上の部下をうまく動かす 会計知識を学ぶ 雑用をチームで受ける 定時でも帰るし、長時間労働もする 自分にとっての幹部になる部下を見つける 課長レベルの服装をする
  • 労働法はフリーランスを守れるか ――これからの雇用社会を考える
    5.0
    アプリで仕事を請け負い、ウーバーやアマゾンの配達員として働くギグワーカーたち。時間にとらわれず、働きたいときに働くのは、自由に見える。しかし労働法によって保護されない個人事業主には、労災保険が適用されないばかりか、最低賃金や長時間労働の規制も、失業時の補償もない。その勤務実態はときに苛酷で、危険も伴う。労働法は誰のための法なのか。欧米各国の動向も視野に、フリーランスの「労働者性」を問いなおし、多様な働き方を包摂するこれからの雇用社会を考える。
  • 社労士・弁護士の労働トラブル解決物語2
    5.0
    ―労務管理の重要性がストーリー形式でよく分かる! 好評につき第2弾発刊― 好評だったストーリー形式そのままに、より新しい働き方をよりわかりやすく書きおろしています。ストーリーの多くは筆者が経験した事例を元にしており、臨場感あふれるままに展開していきます。 労働トラブルの多くの問題は、小さな火種が大きくなったものです。大きくなった火種を消し去る作業を弁護士が担い、次に火種が発生しないような制度を社労士が構築しています。痴漢・のぞき・盗撮、パワハラ、同一労働同一賃金、年次有給休暇、長時間労働による労災・うつ病・未払い残業、偽装請負などについてサラッと書いていますが、内容的には味わい深い濃い内容です。
  • 社畜語辞典
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新入社員から中間管理職まで ビジネスでいちばん使える! 働くリアルと会社の本音がわかる 社畜【しゃちく】 「会社」と「家畜」を組み合わせた造語。1980年代後半、小説家の安土敏が新聞記者との会話中に使ったことがはじまりとされる。一般的には、勤めている会社の言いなりとなって、文句も言わずにひたすら働く労働者を指す。彼らは、個人の意思や良心、自由を放棄して膨大な仕事量をこなし、理不尽な業務命令や望まない人事異動にも耐えている。近年は、厳格な業務マニュアルによって社員に長時間労働や低賃金の労働を強いる企業が増え、奴隷のように扱われたあげく使い捨てにされる社畜が増えている。本書は、こんな時代を生き抜くビジネスパーソンのための1冊である。 【構成】 はじめに 社畜度チェックリスト この本の読み方 社畜の基礎知識 あ行 足元の悪い中/後出しジャンケン/言った言わない/いのちの電話/えいや/おごったったやん/お電話が遠いなど か行 解像度/ガッチャンコ/がんばりどころ/ググって/傾聴力/結論から言うと/現場がすべて/コピペなど さ行 ざっくり/五月雨/CCに入れる/自己肯定感/シナジー/社会人基礎力/社長案件/ジャブを打つ/出社拒否/趣味の延長線上など た行 タイパ/他者への想像力/たった今/ダマでやる/ちえ丸/てっぺん/同調圧力/とりあえず謝る/取り急ぎ/トントンなど な行 何かあったら連絡ください/なるはや/二重敬語/新田龍/人間力/寝かせる/寝てない自慢/伸びしろ/乗りかかった舟など は行 パイセン/バカ息子/百歩譲って/FIRE/部署を越えて/フラットな目線/平熱/保険屋さんなど ま行 マウンティング/丸投げ/〇〇ハラ/見える化/味噌をつける/見なかったことにする/見回り/もう帰るの?/揉むなどや行やっつけ仕事/優秀な人材/養老SA/よきにはからえ/横文字/よしなになど らわ行 リカレント/リスケ/利他精神/リモート疲れ/レジリエンス/老害/ロジカルシンキング/ロハ/ワンコールで取れなど
  • 働く人を守る! 職場六法
    5.0
    1巻1,265円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長時間労働、パワハラやセクハラによるハラスメント、雇止めをはじめとする就職・転職時のトラブル、さらには育児・介護の問題など、働く人たちが直面しているさまざまな問題の解決策。 職場で起こっている問題を提示しながら、その解決策をイラストとわかりやすく労働関連事案のエキスパートである弁護士・岩出誠氏が解説します。会社VS労働者の判例とともに、コロナ禍に関連して緊急事態時に直面しうる労働問題もピックアップ。
  • 瘢痕―ハンコン―【単話】 1
    5.0
    1~2巻110~132円 (税込)
    「教員を辞めるのが先か、心身の限界を迎えるのが先か」 生徒想いの模範的な教師であろうと、日々の業務に勤しむ教師の西谷。 だが、過酷な長時間労働、保護者からのクレーム、言う事を聞かない生徒たちとの日々に、自分で選んだ道とはいえ次第に心が疲弊していく。 時々…誰の為に生きているのか分からなくなる。 そんな時、学区内で野良猫が人為的に殺される事件が相次ぐ。 保護者たちの間で「犯人ではないか」と噂されているのは、試験期間にしか登校してこない生徒、早坂だった――。
  • 建設業法のツボとコツがゼッタイにわかる本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長時間労働や就業者の高齢化などの課題を解決するために建設業法が25年ぶりに改正されます。本書は、建設業者や建設業許可担当者、法務部、現場の技術者向けにQ&A形式で2020年10月施行の改正建設業法をわかりやすく解説した入門書です。「県外の仕事を請け負いたいけど、許可は大臣許可じゃないとダメなの?」「偽装請負って何?」などよくある疑問を解決します! また、コンプライアンスマニュアルとしても使用できます。
  • 崖っぷちのハリウッドライフ
    5.0
    英語力ゼロ!経験ゼロ、お金もゼロ!そんな19歳の乙女が、映画監督を目指して単身ハリウッドに渡り、映画の撮影現場にどうにか潜り込むも毎日が崖っぷちの、すべて実話の痛快爆笑コラム。やっと入学した大学を中退したまほは、アシスタントとして華やかなハリウッドの撮影現場で働き始める。そこで遭遇するハリウッドスターにテンションを上げながらも、薄給のスタッフ、長時間労働のエキストラ、マイペースなホームレスと友人になり、日本人では考えられないアメリカ人ならではの価値観に驚く毎日。そして、アメリカ社会の抱える問題の恐ろしさを実感しながら日々成長していくも……本人も読者も予想しなかった結末に!
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント【無料お試し版】【固定レイアウト版】
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【おことわり】 本書は『ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント』 (ISBN:9784798148786、電書ISBN:9784798149349)の一部を抜粋したものです。 フルバージョンの電子書籍はリフロー形式ですが、本書は固定形式です。 【内容】 官僚主義や長時間労働、顧客との信頼問題、社員間の関係の崩壊など、 過剰な市場競争のもとでは企業のブラック化を止めるのは困難極まります。 「見える化」やリーン、シックス・シグマなどの解決手法を導入しても、 持続できずにむしろ悪化させてしまうケースがほとんどです。 しかし、米国で最も幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズ社は 「働く喜びの追求」を経営の柱にし、このような問題を解決しました。 本書では同社の創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、 職場に喜びをもたらす知恵や経営手法だけでなく、顧客も巻き込んで より良い製品を作り、事業を継続させる手法も惜しみなく紹介しています。 【手法の一例】 ・階層がない組織: 上司が存在しない ・ペアでコンピュータを共有: 常に二人一組で作業を行う ・ショウ&テル: 二週間ごとに進捗と状況を報告する顧客との合同イベント ・デイリースタンドアップミーティング: 毎朝10時の全員参加の民主的会議 ・地下駐輪場を使った仕切りのないオフィスでワイワイガヤガヤ働く ・仕事内容や進行、給料までオープンにして、信頼を生む こうした手法の一つひとつが社員に安心と成長の機会を与え、 働く喜びと目覚ましい成果を生み出すのです。 人員採用から職場環境、プロジェクト管理まで、すべての業務に 良い変化を起こすための、経営者必携の1冊です。 ※本電子書籍は同名出版物を底本としてその一部を抜粋して作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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  • 仕事で心が折れそうになったら読む本
    5.0
    私は2014年に心の悩みを解決するクリニック『YSこころのクリニック』を、2015年には『YSメンタルヘルス』を開設しました。これまで「メンタル不調は治らない」というのが一般的な認識でした。しかし、「メンタル不調は治る」というのが私の考え方です。メンタル不調の未然防止、心の病を改善して会社の戦力にするための活動を行っています。日本人は基本的にすごくまじめです。優秀な人ほど、すべてを自分で背負い込もうとする。まじめで優秀な人がミスをしたら、それを挽回しようと長時間労働など無理な働き方をして、さらに苦しくなることが多い。そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。自分で自分の心を守るしかありません。その方法について、本書で述べていきます。もし、会社が嫌になったとしたら、働くことに疑問を感じたら、立ち止まってこの本を開いてください。あなたの心が軽くなるヒントがここにあるはずです。

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  • 働き方の男女不平等 理論と実証分析
    4.7
    ◆先進諸国のなかで、日本の男女平等の度合いが最低ランクなのはなぜか? 学歴の男女差が縮まり、企業が両立支援策を推進しても、なぜなかなか効果が現れず、逆に悪化している指標まであるのはなぜか? 日本を代表する社会学者が日本や海外の豊富なデータと最新の統計分析手法をもとに解明する。 ◆分析の結果、現在の「働き方改革」や「一億総活躍社会」の取り組みにとっても示唆に富む、次のような事実が明らかになる。 *「女性は離職しやすく、女性への投資は無駄になりやすい」という企業側の思い込みが、女性活用の足かせとなっている。 *労働時間あたりの生産性が高い国ほど女性活躍推進を進めやすいが、長時間労働が根付く日本では進めにくい。 *管理職割合の男女差は、能力からはほとんど説明がつかず、性別や子供の年齢、長時間残業が可能かどうかが決定要因となっている。 *女性の高学歴化が進んでも、低賃金の専門職(保育・介護・教育など)に就く女性が多く、高賃金の専門職(法律職・医師など)になる割合が著しく少ないため、賃金格差が広がることになっている。 ◆著者の山口一男氏は、社会学で世界最高峰の位置にあるシカゴ大学で学科長まで務めた、日本人学者としては希有の存在。
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか
    4.6
    「従順な子」をつくる教育は、もう終わりにしよう! ブラック校則、いじめ、心の教育、不登校、教師の長時間労働――。 日本の教育が抱える最大の問題とは? 『学校の「当たり前」をやめた。』著者と、日本の同調圧力を追及してきた演出家による必読の学校論! ・教師への信頼を失わせるブラック校則 ・「服装・頭髪の乱れは心の乱れ」という迷信 ・不登校からのリハビリ ・いじめの件数に意味はない ・「朝の挨拶運動」はただの時間外労働 ・「国や社会を変えられると思う」は18.3% ・「わかる授業」が良い授業なのか ・30人を超えると集団の質が変わる ・スマホのルールは子どもたちが決める ・ぶつかり合うのは当たり前 ・スーパー教員がもたらした学級崩壊 ・「絆」と「団結」が目標になってしまう ・対話が苦手な日本人 ・感情をコントロールする技術 ・日本にユニコーン企業が少ない理由 ブラック校則に直面する生徒、子の不登校に悩む親、長時間労働に疲れる教員……すべての人に贈る、常識を疑うヒント。
  • 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学
    4.6
    いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか
  • 「ひとり情シス」虎の巻
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    10人いたIT部門がリストラで消滅。たった一人残ったITエンジニアが「ひとり情シス」としてシステム開発・運用体制の立て直しに挑んだ――。日本を代表する大手製造業の事業子会社で「ひとり情シス」として奮闘する著者が、自身の体験でつかんだ「できるエンジニア」のノウハウを余すところなく公開します。 著者はいわゆる「スーパーエンジニア」ではありませんし、長時間労働でしのいだわけでもありません。エンジニアとして落ちこぼれだったという著者は、何でもできる「多能工エンジニア」に成長することで、仕事の生産性を10倍以上に高めたのです。200台以上のサーバーの管理など10人で担っていたIT部門の業務を1人で担うだけでなく、ITベンダーに任せていたデータベースの管理運営を取り戻し、業務アプリの開発も自ら手掛けるようになりました。しかも定時帰宅も長期休暇もOK! なぜ、そのようなことが可能になったのでしょうか。「IT部門の消滅 → ひとり情シス」という修羅場の中でつかんだノウハウは“超”実践的です。ポイントは自由に操れる仮想環境とプログラミングのスキル、そしてスキルを武器にしたキーパーソンとの交渉術。ひとり情シスの担当者だけでなく、大手企業のIT部門やITベンダーのエンジニアにも即座に活用できる実践的ノウハウの詰まった一冊です。 実践すれば、あなたも何でもできるエンジニアとなり、理想の仕事を手に入れられます。
  • TIME OFF  働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術
    4.4
    常に忙しく、ストレスに耐え続けることが勲章であり、 それでしか自分の価値や有能さを証明できない。 定時に帰ったり、休暇を取ったりしたら、 毎日残業をしている人よりも劣っている。 現代では、そんな考え方が常識になっている。 しかし、長時間労働したからといって、労働の質が上がるわけではない。 大切なのは量や忙しさではなく、質だ。 僕たちは、時計仕掛けの疲れ知らずのロボットではない。 いくらそんなふうにふるまっても、 日々の忙しさから自由になる時間がなければ続かない。 人間の素晴らしい経験のためには、休息、内省、回復のための時間、 つまり重圧や期待から心と体を解き放つための 「タイムオフ(休息)」の時間が必要だ。 本書では、世界の賢人35人(発明家、革命家、ノーベル賞受賞者、思想家、億万長者、 アーティスト、ギリシャの神々、そして〝普通〟の人たち)の、休息術を紹介する。 「休息のマイクロステップをつくる」 ――アリアナ・ハフィントン(「ハフポスト」創業者) 「たったひとりで旅にでる」 ――エド・“ウディ”・アレン(音楽プロデューサー) 「“見逃す”勇気を持つ」 ――ヘルマン・ヘッセ(詩人・小説家) 「週に1日、デバイスの電源を切る」 ――ティファニー・シュライン(映画監督) 「精神の“輪作”を行う」 ――セーレン・キルケゴール(哲学者) 「カレンダーの中身を片付ける」 ――近藤麻理恵(片付けコンサルタント) ……など ほかにも、 「数学と科学の世界を変えた発見を、旅行中に思いついた数学者」 「会社を1年休業したにもかかわらず成功したデザイナー」 「1日5時間労働で年商1000万ドルを超えた経営者」 など、さまざまな賢人たちの休息術を紹介する。
  • すべての企業人のためのビジネスと人権入門
    4.4
    全企業にとって「ビジネスと人権」は喫緊の重大アジェンダだ ■皆さんは「人権」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか? 実のところ、2020年頃まで「ビジネスと人権」のテーマで日本企業の経営者と対話すると、会話がかみ合わないことがほとんどだった。著者は経営コンサルティング会社の代表として日々、企業からサステナビリティ(持続可能性)についての相談を受けている。その際、気候変動対策としての脱炭素の取り組みだけがサステナビリティの論点なのではなく、人権についてもしっかり経営会議で議論しましょう、と伝えている。 そのとき、「人権って同和問題の話だよね。なんでウチに言ってくるんだ」という狭い解釈をしている経営者も少なくない。このタイプの経営者は単に「認識不足」なので、今日の「ビジネスと人権」の全体像を学ぶことで意識や行動が変わる期待もある。 だが、次のような反応を示す経営者の場合は要注意だ。原因はより根深く、建設的な対話になるまでに苦心する。 「俺が若いころは、ハラスメントなんて全然問題にならなかった。長時間労働は当たり前。だから会社は成長したんだ」 「日本だって戦後の復興期には子どもが働いていた。経済が大きく成長するときというのは、どこの国でもそう。途上国は今その時期だから、子どもが働くのは当たり前でしょう」 本書は、企業が「ビジネスと人権」に取り組むための基礎知識と、具体的な実践方法、さらには「人権リスク対策」を通じてビジネスを拡大するためのヒントをまとめた。 (本書『まえがき』より)
  • 対岸の家事
    4.4
    家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。 手を抜いたっていい。休んだっていい。でも、誰もが考えなければいけないこと。『わたし、定時で帰ります。』の著者が描く、もう一つの長時間労働。 終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、優しさと元気にあふれた傑作長編! 「あさイチ」(NHK)紹介で大反響!共感の嵐! みんなそれぞれ違っていても大丈夫と思え、気持ちが楽になりました!(20代女性) いいですね、結末が。主人公の日常を大切に歩む姿勢が好きです。(30代女性) こんなに色々な立場から入れるにはなかなか出会えません。 読み終えて、なんだかすっきりしました。(40代女性) 世の中の男性がもっと読むべき本だと思う。私は読めてよかった!(50代男性) 巻末特別収録☆彡スピンオフショートストーリー
  • 大杉栄伝 永遠のアナキズム
    4.4
    第5回「いける本」大賞受賞、紀伊國屋じんぶん大 賞2015第6位の新評伝! 労働者、消費者、学生、夫、妻といった社会的アイデンティティを被らされ、「社会」の役に立つように動員されていく現代社会。 その「役に立つ」も、エッセンシャル・ワーカーを除いてはブルシット・ジョブ(デヴィッド・グレーバー)ばかりで、「やってる感」の演出のために長時間労働を強いられるばかり。 かつ、真に必要な仕事は低賃金を強いられ、新自由主義の歪みは極大化している。 “自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか? これは、「生の負債化」である。 この「生の負債化」に対し、「生の無償性」が大杉栄のアナキズムの肝なのではないかという視点から、気鋭のアナキズム研究者が生の拡充、相互扶助の大杉思想を現代的に読み解いていく。 アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。 「生の負債化」に抵抗し続け、無支配の世界を構想した男・大杉栄。甘粕事件で国家に虐殺された、傑出した社会思想家にして運動家を新たな文体で描いた、傑作評伝! ※本書は二〇一三年に夜光社から刊行されたものを文庫化したものです。 【目次】  はじめに 第一章 蜂起の思想 第二章 アナキズム小児病 第三章 ストライキの哲学 第四章 絶対遊戯の心 第五章 気分の労働運動 第六章 アナキストの本気  おわりに  文庫版あとがき  脚注  参考文献  解説  人物解説・索引
  • 自分の時間を取り戻そう
    4.4
    生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。
  • くだらないものがわたしたちを救ってくれる
    4.3
    科学の営みを支える皆様へ。 苦しみも楽しみも、ぜんぶ書きました。 ああ、今日も推し(線虫)が尊い。 ■あらすじ 前世で何の罪を犯したせいかは知らないが、科学者になるのが夢だった。そんなわたしは現在、くだらないもの扱いされがちな「かわいいチビっ子線虫」を研究している。長時間労働、低賃金、就職難にあえぎながら、他人の論文に打ちのめされたり励まされたり、潤沢な資金に支えられた欧米の環境をうらやましく思ったりと、正直つらいことも多い。それでもやめないのはなぜか? 楽しいからだ。だから本書では、科学する日常とともに楽しさも伝えたい。(研究にお金が必要なことを知ってもらうためにも!)いざ、顕微鏡の中の小さな宇宙へ。 ■人気SF作家も推薦! 本書を読むと、科学にどっぷり浸かって太古の生命の起源に想像をめぐらせていた幼い日々を思い出す。疾病と老化を克服するのも重要だが、私はキム・ジュンのように人間の知の世界を少しずつ広げていく科学者の話をもっと読んでみたい。くだらないものたちをのぞき込みながら、「こんなものがどうして重要なの?」と尋ねる人たちに、夜を徹して線虫の話を語り聞かせる科学者たちの話を。本書はまさにそんな話が詰まっている。実験室の混乱と活気にあふれた日常と、研究の楽しみと苦しみが生き生きと描かれ、何より科学に対する愛情がページごとに満ちあふれている。 ――キム・チョヨプ氏(『わたしたちが光の速さで進めないなら』著者) ■もくじ プロローグ 科学という旅 1 こんなにも美しく、くだらないものたち 2  科学する心 3 わが愛しき突然変異 4 科学研究の喜びと悲しみ エピローグ 科学者として生き残ること 感謝のことば 日本の読者の皆さんへ

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  • 不摂生でも病気にならない人の習慣 ~なぜ自律神経の名医は超こってりラーメンを食べ続けても健康なのか?~(小学館新書)
    値引きあり
    4.3
    乱れがちな食事と生活から「毒」を抜くコツ。 突然ですが、問題です。 健康にいいのはどっち? ●寝坊したら朝食は、【とるorとらない】 ●上司や取引先から理不尽に叱られたら、【反論するor沈黙する】 ●精神的疲労の解消は、【運動or食事】 ●長時間労働の休息は、【帰宅後ゆっくりとor勤務中こまめに】 「人生100年時代」に向け、ビジネスパーソンの健康への関心が急速に高まっています。 しかし、医療や健康に関する情報は玉石混淆。 例えば、朝食を食べる、食べない。炭水化物を抜く、抜かない。 まったく正反対の行動にもかかわらず、どちらも医者たちが正解を主張し合っています。 なかなか医者に相談できない多忙な人は、どうしたらいいのでしょうか? すべての答えが本書にあります! 働き盛りのビジネスパーソンから寄せられた32の相談に対する「小林式処方箋」は、誰もが簡単に実行できるものばかり。 自律神経の名医が、様々な不摂生に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説します。 食べたいように食べていい。飲みたいように飲んでいい。 健康のためだけに、好きなもの、やりたいことを断つ人生など真っ平だ!
  • タテ社会と現代日本
    4.3
    『タテ社会の人間関係』著者の最新刊! 現代新書既刊3部作『タテ社会の人間関係』『適応の条件』『タテ社会の力学』累計170万部超のベストセラーシリーズ第4弾! 長時間労働をもたらす小集団の封鎖性。 非正規・正規雇用問題と「ステイタス・コンシャス」。 家族という小集団が招く家庭内虐待問題。 「場」の序列意識から生まれる新参者へのいじめ。 タテ社会のなかの女性の社会進出…… 「資格よりも場」「序列意識」「ウチとソト」など、日本社会独自の構造を鮮やかに解き明かした「タテ」の理論。現代日本の抱える問題を「タテ」の理論を使って読み解く52年目の続編。 終身雇用制が崩れても、なぜ先輩・後輩の関係は変わらないのか? 日本の組織で上司の上司に告げ口をするのが許されない理由とは? なぜ序列の意識なしに席に着くこともできないのか? 『タテ社会の人間関係』から50年超、著者がいま感じることとは? 現代社会と向かい合うための、「タテ社会」入門書! 「失われた二〇年」などと言われるように、低成長の時代が長年つづき、新卒一括採用から定年まで、すなわち入り口から出口まで面倒を見るという日本型経営がかたちを変えつつある、と報じられている。しかし、年功序列のようなものが薄らいだとしても、タテのシステムは残るところに残る。その大きなものが、先輩・後輩の関係である。最近の若者は自由になったといわれるが、学校において上級生、下級生の区別はなくならない。親分・子分の関係が薄らいでも、その要素がなくなっていないのと同じように、会社における先輩、後輩の関係はなくならないだろう。――「プロローグ」より
  • 知的生産術
    4.3
    サービス産業が主力の現代に必要な働き方とは? 還暦でライフネット生命を創業し、現在は、スーパーグローバル大学である、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を務める出口治明氏が語る、短時間でアイデアと高い成果を出す方法。 ◎イノベーションは「サボりたい」という気持ちから生まれる ◎「枠」や「制約」の中で考える ◎時間の感覚を磨きたければ、腕時計は持たないほうがいい ◎「楽しい」という感情が生産性を上げる一番の起爆剤 ◎組織の生産性は人材配置ですべてが決まる ◎部下を叱るときの3原則 ◎無限大ではなく「無減代」で考える ◎アウトプットを続けると人の能力は格段に上がる など、働くすべての人の知的生産性を高める具体的な方法が満載。 出口氏が言う「知的生産」とは、「自分の頭で考えて、成長すること」。 社会常識や他人の意見を鵜呑みにせず、自分の頭で考え抜くことで、イノベーションが起こり、成長・成果につながります。 長時間労働から解放され、短時間で成果を出すヒントとして、そして何より、楽しく仕事をするためのヒントとして、ぜひ、本書をお役立てください。
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント
    4.3
    全社員が仕事に喜びを感じられる環境を作る 官僚主義や長時間労働、顧客との信頼問題、社員間の関係の崩壊など、 過剰な市場競争のもとでは企業のブラック化を止めるのは困難極まります。 「見える化」やリーン、シックス・シグマなどの解決手法を導入しても、 持続できずにむしろ悪化させてしまうケースがほとんどです。 しかし、米国で最も幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズ社は 「働く喜びの追求」を経営の柱にし、このような問題を解決しました。 本書では同社の創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、 職場に喜びをもたらす知恵や経営手法だけでなく、顧客も巻き込んで より良い製品を作り、事業を継続させる手法も惜しみなく紹介しています。 【手法の一例】 ・階層がない組織: 上司が存在しない ・ペアでコンピュータを共有: 常に二人一組で作業を行う ・ショウ&テル: 二週間ごとに進捗と状況を報告する顧客との合同イベント ・デイリースタンドアップミーティング: 毎朝10時の全員参加の民主的会議 ・地下駐輪場を使った仕切りのないオフィスでワイワイガヤガヤ働く ・仕事内容や進行、給料までオープンにして、信頼を生む こうした手法の一つひとつが社員に安心と成長の機会を与え、 働く喜びと目覚ましい成果を生み出すのです。 人員採用から職場環境、プロジェクト管理まで、すべての業務に 良い変化を起こすための、経営者必携の1冊です。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本
    4.3
    「新聞は見出しに目を通すぐらいになった」「食欲が低下して、好物に箸をつけない」「家族との些細なやり取りにイライラする」「朝の身支度にも時間をかけない」……。長時間労働、職場の人間関係からストレスをためこみ、判断力、集中力が低下してしまう脳疲労は、約1000万人の勤労者が陥っているともいわれます。全国初のストレスケア病棟を開設した医師が、ストレスとの原因、対策を説き、現代日本が抱える病理を描きます。
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?
    4.2
    不安な時代に必要な知恵、仕事の武器をどう身につけるのか。働き方についての取材や論考も多い出口治明さんと、女性学、ジェンダーについて研究を続ける上野千鶴子さんが、日本人の働き方、幸せになる働き方について語り合う。長時間労働、年功序列などの日本型経営からの脱却など、 さまざまな課題がある中、これからどのように変化、対応していけばよいのか? 働く人が自由になる社会を考える。
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    4.2
    超高齢化社会を迎え、あらゆる仕組みをアップデートする必要に迫られている日本。多様な人々の力が鍵となる中、それを拒む障壁が、日本独特の働き方「残業」。政府も企業も「働き方改革」を叫ぶ今、必要なのはそれぞれの「持論」ではなく、データを基にした「ガチ」な対話。一体なぜ、日本人は長時間労働をしているのか? 歴史、習慣、システム、働く人の思い――二万人を超える調査データを分析し、徹底的に残業の実態を解明。
  • 働き方改革 個を活かすマネジメント
    4.2
    ◆長時間労働の防止や、多様な人材の活用といった「働き方改革」を具体的にどのように進め、職場に根付かせていけば良いのか。企業の現場や人材活用スキル、そして政策・制度にも精通した著者たちが、職場のマネジメントと、人材のケアという2つの軸から解説します。 ◆職場のマネジメントについては、業務効率を高める「ジョブアサイン」をキーワードにマネジメントの勘どころを解説。人材のケアについては、「インクルージョン」をキーワードに、フルタイムで全力で働ける男性社員を前提せず、様々な事情を抱えた社員でも全員活躍できる職場をつくる具体的な手法を解説します。 ◆著者の大久保氏はキャリア・人材育成の専門家で、内閣官房で「働き方改革」の委員も務める。政策の意図をくみとり、企業の現場でどう体現するかを語る最適任者。皆月氏は、働き方改革が話題になる前から、福祉のソーシャルワーカーの考え方やノウハウを企業に取り入れる活動をしてきた産業ソーシャルワーカーです。
  • 労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みがわかる
    4.2
    今や労働時間削減は経営戦略。8カ月間で残業時間が半減。利益も前年比162%にアップした会社も。稼ぐ力を強化したい経営者必読の書! 5年ほど前、著者はある建設系の企業の労使共催の講演会で「働き方改革」をテーマに話をしたところ、質疑応答の時間になると、思いがけないほど強い口調でこう言われた。「うちの会社は今まで、お客様が前日の夜にオーダーしてきても、翌朝までには仕上げるという夜討ち朝駆けで対応することでお客様から選ばれ、現在の売り上げを維持してきた。ワーク・ライフバランスなんていうことを真に受けて実行して、お客様が離れていって業績が落ちたら、あなたは補償してくれるのか?」著者は、問いかける形で次のように応対した。「もしも、お客様が御社の夜討ち朝駆けで対応してくれるということに“だけ”価値を置いて依頼してくれていたのであれば、確かにオーダーは来なくなるでしょう。でも、お客様が御社を選んでいる理由は“技術力の高さ”だと私は思います。むしろ、その技術力をもっと研鑽して他社に圧倒的な差をつけることで、付加価値勝負の仕事で稼がなくて大丈夫でしょうか? 次々に技術者が育っていくような環境を作れているのでしょうか?」この講演会をきっかけに、著者はこの会社のコンサルティングを手がけることになった。3年半後、取り組み前には6億円だった利益がなんと40億円に伸び、売上高そのものも16%増えた。つまり、長時間労働は「勝つための手段なのだから働き方を変えるなど無理」ではなく、長時間労働は「負けている原因なのだから、今すぐ変えないと永遠に勝てない」のだ。本書では、長時間労働を見直したことで、飛躍的に業績を上げた企業の事例とノウハウを紹介。また、長時間労働を削減する際、何に気をつければ失敗を避けられるのか、どうすれば一時的なキャンペーンで終わらせず、社員一人ひとりが自発的に進められる仕組みを構築できるのかについても、具体的にアドバイスする。【企業事例】豊田通商/損害保険ジャパン日本興亜/リクルートスタッフィング/JTB/さいたま市/愛知県警察本部 ほか
  • 山の上のパン屋に人が集まるわけ(サイボウズ式ブックス)
    4.1
    ・年間3万人以上が来店 ・自費出版が9千部完売 ・健やかに、年商3億円 都会でうまく生きられずに、長野の地へ。 1人の主婦が移動販売から始めた店は、なぜこんなにも支持されるのか? パンと日用品の店「わざわざ」代表、平田はる香初の著書がついに出版。 ●どこで売る?(どこでお金を稼ぐのか) → 駅前の立地がいい場所ではなく、公共交通機関のない山の上 ●何を売る?(何をお金に変えるのか) → 菓子パンで太ったお客さまを見て、商品を食事パン2種類に ●誰に売る?(誰からお金をもらうのか) → テレビの特集で押し寄せた人に対して、「来ないでください」 うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を。 ●パン屋が人間らしい生活をできないのはふつう ●売上を長時間労働でカバーするのはふつう ●利益を出すために人件費を削るのはふつう ●お客さまに「NO」と言えないのはふつう ●成功のためにはヒエラルキーに従うのがふつう 心を犠牲にしてまで、守るべき「ふつう」なんてない。 <本文はじめにより> 長野県、東御市にある御牧原台地。 私はこの山の上で、2009年から「わざわざ」というパンと日用品の店を営んでいます。 「わざわざ来てくださってありがとうございます」という意味を込めて名付けた店です。 一介の主婦が1人で始めた、パンと日用品の店。 移動販売と自宅の玄関先での販売からスタートして創業14年になる「わざわざ」は、2017年に法人化し、現在では3つの実店舗とオンラインストアを経営。 3億円の売上がある企業へ成長しました。 山の上で始めた小さなパン屋が大きく成長したという事実を見て、「田舎暮らしで夢を叶えた成功者」と思われているのかもしれません。 でも本当は、全然そんなことないのです。 パン屋を始めることになったのは、世の中の「ふつう」にうまく乗れなかった私が、唯一できそうなことだったからです。 幾多の経営本が世の中に溢れる中で、私が本を書く意味が果たしてあるのだろうか。 「辺境地で事業を始めてうまくいった事例」をノウハウとして書く意味はあるのだろうか。 自分に問うた結果、「ない」と思いました。 だから、この本では「心」を記そうと思います。 できるだけ忠実に私の心の変遷を描きたい。 内実に沿った情景を忠実になぞるような言葉を選んで記すことができたならば、それは読んだ人の数だけ形を変え、誰かの役に立つことができるかもしれない。 そう思って、この本を書き記します。
  • マンガでわかる! 100分de名著 マルクス「資本論」に脱成長のヒントを学ぶ
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 100分でわかる まったく新しいマルクス論! 気鋭の経済思想家・斎藤幸平氏が指南役を務め、大きな反響を集めた NHK「100分de名著 カール・マルクス『資本論』」。 同番組のエッセンスをマンガでさらにわかりやすく解説した1冊が、待望の書籍化! 長時間労働、格差、不安定雇用、低賃金――。 「資本主義の暴力性」が加速化し、社会の矛盾がますます顕著になるなか、 世界的にマルクスが再評価されている。 生産力は上がっているのに、人々の暮らしが貧しくなるのはなぜなのか? どうして、過労死するまで働き続けなければなければならないのか? 経済成長しなくても、「豊かに生きていける」術はあるのか? コロナ禍や気候変動といった地球規模の環境危機を踏まえ、 いまこそ必要な社会変革に向けた実践の書として「資本論」を解説する。 第1章 資本主義に本質は「商品化」にあった 第2章 効率化しても労働時間が減らないのはなぜか 第3章 イノベーションが人間から働きがいを奪う 第4章 「脱成長」にこそ真に豊かな未来がある
  • 過労死にならないためにできること 会社や仕事につぶされない働き方・休み方
    4.1
    過労死の調査研究で、労災になるような過労の原因として (1)仕事の量が多く、質的にも大変で長時間労働になっている (2)仕事上の人間関係の悪化(上司、同僚、部下、顧客など) (3)昇進や転勤、配置転換などで仕事の内容が変わり、適応できない の大きく3つに分かれると考えられます。 本書の第2章では、(1)~(3)の原因別に過労による疲労からうつ病などを発症した例・回避できた例を紹介しています。自分の場合と比較しながら、どう対処したらよいかを一緒に考えていきましょう。 もし、自分が仕事で大変な目に遭っていたとして、原因がわかったら、過労で倒れる前にどう対処すればいいかのヒントになればと思います。 その人のタイプ(内因)と、環境的な要因(外因)によって、過労の症状はさまざまで、時にはそれらが複雑に絡み合って現れます。 case1~3は、主に(1)の長時間労働が過労の要因となった例です。人事辞令での昇進や、上司の仕事の振り分けなどが原因で、仕事の量が増えて過労になってしまった事例を解説しています。 case4~5は、主に(2)の人間関係が過労の要因となった例です。職場の同僚や部下、上司からの圧力やハラスメントが原因で精神的にひどく消耗してしまった事例を解説しています。 case6~7は、主に(3)の仕事内容と自分の適性や能力が合わなかったことが過労の要因となった例です。仕事に対する不適応が原因となって、精神的に追い詰められて過労になってしまった事例を解説しています。 対応策はとにかく残業時間を減らすことが一番ですが、疲労兆候を見逃さないことです。特に「不眠」が出ていないか気をつけておくことが大事です。 危険なサインが見られたらすぐ会社に相談して下さい。相談しても取り合ってくれない場合は、自分の身は自分たちで守るしかありません。 「過労になっている」と気づかないうちに追い込まれて発病してしまうケースも多いので、第2章のケース事例を参考に、自分が知らず知らずのうちに追い込まれていないか振り返ってみて下さい。
  • ブラック企業によろしく 不当な扱いからあなたを守る49の知識
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    長時間労働、イジメといえる部署異動、なくならないパワハラ・セクハラ。労働事件を中心に活躍し、多くの労働者を救ってきた笹山弁護士が解決策・対策を伝授。ブラックジャックのイラストを利用しわかりやすい!!
  • ユニクロ 疲弊する職場―週刊東洋経済eビジネス新書No.01
    4.0
    急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。 編集部から ~あとがき~  ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。
  • 世界2024年1月号
    続巻入荷
    4.0
    【特集1】ふたつの戦争、ひとつの世界  2022年2月24日、世界中が「いま、なぜ」と問うなか始まったロシアのウクライナ侵攻。その終わりはいまだ見えず、戦禍は拡大している。2023年10月7日に起こったハマスの襲撃が引き金となり、イスラエルはガザ地区への凄惨な攻撃を開始した。人質解放のための束の間の「戦闘休止」は平和に結実するのだろうか。  私たちが生きている世界では、いまも人が殺し、殺されている。その現実を直視しつつも、けっして平和をあきらめないために。停戦への道と世界のこれからを考える。 【特集2】ディストピア・ジャパン  世界各地で戦火がやまないなか、日本はそれでも平和を享受している――。それは事実なのか?  上がらない賃金と長時間労働、ジェンダーギャップ指数125位、横行するハラスメント、G7最下位の報道の自由度、根深い外国人差別……。  同じ人間であるにもかかわらず、人間が貶められる現実が広がってはいないか。それは「平和」なのだろうか。私たちの足もとのディストピアを見つめる。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • 「自営型」で働く時代――ジョブ型雇用はもう古い!
    4.0
    【内容紹介】 自営業のように一人でまとまった仕事をこなす「自営型」呼ぶべき働き方は、生産性向上と人材不足対策の切り札になる! 「働き方改革」といえば数年前までは長時間労働の是正がメインテーマだったが、労働時間の短縮が急速に進んだ結果、主役の座はジョブ型の導入に移った感がある。ビジネスの世界でも、「日本の伝統的なメンバーシップ型から欧米式のジョブ型へ」というフレーズが、あたかも既定路線のように独り歩きしている。 しかし冷静に考えれば日本式のメンバーシップ型か、欧米式のジョブ型かという単純な二項対立図式が、いかに現実をとらえる視線をゆがめているかがわかるはずだ。たとえば日本人労働者のほぼ四割を占めるパート、アルバイト、派遣といった非正規従業員はメンバーシップ型よりジョブ型雇用に近いし、欧米企業でも上級管理職は「ジョブ」というより「ミッション」に基づいて仕事をする。ついでにいえばアルバイトやインターネット経由で単発の仕事を請け負うギグワーカーの労働条件を見たら、ジョブ型の未来が必ずしもバラ色でないことは容易に想像できるだろう。 ビジネスや労働の世界では、新たな第三の働き方が静かに、しかし急速に広がっている。そして企業の経営者も、働く人々も、めざしている視線の先はそちらを向いている。雇用かフリーランスか、言い換えれば組織に属しているか否かにかかわらず、半ば自営業のようにある程度まとまった仕事を一人でこなす「自営型」と呼ぶべき働き方である。 本書では新たな働き方のモデルとして、なぜジョブ型ではなく「自営型」なのか、自営型の絶対的な優位性はどこにあるのか、その恩恵を企業、個人、社会が得るには何を、どう変えていくべきかについて、具体的な事例やデータを盛り込みながら解説していく。 【著者紹介】 [著]太田 肇(おおた・はじめ) 経済学博士。同志社大学政策学部教授(大学院総合政策科学研究科教授を兼任)。 兵庫県出身。日本における組織論の第一人者として著作のほか、マスコミでの発言、講演なども積極的にこなす。また猫との暮らしがNHKで紹介されるなど、愛猫家としても知られる。近著は、『何もしないほうが得な日本 ― 社会に広がる「消極的利己主義」の構造』(PHP新書、二〇二二年)、『日本人の承認欲求 ― テレワークがさらした深層』(新潮新書、二〇二二年)、『同調圧力の正体』(PHP新書、二〇二一年)、『「承認欲求」の呪縛』(新潮新書、二〇一九年)。著書の文章は大学入試問題などに頻出。 『プロフェッショナルと組織』で組織学会賞、『仕事人と組織 ― インフラ型への企業革新』で経営科学文献賞、『ベンチャー企業の「仕事」』で中小企業研究奨励賞本賞を受賞。ほかに著書三〇冊以上。 【目次抜粋】 第一章 日本企業の病根はどこに? 01コロナ禍、IT化で露呈した日本企業の「弱み」 02日本低迷の原因は共同体型組織にある 第二章 ジョブ型への幻想 01救世主登場? 02立ちはだかる厚い壁 03ジョブ型は時代遅れ? 第三章 自営型という新たな選択肢 01自営業復活の追い風 02雇用と自営が地続きに 03組織はインフラに 第四章 台頭する自営型社員 01「職人」への回帰 02分業制から「一気通貫制」へ 第五章 日本企業の「強み」とは何か 01日本的経営の「捨てる」顔と、「生かす」顔 02知的熟練論、知識創造論、擦り合わせ論の着眼点 第六章 自営型でこそ生かせる日本の「強み」 01集団作業の限界を超える――「統合された知」の発揮 02「やる気の天井」を破る――意欲が飛躍的に高まる理由 03幸福度四七位からの逆転を 第七章 “ジャパンアズナンバーワン”の復活へ 01「後発者の優位」を生かす 02「社内」最適から「社会」最適へ 03「自営型社会」のモデルは足下に
  • アジャイルワークの教科書
    4.0
    「仕事が終わらない」「成果を上げられない」「残業が多すぎる」「上司とうまくいかない」などなど、社会人にとって仕事の悩みは尽きない。ある調査によれば、「仕事の内容」は3年連続で、「上司との人間関係」は4年連続でトップ5に入る結果となり、これらが多くのビジネスパーソンの悩みになっていることがうかがえる。また、「残業時間の多さ」にストレスを感じる人も多いが、最近では、現場をよく知らない会社の上司から「残業をするな」、「(仕事が終わっていなくても)定時に帰れ」といったような、長時間労働を改善するための対応策がないまま業務を切り上げるよう強制される“ジタハラ”(時短ハラスメント)が問題となっており、「隠れ残業」や「仕事の持ち帰り」が生じている。このように、業務効率化に注力していない、中身のない制度をとりあえず取り入れて日々の業務に取り組むことによる弊害に苦しむビジネスパーソンは多い。 そこで本書では、「トヨタのカイゼン」をベースとした「アジャイルワーク手法」によって多くの企業の生産性を向上させた戸田孝一郎氏が、業務を圧倒的に効率化させる「アジャイルワーク」のすべてを徹底解説。戸田氏は本家本元のTMS&TPS検定協会(トヨタOBが主宰する団体)にて理事並びに指導講師に認定されるといった実績も持つ。アジャイル開発手法の大手企業への導入指導・プロジェクト支援を実施しており、その経験の豊富さを武器に、理論面だけでなく実践的な指導として「現場主義」の重要性を徹底指南。アジャイルの不可欠な要素となる「見える化」、「振り返り」、「ダンドリ」、「タイムボックス」、「チーム」という5つの要素をわかりやすく解説。仕事に追われる社会人たちを解放するためのノウハウを完全網羅した1冊である。
  • 激動のビジネストレンドを俯瞰する 「働き方改革」の人類史
    4.0
    ・なぜ、日本型組織は「時代遅れ」になったのか? ・なぜ、ビジネスパーソンに「自己啓発」が求められるのか? ・「イノベーション」は労苦を軽減するのか? 古今東西の歴史知識を収集する著者が、 いちビジネスパーソン(労働者)の視点で 働き方の歴史を読み解きます。 【目次】 第1章 働き方の世界史:労働者たちの歩み  勤勉な労働者の誕生  搾取と戦う労働者  「労働者のための国家」の失敗  市場価値を求められる労働者 第2章 労働時間:「1日8時間労働」はどう普及したか  日本の労働時間はなぜ長い?  「労働時間」の概念が生まれるまで  長時間労働という搾取  労働時間の短縮を目指して 第3章 生産性:イノベーションは労苦を軽減するのか  人間が働かなくていい時代はやってくるのか  農業革命がもたらしたもの  産業革命がもたらしたもの  情報革命への期待と絶望  「働き方革命」は私たちの生活を良くしたのか 第4章 やりがい:人類はどう働かされてきたのか  「働きたくない!」という思い  人を働かせる方法  労働から幸福を得ることはできるのか
  • 【新版】小さな会社★儲けのルール
    4.0
    ■中小企業のためのバイブルをリニューアル 2002年の初版から14年、12万部を突破したロングセラーを、 30ページ以上増補、内容当時の成功事例を最新版にして新版として刊行 ランチェスター法則とは、中小・零細企業が生き残るための戦略。 現在までに5000社以上が採用し、 創業期のソフトバンクやセブンイレブン、旅行業者のH.I.Sなども ナンバーワン企業へ成長する中で実践してきたと言います。 ■著者の竹田陽一は、東京商工リサーチ時代に1600社の倒産企業を調査、 その後、1000社以上の中小企業の指導をしてきました もう1人の著者、栢野克己は1人から100人以内のさまざまな企業を取材、 ランチェスター法則を実例から指導するコンサルタントとして活躍しています こうした中小企業の盛衰を見つめ続けてきた 著者ならではのノウハウが散りばめられています ■目次 『小さな会社★儲けのルール』新版に寄せて ・プロローグ★社長にはだれでもなれるけど…… ・儲けのルール★1 小さな会社が成功するために~弱者の基本戦略~ ・儲けのルール★2 成功する天職・ビジネスの選び方~弱者の商品戦略~ ・儲けのルール★3 成功する事業エリアの選び方~弱者のエリア戦略~ ・儲けのルール★4 成功する客層の選び方~弱者の客層戦略~ ・儲けのルール★5 成功するお客探し~弱者の営業戦略~ ・儲けのルール★6 成功するお客の育て方~弱者の顧客戦略~ ・儲けのルール★7 成功するためには長時間労働が不可欠~弱者の時間戦略~
  • やめる時間術
    4.0
    24時間を自由に使えなくても、やりたいことは実現できる。 “長時間労働×ワンオペ育児”の中で編み出した誰でも再現可能なタイムスキルの全てがここに! <やめる時間術は3つの力がポイント> 見える化力 引き算力 足し算力 やりたくないこと/やったらいいこと 100%やらないを心がけましょう。 ――――「はじめに」より抜粋―――― 周りの人には、多くのことを実現するために膨大な時間を使っているように見える、と言われますが、そんなことはありません。 ただ、「使うべき時間と使わない時間」を分けて「やりたくないこととやったらいいこと」を100%やらないようにしている、それだけです。 本書では、普通の会社員である私が仕事と育児を両立しつつ、何度も何度も「時間がない」ことに悩んで試行錯誤した末に編み出した「時間術」を紹介していきます。 この本は「ただ時間がうまく使えない」という人のための本ではありません。 家事や育児、介護、そして仕事といった色んな条件があるために、自分の好きなように時間を使うことができない人、何かを「やめる」ということに躊躇している人のための本です。 そんなあなたのための「時間の使い方」です。 7年前、時間がなくて毎日を焦って過ごしていた私が知りたかったことを書きました。 この本があなたの時間を取り戻すきっかけになればうれしいです。
  • テレワークの「落とし穴」とその対策
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    新型コロナウイルスの影響により、テレワークを実施する企業が増えています。しかし米IBM・ヤフーなど世界をリードしてきた企業はすでに在宅勤務を廃止しています。 実際、業務を行う上で在宅ならではの問題が出ています。 例えば、在宅勤務中の社員の勤怠管理や評価方法に悩んだ。テレワーク実施に際して予想外の出資が発生した。働きすぎて予期せぬ長時間労働をしてしまった。こうした課題に加え、孤立感からメンタルに変調をきたすケースも見られます。一方、家庭においては家事の分担などで夫婦間でのトラブルが発生し、コロナ離婚などの問題も浮上しています。 こうした状況を受けて、元毎日新聞経済部記者の小林剛氏がテレワークを巡るさまざまな「落とし穴」を検証し、その解決方法を探っていきます。実際に生じている問題点をとりあげ、テレワーク導入の手引書の紹介、テレワーク先進企業の事例紹介、さらにはテレワークの未来をうらないます。 著者自身が在宅で調査・執筆を行った本書は、コロナによって激変する現代の社会状況を捉え、これからの働き方や生活を模索する上での指針になるのではないでしょうか。

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  • ブラック職場があなたを殺す
    4.0
    『「権力」を握る人の法則』 『悪いヤツほど出世する』の著者が、 「働き方改革」時代に放つ警鐘 労働者は文字通り、 給料のために死ぬ。 あなたもその一人にならないように。 一昔前の「死ぬ危険性が高い職場」は、油田や鉱山や化学物質工場だった。 だが公的機関の監督や規制によって、労災死亡は激減した。 いまやホワイトカラーが働く「ブラック職場」のほうが、よっぽど死ぬ危険性が高い。 職場環境のストレスが及ぼす健康への悪影響が指摘されているにもかかわらず、 政府も経営者も積極的に対策を取ろうとはしていない。 過労死はもはや世界的現象だ。 中国では低賃金、劣悪な職場環境、超長時間労働、 予測不能な不規則勤務が原因となり、年間100万人が過労死している。 アメリカでは労働時間が増え続け、2000年にはついに世界最長となった。 正規の労働時間の枠外で夜間や旅行先でも メールチェックする人が5割、休日にもチェックする人が8割を超える。 全世界のホワイトカラーが、「持続不可能」な労働環境に身を置いている。 そしてギグワークに代表される新しい副業形態は、 労働者を安くこき使う手段をますます増やしている。 経営者が「コスト」「リソース」「生産性」「費用」といった キーワードで労働者を見ている限り、この問題は解決しない。 そんな環境下で「カネと仕事」という2大ストレスを抱えるあなたは、 「死に至る職場」をどう生き抜くべきか? 『「権力」を握る人の法則』『悪いヤツほど出世する』の著者が、 「働き方改革」時代に放つ警鐘。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 長時間労働も、休日出勤も、長期出張も、 家庭との両立困難もあたりまえと受け止めて がんばり続ける人たちの間で働いていると、 それが規範になる。 誰もがその職場のやり方を容認し、唯々諾々と従う。 たとえ心の中では、こんなのはあたりまえじゃないと思っていても。 不幸にも現代の多くの職場では、 長時間労働を始めとする苛酷な労働条件が規範と化している。 そこで、そういう職場に直面しても別に異常とは思わなくなってしまう。 むしろ愚痴をこぼす人や文句を言う人、 病気になる人、果ては辞めていく人を見ると、 そちらを「おかしい」と感じるようになる。 大勢があたりまえと思っている仕事をなぜ辞めるのか、というわけだ。 (本書より)
  • 教師のブラック残業
    4.0
    「このままでは過労死するかも」 「プライベートがまったくない!」と悩む教師の方、必見!  あなたが長時間労働になっているのは、あなたのせいではありません。 教員は、「給特法」という法律のもとで、どれだけ働いても勤務時間を把握されず、 「自主的に」残業しているとされて、いくらでも仕事が増やされてきたから、 民間企業や一般公務員ならありえないほどの職務を担わされて、帰れなくなっているのです。 「給特法」のせいで、教師は民間企業や一般公務員と違って、 月8時間程度の残業代だけで、いくらでも残業させてよい状態にされています。 教師の多くが過労死ラインの月80時間以上の残業をさせられている状態になったのは、 この「給特法」という法律のためです。 いま、この状態の中で、どうしたら自分の身を守ることができるのか? 教師の長時間労働問題をわかりやすく伝え、いざというときの身の守り方を考えるための1冊です!

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  • 教育現場の7大問題
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    部活動、いじめ、脱ゆとり…… 報道と現実はこんなにもズレている 教員の長時間労働は部活のせいじゃない? うつ病になる教員のストレスの原因は、学級崩壊でもモンスターペアレントでもなく校長のパワハラだった? ジャーナリストが教員、保護者、教育委員会等に徹底取材。 「生の声」から教育現場のリアルな問題をあぶり出す。 〈目次〉 問題1 全国学力テスト 問題2 教員の過重労働 問題3 受験と格差 問題4 いじめ 問題5 グローバル人材の育成 問題6 アクティブ・ラーニング 問題7 七つ目にして、最も大きな問題
  • 「7つの習慣」×「実行の4つの規律」=確実な成果 実行する技術 4DX もう計画倒れしたくない個人のための目標達成メソッド
    4.0
    長時間労働、残業規制、生産性、ワークライフバランス……働き方改革が叫ばれて久しいが、ビジネスパーソンの仕事量は増え続けるばかり。緊急だけれど、些細な案件、緊急かつ重要な案件に日々忙殺され、「緊急ではないけれど、重要な案件」に取り掛かれないばかりか、すべての業務が中途半端になってしまい、最後まで実行されないことに悩んでいる人は少なくない。本書はそんな課題を解決するため、「7つの習慣」の理論をベースに開発された究極の目標達成メソッド「4DX」(実行の4つの規律)を詳細に解説する一冊。 【目次】●第1章 実行するのは本当に難しい ●第2章 実行に関する原則――日常業務の嵐の中でも成果を出す ●第3章 第1の規律――最重要目標にフォーカスする ●第4章 第2の規律――先行指標に基づいて行動する ●第5章 第3の規律――行動を促すスコアボードをつける ●第6章 第4の規律――アカウンタビリティのリズムを生み出す

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  • 40歳が社長になる日
    4.0
    変化が予測できない時代。 企業が生き残るためには、「破壊的イノベーション」を起こし「非連続の成長」をする必要がある。 この時代に求められるリーダーは、「カリスマ型」ではなく、現場優先の「羊飼い型」。 そして、テクノロジーへの知見がある「デジタルネイティブ」になってくる。 先進的な企業は、次代のリーダーを求め、30歳からの社長選抜をすでに始めている。 本書では、「経営者のかかりつけ医」と呼ばれる岡島悦子が、40歳社長のなり方、創り方を超実践的な方法論と共に提言する。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【はじめに 】2025年、日本の大企業にも「40歳社長」が多く誕生する 第1章 「40歳社長」が必要な理由 ・未来予測ができない、ビジョンが作れない時代 ・顧客インサイトは、組織の最前線にある ・「破壊的イノベーション」が必要な理由 ・「長時間労働」から「長期間労働」へ ・カルビー、リクルートの「働き方改革」の狙い ・ワークスタイルのイノベーション ・会社と個人の関係が変わる ・人間がAIに勝てるのは「課題の抽出」 ・富士フイルムとコダックを分けたもの 第2章 リーダーシップの“型”が変わる ・逆転のリーダーシップ ・アイディアがつぶされるメカニズム ・「ワイガヤ」の調整との違い ・星野リゾート型のリーダーシップ ・目指すは、「羊飼い型のリーダーシップ」 ・「揺らぎの設計」が破壊的イノベーションをもたらす ・AKBと映画界に学ぶ「揺らぎの設計」 ・組織文化づくりの「4つのキーワード」 第3章 「40歳社長」のつくり方 ・サクセッション・プランニング(後継者計画)支援の要望が増えてきた ・次の社長候補、今、45歳ではもう遅い ・今の30歳が持つ強力な武器 ・会社はエリートプログラムをつくれ ・セプテーニグループ、AIを使って「最適配置」 ・経営トップが、リーダーを戦略的につくる意思を持つ ・CEOは徒弟でしか育たない ・10年後の経営トップ像の不確実性 第4章 ダイバーシティ推進論の誤解 ・ダイバーシティの真の意義 ・各社によって「多様性」の正解は異なる ・女性活躍推進はひとつ目の矢に過ぎない ・組織のOSを変えなければ、多様性は機能しない ・女性の意識も変えなければいけない ・女子も男子もかかっている「10大疾病」 ・なぜ女性は「ロールモデル」を求めたがるのか ・「早く打席に立つ」「早く複数部署を異動する」 ・ロールモデルを自分で創作してしまう ・イクボスも変わらないといけない ・「不幸自慢」を禁止にする ・「経営トップコミットのスポンサーシップ」 第5章 「40歳社長」になる方法 ・新時代リーダーの10要件 ・「残念な人」になってはいけない ・「保守的なキャリア」は、これから危ない ・傍流はむしろ喜べ。会社は修羅場に送り出せ ・大企業でも40歳社長が誕生する ・40歳が変化をリードする理由 ・人間力、共感力、共創力 ・自己効力感を高められるか ・ピグマリオン効果を積極的に活用する ・大きな経営観、経営哲学を持てるか ・チャンスは偶然ではない。機会開発も努力次第 ・自分のタグを見つける。掛け算を増やす ・今ない仕事、領域をつくる ・人生100年時代のキャリア開発 【おわりに 】「未来をつくる人」への応援書
  • なぜあの人は心が折れないのか ストレスをエネルギーに変える56の方法
    4.0
    ブラック企業・長時間労働、いじめといった過酷な状況下で、メンタルを低下させ最悪死を選択する人がいます。 そんなつらい状況を打ち砕くほどの強いメンタルをもつための心の持ちようを50項目にまとめ、著作が1000冊を超え、今なお精力的に執筆を続ける中谷彰宏氏が、独自の視点でアドバイスします。 ・悪口に、反論しない。 ・条件が整わないことをあたりまえにしよう。 ・嫌われても、失敗しても、喜ぼう。 ・自分を慰めない。 ・甘やかされない。 ・いさぎよく負けを認めて、再チャレンジしよう。 ・回りの人を変えようとしない。 ・根拠を求めない。 ・消去法で、考えない。 ・ブーイングに、お辞儀しよう。 ・「頑張ります」で逃げない。 ・やる気のいらない習慣を、つけよう。 ・理不尽なことを体験しよう。 など
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
    4.0
    働くことこそ生きること、何でもいいから仕事を探せという風潮が根強い。しかし、それでは人生は充実しないばかりか、長時間労働で心身ともに蝕まれてしまうだけだ。しかも近年「生きる意味が感じられない」と悩む人が増えている。結局、仕事で幸せになれる人は少数なのだ。では、私たちはどう生きればよいのか。ヒントは、心のおもむくままに日常を遊ぶことにあった――。独自の精神療法で数多くの患者を導いてきた精神科医が、仕事中心の人生から脱し、新しい生きがいを見つける道しるべを示した希望の一冊。
  • ブラックバイトに騙されるな!
    4.0
    長時間労働に無理なシフト、罰金、売り上げノルマ、果ては自爆営業の強要まで――。まだ社会経験の浅い学生を都合のいい労働力として、過酷な条件で働かせる「ブラックバイト」。その実態を明らかにし、解決策までを提示する。ブラックバイトの巧妙な手口とは? やめたくてもやめられないバイトから抜け出す方法、身を守る方法とは? 学生たちから直接相談を受け、早くからブラックバイトの問題提起を行ってきた第一人者による決定版! 『下流老人』『貧困世代』著者の藤田孝典氏、推薦!

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  • 「捨てる」思考法 結果を出す81の教え
    3.9
    還暦で世界初のインターネット生保を創業し、古希で立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任した著者による待望の最新作。 脳卒中から完全復活した出口治明氏が、職種・業界を問わず一生役立つ「トレードオフ」の極意を伝授する。 「捨てる」というテーマで本を出す話が持ち上がったのは、2019年秋のことだった。 その後、同時進行で、パンデミックといわれる新型コロナウイルスの感染が拡大する中、この社会にとって最も大切なことは何かを考えることになった。 人の命か経済か。限られた資源(時間・お金・労働力)を有効活用するには、短期的に二者択一を迫られる場面もあった。頭では分かっていても、実際にはあれもこれもと手を出し、迷い悩んだ末に決断のタイミングを逃してしまい、結局、後手に回るという苦い経験をした人も少なくないのではないか。 コロナ禍で、これまでの社内業務が良くも悪くも「見える化」した。情報の偏在化が起き、社内コミュニケーションが難しくなり、ビジネスチャンスを逃す会社がある一方で、業務内容を抜本的に見直し社内連携のあり方が改善され、業績がアップした会社もある。 14世紀の中世ヨーロッパで起こったペストの大流行は、後にルネサンスや宗教改革につながる契機となった。今回のコロナ禍もまた、悲劇をもたらしていることは間違いないが、長い目で見れば社会が前進する大きなチャンスになる。 未来のために、捨てるべきものを潔く捨てる。その価値を認めれば、ことは簡単だ。 本書では、「捨てる」ことの重要性を具体的な事例を示しながら解き明かす。 【本書の内容】 ●人間は毎日トレードオフに直面している ●捨てるために必要なのは、「悟り」ではなく「知識」 ●分別を捨てた人が社会を変える ●怒りを捨てれば仕事がスムーズに進む ●大事な案件に取り組むときは、色気を捨てる ●人間はみなチョボチョボ、格好をつける生き方を捨てる ●大事な決断ほど「熟慮」を捨てる ●「タテ・ヨコ・算数」で色眼鏡を捨てる ●長時間労働を捨てれば、イノベーションは加速する ●よく捨てよく得る取捨選択力は、「本・旅・人」で養われる ほか ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える
    3.9
    日常から変革を起こす道を力強く示す! 繰り返される大量生産と大量廃棄、慢性化した長時間労働、広がり続ける格差、歯止めがかからない気候危機――。今、際限なき成長を追求する資本主義の矛盾と限界が露呈している。これを解決する経済社会ビジョンとして注目されるのが、「脱成長」だ。欧米で脱成長論を推進する旗手が、その基本的な考え方と実践例を紹介。人々の意識変革を誘いながら、ベーシックサービスやケア・インカムの導入、コモンズの復権など、脱成長の意向け必要な政策を論じる。“常識”を破り、真にゆたかな社会を構想する画期的提言の書! 『人新世の「資本論」』の著者・斎藤幸平氏が解説。
  • 先生も大変なんです いまどきの学校と教師のホンネ
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    近年、広く問題になっている学校の多忙化。日々教師の長時間労働などの状況が報じられていますが、教師本人は「どう忙しいのか」「実際どう感じているのか」などの本音は言いにくいもの。 そこで本書では実名・現役の公立学校教師が、今の学校の実情や、多くの先生たちの悩み・思いを、隠すことなく赤裸々に語ります。

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  • 労働2.0 やりたいことして、食べていく
    3.9
    「やりたいことで、食べていけ!」――“今最も面白い経営者”中田敦彦が説く、好きなことをやって、がっぽり稼ぐ「最強の働き方革命」。『オールナイトニッポンPremium』でも話題騒然! アパレルブランド「幸福洗脳」の戦略もまるわかり。「誰よりも多動し、圧倒的成果を出す彼は、天狗なんかじゃない。“天才”だ」――堀江貴文氏 「すべての成功には理由があって、すべての失敗には原因がある。だから全員にチャンスがある。中田君はそれを教えてくれた。いい本だ!――西野亮廣氏 一つの職種、一つの会社、一つの場所にとらわれないこと。一つの場に「雇われる」だけでなく、「雇う」視点も取り入れ、随時変化と進化をしながら「やりたいこと」を実現させて、食べていくこと。そんな新時代の働き方を、私は「労働2.0」と名付けたいと思います。皆さんはもっと自分らしく、楽しく働くことができます。(「はじめに」より) 〈本書の内容〉はじめに 誰もがやりたいことで、食べていける [第1章]やらされ仕事で、一生を終えるな!――脱・歯車の道 ●最初は組織の「歯車」でいい ●やりたいことが通らない理由は準備不足 ●言われてないことをやりまくるやつが出世する ●優秀な人ほど、超速でノウハウを吸収して辞めていく ●「てっぺん」よりも、自分のいるべき場所に向かえ ●仕事とは、「人に役立つ暇つぶし」 [第2章]「やりがい至上主義」「コンテンツ至上主義」にとらわれるな!――「働き方」にまつわる思い込み ●日本人は「経営者教育」が足りない ●「やりがい」だけでは、いずれ疲弊する ●「損する職人」になっていないか? ●長時間労働はちっとも偉くない ●社会が作り出したイメージを追っても意味がない ●何をやりたいのか? なぜやりたいのか? ●仕事は、いつか飽きる [第3章]「やりたい人×できる人」が奇跡を起こす!――強みの見つけ方と活かし方 ●「人との違い」はすべて才能 ●空腹の状態で自分の「冷蔵庫」を覗け! ●「そこそこ」の個性が組み合わさると、「逸材」に化ける ●弱点は、裏返せ! ●「やりたい人」と「できる人」、君はどちらになる? ●人の才能は、顕微鏡で観察し、ピンセットで分解するように引き出す ●「すごい武器」はいらない。足元の石を拾って投げろ! [第4章]プロ崇拝などナンセンスだ!――“Just Do It.”のすすめ ●お金をもらえたら、その時点で「プロ」 ●やりたいことを言え! 言ったらやれ! ●小さな成功体験の積み重ねが、コンテンツを強化する ●恥をかけ! ●仕事を振る前に、自分で試せ ●商品の質は「ストーリー」でカバーできる ●他業種だからこそ、非常識なアイデアを押し通せる [第5章]時代を読み、利益を生み出せ!――中田式・アイデア発想法 ●毎日の消費行動に、ビジネスのヒントが潜んでいる ●アイデアはすごくない ●SNSでは真実を語れ! ●成功例は素直にリスペクトせよ ●嫌い、苦手? だからこそ、リスペクトだ! ●書を捨てよ、海外に出よ! ●今年はまだ、誰のものでもない [おわりに]――戦士が勇者になる日
  • なぜ日本の会社は生産性が低いのか?
    3.9
    人気エコノミストが徹底解説! 長時間労働、ワンオペ地獄、人材に投資しない……だから給料が上がらない 「働き方」の不条理を解決するツボが丸わかり! 「生産性を高めよう」が合言葉になっている。きっかけは安倍政権が「働き方改革」を提唱したことだ。 実際、日本企業の生産性はスペインやイタリアにも劣り、先進国で最低レベルまで落ち込んでいる。たくさん働いているのに、稼げなくなっているのだ。 いったいなぜ、日本は生産性が低くなってしまったのか? じつは日本企業は、旧日本軍と同じ失敗をしている。 たとえば近年、日本企業はどこも「ワンオペ」が増えている。社員1人で膨大な作業量を何でもこなすシステムだ。しかし、各個人が孤立して仕事をしているため、組織全体の効率は追究できない。また、ノウハウを組織でシェアできないという致命的な欠陥がある。チームで効率よく仕事をやるほうが、圧倒的に強いのだ。 これは特攻と何ら変わらない。大局的な戦略をもたず、現場の個人に「がんばれ!」「なんとかしろ!」と精神論で負荷をかけ、一発逆転の局面打開を期待する……これでは勝利は望めない。 本書は、日本企業のどんなところが低生産性を招いているのかを具体的に指摘したうえで、「では生産性をあげるために何をすべきか?」を具体的に提言する。 本当の「働き方改革」はここにあり!
  • 5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった定時に帰る仕事術
    3.9
    安倍政権が最重要施策のひとつに掲げている「働き方改革」が連日、マスコミで取り沙汰されています。 その狙いは、日本のビジネスパーソンの長時間労働にメスを入れ、生産性を向上させること。 この点で日本の先を行くのがドイツです。 ヨーロッパの経済大国として、経済を引っ張るドイツ。 日本より労働時間が短く、生産性は高い。なぜ、これが可能になったのか。 「この国のサラリーマンたちの労働時間の短さと、休暇の長さには驚嘆させられる」という在独ジャーナリストの著者が、その秘密を解き明かします。
  • すべての疲労は脳が原因3<仕事編>
    3.9
    過労や長時間労働が問題となっている今、苦痛を伴わずに、脳を休息させながら仕事のパフォーマンスを上げる方法が求められている。疲労を防ぐ、脳の「トップダウン処理」、「メタ認知」という情報処理能力、「ワーキングメモリ」を生かして仕事の効率を上げる方法、人間関係のストレスへの具体的な対処法など、“疲れずに仕事をする方法”を丁寧に解説する。疲労のメカニズムを科学的に解説した第一弾、食事・睡眠・生活環境での疲労予防や解消法を具体的に示した第二弾につづく、『すべての疲労は脳が原因』シリーズの第三弾。 【目次】はじめに 脱脳疲労で仕事を効率化する/第一章 疲れない脳を作る/第二章 疲れない脳を作る鍵は「記憶」にあり/第三章 疲れを溜めない働き方を身につける/第四章 ビジネスシーンで脳疲労を予防する方法/第五章 職場で疲れない人間関係を築く/第六章 脳疲労とストレス・不調の深い関係/おわりに
  • 40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい 自分の人生を取り戻す生き方・働き方
    3.9
    「全力で働かない」「ムダに悩まない」「遊びに夢中になれ」「家族を大切にせよ」――成毛眞流「脱・社畜のすすめ」。過労死、長時間労働、うつ、ブラック企業……、日々途切れることなく報道される仕事関連の事件・事故。日本の成長を支えてきた「会社人間」「モーレツ社員」的な働き方・生き方が見直されつつある今、私たちはこれからどう働き、どう生きるべきか。巻末に「成毛眞のこれからやりたいことリスト」収録。【内容例】これ以上、会社に尽くさなくてもいい人生を軌道修正できる最後のチャンス/会社にしがみつけ!/むやみに組織に抗って、息をムダ遣いするな/ゲーテの人生は不幸せ!?/同世代とばかり付き合うな/「記憶力」よりも「忘れる力」/尊敬されたいと思ってはいけない/資産運用はギャンブル/健康法も三日坊主の要領で/ミドルエイジの「七つの武器」とはetc. 『40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。』待望の新書版。
  • 先生がいなくなる
    3.8
    ●教員不足の原因は、長時間労働を生み出す「給特法」にある! ●教育現場を残業地獄から救う方策を各専門家が徹底議論! 近年、「教員不足」が加速している。小学校教員採用試験の倍率は過去最低を更新し続けており、倍率が1倍台、「定員割れ」の地域も出始めている。その根本原因は、ブラック職場と指摘されて久しい「教師の長時間労働」、そして、その長時間労働を生み出す「給特法」という法律にある。給特法の下では教師はいくら働いても「4%の固定残業代」しか得られず、そのために「定額働かせ放題」とも揶揄されている。この状況を一刻も早く改善するため、現役教諭、大学教授、学校コンサルタントら専門家が「給特法」の問題点の指摘および改善策を提案。教育現場を残業地獄から救うための方策を考える。
  • 自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる
    3.8
    今日が辛くても明日が辛いとは限らない……けど上司からの電話には怯えている。早朝出社、終電帰りの長時間勤務、パワハラ上司をやり過ごす……限界を超えても働き続ける社畜OLの悲哀と爆笑のエッセイ。 朝も晩も働き通しの生活を、時たまYouTubeで動画投稿をしている、社畜OLのちえ丸が社会の荒波に揉まれながらも、夢を追う生活の中で垣間見た日常を綴る。 新卒で入社してすぐに花形の営業部に配属されて、未来への希望にも満ち満ちていたのに、実際に働きだしてみればきついノルマに超絶に厳しい鬼上司、早朝出社と終電帰りの長時間労働という、地獄のような日々が待っていた。 スーツという社畜の鎧を身にまとえば、イケイケサラリーマンに変身! ……とできれば話は簡単だけれど、現実には朝は瀕死、夜は死んだ魚のような目をしてSNSで愚痴をこぼす日々。 「会社で自分らしさを出せない」 「頑張っているのに正当な評価がされない」 「納得できない無意味な仕事をさせられる」 「上司の機嫌がいつも悪い」 「お局が毎度トイレでちくちく言ってくる」 「同期になじめない」 と、通勤電車ではミニ反省会をくりかえし、絶え間なく起きる珍事件に頭が痛くなるほど悩み、帰りの電車から降りた瞬間、泣きじゃくってビール片手に深夜徘徊したエピソードも。 アラサーになった今も、必死でもがいている最中で、どうしたら会社でうまくやれるのか、どうしたら仕事で成果を上げられるのか、入社以来解決する兆しのない悩みにふりまわされながらも、働くことや将来に明るい兆しを見出して、今日も会社員は出社する。
  • これが日本の正体!~池上彰への42の質問
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ・日本の総理大臣はなぜ国民が直接選べないのか? ・国会議員の数を減らすのは危険? ・マイナンバーカードの真の目的は? 「政治」「制度」「教育」「女性」「働く」「経済」「グローバル」 池上彰がデータを元に論じ、諸外国と比較して、「日本の正体」に迫る! 【本書の内容より】 第1章 政治 Q 公文書の破棄や改ざんは日本だけ? Q 世襲議員が多いのは日本だけ? 第2章 制度 Q 日本の年金は維持できる? Q 同性婚はなぜ認められない? 第3章 教育 Q 子供の学力は低下している? Q 日本の基礎研究が危ない? 第4章 女性 Q 女性の議員はなぜ少ない? Q 日本は母親の負担が大きい? 第5章 働く Q 一斉就活は日本だけ? Q 日本人は長時間労働? 第6章 経済 Q アベノミクスは成功した? Q 日本の消費税、10%でいいの? 第7章 グローバル Q なぜ日本は難民を受け入れない? Q 日本はなぜ「核兵器禁止条約」に批准しない?
  • 日本人はいつから働きすぎになったのか
    3.8
    常態化した長時間労働、進んで引き受けるサービス残業、苛酷なノルマや理不尽なパワーハラスメントの横行――。過労死・過労自殺への道を、みずから歩みながら、不満を表明することさえしない日本人。そうした「勤勉精神」は、いつ生まれたのか。どういう系譜をたどって、今日にいたったのか。私たちを「勤勉」に駆りたててきたものは何か。そのメカニズムを歴史的に探る。
  • 自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ
    3.8
    経済評論家、勝間和代が教える、 アフターコロナで、驚くほど幸福度が上がる、新・幸福論! ・無意味な「儀式」から自由になる、持続可能な働き方 ・1日の労働時間4時間! アフターコロナに必須のビジネススキル ・「お金を使わせるプロの罠」にカモられない方法 ・ほったらかしでドンドンお金が積み上がる資産形成 ・自炊とオンラインジムで体脂肪率17%になる方法 ・仕事、運動、レジャー、全てを自宅で満たす! テクノロジーを使い倒す方法 ・最長10分で完成、世界一おいしい自宅ごはん などなど、これまでの思い込みを捨て、新時代に自らを最適化させる思考法、 必要な行動、テクノロジーの使い方についての すべてを語る一冊。 なぜ、仕事も収入もあるのに幸せを感じられないのか? なぜ、稼いでも貯めてもお金の不安から解放されないのか? なぜ、長時間労働から抜け出せないのか? なぜ、アフターコロナで生き抜く自信が持てないのか? その答えを明確に提示しています。 労働時間を短く、自宅を世界一快適にして穏やかに暮らすために手に取ってほしい一冊です。
  • アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」 自社のカルチャーを変革し続けるリーダーシップ×フレームワーク
    3.8
    総合コンサルティング企業が本気で挑んだ自社の「働き方改革」! 世界55か国、200都市以上に拠点をもつアクセンチュア。ところが、その日本法人は数年前まで「激務だ、不夜城だ! 」と揶揄され、「収入は高いが仕事はキツイ」の典型企業でした。 体力、気合、根性に象徴される体育会系カルチャーのもと、社員は疲弊し、長時間労働やハラスメントなど労務上の問題も常態化。 強い危機感を抱いた江川社長は、2015年1月、自社の働き方改革「Project PRIDE(プロジェクト・プライド)」に乗り出します。 改革は、労働時間や労働環境の改善だけでなく、社員の意識とカルチャーを根本的に変えていくことから始まりました。 課題が明らかになるたびに、リーダークラスを巻き込みながら新しい仕組みや制度へと落とし込み、組織全体に波及させていきます。 全社をあげて改革に取り組んで約2年半。残業の削減、離職率の減少、ハラスメントの撲滅、採用人材の多様化、女性の活躍推進……、さまざまな成果が生まれました。 生産性や収益性も向上し、次なる成長ステージに向け、新たな取り組みも始まっています。 なぜ、アクセンチュアは変わることができたのでしょうか。 本書では、プロジェクトの全貌を通して、リーダーシップのあり方、チームマネジメント成功のノウハウを紹介します。 企業経営者、経営幹部、人事・マネジメント部門のビジネスパーソンなどにおすすめしたい一冊です。
  • 御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社
    3.8
    ◆青野慶久氏推薦(サイボウズ代表取締役)「やり方次第では、逆効果。チームを変えたい人、必読!」 ◆小室淑恵氏推薦(ワーク・ライフバランス代表取締役)「本書を実践すれば、ブラック残業も不機嫌な職場もなくなります!」 昨今「働き方改革」という言葉が叫ばれている。しかし、それによって悲鳴を上げている現場は少なくない。“残業削減しろ、予算達成しろ、あとはよろしく”といった「現場へムチャぶり」の「見せかけの働き方改革」では、社員は疲弊し、生産性は落ち、人が辞めていく。政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、真の働き方改革とは言わば「会社の魅力化プロジェクト」と説く。それは経営改革であり、「昭和の活躍モデル」からの脱却なのだ。本書で取り上げた働き方改革先進企業では、改革を経てどのような変化が起きたのか。大和証券では子育て社員の活躍、カルビーでは低迷商品の売上V字回復、アクセンチュアでは職場の雰囲気改善と業績アップ……など、目に見える成果から目に見えない成果まで様々だ。また、働き方改革は社会も変える。少子化改善や地方創生にも効果を発揮することが分かってきた。第一人者による、新しい働き方の理論とノウハウを徹底解説した1冊。 【目次より】●序章 働き方改革の何が問題なのか ●第1章 働き方改革はどうすれば成功するのか ●第2章 先端事例に「働き方改革」の実際を学ぶ ●第3章 現場から働き方をこう変える! ●第4章 なぜ「実力主義」の職場はこれから破綻するのか ●第5章 「女性に優しい働き方」は失敗する運命にある ●第6章 社会課題としての長時間労働 ●第7章 実録・残業上限の衝撃 「働き方改革実現会議」」で目にした上限規制までの道のり

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  • なぜ、残業はなくならないのか
    3.8
    2016年9月に労災認定された「電通過労自死事件」により、長時間労働の是正に関して世論が動いた。これは日本の企業全体の問題だからである。とくに、所定外時間労働「残業」には労働社会の問題が凝縮されている。本書では、この問題を深く掘り下げ議論、政府が進める「働き方改革」についても、その矛盾を鋭く指摘する。すべての働く日本人に、気付きを与える一冊。
  • 脳神経外科医が教える! 「疲れない脳」のつくり方
    3.8
    人生100年時代の到来、技術革新による仕事の高度化によって、私たちに求められる働き方は、「24時間、365日がむしゃらに働けるか」から「長期間、元気に健康に成果を出し続けられるか」に変化している。ただ、「いつも残業している」「ランチの時間は日によって違う」「気合と根性でなんとかなると思っている」状態では、生産性を上げるために必要な「疲れない脳」「冴えた脳」を手に入れることはできない。眠い、休みたい、集中力が続かない……そんなビジネスパーソンの悩みの解消方法を、脳の専門家である著者が、最新の脳科学に基づき指南する。 【目次】●第1章 冴えた脳をつくるために欠かせない「オフ」の時間 ●第2章 なぜ長時間労働では、成果が出ないのか?――働き方を「根性」から「理性」に転換する ●第3章 今日から実践できる! 脳の健康習慣 ●第4章 あなたの脳の進化を止めてはいけない――たくましく生きる知性を鍛える

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  • 「パパは大変」が「面白い!」に変わる本
    3.8
    “イクメンブルー”という言葉を、知っていますか 「イクメン」という言葉がもてはやされることなく、男性の育児が当たり前となった昨今。にわかに話題を集めるのは「イクメンブルー」という新たなキーワードです。 男性も家事・育児の分担を求められる一方、賃金の上昇は見込めず、相変わらず長時間労働を余儀なくされている。 そんな状況のなか、世間やママが求める「理想のイクメン像」と、仕事と家庭の両立に奮闘する「現実のイクメン」の乖離にいま、日本のパパたちが苦しんでいます。 本書では、「パパのための育児本」といった本からは一歩も二歩も進み、単なる「イクメン」から視座を上げ、育児を含めた人生そのものを楽しむ「ポスト・イクメン」へと脱却する具体的な方法を提示します。 ◎「家庭内ぶら下がり社員」になっていませんか? ◎「まずは週1回、定時に帰ることから始めよう」 ◎「弱音を吐けるパパ友をつくろう!」……etc. 「ママが怖い」「仕事と家庭の両立がしんどい」パパも、今日から変わります!! 第五章には、「男性学」の第一人者・田中俊之氏(武蔵大学助教)との特別対談を収録。
  • 経済成長って、本当に必要なの?
    3.8
    これからの時代、経済成長を追い求めるだけで私たちは本当に幸せになれるのだろうか? 貧富の差の拡大、長時間労働、物質的には豊かでも精神的には満たされない暮らし、金融危機、環境破壊など経済成長だけでは解決できない難問が社会には山積している。いまこそGDPを上げるのみの成長至上主義には別れを告げ、「人間の顔をした資本主義」を目指すべきではないだろうか?経済の本来の目的は、「最大幸福を、最大多数に、できるだけ長期にわたってもたらすこと」。そこから導かれる真に豊かで持続可能な社会を創るための実践的処方箋は、ポスト3・11時代を考える上でも示唆に富む。ドキュメンタリー監督と経済学者が贈る21世紀型経済論。
  • ここで辞めたらただの負け犬! ブラック企業で「修行」した男の日常
    3.7
    パワハラにも長時間労働にも、過酷なノルマにも負けない!  「3年で仕事を覚える」と決めて、泣きながら、死にそうになりながら、がまんにがまんを重ねたビジネスマンの笑って泣ける日常。
  • 総中流の始まり 団地と生活時間の戦後史
    3.7
    高度経済成長期の前夜――労働力が都市に集中していき、核家族が増えていくなかで、日本は「総中流社会」と言われた。では、総中流の基盤になった「人々の普通の生活」は、どのように成立したのだろうか。 サラリーマンとその家族が住む集合住宅=団地に焦点を当てて、1965年におこなわれた「団地居住者生活実態調査」を現代の技術で復元して再分析する。そして、当時の生活文化や団地という社会空間がもつ意味を実証的に浮き彫りにする。 労働者や母親の生活の実態、子どもの遊びや学習の様子、テレビと一家団欒――「普通の生活」の基準ができあがる一方で、男性の長時間労働や遠距離通勤、性別役割の固定化を生む要因にもなった「総中流の時代」のリアルを照射する。
  • 男性育休の困難 取得を阻む「職場の雰囲気」
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    育児休業制度が整備されているにもかかわらず、育休を取得する男性はほかの社員から冗談やからかい、あるいは仕事を盾に「休むこと」を批判される。なぜ仕事を優先することが正当化され、男性育休は職場の「逸脱」と見なされるのか。 本書に登場するのは、育児休業を取得した男性社員だけでなく、長時間労働の経験をもつ男性社員や女性社員たちである。 男性が育休取得の際に感じる「モヤッとする思い」やなんとなく取得を言い出せない「職場の雰囲気」、育児と仕事を両立することがなぜ困難なのかなど、職場でのリアルな様子を、インタビューの語りをふんだんに用いて描く。 仕事と私生活をめぐる時間意識の観点から「職場の雰囲気」を可視化し、男性の育休取得を困難にしている職場のあり方を照射する本書は、育児と仕事の両立だけにとどまらず、働くすべての人にいまの働き方を問い直すものである。
  • 1%の超一流が実践している仕事のシン哲学
    3.7
    モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスの元トップセールスが書いた「合理的」で「時間に追われない」仕事の新習慣!日本人はこれまで、毎日の長時間労働を「当然のこと」、あるいは「仕方のないこと」と考えて、自分の時間や家族を犠牲にして仕事をしてきました。時代の変化と共に、そうしたライフスタイルを疑問視する風潮が高まり、「働き方改革」というスローガンもすっかり定着していますが、「では、具体的にどうすればいいのか?」という明確な出口は見つかっていません。一方で、仕事ができるビジネスマンほど、プライベートな時間や家族を優先的に考えて大切にしています。仕事を通じて、自分の人生を満喫することを目指して、それを実現しているのです。彼らの生き方には、3つの共通点があります。「楽しむ」──自分の時間や人生を楽しむことを目指して、毎日の仕事と向き合っている。「挑む」──失敗を恐れず、未開拓の市場や手つかずの分野に果敢にチャレンジしている。「育む」──自分や家族、会社、社会、世界など、世の中をいい状況、いい環境にすることをイメージして仕事に取り組んでいる。これらを可能にしているのは、徹底した「合理性」と「発想の転換」に理由があります。彼らはこれまでの常識やルールに縛られていません。独自のルールで仕事をしている彼らは、例外なく明るい表情をしており、誰もが仕事を楽しんでいます。楽しく仕事をしているのではありません。仕事そのものを楽しんでいるのです。本書では、理想的な働き方を実践しているトップクラスのビジネスマンを「超一流」とセグメントして、「一流」(優秀)、「二流」(十人並み)と比較しながら、その具体的な仕事術や発想法を紹介します。
  • 未完の敗戦
    3.7
    なぜこの国は人を粗末に扱うのか? その根本原因に迫る! コロナ対策、東京五輪強行開催、差別やハラスメント、長時間労働、低賃金……。 日本の組織はあまりにも人間を、人の命や暮らしを、軽視していないか? こうした状況と酷似するのが、先の戦争中の日本社会だ。 本書では、大日本帝国時代の歴史を追いながら、その思考の構造を明らかにし、今もなおその精神文化が社会のあちこちはびこる事実を数多くの事例を通して検証。 敗戦で否定されたはずの当時の精神文化と決別しなければ、一人一人の人間とその暮らしが尊重される「民主」社会は実現しない。 仕方ない、という思い込みとあきらめの思考から脱却するためのヒントと道筋を提示する書。 【「はじめに」より】 日本人は、なぜ死ぬまで働くのか。 日本の経営者は、なぜ死ぬまで社員を働かせるのか。 弾薬や食糧などの補給物資を送らずに「目標の達成」を前線の兵士に要求した、先の戦争における大本営(戦争指導部)と、給料を上げず休息も十分に取らせずに「成果」を現場の社員や労働者に要求する、現代の(すべてではないにせよ、無視できないほど多い)経営者たちの間には、同じ思考形態が共有されているように見えます。 それは、外国人技能実習生と呼ばれる低賃金労働者と、戦争中の東南アジア植民地で徴用した「労務者」との共通点にも見られます。 彼らは共に、日本という国や日本企業の利益のために、苛酷な労働環境で道具のように酷使され、搾取される存在です。 こうした現代における社会問題を解決・改善する糸口として、本書は先の戦争における「大日本帝国型の精神文化(思考法)」に現代の視点から改めて光を当て、さまざまな角度から、その精神文化の構造を読み解いていきます。 (中略) 大きな「全体」のために奉仕や犠牲を強いられることなく、一人一人の人間が大事にされる社会を創るために、本書の論考がお役に立てれば幸いです。
  • 捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること
    3.7
    このままでは男たちは職場や家庭だけでなく社会からも捨てられてしまう── ベストセラー『男性漂流 男たちは何におびえているか』『「女性活躍」に翻弄される人びと』著者・最新刊! 「アイツのためを思った指導がパワハラだなんて、納得できるわけがない」 「チャンスを与えてやったのに、セクハラ告発の不意打ちを食らうなんて……」 普段はネガティブな感情を露わにすることのない男たちが目を充血させ、時に嗚咽しながら必死に思いの丈をぶつける。本書は、マスメディアからは伝わってこない市井の人びとの声を丁寧に掬い上げ、そのギャップを鮮やかに描いてきた著者が「男社会」の崩壊をリアルに暴くルポルタージュである。20年以上にわたる取材から迫る真相は、読む者を圧倒する。 本書に登場する管理職の中年男性たちは、取材の過程で、部下の成長を心から願い、長時間労働の是正、女性登用の促進など職場が抱える課題に果敢に立ち向かい、そして妻子への想いを熱く語っていた。では、なぜそんな彼らが訴えられ、引きずり下ろされたのか。パワハラやセクハラ、家庭内モラハラなどのハラスメントの告発を受けるに至った社会的背景や心理的要因を探れば探るほど、「男たち」の悲哀を感じずにはいられない。 “無自覚ハラスメント”──。これが彼らが陥った行為の正体である。 そして“無自覚ハラスメント”に及ぶ要因を数多の取材事例から分析して浮き彫りになったのが、彼らに無批判に内在化された「男社会」の価値観だった。 本書の特徴は最長で約20年にわたり、同じ取材対象者に継続的にインタビューを行った定点観測ルポになっている点だ。例えば、過去の時点では平静を装ったり、胸に秘めていたりした苦悩が、その後の取材で初めて明るみになるケースも少なくない。
  • SCSKのシゴト革命 業務クオリティ向上への取り組み
    3.7
    「残業しなくても儲かる」理由 SCSK「働き方改革」の舞台裏  長時間労働が常態化しているIT業界において、大手システム開発会社のSCSKは「働き方改革」の先進企業として知られる。2011年6月に中堅の住商情報システム(SCS)とCSKの中堅2社が経営統合して誕生した同社は月平均残業時間が20時間以下を達成。しかも発足以来5期連続増収増益を記録。直近の2016年度(2017年3月期)には、本業の儲けを示す営業利益率が優良企業の目安とされる10%を超えるなど、M&A(合併・買収)の失敗例が多いIT業界では数少ない例外となっている。   SCSKの高い利益率を支えているのは、赤字案件を減らすための各種施策であり、そのための構造改革・意識改革である。赤字案件を撲滅するためには、仕事の「質」、すなわち「業務クオリティ」を高めるしかないとの信念に基づき、仕事のやり方や社員の意識を徹底的に変革した。業務クオリティを向上させるために、標準化や見える化をはじめとする様々な仕組みを整備すると共に、経営からライン職、現場に至る全社員の意識改革に取り組んだ。しかも、その取り組みを6年間、粘り強く愚直に継続した。  SCSKの「働き方改革」の舞台裏にあった、知られざる業務クオリティ向上への取り組みを追った。
  • ルポ 過労社会 ――八時間労働は岩盤規制か
    3.7
    「世界で一番、企業が活動しやすい国にする」。このスローガンをかかげ、安倍晋三首相は労働基準法の改正案を国会に提出した。社員がいくら働こうが、会社は残業代を支払わなくてもいい「残業代ゼロ制度」法案だ。近年、規制緩和が進んだ結果、非正規雇用が拡大し、過労死やメンタル不調、パワハラなど職場環境が劣化し、長時間労働や違法な働かせ方が横行している。にもかかわらず、さらなる規制緩和は本当に必要なのか? 長期間にわたる緻密な取材をもとに、「働きすぎの日本人」の実相を検証し、規制緩和の暗部をリポートする。
  • 仕事は1日30分! お金と時間を増やすドラクエ流成功法
    3.7
    BBT大学 伝説の講義動画を紙上公開! 自ら40歳前にアーリーリタイアメントを達成し、今や1日30分の仕事で、一家四人の生活費を稼ぐことに成功した著者の全ノウハウを初公開する。知的生産性が問われる現代社会では、長時間労働はむしろ生産性を落としてしまう。「仕事の仕組み」に働いてもらい稼ぐ、会社に頼らない、最小努力で最大効果を達成する「自営業2.0」時代の仕事術を紹介する。 ※本書は、2010年12月に東洋経済新報社より刊行された『仕事は1日30分!』を電子書籍化したものです。

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  • 豊かさの条件
    3.6
    効率と競争の追求によって泥沼の不況から抜け出そうとする日本社会。だが、リストラ、失業、長時間労働、年金破綻など、暮らしの不安はますます募るばかりだ。子どもの世界も閉塞をきわめている。大好評の前著『豊かさとは何か』から14年。著者が取りくんできたNGO活動の経験をふまえて、真に豊かな社会とは何かを改めて考える。

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  • 大人のいじめ
    3.6
    職場のいじめで 精神障害を発症した件数が、 この11年で10倍に! 膨大な数の「いじめ・嫌がらせ」相談を受けてきた著者が、 実例を紹介しながら、その背景を分析。 長時間労働、重い仕事の負担……、 過度な圧力に晒された職場で、多発! ●9年連続で、「いじめ・嫌がらせ」が労働相談1位 ●トヨタ、三菱など大企業で相次ぐ、いじめによる自死 ●いじめのある職場は、長時間労働の割合が2倍以上 ●約5割の会社が、いじめを放置 ●過酷な職場で起きる、ガス抜きとしてのいじめ ●いじめが一番多いのは、「医療・福祉」の職場 ●「発達障害者」へのいじめが、5年で5倍に増加 ●「生産性」の低い労働者が、「いじめても良い」対象に ●近年の職場いじめは、経営の論理を内面化した同僚らによって、「自発的」に行われる ●会社・上司に相談する前に、「録音」など証拠集めを 職場いじめは、日本社会の構造的問題だ!!
  • カトク 過重労働撲滅特別対策班
    3.6
    1巻866円 (税込)
    「目標達成」と「働き方改革」の間で翻弄される日本のビジネスパーソンたち。 ブラック企業から人々を救え! 時代が待望した文庫書下ろし小説。 「カトク」とは、ブラック企業が社会問題化する中、大企業の違法な長時間労働を専門に取締る目的で、東京と大阪の労働局に作られた「過重労働撲滅特別対策班」の略称。 主人公は、カトクの最年少監督官・城木忠司。 ある過去の出来事がきっかけで、民間から労働基準監督官に転身した彼は、女性上司の村井真理班長の指導の下、今日もこの国の第一線で働く人々の苛酷な現実に誠実に向き合い、悩みながら奮闘します! 筆者は『狭小邸宅』はじめ、ブラック企業描写に定評のある新庄耕さん。 すべての働く人必読の、文庫書下ろし長篇小説です!
  • 心が折れる職場
    3.6
    飲み会なし、雑談なしは危険信号。なぜ、うちの職場には冷えきった空気が充満するのか。なぜ、あの部署では不調者が多発するのか。 上司が「アドバイス上手」、「頭のいい人」が周囲にそろっている、「ホウ・レン・ソウ」や論理的思考が重視される、個人に大きな責任が与えられる、無駄口をきかず効率優先……こんな職場こそ、実は心が折れやすい? パワハラや長時間労働だけが原因ではない。社員の心を蝕み、不調者を多発させる職場の実態について、数々の事例を知るプロのカウンセラーがひもとき、本当に働きやすい職場とは何かを考える。
  • フェイク
    3.6
    1巻726円 (税込)
    岩崎陽一は、銀座の高級クラブ「クイーン」の新米ボーイ。昼夜逆転の長時間労働で月給わずか15万円。生活はとにかくきつい。そのうえ素人童貞とは誰にもいえない。ライバル店から移籍してきた摩耶ママは同年代で年収1億といわれる。破格の条件で彼女の運転手を務めることになったのはラッキーだったが、妙な仕事まで依頼されて……。情けない青春に終止符を打つ、起死回生の一発は炸裂するのか。抱腹絶倒の傑作コン・ゲーム
  • 残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録
    完結
    3.5
    2019年に「働き方改革」に関連する法律が順次施行され、社会では働きやすい環境を作り、生産性を向上させるべく、時間外労働を是正する取り組みが行われている。例えば、これまで残業時間の上限が設けられていなかったが、残業時間に上限が定められるようになった。しかし、厳しく取り締まるようになったものの、未だに長時間労働に苦しむ人も多い。定時直前に頼まれる大量の仕事、パワハラ気質な上司、なかなか休暇が取れない環境…これは、残業に悩む筆者が、労働環境を変えるべく、転職を目指す120日間の記録である。同じような悩みを持つ方、転職を志す方は必見のキャリアアドバイザーの助言付き!
  • 働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社
    3.5
    1巻1,500円 (税込)
    いま日本では、「働き方改革」が政策として推進されていますが、企業の生産性向上ばかりが注目されがちです。社会で本当の「働き方改革」が進むと、夫婦間の信頼関係が再構築され、家庭内の幸福度が上がり、子どもたちを包み込む空気に変化が起きるのだと、私たちは実感しています。 長時間労働社会では、働く人たちが疲弊し、家族との関係性に悪影響を及ぼします。たとえば、子育てや介護の現場ではイライラばかりがぶつけられます。 日本の子どもたちの自己肯定感は、先進国で最も低い。少子化は加速し、社会保障負担は年々重くなる、という悪循環が繰り返されてきました。 こんな社会はもう終わりにしなくてはならない。私たちはそう思っています。だからこそ、「働き方改革」をブームで終わらせてはならないのです。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 図解即戦力 建設業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13227-9)も合わせてご覧ください。 リニア中央新幹線建設や日本国際博覧会に伴う新しいインフラ需要に沸く建設業界。その市場規模(建設投資額・2021年度)は62兆円,46万8千社,就業者数482万人という巨大産業です。5年連続で建設投資額は60兆円を超える一方で,深刻な人手不足や長時間労働問題という課題を抱えています。技能者ばかりでなく資格が必要な施工管理技士(現場監督)の不足や働き方改革に取り組むため,建設テックなどのITシステムを積極的に導入しDX化を進めています。本書では建設業界を土木と建築に大別し,巨大かつ重層的な産業の全貌やそれぞれのビジネスモデル,儲けのしくみを理解します。さらに,分業化された各業界で働く人の仕事内容や必要な資格などを知ることができます。2022年以降の業界展望を紐解く政策や法令の概要から,インフラや公共施設の老朽化対策など身近な問題まで,就活生はもちろん,新たなビジネスチャンスを探している人にも,気になる業界の最新動向がわかります。
  • iPhoneでできる 病院DX
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 超高齢社会を突き進む日本。医療は、人々の「健康寿命を支えていく」という課題に取り組んでいく必要があります。その一方で、医師をはじめとした医療従事者の長時間労働も問題となっており、病院の働き方改革も社会的な課題となっています。日本の医療と病院は、時代の課題と向き合い、変わっていかなければならないのです。そうした医療を取り巻く課題のいくつかは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)によって解決できるかもしれません。 愛媛県四国中央市にあるHITO病院は、病床数現在257床、職員数約600人の中核病院。2018年に業務端末としてiPhoneを導入し、「病院DX」に取り組み始めました。導入時の台数は300台程度だったのが、執筆時点では、iPhoneが約480台、iPadも合わせると約550台になります。医師や看護師をはじめ病院で働く幅広い職域のスタッフに対し、ほぼ1人1台体制を実現しています。 本書では、そんなHITO病院のDXの取り組みをまとめました。これから病院DXに取り組もうと考えている方、また、病院DXに取り組み始めたものの、なかなか思うように進まないと悩んでいる方へ手に取っていただきたい1冊です。
  • らんちう
    3.5
    犯人はここにいる全員です――リゾート旅館の支配人が惨殺され、従業員6人が自首したが、彼らには殺意も動機もなく、殺す理由がわからない。だが、取調室で見えてきたのは被疑者たちの置かれた異常な環境だった。違法な長時間労働、あやしい自己啓発セミナー、美人女将の秘められた過去……。次第に明かされる内情は複雑で、事件の真相は女将が魅了された奇形金魚「ランチュウ」へと帰結する。大藪春彦賞を受賞した奇才が放つ衝撃の犯罪小説!
  • アニメーターの仕事がわかる本
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アニメーターの世界を歩くための ゆるくてシビアな業界入門書 市場規模2兆円に成長したアニメ業界。 しかし、そこで働くアニメーターたちにはいくつもの問題が山積みとなっています。 長時間労働・低賃金、深刻な人手不足、分断されるアナログとデジタル、作画崩壊、放映落ち……。 社会問題にすら発展したアニメーターの働き方と現実を、 人気作画監督・西位輝実の実体験と取材をもとに伝える業界入門書! インタビューに3名が登場! 入江泰浩(一般社団法人日本アニメーター・演出協会代表理事) ロマン・トマ(『キャロル&チューズデイ』アートディレクター) 麻生秀一(『メカウデ』TriFスタジオ代表) ▼著者名 西位輝実(著)、餅井アンナ(著)、死後くん(イラスト)
  • なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造
    3.5
    【「東洋経済オンライン」ジャーナリズム賞受賞! 上野千鶴子さん推薦】シンガポール在住、現在は日本とシンガポールを行き来しながら活動する著者が、日本の働き方の矛盾に斬りこんだ本書。 ●仕事と家事・育児の両立にいっぱいいっぱいの共働き家庭 ●家事・育児の責任を一手に背負い、逃げ場のない専業主婦 ●「稼ぎ主プレッシャー」と滅私奉公的働き方を課された男性 こうした「共働きも専業もしんどい」状況は、じつは日本社会の「主婦がいないと回らない構造」が生み出していた。長時間労働や無制限な転勤など、終身雇用・年功序列という制度で回してきた「日本のサラリーマンの働き方」。これらの制度は、主婦の妻が夫を支える前提で作られている。専業主婦前提の制度は、会社だけではない。丁寧すぎる家事、保育を含む教育への予算の低さ、学校の仕組み……問題は社会の様々なところに偏在し、それぞれが絡み合って循環構造を作っている。「女性が輝く社会」というスローガンがむなしく聞こえるのは、この構造が放置されたまま、女性に「働け、輝け」と要請しているから。ギグ・エコノミーや働き方改革、多様化する働き方は、循環構造を変える契機になり得るのか。日本の「主婦がいないと回らない構造」を読みとき、その変化の兆しを探る。「東洋経済オンラインアワード2018」でジャーナリズム賞を受賞した好評連載に大幅加筆のうえ、書籍化されたものの電子版。
  • この眠り方で“疲れない脳”がつくれる!(大和出版) トップ1%に上り詰める人がやっている「究極の睡眠術」
    3.5
    ◆仕事のパフォーマンスをあげる“睡眠と目覚め”の習慣 眠りの「量」を増やそうとしても、限界がある。増やせないどころか、逆に、私たちの睡眠時間は年々減っていて、一方で長時間労働は増えている。そんな睡眠不足の風潮の中で健康を保ち、仕事のパフォーマンスを上げるにはどうしたらいいのだろうか? 量よりも質に目を向けたい。そして、寝る前や寝起きにちょっとした何かをするとか、食べ物や飲み物を変えてみるといった工夫を始めよう。本書には、「質のいい眠り方」の工夫がたくさん詰まっている。1つでも2つでも実践し、「眠れない」「寝起きが悪い」「仕事中に眠くなる」といった困った状態を一掃し、毎日上機嫌で仕事をバリバリこなす、疲れ知らずのビジネスパーソンを目指そう。疲労が消え、頭が冴えわたり、どんな時も集中力、決断力、創造力等が十分発揮できる方法。

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  • 最高のチームに変わる「仕組み」のつくり方
    3.5
    1巻1,386円 (税込)
    チームリーダー・マネジャー必読! ●望ましい行動が測定、評価される●具体的な行動を表した言葉が使われる●無駄なことをやめる●簡単なコミュニケーションで信頼関係ができている。これが、「仕組み」のある理想的な環境といえる。 仕組みの導入は、「部下を思い通りにコントロールする」 「行動の一つひとつを管理する」と、解釈されがちだが、そんなことはない。目的はあくまでも成果を出すことにあり、部下が喜んで自発的に仕事をしてこそ、成果は出るのだ。長時間労働の是正や働き方改革の実行計画がまとめられる中、多くの職場で働き方の見直しを迫られている。残業ゼロを実現して、生産性アップも求められる、現場リーダー・マネジャーはいかにチームをまとめていくのか。著者の提唱する「行動科学マネジメント」をベースに、部下の行動、チームを変えるための現場でできる「仕組みづくり」を解説する。
  • その働き方、あと何年できますか?
    3.4
    成功者とつきあうとなぜ成功者になれるか、でも誰でもその方程式が当てはまるわけではありません。結果が出せる人とそうでない人の違いは、運や努力だけではないのです。あなたの「働き方」を変革するポイントもここにあります。 著書累計180万部にのぼるビジネス書作家が、ベストセラー『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』に続き、いよいよやりがいが見いだしにくい日本の働く現場で、豊かに働く方法を指南します。 結論から言うと、企業の労働生産性ではなく「自己生産性」を上げるのが、自分も周りも豊かになれる「働き方」です。 自分に「自己生産性」がついてきているかの目安は、 ・経済状態を改善させられているか ・自己存在感をより認識できるか ・回避能力が身についてきたか ・他の選択肢を用意できているか、です。 今は、働く「目標」が失われた時代と言えます。 「収入」が働く目的というのも当然でしょう。 かつては何でも不足だらけの社会で、テレビやウォークマン、携帯電話など、開発に携わったら自分の仕事で明らかに生活は変わり、成果も実感しやすい社会でした。 今はほとんどの「大きな不足」は解決済みで、意義や利幅の薄い商品ばかりと言っていいでしょう。 経済学者のケインズが、「人は週15時間働くだけで十分」という予言と真逆の状況が今の日本。 仕事のための仕事が作り出され、長時間労働は変わらず、しかも日本の給料は成果を上げても変わらない仕組みです。 とはいっても、「自己生産性」を高めるために「もっと頑張る」は最悪の手。突破口は「まずい働き方」の価値観(思い込み)から離れて、新しいシナリオを持つこと。 そうすれば、働くのは苦しいことでも、仕方のないことでもなく、人生の目的のひとつになるでしょう。
  • マンガでわかる ウチの会社っていい会社?ダメな会社?
    3.4
    頑張ってもちゃんと評価されているかわからないし、給料も上がらない。 たいして頑張らなくても同じ。 営業みたいに数字で結果が出る仕事じゃないから、評価されない。 このまま働き続けていいのかな…… そんなモヤモヤを抱えるあなたに、 【これから人も会社も伸びていく「いい会社」】と 【人が育たず業績も雰囲気も悪化していく「ダメな会社」】の 見極めポイントをマンガでわかりやすく伝えるのが本書です。 「働き方改革」が叫ばれ、求職者の売り手市場が続く昨今、 不当な長時間労働や薄給を強いる、いわゆるブラック企業には入りたくない! と思うのは当然です。 でも、その会社が本当にブラックなのか、ホワイトなのかは考え方や価値観によって変わり、「グレー」な状態で迷ったり悩んだりしている人も少なくありません。 しかも、「働き方改革」という時代の節目にある今、かつての「いい会社」が絶対とも限りません。誰もが名を知る大企業でさえ、業績悪化に苦しんだり、離職者が相次いだりしているのです。 では、 ● これからどんどん優れた人材が集まり ● モチベーション高く働くことができ ● 会社の業績も自分の給与も上がっていく 会社って、どんな会社なのでしょう? 【その答えは、人事評価制度にあります】 社員一人ひとりが自ら目標を定め、正しい評価のもとで納得の報酬が得られる。 この一見当たり前のようなことを、しっかりと制度化して運用できている会社こそ、新時代に選ばれるべき「いい会社」です。 <あなたの会社に「マイナス査定」はありますか?> <「結果がすべて」ではなく毎日の行動を評価する方法はありますか?> <会社があなたに求めることを具体的に言えますか?> 本書では、あなたと同じように悩む登場人物たちとともに、 ・ エンゲージメント ・ 絶対評価 ・ マイナス査定 ・ コンピテンシー ・ フェアバリュー といった会社選びの新機軸を知ることができます。 あなたもぜひ、「いい会社」「ダメな会社」の違いを見極めて、前向きな働き方改革に生かしてみてください! 今すぐ、お金をかけずに、だれでもできる、目からウロコのすき間時間活用メソッド! ぜひ、実践ください。
  • ワーク・スマート チームとテクノロジーが「できる」を増やす
    3.4
    日本の「働く」を変えるべく動き始めたGoogle。なぜGoogleは働きやすく、社員がイノベーションを生み続けられるのか? 5,000を超えるアイデアから見えた新しい働き方とは? 執行役員を務め、自らが母である著者が、Googleが進める働き方改革の全容、そして「人生を多様化する働き方」を指南。女性の活躍、長時間労働解消、ダイバーシティ実現。チームとテクノロジーに力を借りれば日本の、そしてあなたの「できる」はこんなに増える!
  • いつまでも会社があると思うなよ!
    3.3
    かつて、男性にとって会社は確かに「安全地帯」であった。しかし今は……。長時間労働の対価であった「終身雇用と年功序列」が崩れ、合併や倒産も珍しくなくなった今、会社だけを頼りにしていたら、男の人生どんづまりになるかも知れない。そんな時代だからこそ、仕事(ワーク)と共に、私生活(ライフ)と社会活動(ソーシャル)という「3本柱の生活」があなたの人生を強く、豊かなものにしてくれるのである。かつて「イクメン」だった著者は、今や「元祖イクボス」として、部下の私生活を応援し、自らもワークライフバランスを満喫しながら、3本柱の生活を実践している。そこでわかったことは、私生活や社会活動の充実と、仕事の能力や組織の業績に「シナジー効果がある」ということ。現に著者はイクボスとして職場の労働時間を激減させながらも、3年間で8割の増益を達成した。本書はその実践過程で得られた効率的な時間術や部下育成法も紹介する。

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  • 中間管理職無理ゲー完全攻略法
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ストレスフルな中間管理職業務。長時間労働も根性論も通用しない時代に彼らを救う、発想の転換法と工夫の凝らし方を伝えます! 今、中間管理職が辛い。いくらあっても足りない時間、いくらやっても終わらない業務、入れれば抜けていくチームメンバー。労働人口が減っていき、労働基準法により、より短時間成果を出すことを求められるようになるこれからの時代、もう「長時間労働」にも「マンパワー」にも頼れない。彼らが取り組んでいるのは、クリア困難な「無理ゲー」だ。本書では、マクドナルド、ドトールコーヒー、松屋、31アイスクリーム、スギ薬局、ゴルフパートナーなど、名だたるチェーンストアの中間管理職員の動作分析を通じて、収益・生産性改善に寄与してきたコンサルタントである著者が、これら無理ゲーの攻略のためのTipsを、Q&A形式でわかりやすく紹介する。中間管理職の無理ゲー攻略の鍵は、思い込みや企業・業界の慣例に捉われずに、客観的・定量的な着眼点を身につけること。そして誰もが等しくゲームクリアできるような仕組みを作ることにある。 著・文・その他:中谷一郎 大学卒業後、ベンチャー・リンク社を経て2010年にトリノ・ガーデンを設立。サービス業を中心に、建設、小売、メーカーなど幅広い業界における大企業の収益・生産性改善を、「オペレーション分析」を通じて実現してきた。その手法は一般的な戦略コンサルタントのそれと異なり、徹底的に現場の様子を「可視化し計測し記録する」こと。近著に『オペレーション科学』(柴田書店)がある。
  • [IT専門社労士が教える!]エンジニアが「働き方」で困ったときに読む本
    3.3
    近年、ブラック企業などが話題に上ることも多くなり、それに伴った「働き方改革」の政策などからも、労働問題への関心が高まりつつあります。そんななかでもIT系の企業は、長時間労働が問題になりがちであったり特殊な勤務形態があったりと、働くエンジニア自身も不安になりがちです。本書ではITエンジニア、あるいはそれを目指す方のために、特にIT企業で働く際に知っておきたい労務の知識を、よくあるQ&Aをもとに解説していきます。
  • 物語コーポレーションものがたり 若者が辞めない外食企業
    3.3
    離職率13%(業界平均30% )、9期 連続既存店売上前年比増 異色の外食チェーンの躍進を支えるのは 「個の尊厳」と「多様性」を尊重する人材力だった。 「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「ゆず庵」などを全国展開する物語コーポレーションは14期 連続増収増益、既存店売上も9期 連続前年比プラスという驚異の成長を続けている。そのなかで注目されるのが業界平均を大きく下回る離職率に象徴されるユニークな人材育成、経営スタイルで、それを実践してきた実質創業者・小林佳雄 は「カンブリア宮殿」にも登壇、今や講演・執筆依頼が殺到。また小林 による就活生向けセミナー(会社説明会ではない)は大変な人気を博している。 小林経営の最大の特徴は、人間の本能に根ざした「Smile & Sexy」という概念を理念に掲げ、人の本性に直接働きかける具体的実践的な取り組みを行っていること。その結果、人が本来持つ潜在能力が発現していると考えられ、モチベーション向上やダイバーシティ実現の面でも進捗がみられるのだ。さらに社員の自主的な行動を尊重・奨励することで集団としての機能を高め、持続的な高業績をもたらしているといえる。 本書は、人事・労務、組織開発コンサルタントとして同社をウォッチしてきた著者が、「働き方改革」が問われるいま、制度的取り組みだけではなし得ないモチベーション、ダイバーシティ、組織形態、意思決定、マネジメントスタイルといった経営上の重要テーマをどのように考えるべきかについてのひとつのあり方を、同社の具体的取り組みを示し、業界注目の企業でありながらあまりマスコミ等に登場しない小林の哲学、ナマの言葉を織り込みながら解説するもの。 日本企業の全般的な機能低下が危惧されている一方で、そこで働く人間の非効率な長時間労働は依然として解消されず、しかもそれが能力向上や企業成果に結びついていない現状を改善するヒントを提供することを目指す。
  • 退職代行 「辞める」を許さない職場の真実
    3.3
    辞めたくても辞められない労働者に救いを 人手不足、長時間労働、残業代未払い…労働環境はますます悪化し、心身ともに疲れ果てる人、辞意を伝えても引き止めにあう人、さらなる過酷なハラスメントにあう人など「辞める」を許さない職場が多い。働く人やその家族が健康を損なうこともある。そんなときの最後の手段が「退職代行」である。どうすればスムーズに退職できるのか、退職するときには何に気をつけると無理なく次の職場に移れるのか。事例を踏まえ、詳しく紹介する一冊。
  • ザ・ブラックカンパニー
    3.3
    1巻770円 (税込)
    水野剛太は、フェラーリを乗り回す社長にスカウトされヤンキーバーガーに就職。無職から、いきなり正社員となり、夢を描くが……。店長に抜擢された剛太に課せられる、長時間労働、アルバイト人件費の肩代わり、キャンペーン商品のノルマ。さらに、ハンバーガーへの異物混入問題が発生! 前任店長が過労死したほどの過酷な職場に、剛太は懸命に立ち向かう!

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