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全社員が仕事に喜びを感じられる環境を作る
官僚主義や長時間労働、顧客との信頼問題、社員間の関係の崩壊など、
過剰な市場競争のもとでは企業のブラック化を止めるのは困難極まります。
「見える化」やリーン、シックス・シグマなどの解決手法を導入しても、
持続できずにむしろ悪化させてしまうケースがほとんどです。
しかし、米国で最も幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズ社は
「働く喜びの追求」を経営の柱にし、このような問題を解決しました。
本書では同社の創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、
職場に喜びをもたらす知恵や経営手法だけでなく、顧客も巻き込んで
より良い製品を作り、事業を継続させる手法も惜しみなく紹介しています。
【手法の一例】
・階層がない組織: 上司が存在しない
・ペアでコンピュータを共有: 常に二人一組で作業を行う
・ショウ&テル: 二週間ごとに進捗と状況を報告する顧客との合同イベント
・デイリースタンドアップミーティング: 毎朝10時の全員参加の民主的会議
・地下駐輪場を使った仕切りのないオフィスでワイワイガヤガヤ働く
・仕事内容や進行、給料までオープンにして、信頼を生む
こうした手法の一つひとつが社員に安心と成長の機会を与え、
働く喜びと目覚ましい成果を生み出すのです。
人員採用から職場環境、プロジェクト管理まで、すべての業務に
良い変化を起こすための、経営者必携の1冊です。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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Posted by ブクログ 2023年01月06日
アジャイルの手法を用いると「働く喜び」に繋がりそうだということはなんとなく感じられるのだけれど、いかんせん、物語形式だと、文章がズバッとダイレクトに心に突き刺さるみたいには感じられず若干もったいないことをしたように思う。再読したらもっと刺さる個所が見つかるかもしれない。変化を起こすには小さく(少人数...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月08日
エクストリームプログラミングのラクティスをうまく活用し、顧客と開発者に喜びを実現できている。
人の成長スキルアップ(=スケールアップ)は容易ではない。
ペアプロをすることでスキルアップを助けるとともに、チームの人数拡大(=スケールアウト)ができる。
開発者はテーマから離れること(=スケールイン)で...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月08日
従業員、顧客、そして自分自身の全て人が日々の仕事に喜びを感じる会社を作った人が自分の会社の活動・設備・運営について教えてくれる本です。
なのですが、見る人からみたら全力でAgileをやっている会社が自分たちのプラクティスを割と詳細に教えてくれる本です。
Agile関連の本を色々読んでみたけど具体的に...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月11日
日本でいうサイボウズやソニックガーデンがそうなのかな?アメリカ・メンローイノベーションズ社のカルチャーと開発手法を紹介している。
スクラムやXPをベースに少しずつフィットする形に変えていったのが分かる。喜びや幸せという言葉はスクラムでも使われる。小恥ずかしい言葉だけど、私は好きだ。
■メンロー社...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月20日
だいぶやられた。自分の近頃を省みて、ふわふわそわそわした心持ちにさせられた。いい本。
原著がそもそも良いのだと思うのだけど、邦訳品質がとても高く、自然に素直に読みくだせた。訳者の顔ぶれを見ればさもありなん、ではあるけれど。
Kent Beck が来日講演したときに、繰り返し「誠実であること」につ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月17日
13章の最初の引用「二つの自由のあり方がある。間違っているのは、人は自由に好きなことをしてよい。正しいのは、人はすべきことを自由にやってよい。」というところが印象に残っている。みんな好きなように楽しくやる、というのではなく、"曖昧さ"はなく、秩序があって、それでいて自由に、そして...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月29日
アジャイルで、とくにXPの作法で成立してる、技術と喜びに溢れた職場。
かなり多くの場面やストーリーを交えて、この会社がどのように過ごしているのかを紹介している。自分にも機会があれば、ぜひともこんな会社を作りたいと改めて思う。事業として成功している事例があることにその勇気を得られる。
アジャイルな思...続きを読む
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