キム・ジュンの作品一覧
「キム・ジュン」の「くだらないものがわたしたちを救ってくれる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「キム・ジュン」の「くだらないものがわたしたちを救ってくれる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
韓国ソウル、90年生まれ、生命科学を専門とする若手ドクターの日常。研究奴隷と自嘲する夜中まで研究室に篭る日々。穏やかな語り口で綴られるエッセイ。韓国の日常、研究室の現場、生命科学の面白さなど、様々な発見がある読書。
研究室でよく使われるハツカネズミの寿命は普通3年。例えば、老化と言う生命現象を研究するのに、ハツカネズミを観察し、論文を書くのに3年要することになる。しかし線虫であるC.エレガンスの寿命は2週間。著者は、このC.エレガンスを仕事道具にしている。仕事道具と言っても生命だ。倫理教育を受けてから臨む。最近では、脊椎動物で寿命が6ヶ月であるキリフィッシュを用いる研究も進んでいる。こうした
Posted by ブクログ
韓国のアカデミアの世界(生物学)がわかって興味深かった。日本も韓国もアカデミアの世界は大変だということは同じだ。残念だと思うと共にほんとに日本(韓国)の未来のアカデミアのサイエンス市場に資金が回って研究(役に立たないなどいわず)が出来るようになって欲しいと思う。
大学に残る事は非常に難しく、サラリーがなければ生きてはいけないし、普通のサラリーマンになる方がよっぽど人として生きていける。自らを奴隷と言っているがまさにその通りだと思う。好きじゃなければやってられないような世界だと外の世界に優秀な人材は流出するのも増えるのかな。
それに比較して欧米の資金力、加えて今は中国も潤沢な資金をもって本当にサ