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▼余暇
・アリストテレス:余暇は不可欠なだけでなく、すべての人が望むべき高みなのだそうだ。仕事は必要で、余暇は高尚(ノーブル)なのだ。「全ての構想道の基本は余暇である
...続きを読む」、「人生のすべては、仕事と余暇、戦争と平和に分けれらる」、「人は、必要なもの、有益なものを見据えて行動しなければならいない。そしてそれ以上に高尚なものはなにかということも常に考えなければならない」
・高尚な余暇は、ぼーっとすることでも、ただリラックスすることでもない。「足るを知る」時間だ。「余暇は、学問の追及や善い事(つまり音楽、詩、哲学)を気兼ねなくする時間」
・「余暇は怠けることではない」
・ラッセルの勇気ある提案はこうだ。1日4時間労働を実現するべきである。しかしこうも言っている。「それを実行した場合、残りすべての時間をぶらぶらしてほしいと言っているわけではない」と。余った時間とエネルギーで、学び、文化に貢献する。
・「シリコンバレー式 良い休息」で適切な休息と回復のための4つの主な要素を上げている。
(1)リラックス:心と体をゆっくりさせる
(2)コントロール:どのように時間を過ごすか決める
(3)マスタリー(習得する事):フロー状態になるようにやりがいのあることをする。
(4)ディタッチメント(離れること):仕事のことを忘れるくらい没頭する
・「寝る1時間前にはスマホの電源を落とす。そして、朝起きて執筆が終わってから電源をつける。」
・「スマホはたくさんのものを与えてくれる。だけど3つの発見の要素を失ってしまう。ひとりになること、不確かさ、そして退屈することの3つをね。クリエイティビティの源が奪われる。」
・タイムオフは仕事から逃げることではない。むしろ、仕事の必要不可欠な一部であり、人生のも働く事にも欠かせないものだ。
・休息倫理とは、つまるところ、自分のいちばん深いところにあるクリエイティビティと可能性を見つけ、解き放つためのものなのだ。
▼仕事
・効率性:一定時間でやれるだけの仕事をすること
生産性:価値ある結果を生み出す適切な仕事をすること
・「トップスピードを常に維持して忙しくしていなければ成功できない」という考えなど、全く信じていないところだ。
・世界はこんなにも変化したのだから。技術の発展で、自分自身と家族を食べさせる以上のものが産出できるようになったはずなのに。ずっと変われずにいるのは、僕たちの考え方だけだ。もう長い事、同じ場所で足踏みし続けている。