【感想・ネタバレ】TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術のレビュー

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Posted by ブクログ

素晴らしかったし、ただただ反省の時間にもなった。
休息は倫理だ。人が嫌がることをしてはいけないように、休むことにも守るべき倫理がある。働きすぎてる自分を労わるように見えて、実は自分を厳しく律さないといけない。ていうか、厳しくしてきたところが今まで間違ってたと思った。

忙しくしてることが美徳という風潮は終わりにしたい。むしろ、ちゃんとしっかり休むために自分の時間をコントロールすることが美徳であるようにしたい。休んでいいんだよ。休日にぼーっとしていいんだよ。何もしない1日があっていいんだよ。周りにも伝えていきたい。私も、忙しさのあまり心と身体を崩したから身に染みてわかる。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

休息することが如何に大事か気づかせてくれる。様々な業種に携わる人たちのエピソードがぎっしり詰まってて読み応えがあった。具体例から休息するための実践法もあり取り入れたいと思った。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

2023 12月読破
忙しくて辛くなる前に読んで欲しい本

この本の内容は受け取り方がとても難しい本だと思った。
学生の頃などに読んでいたらこの本の根拠を元にダラダラする事に言い訳ができてしまい、仕事に力は入れられなくなってしまう危険性があると思った。

この本を読んで「休む」という考え方が変わり、人生により前向きに行動するきっかけになったと感じた。


私は去年、多忙な時期があり自分なりに休暇を取る事を心掛けていましたが、それがタイムオフという概念で、それがいかに大切か、どのように向き合うべきなのかが具体的に書かれていました。

この本を元に、タイムオフとの付き合い方を深めていき、より良い人生になるよう目指していきたいと思いました。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

生産性の向上や人間にしか出来ない創造性豊かなアウトプットをするために必ず必要となる休息の重要性を説いた本。日本に根付いている忙しい、仕事をする時間が多いほど出来ると言う間違った認識を覆してくれる。自分も既にタイムオフの重要性を取り入れており、短時間でも密度の濃い成果を出せていると主観ではあるが実感している
日本人全員がこの本を読んでタイムオフの重要性を理解し、タイムオフが当たり前の仕事環境になる事を切に願う。。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

▼memo------------------------------------------------------------

▼余暇
・アリストテレス:余暇は不可欠なだけでなく、すべての人が望むべき高みなのだそうだ。仕事は必要で、余暇は高尚(ノーブル)なのだ。「全ての構想道の基本は余暇である」、「人生のすべては、仕事と余暇、戦争と平和に分けれらる」、「人は、必要なもの、有益なものを見据えて行動しなければならいない。そしてそれ以上に高尚なものはなにかということも常に考えなければならない」

・高尚な余暇は、ぼーっとすることでも、ただリラックスすることでもない。「足るを知る」時間だ。「余暇は、学問の追及や善い事(つまり音楽、詩、哲学)を気兼ねなくする時間」

・「余暇は怠けることではない」

・ラッセルの勇気ある提案はこうだ。1日4時間労働を実現するべきである。しかしこうも言っている。「それを実行した場合、残りすべての時間をぶらぶらしてほしいと言っているわけではない」と。余った時間とエネルギーで、学び、文化に貢献する。

・「シリコンバレー式 良い休息」で適切な休息と回復のための4つの主な要素を上げている。
 (1)リラックス:心と体をゆっくりさせる
 (2)コントロール:どのように時間を過ごすか決める
 (3)マスタリー(習得する事):フロー状態になるようにやりがいのあることをする。
 (4)ディタッチメント(離れること):仕事のことを忘れるくらい没頭する

・「寝る1時間前にはスマホの電源を落とす。そして、朝起きて執筆が終わってから電源をつける。」
・「スマホはたくさんのものを与えてくれる。だけど3つの発見の要素を失ってしまう。ひとりになること、不確かさ、そして退屈することの3つをね。クリエイティビティの源が奪われる。」

・タイムオフは仕事から逃げることではない。むしろ、仕事の必要不可欠な一部であり、人生のも働く事にも欠かせないものだ。
・休息倫理とは、つまるところ、自分のいちばん深いところにあるクリエイティビティと可能性を見つけ、解き放つためのものなのだ。


▼仕事
・効率性:一定時間でやれるだけの仕事をすること
 生産性:価値ある結果を生み出す適切な仕事をすること

・「トップスピードを常に維持して忙しくしていなければ成功できない」という考えなど、全く信じていないところだ。

・世界はこんなにも変化したのだから。技術の発展で、自分自身と家族を食べさせる以上のものが産出できるようになったはずなのに。ずっと変われずにいるのは、僕たちの考え方だけだ。もう長い事、同じ場所で足踏みし続けている。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

余暇としての学問(スコラ)

何かを求めるものではなく、学ぶプロセス自体に価値を認める。


●アリストテレス
彼(アリストテレス)の思考の大半は、純粋な思索、つまり「ただそうするためにしただけの活動であって、思索すること以外にはなにも得られない」ことであった。

それは「知りたい欲求にただ身を任せただけで、なにか有益なものを目指していたわけではない」のであり、「無益か有益か」などという価値判断を超越する営みであり、「それ」のみで善いことだと考えていた。
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●キルケゴール

彼(キルケゴール)が問題としているのは、退屈を感じること、そのものである。
 つまり、活動への欲求、絶え間ない動きへの渇望、そして静寂への恐れ、それが問題だと彼は考えたのだ。何もしないことを恐れることこそが諸悪の根源だと、キルケゴールは言っているのだ。
 「退屈することは、本来穏やかで静かな性質であるはずだ。それにもかかわらず、動きを欲すること自体が大変興味深い」とキルケゴールは述べる。
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学ぶこと、そして趣味に(回帰し)没頭することだけでも、素晴らしい旅の過ごし方だ。「そんなこと、どこでもできるのに」という罪悪感はいらない。ビーチで日焼けしないともったいないと思う必要もない。違う環境でやれば、心向きも違ってくる。
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2023年04月23日

Posted by ブクログ

充実した人生、生産的な人生を送るために、きちんと休むことを説いた本。
「休むのも仕事のうち」と教えてくれる、自分に必要な一冊だった。

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2023年06月03日

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