読んでよかった。繰り返し読んで心に留めておきたい。
2015年に書かれたものだが全く古臭さを感じさせない。今の時代にも通用する思考法だと思った。
この時代、人の価値観、求めるものは日々凄まじいスピードで変化する。それを敏感に察知し、自分自身も会社も業界も、今どんな価格帯でどのように何を提供すれば人
...続きを読むは動くのか、それを理解せず、今までのやり方に固執し変化しない生き方や経営の仕方では淘汰され、いずれ取って代わられるのだということ。
変化を恐れず、変化を楽しむこと。
自分軸でものの価値を付ける(プライシング)くせをつけ、人が行動を起こすまでの動機づけを考え、あえて組織の中ではなく市場性のある場に身を置き感覚を鍛え、失敗しないように学ぶのではなく、とりあえずやってみて失敗しても経験した中からフィードバックを得てまたトライする、その繰り返しの中からしか真の成長は得られないことを学んだ。
最終章の「変わらなければ替えられる」はまさにその通りと痛感した。今の職場で起こっていることだったので危機感を覚えたし、それでは自分はどうすべきなのかをしっかり考えていきたいと思った。
・失敗とはスタート地点から成功までの途上に存在する学びの機会である。
・私たちはみんな生まれたその日から、変化することによって成長してきた。さまざまな失敗を繰り返しながら、そこから学び、自分を変えていくことでしか、「よりよい自分」に近づくことはできない。