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整理ができた
残業がなぜなくならないか、という素朴な問いに丁寧に応えてくださっていた。
改革と改善は異なり、仕事の絶対量と任せ方まで介入が必須とはその通りである。
読みやすいことと、自分事として読めた。
Posted by ブクログ
■電通「鬼十則」吉田秀雄氏(電通4代目社長)
①仕事は自ら作るべきで,与えられるべきでない。
②仕事とは,先手先手と働きかけていくことで,受け身でやるものではない。
③大きな仕事と取り組め,小さな仕事は己を小さくする。
④難しい仕事を狙え,そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
⑤取り組んだら放すな,殺されても放すな,目的完遂までは。
⑥周囲を引きずり回せ,引きずるのと引きずられるのとでは,永い間に天地のひらきができる。
⑦計画を持て,長期の計画を持っていれば,忍耐と工夫と,そして正しい努力と希望が生まれる
⑧自信を持て,自信がないから君の仕事には,迫力も粘りも,そして厚みすらがない。
⑨頭は常に全回転,八方に気を配って,一分の隙もあってはならぬ,サービスとはそのようなものだ。
⑩摩擦を怖れるな,摩擦は進歩の母,積極の肥料だ,でないと君は卑屈未練になる。
■電通「責任三カ条」吉田秀雄氏(電通4代目社長)
①命令,復命,連絡,報告はその結果を確認し,その効果を把握するまでは,それを為した者の責任である。その限度内における責任は断じて回避できない。
②位置を聞いて十を知り,これを行う叡智と才能がないのならば,一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如きものは百害あって一利もない。正に組織活動のガンである。削除せられるべきである
③われわれにとっては形式的な責任論はもはや一片の価値もない。われわれの仕事は突けば火を吹くのだ。我々はその日その日に命をかけている。
Posted by ブクログ
「なぜ、残業はなくならないのか」という問いに著者は答える。残業は企業にとって合理的で、労働者にとって働き方の1つで、マスコミにとって美談だからだ。
たしかにその通りだ。企業にとって繁忙期に人を増やすよりも、現状の人間に残業してもらい、その手当を払う方が雇用面や教育面の効率は良い。労働者にとっても手取りが増えることは悪くないだろう。そして、NHKのプロジェクトXや偉人伝出版社がその苦労話を感動に仕立てあげる。
だから、残業とは、すばらしい制度なのだ。政府は「働き方改革」の名のもと、残業を減らそうと試みるが、本当にそれは正義で誰もが望んでいるのか。しかも政府の容認する残業時間は過労死ラインを越えている。そして、容認残業量を超える場合、サービス残業の強制につながらないのか。
残業にまつわる様々な考え方を並べ、大事なことは残業を減らすのではなく、正しい働き方を模索しようという本書。ズバリの結論は出ていないが、残業で死人が出ちゃいけないってことは間違いないだろう。
Posted by ブクログ
最近、会社内でも残業を減らす取組みを始めているため、残業をテーマにした本を購読。
2017年発行とやや古く、働き方改革が言われ始めた辺りの話ではあるため、働き過ぎて自殺した事件を取り上げて、改革が必要な風潮の時代背景を振り返ることが出来た。
元々は社風として、死ぬ気で働けや、死んでも目的を達成しろという、命をかけて仕事することを求めていることに問題があったと思う。真面目な人ほど、思い詰めてしまうため、強いキャッチコピーが改善されてきていることが分かった。
残業しろと言う上司は減ってきてる印象はあるが、言わないだけで残業の必要性は感じていると思う。
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