木暮太一の作品一覧
「木暮太一」の「リーダーの言語化」「いまこそアダム・スミスの話をしよう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木暮太一」の「リーダーの言語化」「いまこそアダム・スミスの話をしよう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学経済学部卒。ビジネス書作家として活動。『今まで一番やさしい経済の教科書』、『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』などの著書がある。講演活動も行っている。
Posted by ブクログ
素晴らしい名著でした。
・資本主義経済の在り方
・自分達の給料のなり立ち(世間相場から1日の労働を回復させて、また明日同じ生産性を確保するための最低限の給与)
・これからの働き方として、自分の中で培った経験、考え方、資産を土台にして毎日全力ジャンプしなくても、資産と言う経験を活かし少しの労力で最大限の効果を発揮させる方法を見つける。
ただ、好きなことを仕事にするのではなく、技術革新が遅い業界を狙ったり、日本の仕事の対義語として休息があるが、ヨーロッパでは仕事の対義語は遊び。これでは日本人は仕事の疲れは取れない。
『人は一年で出来ることを過大評価し、10年で出来ることを過小評価しすぎる』
継続
Posted by ブクログ
【感想】
- 資本主義経済と働き方の根本について深く考えさせられる内容だった。
- マルクスの『資本論』を基にした給料決定の仕組みが明快で、非常に納得感があった。
- 『資本論』を読んだことがない自分にとって新鮮な視点が多く、大いに学びが得られた。
- 働き方や価値観を整理する助けとなり、同僚や部下との接し方を考える際にも有益だった。
【印象に残った内容】
- 給料の本質: 労働力の価値は「再生産コスト」によって決まり、これにより年功序列の仕組みも説明できる。
- 人的資本の価値: 使用価値よりも交換価値(スキル習得にかかるコスト)が重視される。医師の高給もこれによるもの。
- 専門
Posted by ブクログ
マルクスの資本論にもとに、多くの日本企業の給料は成果主義ではなく、必要経費形式に基づき算出されていることを述べていた。自分が成果を上げているのに、仕事をしてないおじさんの方が給料が高い理屈がここにある。
年収を上げたらその分、自分の必要経費が上がり、利益が上がらないのであれば意味がない。だから自分の必要経費を減らす、つまり精神的苦痛の少ない仕事をする必要がある。そのためには、自分の資産価値を高めることや自分が興味の持てる仕事をする必要がある。興味のあることであれば、仕事から受ける精神的苦痛が少なくなるから。
必死に残業を頑張るのではなく、自分の資産価値が高くなったかどうかを重視しないといけ