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Posted by ブクログ
いいっすね。
基本に立ち返るのに買ってみました。
仕事の能力はいかに「説明」ができるかにかかっていると言っても過言ではないくらい大切です。
上司が部下へ、部下から上司へ、もちろん取引先へ話して説明することが得意かどうかで実績が大きく異なります。
スティーブ=ジョブズは新製品をいかにプレゼンするかにその能力の多くを傾けました。
何度もリハーサルを繰り返し、わかりやすく、そして無駄の省いたプレゼンこそがアップルの製品をセンセーショナルに市場に登場させた主要因です。
以下のような表現を本著では現に戒めています。
寄り道が多い
一文が長い
思いつくまま述べる
主語と述語が遠い
修飾語が多い
知的な表現
複数の意味にとれる
接続助詞の「が」
二重否定
主格の「の」
英語カタカナ語
具体的な動作をあらわさない動詞
無生物主語
なるほど、これらの表現は文章表現上とても大切ですね。
Posted by ブクログ
「わかりやすく伝えるためにはどういうことに気をつければよいか」について書かれた本。インパクトのあるプレゼンテクニックの本ではない。
特に面白かったのが、「相手の立場になりきる」「相手の生活空間に身をおく」という部分。役者が役になりきるように、説明する側も、説明される側の立場になりきろう、と書かれている。
説明を受ける側の立場に立った「わかりやすさ」が求められる背景には、消費者の力が大きくなった市場と関係があると思われる(たいてい、説明を受けるのはお金を払う側で、お金を払ってまでわざわざ誰かに説明するということはほとんどない)。
ただ、インターネットのような場の場合、そもそも相手(読者・視聴者)が不特定多数であり、それがネットでのオープン・コミュニケーションの難しさの1つにあると思う。
Posted by ブクログ
分かりやすい説明とはなにかを、分かりやすく解説している。
惜しいのは、本書は入門編であって私には少々物足りなかったこと。それ以外はとてもいい解説書。
まず、丁寧。「分かりやすい」とはどういうことなのか、反対に「分かりにくい」とはどういうことなのか、ビフォアとアフターで教えてくれるので「なるほど、これならわたしにもできる」と思わせてくれる。
次に、実用的。「行動改善につながらないアドバイスは無意味」というだけあって、精神論だけでも技術論だけでもなく、ちゃんと理由と具体例をセットにしてどうすればいいのか教えてくれる。
小手先のテクニックではなく、じっくり根本から対策しようという姿勢に共感した。
うーん、でも、新書というフォーマットのせいなのか、「読んで理解する」段階まではよくても、「実用書として、本書を片手に推敲しよう」とすると使いにくい。
ひとつのルールは4ページ2見開きにまとめるとか、44個もあるルールを階層化したり小さいグループに分けるとか、まだまだ改善できるはず。
Posted by ブクログ
2011年06月 08/039
学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール/木暮太一 を読んだ。
だいぶ前に読んだやつの読書メモです。
新たな情報に出会って、理解するためには、まず分かるとか、分からないとかのあいまいな状況を定義することから始まるのだなと思います。世の中のことの多くが僕にはわかりませんが、何がどれくらいわかっているのか、わかっていなのか、ということは意識しておこうと考えているのです。暫定的な回答、固執することなく変われる姿勢を大切にして。
重要そうだったのはこのあたりのことでした。
分かりやすい説明に必要な3つの要素
1)何のテーマについて話しているかが分かる
2)説明に使われる日本語が分かる
3)説明の中の論理が分かる
分からないには2種類ある
1)知らないから分からない
2)理解できないから分からない
分かりやすい説明に必要なこと
1)相手に理解してもらいたいと思う意識
2)相手に合わせて表現を変えること
当たり前ですが実にその通り。自分の説明がどうであるかを、シンプルに考えることができるよいヒントになると思います。
国語の授業では意味などの「情報」だけでなく、こういう「方法」もしっかりと教えるといいのでしょうね。
先日、仕事で大学を訪ねる機会があったのですが、大学内には「方法」を学べそうな授業・講座などがたくさんありそうでした。看板がとても魅力的で、受けてみたいものばかり。今からでも遅くないので、一つ一つ学んでいこう。
あとはメモ。
「教育」と「説明」の違い
「教育」とは教えて育てること
「説明」とは説いて明らかにすること、「相手にとってすべてがはっきりするように伝える」こと。
→これをごっちゃにするからよくわからなくなるのですよね。ごっちゃにして都合いい時だけ、教育にするみたいな事例はよく見かけます。
「聞き手が100%理解できるように説明するのが『伝え手の義務』」P.76
「自分が伝えたい内容が相手に伝わらないのは、100%自分の責任」P.92
「『分かりやすく説明する』ということは、一種の技術で、後天的に身につけることができる」P.7
「私たちは、『目下の話題が何についてのことなのか』というテーマが見えないと、理解が進まない」P.26
「言葉そのものの意味が分からなければ、会話や文章の意味も分からない」P.31
「論理が欠けているから(わからない)」P.34
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