あらすじ
「分かりやすい説明」に必要なものは、話術でも文章力でもプレゼンスキルでもない! 20万部突破『落ちこぼれでもわかる経済学』シリーズで人気の著者が20年間考えてきた「分かりやすさ」の本質とは?【光文社新書】
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「頭の柔軟体操」
これが分かりやすい説明の肝なんですよね。
そのために
「相手に理解してもらいたいと思う意識」を持って
「相手に合わせて表現を変えること」ができれば良いんだと思います。
個人的には相手の理解レベルつまり言葉の語彙数といったものがわかればそこに合わせるようにはしてると思います。
飲みに行くとなんとなくわかるんですよね。
まあ僕はシラフなんでσ^_^;
まあ人担係長が飲み会でシラフなんて恐怖以外何者でもないって言われますが基本的にマイナスよりもプラスを拾ってるつもりなので安心してお付き合いいただければと思います( ̄^ ̄)ゞ
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社会で一番大事なテーマの一つでしょうと思い購入しましたが掘り出し物でした。分かりやすい説明には「相手に理解してもらいたいと思う意識」「表現を相手に合わせて変える」「ざっくり情報を先ず伝える」「正確さにこだわらない」というもの。7つの習慣に「理解されてから理解される」というテーマもありますが、それと類するものかなと思いました。社会で生きていく必須スキルなので、常に意識していきたいと思います
Posted by ブクログ
1.この本を読んだ理由
題名が気に入ったから
2.概要
19のポイントと41のルールを使って、分かりやすく説明されている。良い例と悪い例をあげて、分かりやすくするにはどうすれば良いかが具体的に示されている。また、例題と解説問題もたくさん書かれている。分かりやすい説明の本である。
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いいっすね。
基本に立ち返るのに買ってみました。
仕事の能力はいかに「説明」ができるかにかかっていると言っても過言ではないくらい大切です。
上司が部下へ、部下から上司へ、もちろん取引先へ話して説明することが得意かどうかで実績が大きく異なります。
スティーブ=ジョブズは新製品をいかにプレゼンするかにその能力の多くを傾けました。
何度もリハーサルを繰り返し、わかりやすく、そして無駄の省いたプレゼンこそがアップルの製品をセンセーショナルに市場に登場させた主要因です。
以下のような表現を本著では現に戒めています。
寄り道が多い
一文が長い
思いつくまま述べる
主語と述語が遠い
修飾語が多い
知的な表現
複数の意味にとれる
接続助詞の「が」
二重否定
主格の「の」
英語カタカナ語
具体的な動作をあらわさない動詞
無生物主語
なるほど、これらの表現は文章表現上とても大切ですね。
Posted by ブクログ
「わかりやすく伝えるためにはどういうことに気をつければよいか」について書かれた本。インパクトのあるプレゼンテクニックの本ではない。
特に面白かったのが、「相手の立場になりきる」「相手の生活空間に身をおく」という部分。役者が役になりきるように、説明する側も、説明される側の立場になりきろう、と書かれている。
説明を受ける側の立場に立った「わかりやすさ」が求められる背景には、消費者の力が大きくなった市場と関係があると思われる(たいてい、説明を受けるのはお金を払う側で、お金を払ってまでわざわざ誰かに説明するということはほとんどない)。
ただ、インターネットのような場の場合、そもそも相手(読者・視聴者)が不特定多数であり、それがネットでのオープン・コミュニケーションの難しさの1つにあると思う。
Posted by ブクログ
分かりやすい説明とはなにかを、分かりやすく解説している。
惜しいのは、本書は入門編であって私には少々物足りなかったこと。それ以外はとてもいい解説書。
まず、丁寧。「分かりやすい」とはどういうことなのか、反対に「分かりにくい」とはどういうことなのか、ビフォアとアフターで教えてくれるので「なるほど、これならわたしにもできる」と思わせてくれる。
次に、実用的。「行動改善につながらないアドバイスは無意味」というだけあって、精神論だけでも技術論だけでもなく、ちゃんと理由と具体例をセットにしてどうすればいいのか教えてくれる。
小手先のテクニックではなく、じっくり根本から対策しようという姿勢に共感した。
うーん、でも、新書というフォーマットのせいなのか、「読んで理解する」段階まではよくても、「実用書として、本書を片手に推敲しよう」とすると使いにくい。
ひとつのルールは4ページ2見開きにまとめるとか、44個もあるルールを階層化したり小さいグループに分けるとか、まだまだ改善できるはず。
Posted by ブクログ
この本は手元において時々読み返したい。
最近はまってる著者の本。何冊読んでもわかりやすいので、どんな工夫があるのかそのルールとやらを知りたく購入。よくあるプレゼンのコツなどを書いたものとは一味違う。特に印象に残ったのは二つ。
1. 一度説明した知識も、忘れるので次のテーマなどに、映る前に確認する。人間はそれほど新しい事を覚えていられないから。
2. 説明して理解してもらえないのは自分の責任という事を自覚する事で、相手に対する意識が変わり、表現も変わる。
二つとも今日の客先のプレゼンで早速実践。効果は間違いなくあったと思う。
Posted by ブクログ
仕事上、ドキュメント作成が多々あるのでその役に立てばと思い購読。
具体例を加えながら説明されているため、とてもわかりやすい。
内容としては、常日頃ドキュメントを書く際に、心掛けているものがほとんどで、それほど新しい発見はなかった。
いくつか再確認になるところはあり、ためにはなったと思う。
たとえば、「比喩を使って説明すると相手がイメージしやすい」。比喩は具体例ではないため、抽象的でしかなく、相手に明確なイメージをもたせることには繋がらない。
「主語と述語は近くに置く」。これは当たり前とわかってるのだが行ってしまうが、ついつい修飾語をつけてしまい、主語と述語が遠くなることがしばしある。
比喩や修飾語というのは文章においての色気と思っている。それがないと小説などはつまらない淡々とした物語になってしまう。だが、それは説明のための文章には要らない。
でも、ついつい色気をつけたくなってしまう。
基本的には、礼儀作法と同じで相手の立場になって考えるということ。
相手が知らないことは含めない。「相手のレベルに合わせて説明するには、技術が必要です」というのはその通りだと思う、自分が十分に理解していなければ、それを噛み砕いて説明することもできない。でも、伝えるために十分に理解しようとすることで、自身の技術力も高まる。
就職した一年生に読ませたい本だね。
Posted by ブクログ
相手に何かを説明しようとしても、上手く伝わっていないと感じることってありますよね。自分自身も、会社で上司や同僚に「ホウ・レン・ソウ」を行う機会が多く、そのような歯痒い思いをする場面が何度もありました。
「分かりやすい」かどうかを決めるのはあくまで聞き手であり、聞き手のことを思いやり、どうすれば理解してもらえるのかをきちんと考えれば、自ずと「分かりやすい説明」になる。と言う事を、分かりやすく説明してくれている本です。
Posted by ブクログ
2011年06月 08/039
学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール/木暮太一 を読んだ。
だいぶ前に読んだやつの読書メモです。
新たな情報に出会って、理解するためには、まず分かるとか、分からないとかのあいまいな状況を定義することから始まるのだなと思います。世の中のことの多くが僕にはわかりませんが、何がどれくらいわかっているのか、わかっていなのか、ということは意識しておこうと考えているのです。暫定的な回答、固執することなく変われる姿勢を大切にして。
重要そうだったのはこのあたりのことでした。
分かりやすい説明に必要な3つの要素
1)何のテーマについて話しているかが分かる
2)説明に使われる日本語が分かる
3)説明の中の論理が分かる
分からないには2種類ある
1)知らないから分からない
2)理解できないから分からない
分かりやすい説明に必要なこと
1)相手に理解してもらいたいと思う意識
2)相手に合わせて表現を変えること
当たり前ですが実にその通り。自分の説明がどうであるかを、シンプルに考えることができるよいヒントになると思います。
国語の授業では意味などの「情報」だけでなく、こういう「方法」もしっかりと教えるといいのでしょうね。
先日、仕事で大学を訪ねる機会があったのですが、大学内には「方法」を学べそうな授業・講座などがたくさんありそうでした。看板がとても魅力的で、受けてみたいものばかり。今からでも遅くないので、一つ一つ学んでいこう。
あとはメモ。
「教育」と「説明」の違い
「教育」とは教えて育てること
「説明」とは説いて明らかにすること、「相手にとってすべてがはっきりするように伝える」こと。
→これをごっちゃにするからよくわからなくなるのですよね。ごっちゃにして都合いい時だけ、教育にするみたいな事例はよく見かけます。
「聞き手が100%理解できるように説明するのが『伝え手の義務』」P.76
「自分が伝えたい内容が相手に伝わらないのは、100%自分の責任」P.92
「『分かりやすく説明する』ということは、一種の技術で、後天的に身につけることができる」P.7
「私たちは、『目下の話題が何についてのことなのか』というテーマが見えないと、理解が進まない」P.26
「言葉そのものの意味が分からなければ、会話や文章の意味も分からない」P.31
「論理が欠けているから(わからない)」P.34
Posted by ブクログ
「分かりやすい説明」と書いてある通り、非常に整理された内容になっています。「分かりづらい説明」は、「テーマが分からない」「使われている日本語が分からない」「論理が分からない」の3パターン、などと言われるとなるほどと納得してしまいます。
そして、単元ごとに要約のルールが書かれている点も分かりやすくしている要因です。全部で44あるルールを読むだけでも理解できる構成になっています。
ルールの多くは非常に具体的です。
【ルール14】説明の文章は、一文を短く
【ルール16】主語と述語は近くに置く
【ルール20】接続助詞の「が」、テーマ出しの「は」は使わない
【ルール21】二重否定は使わない
そして一番反省させられたルールが以下です。
【ルール13】表現に私情や注釈をやたらはさまない
これまで言い訳めいた文章ばかり書いていた気が。。。反省します。
Posted by ブクログ
この本を読んだあと、人が説明する場面に立ち会うと、確かに、著者のいうとおりにしたほうが、わかりやすく説明できるのだと思う。当たり前のことが書いてあるが、実践できていない人が多いのだと思う。
Posted by ブクログ
説明はいろんな場面で求められる。
「わかりやすく説明すること」に頭の良さは必要ない。
必要なのは、「頭のやわらかさ」。
木暮さんが提案する、「頭をやわらかくするトレーニング」を意識して生活すると、なんだか楽しそう。
Posted by ブクログ
小手先のテクニックに惑わされず、聞き手のことを思うことと、聞き手が理解できない場合はすべて自分に責任があることが極意なのか。適切な修飾語の量がいつもわからないので、足りなさ過ぎたり不要な情報を説明してしまったりと難しい。本書を読んでも結局すぐに説明がうまくなるような即物的なアドバイスはなく、書いてあることを意識して練習あるのみ。
Posted by ブクログ
分かりやすい説明、というものがどういうものか具体的に書いてある。ただ、意識するだけでは、なかなか分かりやすい話しはできない。
意識した中で、実践を積まないと。
Posted by ブクログ
ルールやポイントだけを読むと、多いなと思いました。少し前に流行った、ピー歳までに覚えておきたい44のルールってところでしょうか。
筆者も活用している「ランドマーク」ですが、文章の上手い人はこんなにも多くのことを知っていて、自然とやってのけるんですね…。
当たり前だけど、大切なことが書かれた本。中高生あたりに薦めたい本です。
ただ、わかりやすいのに頭に残らないとはどういうことなの…。
Posted by ブクログ
普通のプレゼンテーションスキル向上の本とは違い、
見た目や仕草などではなく、実際の説明の分かりやすさを、
タイトル通り分かりやすく説明している。
この本の結論は、意識と表現。
分かりやすく説明しようとする意識を持つこと。
相手に合わせた表現をすること。
枝葉の部分は、著者が感じていることを並べ立てていて、
すべてを網羅しているという感覚はない。
普段から説明が苦手だと言う人は読むといいと思う。
逆に、説明が得意だという人も、自分の説明のどういった部分が
分かりやすいのかが分かる。
Posted by ブクログ
分かり易く説明するための考え方、技術を説明した本。有り難いのは、分かりやすく説明するのに頭がよい必要は無いと言うこと。
色々な技術を解説してくれているが、一回読んだだけでは身につくわけもない。そこで、以下3点を気をつけること。
●分かり易くて説明しようと心がける
●相手に伝わる言葉を使う
●面倒臭がらない
よし。気をつけよう。
Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 あなたの説明を分かりづらくする3つの原因
第2章 こんなアドバイスはいらない!
(1)できた気にさせるだけのアドバイス
(2)行動改善につながらないアドバイス
第3章 勘違いをなくそう!
第4章 意識と表現はこう変えよう!
第5章 表現の練習をしよう!
第6章 説明力をさらにアップさせよう!
第7章 聞き手の世界観を体感しよう!
第8章 「頭の柔軟体操」をしよう!
第9章 最終試験
≪内容≫
そのままタイトルその通りの内容です。私も意識しているつもりですが、時折わかりにくい説明をしてしまう時があり、「しまった!」と思っています。
この本を読んで、その後も意識しながら、しゃべったり書いたりしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
説明する時は「全てを分かってもらえるまで…」と思ってしまうのですが、やはりそれではアカンなというのが再認識できました。「説明」の場合は省けるところは省いて構わない、という度胸が大切ですね。
本書の最初の部分であれは駄目これも駄目と、常識だと思われているものにメスを入れ、次々に否定していく様は目を引くものがあります。ですがそれ以降の内容に深みが無いところは残念です。
筆者はこの本を「構想20年」と評していますが、そこまで行くと筆者にとってもこれらのルールが意識的なものになってきているのでは?と感じます。意識に関するもの、実用しづらいテクニックが内容の多くを占めていて、「ね?簡単でしょ?」と言われているような気がします。
ただし「意識を変えれば表現も変わる」と主張しているので、これら意識の改善こそが分かりやすい説明への一歩なのだということを伝えたかったのでしょう。そういう意味では「まずこの本から意識改革を!」ということでオススメできるかもしれません。
意識やテクニック以外の、すぐに実践できそうなものとしては第5章、6章がこれに相当します。てにをはに注意し、カタカナ語の多用を避けるといった基本的なことから、「無生物主語は使わない」という目からウロコなものまで文量が少ないながらも書いてあります。
個人的には無生物主語については何とも思わない、むしろ表現のバリエーションが増えて良いと思っていました。しかし説明においてはたしかに受け取る側が一瞬考えてしまうため、なるべく使わない方が良いなと勉強になりました。
Posted by ブクログ
人前で話すときにみんなが納得のいく説明がしたくて購入した本
普段から気を付けているようなことが書かれており真新しさは感じられなかったが、頭の片隅にあってもいざという時にはとっさには出てこないことが多々あると思う
気をつけるべきポイントをまとめた本を手元に置いて、要所々々繰り返し読めば、人前で話すときに先にあったことも意識して分かりやすく話すことが出来ると思う
Posted by ブクログ
自分は説明が下手なので、なにか上達のきっかけになればと思い
購入した一冊です。
この本のよかった点としては、わかりやすい説明をするための
トレーニング方法が記載されていたのことである。
カタカナ語の変換トレーニングや「動きをあらわす名詞」の変換
トレーニング等、少しの時間を使ってできるトレーニングが紹介
されていたのはよかったと思う。
トレーニング方法以外は、それほど記憶に残らなかった。。。ため
★3つ。
Posted by ブクログ
「今までで一番やさしい経済の教科書」などの著者として有名な木暮太一さんの著書。
本書で著者は、分かりやすく説明する力は、生まれ持った能力というより、トレーニングで身につくものだと言っている。
そして、全部で44個もの「分かりやすい説明」をするためのルールを紹介してくれている。
このルールはどれも具体的で、すぐに実践できるものばかり。
これから報告書を書くとき、プレゼン資料を作るときなど、参考にしたいと思う。
また、本書を読んで、特に重要だと思ったことは、聞き手によって柔軟に説明の仕方を変えること。
例えば、あまり説明する内容についての知識がない人に対して、A→Dとロジックの説明を省略してしまっては分かりにくい説明になってしまう。知識がない人に対しては、A→B→C→Dとロジックを1つずつ丁寧に説明するべきだ。しかし、知識がある人に対してA→B→C→Dと1つずつ説明していたら逆に分かりづらい。
従って、説明する時には、常に聞き手を観察して、聞き手が理解できていないような所は補足説明するなどといったことが必要になってくる。その際に必要となるスキルは、1つの事に対して何パターンもの説明の仕方ができること。さらに、1つの言葉に対して何パターンもの言い方のバリエーションを持っておくこと。
これらは決して難しいことではなく、日頃から意識して訓練することによって身につくもの。
今後、日頃からこれらのことを意識をして、「分かりやすい説明」をできるようになりたいと思う。
Posted by ブクログ
印象に残った論点→「テーマ」「言葉の意味」「論理」が分からなければ、説明は分からない。分かりやすさの本質は、「相手に合わせた表現」であり、「相手に理解してもらえないのは自分の責任」と自覚せよ。
Posted by ブクログ
私事ですが、、、
うちの会社に、どんな説明資料を作らせてもわざわざ分かりにくく作る名人がいまして、どう指導したらよいものかと悩み、この本を手に取りました。わざわざ本に頼らなくても、おおよその原因は分かっちゃいるんですけどね。相手が何を知っていて、何を知りたいか、これを想像できないからとんちんかんな説明になってしまう。本の中でも書かれてますが、私たちは仕事以外でも説明をするシチュエーションが多い。多いというか、説明ばっかり。誰かに何かを伝えるというのは、説明するって言うこと。説明がうまくないと、せっかくの面白い体験も全然伝わらない。この本は、説明をうまくするためのちょっとしたテクニック、ではなく「分かりづらい」とは何なのかを分析し、そこから分かりやすさを追求します。ただ、日本語文章に関してはもうちょっと専門的な本も参考にした方がいいと思います。ここで挙げられているのは一部であってこれだけ読めば完璧って訳じゃないです。出てくるサンプルも、あんまり良いとは言えないです。