作品一覧
-
4.510人いたIT部門がリストラで消滅。たった一人残ったITエンジニアが「ひとり情シス」としてシステム開発・運用体制の立て直しに挑んだ――。日本を代表する大手製造業の事業子会社で「ひとり情シス」として奮闘する著者が、自身の体験でつかんだ「できるエンジニア」のノウハウを余すところなく公開します。 著者はいわゆる「スーパーエンジニア」ではありませんし、長時間労働でしのいだわけでもありません。エンジニアとして落ちこぼれだったという著者は、何でもできる「多能工エンジニア」に成長することで、仕事の生産性を10倍以上に高めたのです。200台以上のサーバーの管理など10人で担っていたIT部門の業務を1人で担うだけでなく、ITベンダーに任せていたデータベースの管理運営を取り戻し、業務アプリの開発も自ら手掛けるようになりました。しかも定時帰宅も長期休暇もOK! なぜ、そのようなことが可能になったのでしょうか。「IT部門の消滅 → ひとり情シス」という修羅場の中でつかんだノウハウは“超”実践的です。ポイントは自由に操れる仮想環境とプログラミングのスキル、そしてスキルを武器にしたキーパーソンとの交渉術。ひとり情シスの担当者だけでなく、大手企業のIT部門やITベンダーのエンジニアにも即座に活用できる実践的ノウハウの詰まった一冊です。 実践すれば、あなたも何でもできるエンジニアとなり、理想の仕事を手に入れられます。
ユーザーレビュー
-
Posted by ブクログ
#データベースを手中にすれば圧倒的な優位性を手に入れられる
WEBアプリは多くの場合、データベースにあるデータを使ってごにょごにょするのがメインなので
データベースのリレーションやどこに何のデータが入っているか分かっていれば、
例えばメインシステムから切り出した簡易なシステムを作って痒い所に手を届かせることも可能
#ソフトウェアのエンジニアでも自分の開発用に簡単なインフラぐらいは構築できるべし
システムを動かす土台がなければプログラミングできても動かせない。(特にサーバーサイドは)
サーバーがきちんと動くことはあまり評価されないので、プログラミングに目が行きがちだが、ソフトウェア+ハードウェ -
Posted by ブクログ
もしかしたら、この本は、管理職になりたくないエンジニアに向けた啓発書なのかもしれない。
IT業界に入ってやりたかったことって管理職なの?理系(工学部)の最高峰ってエンジニアじゃないの?
こんな言葉が突き刺さりました。
作者自身が「落ちこぼれエンジニア」と自称していて、そんな中、適切な努力をすれば、なりたいエンジニアに近づける事が書いてあり勇気をもらえる。
私がビビっときたところメモ
◆日本企業には管理職以外のキャリアパスはほとんどなく、優秀なエンジニアを育成する土台がない。そして、エンジニアは評価されてない。
=>やはり、そうだったのか。この事実が自社だけではなかったことに、少しの安心と