国内ミステリー作品一覧
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3.3佐藤さんを巡る連続殺人にタンタンが挑む! たんぽぽ探偵事務所に、佐藤優子が調査の依頼にやってきた。脅迫状が届いたというのだ。その前に所長の岸翔太は、佐藤大和の殺害現場に名刺が残されていたことで、取り調べを受けていた。そして、相次いで「佐藤」という名字の人物が、殺されていく。 翔太の相棒は、おしかけ社員で、言葉を知らないために時々変な会話になるが、可愛い鈴木海鈴、通称マリン。たんぽぽ探偵事務所、通称タンタンのこの2名のほか、翔太の大学の時の先生で、博学でありながらミーハーな所もある知識豊次郎と3人で、調査を進めていく。 「佐藤」に拘る犯人の真意とは。 マリンちゃんの不思議な魅力がいっぱいの、書き下ろしユーモアミステリー。
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3.3コードネーム「久米」「輪島」「宮古」のテロリスト三人。久米は若手ビジネスマン風、輪島は秋葉原オタク風、宮古は年齢不詳の美女。メンバー三人はお互いの本名も素性も知らない。彼らは昼間、一般人の仮面をかぶりながら、夜や週末には政府転覆をめざすテロ組織の一員である。組織は、暴力や流血によらない方法で現政府への不信感を国民に抱かせようとしていた。彼らに下された任務は一見奇妙なものだった。組織が用意したレモン三個をスーパーのレモン売り場に置いてくる、丸めた新聞紙を入れた紙袋を電車の網棚に置いてくる、など、任務の真の目的とは何か。優秀な三人の遂行ぶりが引き起こす思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。そして彼らの運命を翻弄していく第四の人物の正体は――。
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3.3「本来、これはわたしが貰うべき賞だったのだ!」ライバル、水海月博士に研究発表で先を越された時空博士。憤慨した博士は、自ら開発したタイムマシーンを活用して過去の水海月博士を殺害しようと決心した。念のため、自分に鉄壁のアリバイがある日時を犯行時刻に設定したのだが──(「完全・犯罪」)。真帆と嘉穂は、服も、玩具も、名前まで共有する一卵性双生児。自分は本当に「真帆」なのか。成長するに従い、真帆は次第にアイデンティティーを失っていく。思春期を迎え、恋を覚えた姉妹の運命は──(「双生児」)。驚きと恐怖、黒い笑いが詰め込まれた、全5篇のミステリ短篇集。
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3.3ぼくの名前は花咲太郎。探偵だ。浮気調査依頼が大事件となる素晴らしい探偵事務所に務め、日々迷子犬を探す仕事に明け暮れている。 ……にもかかわらず、皆さんはぼくの職業が公になるやいなや、期待に目を輝かせて見つめてくる。刹那の閃きで事態を看破する名推理をして、最良の結末を提供してくれるのだろうと。 残念ながらぼくは犬猫専門で、そしてロリコンだ。最愛の美少女・トウキが隣で睨んできてゾクゾクした。悪寒はそれだけじゃない。眼前には、真っ赤に乾いた死体まである。……ぼくに過度な期待は謹んで欲しいんだけどな。これは、『閃かない探偵』ことぼくと、『白桃姫』ことトウキの探偵物語だ。
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3.3歪な学園都市の闇を探偵・辰巳が抉り出す! 「この街は、根っこに様々な問題を抱えています。新住民と旧住民ということだけではありません。この学園都市の住民たちは、役職や地位によっていくつもの層に分かれていて、その悪い影響が子どもの中にも出ているんです」 3人の少女達の堕落死に揺れる街で、失踪した青年の捜索を依頼された元カメラマンの探偵・辰巳翔一。青年の無実を信じ、捜査を続ける辰巳の行く手に、新興都市の闇と過去の迷宮がたちはだかる! ゆがんだ教育環境の下で震える少女たちの孤独と、疵を負った青年の「魂」の救済を描く感動のミステリー。
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3.3月夜の晩に 火事がいて/水もってこーい 木兵衛さん/金玉おとして どろもぶれ/ひろいにいくのは 日曜日――わらべ歌の歌詞どおりに、木兵衛屋敷が火事になり、屋敷の当主は顔を潰され、金玉をとられて死んでいた! 被害者の許には事前に事件を予告するかの如く、この歌の歌詞が届けられていた。調査に当たるのは、東京に出て私立探偵事務所を開いているぼく、山浦歩。旧友からの依頼を受けて久しぶりの故郷、善音寺市に帰ってくるや、待ち受けていたように事件が相次いで起こり、おかげでぼくはすっかり容疑者扱いだ。『ミミズクとオリーブ』『嫁洗い池』の主婦探偵シリーズでお馴染みの著者、初の本格長編推理。
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