幻想建築術

幻想建築術

789円 (税込)

3pt

3.5

魅惑的な建築物と謎に彩られた〈都〉を舞台に紡ぐ連作短編集。都の秘密に取り憑かれた神学生の葛藤と恐怖を描く「神の墓」、祖父が遺した複雑怪奇な建物の図面に魅せられた少年が、運命的な出会いへと導かれる「偸盗」、人好きのする腸詰屋の女将の悪夢に隠された秘密が恐ろしい「こともなし」ほか、十二話を収録。すべての物語がつながったとき、明らかになる〈都〉の驚くべき秘密とは……!?

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幻想建築術 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    千年続いたという「都」を舞台にした幻想的な連作短編集。非常に「浸れる」小説だった。絢爛で叙情的な文体が、この物語のためにあるかのように一体となっていて、本当にこの作品自体がひとつの建築物みたいにしっかりと構築されている。

    序章 腐乱の美酒
    第一章 神の墓
    第二章 聖心臓
    第三章 炎の髪
    第四章 チ

    0
    2013年07月18日

    Posted by ブクログ

    ある謎に包まれた<都>を舞台にした物語。

    初めて読む作家さんだったのですが、
    「序章 腐爛の美酒」の読みづらさに内心怖気づいていました。
    さて、これは最後まで読めるのだろうか?と、久々の挫折の予感。

    ですが、本編に入ると途端に読みやすくなり、
    あっという間に、この幻想的で奇怪な世界の虜に…!

    0
    2012年06月14日

    Posted by ブクログ

    惜しい。まことに惜しい。大傑作になる可能性を秘めた構想だったと思うのだけれど、きれいにまとめて終わってしまったために凡作になってしまった。
    冒頭から格調のある華麗な文章で幕を開け、その後に続く何章かの不条理劇は快哉を叫びたくなるような出来映えだった。第三章の「炎の髪」が特に良い。なのに、第七章の「飢

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

     病床にある老人が<都>の夢を見る。
     
     <都>と、そこに暮らす人間の暗部を描きながら、最終的には<神>の存在を問う。
     ま、いわば<都>は神の入れ物ってことなのかな。
     つか、入れ物なしに、神は存在しないということか。

     連作短編集なんだけど、関連のある人物がつながりつつ変っていくのが、面白か

    0
    2011年11月29日

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