日曜は憧れの国

日曜は憧れの国

641円 (税込)

3pt

内気な中学二年生・千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターの講座を受けることになる。退屈な日常が変わることを期待して料理教室に向かうと、明るく子供っぽい桃、ちゃっかりして現金な真紀、堅物な優等生の公子と出会う。四人は偶然にも同じ班となり、性格の違いからぎくしゃくしつつも、調理を進めていく。ところが、教室内で盗難事件が発生。顛末に納得がいかなかった四人は、真相を推理することに。性格も学校もばらばらな四人が、カルチャーセンターで遭遇する様々な事件の謎に挑む! 気鋭の著者が贈る、校外活動青春ミステリ。

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日曜は憧れの国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月21日

    ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。

    キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。
    単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても異なる意見・性格の友...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月30日

    たまたま、カルチャースクールのお料理教室で出会った学校も違うjc4人によるご近所系ミステリ

    カルチャーセンターのお試し的バイキングクーポンが5枚なので、本作も短編5編
    どんなバイキングがたのしめるか。。。。
    (正確には4人一緒に利用は4枚です)

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    Posted by ブクログ 2016年08月17日

    カルチャースクールが舞台というのも面白いけど、各講座を通じて主人公たちの悩みや葛藤に、自然と方向性を提示しているところもまた面白い。
    将棋編はやや強引な感じがしましたが、他は謎もよくできています。

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    Posted by ブクログ 2016年07月10日

    作者の得意とする裁判や派手な設定を使わず日常の謎を描く五つの連作短編集。『レフトオーバーズ』はカルチャーセンターの料理教室で起きた盗難事件に関する謎のお話。連載時には謎の解決について座りの悪さを感じたが、加筆によってスッキリした読後感になっていた。『レフトオーバーズ』は千鶴、『一歩千金二歩厳禁』は桃...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月26日

    本当に腹の立つ作者である(笑)
    あとがきに、ある有名な研究会に入りたいから、その大学にしたと。全く持って不愉快だ(笑)
    さて、
    内容はと言うと、いわゆる日常系ミステリ。一遍を除いて推理結果が正しかったようだ。後の一遍は、確認出来てないから正否は不明。
    4名のメインキャラに似た人、身近にいるなぁと思い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月21日

    個人的には好き。一話が長くなくてヘビーな話もないので、気軽に読みたい時に。本格とか腰据えてとかそーゆーの期待するとダメなんだろうけど。本の読み方も色々だからね。私にとってはお風呂で読む本。

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    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    カルチャーセンターで出会った女子中学二年生の4人。各章毎に視点が変わり、お互いに自分にないものを持つ友人を羨ましく思っている。読むのを止めるほどつまらないわけじゃないけど、かと言って続編があっても読まないだろうな。

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    Posted by ブクログ 2019年02月26日

    中学生がひょんなことからカルチャースクールで知り合い、互いに刺激を受けながら成長するという内容ですが、自分が中学生の頃にはこんなに深く物事を考えていなかった気がする。
    でも、大人になって改めて純粋に何かを学びに行くというカルチャースクールに魅力を感じます、
    一度行ってみようかな。

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    Posted by ブクログ 2018年11月08日

    カルチャーセンターで出会った中学生女子4人組が、様々な謎を解くお話。自分たちの悩みにも向きあいつつ少しずつ成長していく姿がよかったです。読後さわやか。続編も読もうと思います。

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    カルチャーセンターで出会った四人の中二女子と料理、将棋、幕末等の講座体験と謎。段々と慣れた口調からも各自個性的と思いきや、丁寧語の内気お嬢様と切り捨て口調の堅物優等生以外の二人が各目線もあるのに逆に落ち着かず、上手く掴めなかった。本はすきだけれど国語はやっぱり苦手らしいと小説執筆講座の課題で感じた。

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