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警視庁警護課の土壁英朗は35歳になるベテランSPだ。仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟が住んでいた。初めて会う弟は、自ら座敷牢に入り、英朗に「僕がお母さんを殺した」と告げる。その言葉の真意は? さらに町では不審な事故が相次ぐ。英朗は忍び寄る危険から弟達を護ろうとするが……因習にとらわれた町で痛い真実と優しい嘘が交錯する、小路版クイーン・ライツヴィルの本格ミステリ
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Posted by ブクログ
久しぶりの小路幸也さん 東京バンドワゴンシリーズでちょっとお腹一杯の気分だったけど 読み始めると、読みやすく、とんとん拍子に読み進められる ああ、面白いなぁと やっぱり面白かったなぁと。。。。 未来くんが、元気で幸せに暮らしていけるように 優しい大人がそれだけを考えて行動する姿に ミステリーで、ハラ...続きを読むハラもあるけれど、安心して読めた
小路氏には珍しいハードボイルド路線の作品。 事件部分の背景やら犯人の行動やら、質的にいろいろ不満がありますが、人間を描いた部分は小路節が随所に出ており、プロットは△、人物造形は○という感じです。
SPの土壁英朗が幼い頃別れた母親の実家は、とある北海道の名家だった。労災休暇を兼ねて死んだ母親の墓参りに初めて行ったその名家には、座敷牢の中に佇む歳の離れた少年、父違いの弟がいた…。開拓時代の北海道の片隅で秘かに隠された秘密、それに纏わる謎と事件を、SPがお門違いの捜査を始めます。途中まで面白く読み...続きを読むましたが、最後の英朗の穿ち過ぎた謎解きは不要だった気がします。後味が悪くなりました。英朗は良識のある主人公だっただけに、人の親切や友情を素直に受け止めて欲しかったです。
小路幸也の本ならではの味を貫いてほしかった。 作者本人が希望したのか、出版社の依頼なのか、ともかくミステリーやハードボイルドを描こうとしているのは分かるが、全然そんな風になってない(と俺は思う) そもそも、この小説一番の読ませどころになってるはずの、少年が座敷牢に暮らす伏線なんて、ほったらかしやわ...続きを読む矛盾してるわ。自由に出入りできる座敷牢に暮らす血色のいい少年なんて伏線になるか! それ以外の伏線回収も荒っぽさが目立つ。オーラスどんでん返しのつもりだろうが、主人公の回想シーンにすぎなくて「えーようにも悪いようにも取れる、解釈は読み手のご自由」ってな放り出し方に見える。解釈自由は鬼手やなぁと思った次第。 小路さんらしい優しい小説で、楽しめないことはないのだが、読み終わった後になんともケツの座りが悪い残念な気持ちがした。
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小路幸也
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