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Posted by ブクログ
医者の名家の自殺事件と都内での刺殺事件を通して、人間の二面性がよく描かれてる
だれもが心の奥に闇を潜めているが、周囲との関係と自分自身を保つために、それを吐き出して楽になる事はできない
そんな中庸一郎の生き様が家主として断トツに賢くカッコ良く見えてしまったなあ
でも警察の偽証は腑に落ちない、、もっと綺麗に容疑者を落としてほしかったし、できれば舞子のシーンは見せ場なはずだからもっと鮮明にドラマチックに表現してほしかった、、これは個人的な好みだけど、、
ため息に溺れてしまいました、と書いた時に以前そう口走った伊藤の影を見て、もしかしたら障害があっただけでお互い気持ちがあったのではないかとか思ってしまった、けどそのロマンチシズムはあっというまに否定されて悲しかった、現実をみたような最後だったなあ
Posted by ブクログ
『ため息に溺れる』
読み込めば、滲み出てくる深い意味に非常にそそられた作品である。
これ程までに、タイトルから内容が全く予想できない本は無いのではと感じる。(個人的にではあるが)
本作は、名家の蔵元家で自殺が起こり、捜査を任された刑事・羽木薫が、自殺の理由やそこに隠された背景に迫る物語。
ただ、話の進み方は平行で、最後に突然山を登りだす感じ。
「名家での事件といえば」と言う感じの進み方をするので、少し勿体無い部分もある。
そのでも、推理小説としての評価はかなり高く、話の作りもしっかりとしている作品なので、読んでいて面白いところは多い。
タイトルから溢れ出る魅力に惑わされたら、ぜひ手に取って欲しい。
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