ため息に溺れる

ため息に溺れる

814円 (税込)

4pt

「ため息に溺れてしまいました。ご迷惑をおかけします」立川市の蔵元医院で、蔵元家の婿養子・指月の遺体が発見された。本人筆跡の遺書が残っていることから警察は自殺と判断。だが患者や同僚からも慕われていた彼がなぜ? 女刑事・羽木薫の捜査で見えてきたのは、権力を巡る開業医一族の闇。そして指月が胸に秘めた、悲しき過去の記憶だった――。優しき医師は自殺か、他殺か。見えていた世界が一変する、衝撃のクライマックス!

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ため息に溺れる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月30日

    医者の名家の自殺事件と都内での刺殺事件を通して、人間の二面性がよく描かれてる
    だれもが心の奥に闇を潜めているが、周囲との関係と自分自身を保つために、それを吐き出して楽になる事はできない
    そんな中庸一郎の生き様が家主として断トツに賢くカッコ良く見えてしまったなあ
    でも警察の偽証は腑に落ちない、、もっと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月12日

    病院の家系に養子に入った男の自殺
    その再調査を依頼された女刑事
    展開は遅いが中盤から進展しだし終盤へ

    良かったと思います

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    興味をそそる書き出し、内容も悪くないんですが、中だるみして、本としては、もったいなかったな〜と。
    純粋に読書を楽しむと言うよりは、批評家になってしまいました〜

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    表現が繊細だし読みやすい文章で好き。
    ただプロローグ8割でミステリーとしての盛り上がりはあまりない。主人公も好きになれなかったのが残念。

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    Posted by ブクログ 2021年11月17日

    莫大な財産と権力を持つ医院の一族とそこに婿養子となった不幸な出自の男のお話。

    屋敷でなくなった男は自殺か殺人か。
    調査をする女刑事。
    別の場所で起きた殺人事件との関連はあるのか。

    といった事件ものではあるが、ときおり屋敷で亡くなった男の心情がたっぷりと表現されているので、せつなくなる。

    読み終...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月20日

    "ため息に溺れてしまいました。ご迷惑をおかけします。さようなら。"
    この言葉とともに指月は自殺した…
    そのはずだった。
    けれど捜査から浮かび上がる闇を秘めた過去。
    言葉にこめられた意味とは一体何なのか。
    本当の真相を知った時、あなたも深くて重いため息に溺れているので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月14日

    本屋で、これでもかってほど平積みされてたし、帯と題名を見て購入しました。

    題名が綺麗でいいです。
    表の顔と裏の顔。嫌われるのが怖いのに、脅迫するという矛盾。内なる自分に変わりはないけれども、接する角度によって、多面的な人物が出来上がるってのは面白かったです。でも、現実味が全くないので、星3。

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    Posted by ブクログ 2018年06月14日

    自殺と判断されたとある遺体の再調査をする羽目になった刑事・羽木薫。調査していくうちに名家の開業医一族の闇が・・・とかそんな。
    衝撃のクライマックス!というあおりほどでもなく、読み終わってみると結構シンプルなお話なような気がしてくるんですが、その本筋への肉付けが上手だなあというのが感想。
    ボリュームも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月06日

    豪邸に暮らす地元の権力者の孫の婿養子の死。自殺か否か。
    初見さんでしたが面白く読めました。
    後半目が離せなくなり最後でがらりと変えられ とんだイヤミスでした。

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    Posted by ブクログ 2018年04月26日

    物語の導入パートがひたすら続き、気づけば結末を迎えてた。最後のエピローグは良かったのに、その手前が単調すぎて。もったいない。

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