ラガド~煉獄の教室~

ラガド~煉獄の教室~

715円 (税込)

3pt

3.3

始業直前の中学校の教室に包丁を持った男が乱入、学級委員の女子生徒を刺殺した。怨恨か、無差別殺人か? 警察は教室の原寸大セットを組み、犯行の再現実験を行うが、再現を重ねるたびに予想外の事実が判明し、迷走状態に陥る。一方、事件の真相を生放送で暴くと予告したテレビ局は、公約を実行することができるのか? 第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

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ラガド~煉獄の教室~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年12月23日

    「緑の鹿」説こっええええ。クラスの皆が一斉に将を見つめる光景が浮かんできてぞくっとした。いくつかはっきりしない部分は残るけど、読みやすいのでさらっと読めました。

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    Posted by ブクログ 2017年03月07日

    純粋に推理を楽しむミステリー小説ではない。
    ホラーミステリーといえばいいのか、それともSFミステリーといえばいいのか。
    終盤に向かうまではとても面白かった。
    テンポの良さ、登場人物たちの動きがわかりやすく描かれ戸惑うことはない。
    やたらと多い教室内の図式もいい。
    事件当日のようすを探ろうと情報を集め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月14日

    『自由は、野方図の中からひとりでに生まれるものなどでは絶対にありません。『よき管理』のもとで初めてあたえられるものだということを、わかってくれたんです。』

    面白かったけど、ミステリの枠を飛び越えてしまったので、期待していたものではなかった。でも、これはこれで良かったな。続編が出て欲しいな。

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    Posted by ブクログ 2013年07月26日

    3 

    巻末の綾辻行人との対談で、著者は“広義のミステリーとして書いた”と言っているが、今どきの“広義のミステリー”ほど曖昧なジャンルはない。仮説と否定が繰り返される構成は、ある種のミステリの構造の一つとしてすでにある。しかし本作は基本的に読み手から情報を隠し、作中人物が勝手に仮定を構築し、勝手に否...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月14日

    始業直前の中学校の教室に包丁を持った男が乱入、学級委員の女子生徒を刺殺した。怨恨か、無差別殺人か?警察は教室の原寸大セットを組み、犯行の再現実験を行うが、再現を重ねるたびに予想外の事実が判明し、迷走状態に陥る。一方、事件の真相を生放送で暴くと予告したテレビ局は、公約を実行することができるのか?第13...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年09月13日

     中学校のある1クラスで起こる殺人事件。犯行の再現実験を繰り返しながら、「緑の鹿」に至るまでの、圧倒的な読みやすさ。この謎解きのためにこそ、あの大量の図版が必要だったのかと納得。
     映画でも漫画でもなく、活字で追うからこその愉しみを十分味わうことができる一冊。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年04月13日

    ストーリー:
    始業直前の中学校の教室に包丁を持った男が乱入、学級委員の女子生徒を刺殺した。怨恨か、無差別殺人か?警察は教室の原寸大セットを組み、犯行の再現実験を行うが、再現を重ねるたびに予想外の事実が判明し、迷走状態に陥る。一方、事件の真相を生放送で暴くと予告したテレビ局は、公約を実行することができ...続きを読む

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