理工 - 講談社作品一覧

  • 単位が取れる熱力学ノート
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学生は単位。試験の終わりいと近うなりたるに、答案用紙の白きはいと寒し。年度末になりて、成績表を取りにいけば、不可がちになりてわろし。
  • 単位が取れる量子力学ノート
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 量子力学の単位を取りたい大学生のために、試験に頻出する問題を収録し、受験物理の泰斗・橋元淳一郎先生が達意の文章で解説する。量子力学はこの1冊でOK!!
  • 原子爆弾 その理論と歴史
    4.0
    人類の「叡知」が生み出した無差別大量殺戮兵器! いかにして世に生まれてきたのか? 無差別大量殺戮兵器の巨大なエネルギーはどこからどのようにして発生するのか? この疑問に答えるべく、原子核の世界の秘密を明らかにしてきた近代物理学の歩みを紹介しながら原爆の理論と開発の歴史を臨場感いっぱいに詳説する。輝かしい近代ノーベル賞の歴史は、そのまま原爆開発の歴史にも重なる。(ブルーバックス・1996年7月刊)
  • 量子力学2
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 量子力学は範囲が広く、通常1セメスターですべて終了するものではありません。『II』はおもに量子力学の発展的内容を扱います。量子力学の基本的性質から、摂動論、WKB近似、経路積分などを解説。内容の多くを例題を通して詳解します。解答付き章末問題を充実させました。
  • 今度こそわかるくりこみ理論
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 重要だが、いざ勉強すると難解だ――。多くの人の「学ぼうとしても、たどり着く前に挫折する」という経験を熟知した著者が、物理的イメージを重視して読者を導く。現代の素粒子論や物性論の“急所”であるくりこみ理論の勘どころが、この一冊で基礎から理解できる。
  • 海に還った哺乳類 イルカのふしぎ イルカは地上の夢を見るか
    4.0
    5500万年前、彼らは突然、海へと戻っていった──。かつて陸上で暮らしたイルカの祖先は、なぜ海中生活に舞い戻ったのか? 海が進化させた独自のからだと「水中生物最大の脳」の秘密とは? 乳母や保母に育てられる“女系社会”の掟や、「鳴き声」を名刺代わりに使う知性に驚嘆する──。「ヒトと会話ができ、文字が読めるイルカ」を目指して探究してきた第一人者が語る、最新イルカ学のすべて。(ブルーバックス・2013年8月刊)
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    4.0
    3Dプリンタなどのデジタル工作機械がグローバル・インターネットとつながったとき、いったいどのような世界が実現するのか? いままさに、かつてSFとして描かれた技術が現実のものとなりつつある。大注目の工学者が興奮の未来と新しいヴィジョンを描き出す。(講談社現代新書)
  • 市民の科学
    4.0
    公害、薬害、巨大事故。我々のあずかり知らぬところで進行し甚大な被害をもたらす悲劇は、なぜ繰り返されるのか。それを防ぐため、専門的能力を持たない市民に何ができるのか。科学者として生涯、原発の危険性を訴えつづけた著者は、市民が国家・企業・アカデミズムからも独立して専門的批判の能力を組織・維持・育成する方策を構想し、その実践報告とともに本書を遺した。三・一一後の日本に向けた最もポジティブな提言。(講談社学術文庫)
  • 放射能と人体 細胞・分子レベルからみた放射線被曝
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「100ミリシーベルト以下の被曝は心配ない」は本当か? 瞬時に高線量の放射線を浴びれば即死する。低線量の長期被曝では……? 細菌やウイルス、化学物質に対して免疫システムや解毒作用を備える人体は、放射能にどれだけ耐えられるのか。原爆や原発事故、劣化ウラン弾による被曝の調査報告をもとに、放射線の生体への影響を科学的観点から詳細に検証する。(ブルーバックス・2014年3月刊)
  • 「超」入門 微分積分 学校では教えてくれない「考え方のコツ」
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暗記と計算だけのツマラナイ微積分にさようなら。本質を鷲掴みにする巧みなイメージ化で、すらすらと理解が進む! 微積分の基本を大胆にイメージ化し「考え方のコツ」を伝授。積分から微分へと進む画期的な構成、軽妙な解説と豊富な図解で、学校時代に丸暗記させられた公式や数式が、その「意味」からスッキリと理解できる。微積分の「勘所」を1冊でマスター! (ブルーバックス・2012年9月刊)
  • 図解 台風の科学 発生・発達のしくみから地球温暖化の影響まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直径2000キロメートルの渦巻き 台風のすべてがわかる! 1年に平均26個発生し、たった1個で日本の年間発電電力量に匹敵するエネルギーを持つ台風。この巨大な大気現象を生み出す驚異のメカニズムを解き明かし、台風予報の最前線から地球温暖化の影響まで迫ります! (ブルーバックス・2012年7月刊)
  • HSPと分子シャペロン 生命を守る驚異のタンパク質
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タンパク質を守り、タンパク質を育む「タンパク質」。生命を脅かすあらゆるストレスからタンパク質を守り、誕生から、機能を失い分解されるまでタンパク質のために健気に働く「タンパク質」それが、HSPであり分子シャペロンだ。生命が40億年かかって手に入れたナノレベルのこの驚くべきシステムを解説し、創薬へのチャレンジまでを紹介する。(ブルーバックス・2012年6月刊)
  • 大学入試問題で語る数論の世界 素数、完全数からゼータ関数まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分自身以外の約数の和がその数になっている「完全数」。単純な規則から驚きの数列が生まれる「フィボナッチ数」。「ピタゴラスの定理」と面積157の直角三角形の秘密。リーマン予想につながる「ゼータ関数」。22n+1(2の2乗のn+1乗)の形をした「フェルマー数」は果たして素数を表すのか。大学入試問題を水先案内人にして、魅惑あふれる数論の世界に分け入る。(ブルーバックス・2011年10月刊)
  • 図解 テレビの仕組み 白黒テレビから地上デジタル放送まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビは、撮影・伝送(放送)・受信の最新技術から成り立つ最も身近で高度なテクノロジー・システムです。アナログ放送が終了し、地上波放送もデジタル化された現在、テレビに関するテクノロジーは衛星デジタル、地上デジタル、CATV、ワンセグ、さらにはディスプレイも、液晶、プラズマと多岐にわたっています。本書は、この高度なシステムの全体とそれを構成する技術をその原理から、わかりやすく解説します。(ブルーバックス・2011年9月刊)
  • たんぱく質入門 どう作られ、どうはたらくのか
    4.0
    私たちが食べている「たんぱく質」は、体の中でどう変化し、どうはたらくのか? 「たんぱく質」は生物にとって最も重要な物質である。だからこそ私たちは毎日「たんぱく質」を食べるのだが、それは体内でどう分解されて、どう肉体に変化していくのだろうか? 未解明なものも多いこの不思議な物質について、作られ方から構造、性質、遺伝や病気までわかりやすく解説。栄養学と生化学の両面からアプローチした新しい入門書。(ブルーバックス・2011年6月刊)
  • 宇宙進化の謎 暗黒物質の正体に迫る
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 銀河は宇宙空間に一様に分布しているのではなく、密集しているところとまったく存在しないところが混ざりあって、所々に穴ぼこが開いたような格好をしている。宇宙はいったいなぜこのような構造になったのか。宇宙の誕生に手が届くくらい奥深く覗いてみると穴ぼこと思われていた空間に得体の知れない物質が……。宇宙の進化の行方を支配する暗黒物質の謎に迫る。(ブルーバックス・2011年5月刊)
  • 人体再生に挑む 再生医療の最前線
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 失われた人体や臓器を丸ごと再生することは、まだできない。しかし、傷ついた組織や臓器を修復することで、失われた機能の再建はできる。脊髄損傷によるマヒや、心不全、角膜損傷、網膜の障害、難聴など、これまで治療不可能とされてきた障害も、細胞の移植やロボット技術の開発などで、克服できる可能性が出てきた。iPS細胞など最新の研究内容も織り交ぜて、再生医療の最前線をお伝えする。(ブルーバックス・2010年9月刊)
  • ジェット・エンジンの仕組み 工学から見た原理と仕組み
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジェット・エンジンが理解できる本。なぜパワーが出るのか? どんな仕組みなのか? 560トンの機体を、高度1万メートルの上空でマッハ0.85で飛ばすことができる究極の内燃機関ジェット・エンジン。このジェット・エンジンの原理と仕組みを工学的にわかりやすく解説するとともに、最新のエンジン開発の過程も紹介する。(ブルーバックス・2010年9月刊)
  • 図解 旅客機運航のメカニズム 航空機オペレーション入門
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅客機運航の舞台裏がわかる! ●安全でなければならない。●快適でなければならない。●定時でなければならない。これらを達成するために努力しているスタッフの役割と、張り巡らされたさまざまなシステムを、地上と上空の複合的視点から解説する。乗っているだけでは気づかない、旅客機運航の驚きの舞台裏! (ブルーバックス・2010年6月刊)
  • 視覚世界の謎に迫る 脳と視覚の実験心理学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 発達の観点からさぐる視覚世界の成り立ち。私たちの視覚は、生まれながらにある種の驚くべき能力をもつ一方で、眼や脳が発達し、見る経験を積むことでようやく、動きや空間、形、顔などをはっきり認識できるようになる。本書は、赤ちゃんの視覚の発達を丹念に追うことで、脳のなかに視覚世界がつくり出される複雑きわまりないメカニズムを解明していく。(ブルーバックス・2005年11月刊)
  • 新体系 中学数学の教科書 上
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代社会を生きるための常識「中学数学」を学び直す。日本人がきちんと勉強していた時代の内容を学ぶ。3学年の内容を統合し、「数量(代数)」と「図形(幾何)」に相互のつながりを持たせて、中学数学の体系を一本化。ゆとり教育で形骸化した「証明」を重視しながら、“生きた題材”を活用して、一気に読み通せる面白さを実現した検定外中学数学教科書。(ブルーバックス・2012年3月刊)
  • ゼロから学ぶ電磁気学
    4.0
    電気と磁気のしくみをわかりやすく解説。数式だらけでよくわからないと思われがちな電磁気学も、イメージがわかれば完全理解できる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる有機構造決定
    4.0
    できなきゃ困る構造決定が絶対わかる。原理を知ってるだけでは構造は決められない。多くの先人、先輩が蓄積した経験こそがものを言う。その技術、手法が身につき、解く力がつく実用的で実戦的な解説書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる化学熱力学
    4.0
    絶対読み切れる熱力学の本。すらすら読めて、「ことば・記号」がわかりにくい熱力学が絶対わかる。難しい数式、定義を一つ一つ理解することも大切。でも、ともかく一度読み通すことが理解の早道。全体像をつかめば数式なんて怖くない。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • なっとくする熱力学
    4.0
    式の羅列になりがちの熱力学。式の意味の丁寧な説明はもちろん、余談や例も豊富で、読みやすくて、くわしい。熱力学がピンとこない人に最適の書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • なっとくする統計
    4.0
    理論と経験則を正しく知って基礎を固める。統計は数字のトリックではない。頭ごなしにやり方を伝えるマニュアル的書籍では学べない背景、信頼していい程度などを豊富な例から無理なく学ぶ、読める入門書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • なっとくする機器分析
    4.0
    電子顕微鏡、NMR、IR、X線回折、質量分析……、分析機器の基礎から、最先端機器の原理までを明快に解説! これぞ分析のバイブル! 数式はあまり使わず、イメージを大切に。中田先生の名解説は一読の価値あり!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ゼロから学ぶ物理の1、2、3
    4.0
    大学の物理学をもっと刺激的に、もっと楽しく! 非まじめ物理学のすすめ。難攻不落のマックスウェル方程式、高嶺の花のラグランジアン、熱力学に量子論……片っ端から解答乱麻を断つ!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ゼロから学ぶ熱力学
    4.0
    アインシュタインも熱中した熱力学の魅力と威力!何のためのカルノー・サイクル? 何のためのエントロピー? 大学に進んで初めて熱力学を学ぶにあたって、誰もが抱く初発的疑問を立ちどころに氷解させる。熱力学の面白さ、奥の深さが改めて納得できる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高校数学とっておき勉強法 学校では教えてくれないコツとポイント
    4.0
    数学を勉強するのにはちょっとしたコツがいる。数学とうまくつきあっていく最も良い方法は、そのコツを習得することだ。もちろん、それを知らずに勉強するのも、それはそれで意味がないとはいえないし、試験の点数が悪いからといって、何も人生をすべて否定されるわけではない。しかし、大切な青春時代に嫌なことばかりやっていたら、人生の入口にして早くも[世の中嫌なことばかり]ということになってしまう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 活性酸素の話 病気や老化とどうかかわるか
    4.0
    肌のシミからガンの原因としてまで話題になっている活性酸素だが、その割には正しく理解されていないようだ。「活性」とは何か、フリーラジカルとは何なのか?体内でどのように生成されるのか?なぜ老化やガン、糖尿病、アルツハイマー病からその他、若い人の美容と健康にまでかかわるのか?専門用語をなるべく使わず誰でも親しみやすい対話形式で語り、しかも、活性酸素の作用の本質がしっかりわかる初めての書※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • へんな虫はすごい虫 もう“虫けら”とは呼ばせない!
    4.0
    時に楽しい表情を見せてくれる虫たちのなかには、生いたちや暮らし、行動からみて「へんな虫」がたくさんいます。キノコを栽培したり、蜜をだす他の虫を飼育したり、自分の体を子に食べさせたり、超能力を発揮したり……。しかし、本書で取りあげる彼らのふしぎな生態こそ、数億年という歳月をかけて獲得された生き残り戦略であり、実は「すごい虫」であることのあかしなのです。彼らの生きざまに注目してください※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 算数パズル「出しっこ問題」傑作選 解けて興奮、出して快感!
    4.0
    「うそつき村と正直村」「1、1、9、9で10を作る」など傑作中の傑作60題友だち、家族、職場の仲間と「出しっこ」すれば、盛り上がること間違いなし!●暗記できるほど短い問題文●発想の転換がないと絶対に解けない奥の深さ●思わず唸る衝撃の解答――この3つが揃った問題だけを厳選※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 数学質問箱 なぜだろう? そこが知りたい!
    4.0
    数学に強くなる秘訣! それは……。数学に強くなる方法! それはどんなに小さなことでも、わからないことはどんどん質問することです。わからないことをためておくと、いつのまにか、塵もつもれば山となる。結局、わからない、むずかしい、ということになってしまいます。わからないことを聞くことは恥ずかしいことではありません。さあ、あなたもどんどん質問をして、数学に強くなってください。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マックスウェルの悪魔なら火にかけたヤカンの水を凍らせる。タイムマシンを実現させて過去をよみがえらせ、永久機関を動かして、世間をアッといわせてみせる。人類が滅び、宇宙に終焉が訪れるとすれば、マックスウェルの悪魔こそ、救世主か? (ブルーバックス・2002年9月刊)
  • 新装版 四次元の世界 : 超空間から相対性理論へ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 卵を割らずに黄身がとり出せますか?四次元の世界ではそれが可能だというのです。アインシュタインがついに見つけた実在する四次元から、超多時間理論、重力波まで、絵には描けない世界を丁寧に語り尽くします。(ブルーバックス・2002年8月刊)
  • 図解・わかる電子回路 : 基礎からDOS/V活用まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書には、パーツのリアルな図版と、さまざまな実用回路がいきいきと呈示されている。若者が夢を描き、こういうものを作りたいと発想すれば、それを実現できる、現代にふさわしい電子回路活用事典の登場だ。(ブルーバックス・1995年9月刊)
  • ダーウィンの呪い
    3.9
    ダーウィンを祖とする進化学は、ゲノム科学の進歩と相まって、生物とその進化の理解に多大な貢献した。一方で、ダーウィンが提唱した「進化論」は自然科学に革命を起こすにとどまらず、政治・経済・文化・社会・思想に多大な影響をもたらした。そして、悲劇的なことに、進化論を曲解した彼の後継者たちが「優生思想」という怪物を生み出した。〈一流の進化学者〉たちによって権威づけられた優生学は、欧米の科学者や文化人、政治家を魅了し、ついにはナチスの反ユダヤ思想とつながり「ホロコースト」という悲劇を生み出すことになる。 第一線の進化学者の進化学の歴史に詳しい著者は、ダーウィンが独創した進化論は、期せずして3つの「呪い」を生み出したと分析する。「進歩せよ」を意味する〈進化せよ〉、「生き残りたければ、努力して闘いに勝て」を意味する〈生存闘争と適者生存〉、そして「この規範は人間社会も支配する自然の法則だから、不満を言ったり逆らったりしても無駄だ」を意味する、〈ダーウィンもそう言っている〉である。順に、「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」である。 本来、方向性がなく、中立的な進化が、なぜひたすら「進歩」が続くと信じられるようになったのか。ダーウィンとその理解者、そしてその志を継いだ後継者たちが、いかにして3つの呪いにかけられていったのか。稀代の書き手として注目される著者が、進化論が生み出した「迷宮」の謎に挑む。 第一章 進化と進歩 第二章 美しい推論と醜い 第三章 灰色人 第四章 強い者ではなく助け合う者 第五章 実験の進化学 第六章 われても末に 第七章 人類の輝かしい進歩 第八章 人間改良 第九章 やさしい科学 第十章 悪魔の目覚め 第十一章 自由と正義のパラドクス 第十二章 無限の姿
  • 人はどう老いるのか
    3.9
    老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 イヤなことばかり書きましたが、これが老いるということ、すなわち長生きということです。 にもかかわらず、長生きを求める人が多いのはなぜなのか。それは生物としての人間の本能であり、長生きをすればいいこともいっぱいあるからでしょう。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれています。曰く、「八十歳からの幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年!」「いつまでも元気で自分らしく」「介護いらず医者いらず」等々。 そのことに私は危惧を深めます。そんな絵空事で安心していてよいのかと。 思い浮かぶのが、パスカルの言葉です。 我々は絶壁が見えないようにするため、何か目を遮るものを前方に置いた後、 安心して絶壁のほうに走っているのである。 下手に老いて苦しんでいる人は、だいたい油断している人です。浮かれた情報に乗せられ、現実を見ずに明るく気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。 上手に老いて穏やかにすごしている人は、ある種の達観を抱いています。決していつまでも元気を目指して頑張っている人ではありません。いつまでも元気にこだわると、いずれ敗北の憂き目を見るのは明らかです。 老いれば機能が劣化する分、あくせくすることが減ります。あくせくしても仕方がないし、それで得られることもたいしたものではないとわかりますから。そういう智恵が達観に通じるように思います。 多くの高齢者に接してきて、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見ていると、初体験の「老い」を失敗しない方法はあるような気がします。それをみなさんといっしょに見ていきたいと思います。 第一章 老いの不思議世界 第二章 手強い認知症高齢者たち 第三章 認知症にだけはなりたくない人へ 第四章 医療幻想は不幸のもと 第五章 新しいがんの対処法 第六章 「死」を先取りして考える 第七章 甘い誘惑の罠 第八章 これからどう老いればいいのか
  • 宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している
    3.9
    ハーバード大学で300年近い歴史がある「ホリス数学・自然哲学教授」にして、「超弦理論」などの研究で理論物理学をリードしてきたカムラン・バッファ氏が、1年生向けの講義で使っているパズル満載の型破りなテキストを書籍化! ブライアン・グリーン氏、エドワード・ウィッテン氏が驚きつつも絶賛した(文末に記載)類のない一冊の日本語版! 「宇宙はどうなっているのだろう?」この素朴な問いにとりつかれた人類が宇宙の謎を解明してきた結果わかったのは、宇宙はあまりにも人類の直観に反しているということだった。なにしろ空間や時間は歪んでいて、光は波でも粒でもあり、物質の最小単位は「ひも」かもしれないというのだ! このような宇宙をどう理解すればいいのか? バッファ氏は言う。「理論物理学者の仕事は、宇宙の難解な問題を、単純なパズルに分解して解くことだ」 トランプやコイン、アリやカメらが繰り出す問題に悩むうち、物理学はどう進歩してきたのか、対称性やその破れがなぜ重要なのか、さらにいま注目の概念「双対性」の本質までが見えてくる。バッファ氏の盟友・大栗博司氏が監訳者として随所で注釈をほどこした、楽しみながら物理学の「真髄」に迫れる本! 【たとえば、こんな問題があります】 缶が2つあって、一方には緑のペンキが、もう一方には白のペンキが入っている。缶は同じ大きさで、入っているペンキの量もまったく同じだとしよう。ここで緑のペンキを少量すくって、白の缶に入れる。次にその混ざったペンキの缶から同じ量をすくって、緑の缶に戻す。 そこで問題。白の缶に入っている緑のペンキの濃度と、緑の缶に入っている白のペンキの濃度、どちらのほうが高いか? 【理論物理学の大家たちも絶賛!】 「現代の物理学と数学の中核をなす概念を、パズルを通してひととおり説明するというすばらしい本。私が知る中でももっとも風変わりで魅力的なアプローチで、初学者も専門家も頭の体操に楽しく取り組みながら学べる。世界屈指の物理学者から、最先端の本質的な考え方を楽しみながら効果的に吸収できる」――ブライアン・グリーン 「簡単で愉快なパズルを解きながら、物理学と数学の高度な概念の数々を楽しく巡っていくという独特な本。たくさん楽しんで、たくさん学べるはずだ」――エドワード・ウィッテン 【監訳者の大栗博司氏より】 「本書は、完成した成果ではなく、そこのいたる過程をパズルを解くことで体験できるようになっているのが斬新です」 大栗氏が本書を紹介するツイートはこちら→https://twitter.com/PlanckScale/status/1579618963310653440
  • 数学独習法
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【数学の全体像をつかむ!】 代数学。幾何学。微積分学。統計学。 4つの数学の基礎を理解して、 数学の俯瞰図を頭の中に作り上げる。 「指数関数的増加って何?」「再生産数?」 「偏差値とか標準偏差ってどういうこと?」 解けなくていい。 覚えなくてもいい。 計算、解法、一切不要。 仕事に出てくる数学知識を厳選! 金融の世界で数学を駆使する専門家に、 私大文系卒編集者がわかるまで聞き返してできました。 読めば数学思考がインストールできる、 大人のための数学入門書です。 ◆読めばわかる4つの数学◆ 【1】仮説を明確にする代数学    〇代数学の極意は「仮説思考」    〇指数関数で新型コロナ急拡大がわかる    〇AI深層学習を生んだ線形代数学 【2】イメージをカタチ化、カタチを数値化する幾何学    〇あらゆるカタチは三角形の集まり    〇三角関数は究極の思考節約術    〇地震も音楽も三角関数で数値化できる    〇フーリエ変換で複雑な波も単純化 【3】複雑なものを単純化する微積分学    〇単純になるまで微細に刻み計算する技術    〇飛行機・ロケット・ドローンを実現した微積分    〇微分方程式で感染拡大をシミュレーション 【4】大きな視点で全体を俯瞰する統計学    〇平均所得額は典型的な所得水準じゃない    〇標準偏差と分散の不思議な関係    〇自動運転を生んだベイズ統計学 4つの数学が何をしているのかわかるだけで数学思考のインストール完了!
  • 「顔」の進化 あなたの顔はどこからきたのか
    3.9
    「顔」とはなんだろう。そもそもなぜ顔はあるのか。どこからどこまでが顔なのか。なぜそこに顔があるのか。何がついていれば顔なのか。顔は何をしてきたのか。顔がない生きものと顔がある生きものの違いとは。人類の顔はなぜこうなったのか。東洋と西洋、男と女、大人と子供の顔はどう違うのか。これから顔はどう変わっていくのか。 顔についてのあらゆる疑問に、人類形態進化学の大家が答える!
  • 科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点
    3.9
    科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する権威的専門家主義も、真に科学的であることはできない。科学の意味を問い直す「新しい科学論」。 専門家だけに任せるの間違っている! 私たちは科学技術とどう付き合えばいいのか? 科学における「事実」とはなにか? 「普遍的な知識の体系」である科学だが、「いつでもどこでも正しい」わけではない。 なぜか? どう考えればいいのか? 科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する権威的専門家主義も、真に科学的であることはできない。 日本の科学技術力はなぜ衰退しているのか? 疑似科学信仰はなぜ拡大するのか? 研究不正を個人の責任にできない理由とは? 科学の意味を問い直す、「新しい科学論」。 【もくじ】 はじめに──新しい科学論が必要な理由 第1章 「なぜ」「どのように」科学について語るのか? 第2章 科学の事実と日常の事実──科学技術の方法論 第3章 科学技術は誰のものか──(1)近代科学の誕生以前は 第4章 科学技術は誰のものか──(2)「科学のあり方」が変質していくなかで 第5章 科学知と生活知──科学技術の飼い慣らし方・理論編 第6章 「二正面作戦」を戦い抜くために──科学技術の飼い慣らし方・実践編 第7章 「今」「ここ」で科学技術を考えること 終章──科学技術を生態系として見る
  • さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選
    3.9
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈気になるの インスタ映えより ショウジョウバエ〉 〈ボスの言う「最近どう?」は「結果まだ?」〉 〈あぁ、その日? 俺はいいけど ハエがダメ〉 〈教授から 頼まれ答えは イエスかハイ。〉 〈息子より 細胞の世話 妻激怒〉 〈研究費 削りに削られ 大吟醸〉 ―――誰かと分かち合いたくて、一句詠んでみました。 理系の間で密かに話題! 研究者が詠む、研究者のための「あるある川柳」。 自分の予定よりもマウスやハエの都合を優先し、毎日世話している細胞にときめき、誰もいない深夜のラボで実験の成功を噛み締める……。 実験をこよなく愛し、論文アクセプトのために奮闘するライフサイエンスの研究者たちが、笑いと悲哀に満ちた日常を綴ります。 川柳イベント『川柳 in the ラボ』に投稿された6815句の中から厳選した、傑作170句をご覧あれ! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • サピエンス日本上陸 3万年前の大航海
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    私たちの祖先は、なぜ日本を目指したのか?――命がけの航海から見えてきた「新しい人類史」! 「最初の日本列島人は、当時陸続きだった大陸から歩いてやってきた」――これは今や間違ったイメージだ。我々の祖先は、何らかの手段で海を越え、日本列島へたどり着いた。 しかし、その事実には不可解な点がある。 水平線の先にある見えない島の存在を、彼らは知っていたのか。 世界最大級の海流、黒潮を、どうやって越えたのか。 そして、それほどの難関に立ち向かってまで、なぜ海の向こうを目指したのか。 ――謎に挑むため、私たち現代人がおこなった命がけの実験航海実験。そこから見えてきた日本人誕生の物語と、「祖先たちの本当の姿」とは。 〈この太古の航海は決して、選ばれし屈強な男たちが主役の冒険物語ではない。 これは後期旧石器時代を生きた、ふつうの男女たちの物語なのである。   ――本書より〉 クラウドファンディングで計6000万円もの支援を受けて達成された「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の成果がここに!
  • 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」
    3.9
    科学が捉えた「時間の本質」――時間は過去から未来へ流れて《いない》!? 時間の正体は、宇宙の起源につながっている。 時間とは何か? 時は本当に過去から未来へ流れているのか? 「時間が経つ」とはどういう現象なのか? 先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。 相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。 ―――― 【本書「はじめに」より】  「時間が経つ」あるいは「時が流れる」とは、どういうことだろうか?  目の前に置かれた時計を見つめている自分を想像していただきたい。時計の針が、3時ちょうどを指しているのを見たとしよう。そのままじっと時計を見つめていると、秒針がゆっくりと一周し、長針がわずかに進んで、3時1分を指すのが見える。さらに見つめ続けると、やがて針は3時2分を、続いて3時3分を指す。  時計を見ている人にとって、針がある時刻を指すのを目にする場合、その時刻だけがリアルな瞬間だと感じられる。針が3時2分を指しているならば、3時1分を指す光景は過去の記憶であり、3時3分を指すことは未来の予測である。どちらも、3時2分を示す時計を目の当たりにしている「いま」のようなリアリティは感じられない。時計を見つめ続けると、時計の針は、しだいに、その後の時刻へと動いていく。この状況を素朴に解釈すると、眼前の時計が示す「いま」の時刻が、後へ後へと移動していくことを表すようにも思われる。  さて、ここで考えていただきたい。こうした「時の流れ」は、意識の外にある物理世界においても、客観的な出来事として起きているのだろうか? 言い換えれば、「時の流れ」は物理現象なのか――という問題である。 ―――― 【主な内容】 ■はじめに――時の流れとは 《第I部 現在のない世界》 ■第1章 時間はどこにあるのか ■第2章 過去・現在・未来の区分は確実か ■第3章 ウラシマ効果とは何か 《第II部 時間の謎を解明する》 ■第4章 時間はなぜ向きを持つか ■第5章 「未来」は決定されているのか ■第6章 タイムパラドクスは起きるか ■第7章 時間はなぜ流れる(ように感じられる)のか
  • 科学と非科学 その正体を探る
    3.9
    本書は、科学と非科学のはざま、言うならば「光」と「闇」の間にある、様々な「薄闇」に焦点を当てた本である。「科学的」なものと「非科学的」なものは、そんなに簡単に区別できて、一方を容赦なく「断罪」できるのか? 「科学的な正しさ」があれば、現実の問題はなんでも解決できるのか? 何が「真実」で「異端」なのか? 分子生物学者が科学の可能性と限界を見つめ、私たちが生きる意味をも捉えなおしたサイエンスエッセイ
  • 我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち
    3.9
    我々ホモ・サピエンスの出現以前、地球には実に多様な「人類」がいた。教科書に載っているジャワ原人や北京原人だけではない。身長わずか110cmのフローレス原人、台湾の海底で見つかった澎湖人など、とくにアジアの「人類模様」は、目もくらむほどだった。しかし彼らはすべて滅び去り、いま人類は「我々」しかいない。なぜ我々は我々だけなのか? 答えを追い続けた著者が人類進化学の第一人者に導かれて出会った衝撃の仮説!
  • 宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか
    3.9
    一人の天才の独創が生んだ相対論に対し、量子論は多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。その精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どう理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式……。当事者たちの論文や書簡、討論などを渉猟し、8年をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ。
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    3.9
    夜空に瞬く恒星は、どれも小さな点にしか見えない。だがじつは、どいつもこいつもとんでもない!星とは思えぬ異様な姿、奇想天外なふるまい……はるか遠くの彼らの想像を絶する「生きざま」が、いま観測技術と天体物理学の進歩によって、少しずつ明らかになってきている。恒星研究のプロフェッショナル厳選、10個のへんな星たちに驚き笑い呆れながら、星の物理を学べる本。
  • 海の教科書 波の不思議から海洋大循環まで
    3.9
    海のさまざまな現象を知ると、地球の素顔が見えてくる。海水はなぜ塩辛い? 波はどうして起きるのか? 親潮や黒潮はどこからやってくる? 熱帯で起こるエルニーニョ現象が、なぜ日本の気候に影響する? 数千年もかかって海水が地球をめぐる「海洋大循環」とは? あなたの知らない海の姿を、最新科学で徹底解説。目に見える海の現象から、目に見えない地球規模の活動まで、海をまるごと解説する、海洋学の入門書です。
  • 川はどうしてできるのか 地形のミステリーツアーへようこそ
    3.9
    川の面白さは、家で地形図を広げて眺めているだけで、「なぜこんな姿をしているんだ?」という謎が次々に浮かんでくるところにあります。標高数千メートルのヒマラヤ山脈を越える川、砂漠でいきなり洪水を起こす川、黄河・揚子江・メコン川の不思議な流路、平地より高く流れる川、ほかの川の流れを奪う川……まるで魔術のような数々の現象は、なぜ起こるのでしょうか? (ブルーバックス・2014年10月刊)
  • 国際宇宙ステーションとはなにか 仕組みと宇宙飛行士の仕事
    3.9
    地上400kmの宇宙に浮かぶサッカー場と同じサイズの巨大な駅(ステーション)。2010年に完成予定の国際宇宙ステーション(ISS)は、6名の宇宙飛行士が長期滞在しながら実験や観測ができる、人類初の巨大な宇宙実験施設です。日本人で初めて長期滞在する若田宇宙飛行士が、ISSの仕組み、宇宙飛行士の衣食住、訓練などを、自らの体験を通して興味深く語ります。(ブルーバックス・2009年2月刊)
  • 進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
    3.9
    ヒトが病気になるのは、進化による必然だった! 感染症、遺伝的疾患、生活習慣病……。「病気」はヒトにとって不都合であるように思えるが、その症状の多くは身体を守るための防御反応であるということ、また、病気の原因遺伝子にはヒトが生き延びるために有益なものがあったということがわかってきた。進化論をもとにした「ダーウィン医学」によって明らかになりつつある、病気があることの意味を豊富な例とともに平易に解説。(ブルーバックス・2009年1月刊)
  • 「退化」の進化学 ヒトにのこる進化の足跡
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サメの顎が退化した耳小骨、トカゲの眼のなごりの松果体、舌にのこる「二枚舌」の痕跡、男にもある「子宮」、サメ肌から生まれた歯など、祖先とは機能を変えたり、失ったりした器官をみれば、ヒトの進化の道をたどることができる。人体には「ユネスコ世界遺産」に負けない「自然遺産」がある。さあ、このガイドブック片手に、人体遺跡めぐりの旅に出よう! (ブルーバックス・2006年12月刊)
  • 基準値のからくり 安全はこうして数字になった
    3.9
    賞味期限、放射線量、食品中の化学物質から電車内での携帯電話まで、私たちはさまざまな基準値に囲まれて、超えた/超えないと一喜一憂している。だが、それらの数字の根拠を探ってみると、じつに不思議な決まり方をしているものが多い。その「からくり」を知らなければ、基準値は無用の不安や油断を生む数字になってしまうのだ。「基準値オタク」を自称する俊英研究者4人が追った基準値誕生に潜むミステリー! (ブルーバックス・2014年6月刊)
  • シャノンの情報理論入門 価値ある情報を高速に、正確に送る
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報は、なぜディジタル化できるのだろうか? 現代の巨大な情報社会を支える情報科学の基礎はシャノンによって作られた。形のない情報をどのように表現し、情報の価値をどのように表すのか? シャノンの築いた情報理論を分かりやすく解説する。 (ブルーバックス・2012年12月刊)
  • 高校数学でわかる線形代数 行列の基礎から固有値まで
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 連立1次方程式の解法の工夫から始まった行列は、ベクトルや行列式とともに線形代数へと発展しました。線形代数は、微分・積分と並んで、物理学や工学さらには経済学などできわめて重要な実用数学で、理系や経済学の学生の基礎科目になっています。本書は、この線形代数をできるだけ易しく解説するとともにその応用例として、量子力学との関わりを見てみます。(ブルーバックス・2010年11月刊)
  • 大栗先生の超弦理論入門
    3.9
    【第30回講談社科学出版賞受賞作】ベストセラー『重力とは何か』の著者があなたの世界観を根底から覆します! 私たちは「どこ」に存在しているのか? 物質の基本は「点」ではなく「ひも」とする超弦理論によって、ニュートンの力学、アインシュタインの相対性理論に続く時空概念の「第三の革命」が始まった。現代物理学における究極のテーマ「重力理論と量子力学の統合」にはなぜ「ひも」が必要なのか? 「空間が九次元」とはどういうことか? 類のない平易な説明の先に待ち受ける「空間は幻想」という衝撃の結論! (ブルーバックス2013年8月刊)
  • 「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》
    3.9
    フランスのオノレ・ブランという技術者による「互換性部品」に始まる近代の標準革命。アメリカでその技術は、困難を乗り越え、「アメリカ式製造方式」として確立された。さらにテイラーによる作業の標準化は、アメリカを製造業大国にする。公的機関が標準を決めるデジューレから市場での占有によるデファクトの時代へ。「標準」をキーワードに、製造の現場のドラマと国家、企業、市場の関係、そして背後に潜む思想を探ります。(講談社学術文庫)
  • 宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論
    3.9
    かつて科学者の大反発を浴びた異端の考え方――「人間原理」。この宇宙は人間が存在するようにできている、という一見宗教のような見方が、21世紀に入った今、理論物理学者のあいだで確実に支持を広げている。なぜか? 宇宙をめぐる人類の知的格闘の歴史から最新宇宙論までわかりやすく語る、スリリングな科学ミステリー。科学書の名翻訳で知られる青木薫の初の書き下ろし! (講談社現代新書)
  • 森の力 植物生態学者の理論と実践
    3.9
    夜行を乗り継ぎ、現場調査に明け暮れた若き日々、「見えないものを見る力」を学んだドイツ留学時代、徹底的な調査研究で、日本の森の真実を知った10年間、そして、自らの理論を基に、いのちを守るふるさとの森づくりへ。日本一木を植えている科学者の理論と実践を知る決定版。(講談社現代新書)
  • 量子コンピュータ 超並列計算のからくり
    3.9
    「量子ビット」を使うと、なぜ「超並列計算」ができる? 莫大な計算結果の重ね合わせ状態から、答えを1つに確定できるのはなぜ? まったく新しいしくみによって、現在のスーパーコンピュータをはるかに凌ぐ力を発揮する量子コンピュータ。研究の最先端にいる著者が、従来のコンピュータのしくみと対比させながらその基礎と、実現にむけた試みを平易に解説。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • トポロジーの発想 ○と△を同じと見ると何が見えるか
    3.9
    数量的世界観を超える「ゴム膜の幾何学」のふしぎ!三角形や五角形などの図形の各辺の長さや、曲がり具合、面積、角度といった目につきやすい情報を取り去り、裏に隠された根源的な本質を見極める──量を捨象して質に注目する幾何学がトポロジーです。そうすると円や三角形や星形など、伸ばしたり、縮めたり、曲げたりして重ねられるものは同じものと見なすことができます。その発想の本質と応用をやさしく解き明かします。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    3.9
    宇宙の見方が変わる最新宇宙論。私たちは星のかけらからできています。では、その星たちは何からできているのでしょうか。宇宙のはじまりにどんどん近づきながら、ニュートリノの不思議な性質をさぐりながら、ヒッグス粒子やインフレーション、そして暗黒物質との関わりを解き明かし、宇宙はどうやってできたのか、どうして私たちがこの宇宙に生まれ、存在することができたのかを考えていきましょう。(ブルーバックス・2013年1月刊)
  • 高校数学でわかるフーリエ変換 : フーリエ級数からラプラス変換まで
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フーリエ変換の原理を納得して理解できる。大好評『高校数学でわかる』シリーズの待望の第5弾。理系なら絶対必要なフーリエ級数/変換の原理を、高校レベルの基礎知識で理解できる理工系学生の必読書。(ブルーバックス・2009年11月刊)
  • 計算力を強くする : 状況判断力と決断力を磨くために
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本書『計算力を強くする』と『計算力を強くする part2』(2006年12月刊行)の内容を厳選し、新たなトピックも加えた『計算力を強くする 完全版』が2023年7月に刊行されました】 計算力を鍛えて脳を活性し論理力をアップ! 一見複雑に見える計算も、視点を変えるだけで簡単に解けるようになる。かけ算、足し算、引き算、分数、小数など、四則演算を駆使するだけで脳力全開、速解猛特訓! 計算力が人生を変える!? ●ビジネスは数字が命 見積もりを聞かれて瞬時に概算できれば信頼度アップ ●試験は時間との勝負 早く、正確に答えに到達できれば点数も確実にアップ 計算力の訓練で決断力を身につける 計算の速い人ほど、答えや結果を予測し素早い判断と決断ができるという。生活やビジネス、入試などのさまざまな場面では筋道を読む状況判断力と決断力があるかないかで実力の差が歴然と現れる。そこで、いまからでも間に合う決断力・集中力を磨くためのとっておき計算テクニックを伝授。(ブルーバックス・2005年8月刊) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • クォーク第2版: 素粒子物理はどこまで進んできたか
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 物質の究極的構造とそれを支配する基本法則を探る素粒子物理学はどう発展してきたか。2008年にノーベル物理学賞受賞の著者が、トップクォーク発見後の視点から振り返り、将来を展望。(ブルーバックス・1998年2月刊)
  • 大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変
    3.8
    2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。 【おもな内容】 プロローグ 大地 1980年代、ヨーロッパやアメリカから鳥たちの異変の報告が相次いだ。殻が不完全な卵の産卵率はなぜ急上昇したのか? その原因は大地の変化にあった。 第1章 異変 ニューカレドニアには、三畳紀末の海で形成された地層がある。三畳紀末に起きた異変の謎を解く、最初の手がかりだ。生物が小型化し、絶滅した世界「スモールワールド」が見えてきた。 第2章 混沌 ロッキー山脈の東端、ブラックベアリッジという丘陵地にも三畳紀の海の地層がある。そこでは、海退、酸性化、無酸素化という多様な環境変化の記録が見つかった。この混沌の中に大量絶滅の原因が隠されているのだろうか? 第3章 犯人 三畳紀末のさまざまな環境変化を引き起こした有力な容疑者は、巨大隕石と史上最大規模の火成活動。広範囲で見つかる海底地滑りの証拠は、犯人特定につながるか? 第4章 指紋 世界中の地層を対比するには、時間の物差しが必要だ。その目盛りとして、炭素同位体比という「元素の指紋」が使える。海洋の異変、生物の小型化と絶滅、そして地層から見つかった3つの目盛りはどのような順で並ぶのか? 第5章 連鎖 三畳紀末大量絶滅を説明する美しい理論が発表された。それは、二酸化炭素が形を変えながら大気・大地・海洋を変化させていく「連鎖モデル」だ。謎はすべて解けた……のか? 第6章 疑惑 オーストリア・タトラ山脈で見られる三畳紀末の地層には、生命活動の豊かな海と突発的絶滅が記録されていた。連鎖モデルへの疑惑が湧く。二酸化炭素のリレーでは「遅すぎる」! 第7章 消失 化石に記録された三畳紀の海水温が、驚くべき温暖化を示した。温暖化は生物の小型化をもたらしうる。さらに、2つの新しい異変が見つかる。海で生物が小型化したとき、陸地では森と土壌が消失していた。 第8章 限界 どれだけ暑く、湿度が高ければ、生き物は死にはじめるのか? スモールワールドは、極端な温暖化が生命の限界を超えた世界だったのかもしれない。 第9章 境界 現在の地球では、「第六の大量絶滅」が進行中だという。それは本当なのか。環境変化がどの境界を越えると、大量絶滅が起きるのだろうか。 エピローグ 深海 岐阜県の木曽川沿いには、三畳紀末の深海で形成された地層がある。そこで見つかる化石は、何かがおかしい。新たな謎が立ち上がる。
  • 二重らせん
    3.8
    生命科学の基礎を築いた大発見の舞台裏 ワトソン博士ノーベル賞受賞から50年を記念して新書化 DNAの二重らせん構造はどのように発見されたのか 共同発見者のフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスらとの出会いから、「多才な巨人」ライナス・ポーリングの猛追をかわして、二重らせん構造の発見にいたるまでの、その舞台裏をワトソン博士が赤裸々に綴った感動のドキュメント。
  • 量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか
    3.8
    あなたが本を読んでいるとき、居眠りをしているあなたも同時に存在している! SFとしか思えない世界が、なぜ合理的と考えられるのかを、平易なロジックだけで解説。量子力学で最もエキサイティングな解釈問題について、一般向けに書かれた決定版!
  • 水とはなにか〈新装版〉 ミクロに見たそのふるまい
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 水ほど特殊な物質はない!――水素と酸素からなる最も簡単な化合物。しかし、見かけは単純でも常識を超えた多様な性質を持つ。固体(氷)よりも液体(水)のほうが密度が高く、物質を溶かす能力は群を抜き、表面張力が極めて大きい。各種の化学反応の場となり、生命システムでも重要な役割を果たす「水」の不思議をさぐる。
  • 生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷
    3.8
    すべての生物学の土台となる学問こそが、分類学だ! なぜ、我々は「ものを分けたがる」のか? 人類の本能から生まれた分類学の始まりは紀元前。 アリストテレスからリンネ、ダーウィン……と数々の生物学の巨人たちが築いてきた学問は、 分子系統解析の登場によって大きな進歩を遂げている。 生物を分け、名前を付けるだけではない。 分類学は、生命進化や地球環境の変遷までを見通せる可能性を秘めている。 生命溢れるこの世界の「見え方」が変わる一冊!   地球上で年間1万種もの生物が絶滅しているという。 その多くは、人類に認識すらされる前に姿を消していっている。 つまり私たちは、まだこの地球のことをこれっぽっちも分かっていない。 それどころか、「分かっていないことすらも分かっていない」のである。 だが、分類学を学ぶことで、この地球の見え方は確実に変わる。 奇妙な海洋生物・クモヒトデに魅せられ、 分類学に取りつかれた若き分類学者が描き出す、新しい分類学の世界。 ◆主な内容 プロローグ 分類学者の日常 第1章 「分ける」とはどういうことか ~分類学、はじめの一歩 第2章 分類学のはじまり ~人は分けたがる生き物である 第3章 分類学のキホンをおさえる ~二名法、記載、命名規約とは? 第4章 何を基準に種を「分ける」のか? ~分類学の大問題 第5章 最新分類学はこんなにすごい ~分子系統解析の登場と分類学者の使命 第6章 生物を分けると見えてくること ~分類学で世界が変わる エピローグ  分類学の未来
  • 統計学が見つけた野球の真理 最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの
    3.8
    野球の必勝法とはなにか? 統計学的にその答えを追求し、メジャーリーグの「お荷物」を 常勝軍団に変身させ、一躍その名を知られた「セイバーメトリクス」。その進化はとどまる ところを知らず、野球場で起きているあらゆることを「数字」にするため新しい指標が次々 に考案されている。さらにテクノロジーの発達は、選手やボールの動きの精密な計測を可能 にし、それらビッグデータの解析によって、野球というスポーツの本質さえ解き明かそうと している。はたして野球とは、どのような競技なのか? 日本のセイバーメトリクス研究の 第一人者がRSAA、wRAA、UZR、UBR、フレーミングなどの新指標を駆使しながら、本当 に勝利に結びつくプレーと戦術について考察する。 大谷翔平の「二刀流」はMVPに本当に値するのか、スワローズ&バファローズの史上初の W下剋上はなぜ起きたかも、数値を見れば一目瞭然! ・投手の評価は「守備」や「運」に大きく左右されている ・打者の本当の貢献度を「得点」に換算してみると ・守備の「うまさ」をどうすれば正確に測れるか ・盗塁は70%以上成功しないと「赤字」である ・犠牲バントの「損益分岐点」は出塁率でどのくらいか ・球審のジャッジは実はかなり「恣意的」である ・「勝負強さ」をどう数値化するか などなど、野球の見方がいやでも変わる新知見満載! 目次 序 章 セイバーメトリクスの歴史――草創期から「革命」まで 第1章 セイバーメトリクスの原理――どのように「数値化」するのか 第2章 投手の指標――どこまでが「責任」なのか 第3章 打撃の指標――「得点創出能力」をいかに表すか 第4章 セイバーメトリクスの可視化――「下剋上」の原動力とは 第5章 パークファクター――野球は「場所」によって変わる 第6章 守備の指標――「未開の領域」に光を当てる 第7章 走塁の指標――「足」でどれだけ稼げるのか 第8章 総合指標――「二刀流」を評価する 第9章 セイバーメトリクスの革命――テクノロジーが明かす真実 第10章 プロ野球の未解決問題――これからのテーマ
  • 生命を守るしくみ オートファジー 老化、寿命、病気を左右する精巧なメカニズム
    3.8
    2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏と共にオートファジーの研究に携わり、この分野の第1人者としてさらにオートファジーの役割やさまざまな病気や老化などとの関連を解明し続けている著者が、この細胞の驚きのメカニズムを詳しく解説します。 私たちの体の中では、タンパク質の分解と合成が毎日繰り返されていますが、その細胞のリサイクルシステムとも言えるしくみを担う主なものにオートファジー(自食作用)があります。オートファジーの発見自体は1950年代とかなりさかのぼりますが、生命にとって非常に重要な役割を果たしていること、そして、さまざまな病気と関係があることがわかってきて注目が集まるようになりました。 この本では、まずオートファジーを理解するために、細胞の中の世界ーー数多く存在する袋や膜のしくみや、物質を輸送するメカニズム、そこで何が行われ、どういう意味があるのかーーなどを丁寧に説明します。また、ノーベル賞に結びつく研究がどのように進んでいったのか、臨場感と共にその様子を紹介します。 さらにオートファジーが生体にとって極めて重要で多岐にわたる機能を持つこともわかってきました。主要な3機能、栄養源の確保、細胞成分の新陳代謝、有害物質の隔離除去を中心に取り上げます。また、オートファジーはどのように分解するべきものを認識するのか、その秘密に迫ります。 後半では、がんなどさまざまな疾患とオートファジーの関係、予防や治療に結びつく可能性について触れます。また、著者が発見した、年齢と共に増加しオートファジーを抑制して老化や脂肪肝に関わっていると考えられるルビコンというキーになるタンパク質について詳しく紹介します。 老化や健康寿命、病気、免疫といった身近な問題の鍵になるかもしれないオートファジーの研究をあらゆる角度から語る1冊です。
  • 図解 人類の進化 猿人から原人、旧人、現生人類へ
    3.8
    化石や遺伝子の研究から、われわれ人類の進化の過程が明らかになってきました。第一線の研究者たちが、進化の基礎からゲノムの話題まで、豊富なイラストを使って、初心者にもわかりやすく解説します。 2009年に刊行した『絵でわかる人類の進化』に加筆修正した新書版。 序章(霊長類のゲノム研究/東南アジアの超小型原人/500年さかのぼった弥生時代のはじまり) 第1部 進化のしくみ 第1章 進化とは(人間観の変遷/博物学の時代/進化論の誕生/骨や歯を中心とした形態の進化/分子進化学の誕生と中立進化論/遺伝的浮動と自然淘汰) 第2章 進化の中心,ゲノムDNA(DNAが生物遺伝情報の担い手/ゲノムDNAとは/ゲノムは進化する/ゲノム進化の例/人類進化と遺伝情報進化のかかわり/ゲノムに記述されている形態形成の情報と発現 ほか) 第3章 人類進化の年代を測る(ダーウィンの進化論と地球の年齢/天然の砂時計:放射性同位体/人類の歴史を測る/解剖学的現代人とネアンデルタール人/放射性炭素と加速器質量分析/弥生時代が古くなった? ほか) 第4章 過去の環境変動をさぐる(人類の時代:第四紀/氷期・間氷期のサイクル:太陽の恩恵/氷河期という革命的なアイデア/酸素同位体による新しい指標/さまざまな古環境の記録/海水準面の変動/地球温暖化と人類のこれから) 第2部 人類のあゆみ 第5章 サルからヒトへ~猿人の登場(サルから進化したヒト/霊長類の進化/最初の人類はアフリカで誕生した/ヒト独特の特徴とその進化/最初の人類,猿人の誕生/猿人が歩いた証拠/複雑な猿人の系統進化 ほか) 第6章 原人の進化とユーラシアへの拡散(人類進化の4段階?/最初の原人ホモ・ハビリス/道具と肉食/狩猟をはじめた強い人類?/ホモ・エレクトスの発見/トゥルカナ・ボーイが教えるホモ・エレクトスの特徴 ほか) 第7章 旧人の出現とネアンデルタール人の謎(旧人とは/誤っていた一時代前の旧人像/旧人はアフリカで進化した/インドネシアには旧人はいなかった?/ヨーロッパのネアンデルタール人 ほか) 第8章 現生人類(ホモ・サピエンス)の起源(ホモ・サピエンスとは/ネアンデルタール人とクロマニョン人:連続か不連続か/多地域進化説/アフリカに関する疑問 ほか) 第9章 複雑化する文化~私たちホモ・サピエンスを理解する~(私たちにとっての文化/生物進化と文化的変化の違い/すべての起源はアフリカに?/文化の多様化の起源 ほか) 第10章 日本列島人の変遷(日本列島人の生きてきた時間と空間/日本列島人の成立に関する通説/骨形態の違いから推定された日本列島人類集団の系統関係/東ユーラシアにおける日本列島人の遺伝的位置/二重構造説) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 数学とはどんな学問か? 数学嫌いのための数学入門
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学が苦手? それは「錯覚」です。 ――カオス理論の権威が説く、「本当は誰もが好きになれる数学の世界」! 【数学の「本質」を知れば、新しい世界が見えてくる】 多くの人は、数学という学問を誤解しています。 難しい、とっつきにくい、役に立たない…… 数学に対するこうしたイメージは、すべて「錯覚」です。 人々の「素朴な思い」から生まれた学問なので、 段階を踏んでいけば、誰にでも理解できるはずなのです。 本書では、「測定」「計算」「論理」という基本から 数学が持つ本質的な構造と役割を問い直していきます。 “数学の階段”を登っていくと、あなたの想像を超える広い世界が見えてくるでしょう。 数学が嫌いな人は、数学がちょっと好きになるはずです。 もともと数学が好きな人は、 これまでとは違う視点から、新しい数学の魅力を感じてもらえるはずです。 ◆本書の内容 プロローグ 「数学嫌い」は錯覚である ~「数学とはどんな学問か」を考える前に ステップ1 「数学のはじまり」を知ってみる ~数学は人間の想念そのものである ステップ2 「数学の本質」に触れてみる ~数学はもっとも誠実な学問である ステップ3 「数学の最初のつまずき」を解消する ~苦手意識はここから始まる? ステップ4 「数学のおもしろさ」を感じてみる ~“意味”が分かれば見える世界が変わってくる エピローグ  数学とはどんな学問か? ~数学の“階段”を登ると見えてくるもの 私にとって心安らげる場である数学が、多くの人々に「とっつきにくい」と思われていると聞くと、 寂しいような、ちょっと不思議な気持ちになります。 なぜなら、数学は誰にでも理解できる、誰にでも好きになれる学問だと思っているからです。 数学は、誰に対しても平等で、誠実な存在なのです。        ―――「はじめに」より
  • 宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう
    3.8
    「あなたはどこから来ましたか?」 さまざまな惑星の宇宙人が集う社交の場で、もしそう尋ねられたら、あなたならどう答えますか? 「地球から来ました」など論外で、失笑を買うこと確実です。ではなんと答えればよいのでしょう? 私たち地球人は「ある理由」により、宇宙人の平均より科学の発達が遅れている可能性があります。 いつか宇宙人と出会ったとき、恥をかかずに交流できるようになるには、地球の常識にとらわれず、 宇宙のすべてにおいて通用する普遍的な教養を身につけておく必要があるのです。 本書は、惑星際宇宙ステーションに地球チームの一員として乗り込んだあなたが、そこで遭遇する 宇宙人が繰り出すさまざまな突拍子もない質問に答えていくうちに、宇宙で本当に必要な科学知識 とは何か、宇宙的思考法とはどういうものかが、自然とわかってくるように構成されています。 読み通したあと宇宙教養がどれだけ身についたかは「宇宙偏差値」を算出してチェックできます。 宇宙人と意思疎通するための「三種の神器」、連星太陽をもつ惑星の異様なカレンダーなど奇抜な アイデアも満載でお贈りする「ちゃんとした宇宙人になるためのガイドブック」、その日が来ても、 来なくても、読めば世界の見え方が一変するはずです! 【目次】 プロローグ 宇宙のとあるカフェにて 第1章 あなたはどこから来たのですか? 第2章 あなたは何でできていますか? 第3章 あなたたちの太陽はいくつですか? 第4章 あなたは力をいくつ知っていますか? 第5章 宇宙の破壊者を知っていますか? 第6章 宇宙の創造者を知っていますか? 第7章 宇宙最古の文書を知っていますか? 第8章 あなたは左右対称ですか? 第9章 数のなりたちを知っていますか? 第10章 宇宙人の孤独を知っていますか? 第11章 エネルギーは何を使っていますか?
  • 意思決定分析と予測の活用 基礎理論からPython実装まで
    3.8
    《予測を「作る」から「使う」へ》 ・具体的な数値例,Pythonプログラミングを通して,手を動かしながら学ぶ! ・決定分析の基本と活用を中心に,効用理論,確率予測までを解説! ・リスクや不確実性がある中での意思決定に興味がある人に最適! 【サポートページ】 https://logics-of-blue.com/decision-analysis-and-forecast-book-support/ 【キーワード】 ▼決定分析の基本  決定問題・期待値・展開型分析・相互情報量・KL情報量・情報の価値 ▼決定分析の活用  予測の評価・コスト/ロスモデル・標準型分析・ベイズ決定・逐次決定 ▼効用理論入門  選好・効用関数表現・期待効用最大化の原理・vNMの定理・リスク態度 ▼確率予測とその活用  確率予測の基本・信頼度・ブライアスコア・ROC曲線・最適な決定方式 【目次】 第1部 序論  第1章 意思決定における予測の活用  第2章 決定分析の役割 第2部 決定分析の基本  第1章 決定分析の初歩  第2章 Pythonの導入  第3章 決定分析におけるPythonの利用  第4章 期待値に基づく意思決定  第5章 情報の量  第6章 情報の価値 第3部 決定分析の活用  第1章 予測の評価  第2章 コスト/ロスモデルと予測の価値  第3章 決定分析の事例  第4章 標準型分析  第5章 逐次決定問題における予測の活用 第4部 効用理論入門  第1章 選好と効用関数表現  第2章 期待効用理論 第5部 確率予測とその活用  第1章 確率予測の基礎  第2章 確率予測の活用
  • 時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて
    3.8
    物質には反物質があり、力には作用と反作用があるように、この世のすべてのものは、ほんのわずかな破れはあったとしても、対称性を持っています。ところが時間の進み方だけは対称ではなく、宇宙ができたときから現在まで、一方向だけに進んでいると考えられています。このことを「気持ち悪い」と感じている物理学者は少なからずいるようです。筆者もその一人です。 本当に時間は一方向だけなのか。宇宙は逆戻りしないのか。じつは時間も宇宙も、反復し、逆戻りしているのではないのか。一見、荒唐無稽なこの疑問を大真面目に検討してみることで、宇宙や時間についての新しい見方を呈示しようという狙いです。 量子重力理論研究の期待の新鋭にして、日本人としては最後の「ホーキングの弟子」ともいわれる著者が、量子論的な視点を突破口にして、「反復する時間」の可能性をわかりやすい言葉で探っていきます。
  • 理系の文章術 今日から役立つ科学ライティング入門
    3.8
    理系にとって「いい文章」とは何か?  読みやすさ、論理、わかりやすさ……名サイエンス作家としても知られる著者が、さまざまな視点から文章の創作について実例をまじえ考察し、具体的に指南する科学ライティングの決定版! 論文やレポート、理系に文章力が必要とされるさまざまな場面において、もっとも効率的、かつ効果的に自分の意図を伝える文章とは?  第1章では、文章創作にとってもっとも大事なこととは何かを考察。 第2、3章では、接続表現、能動と受動、簡潔な文章の創作、主語・述語など、細かなトピックスごとに実例を紹介し、それぞれの設問に答えるかたちで読者は文章創作を学んでいく。 第4章では、<パラグラフ・ライティング>という英作文のために考案された文章創作法を応用し、具体的手法を学びながら、パラグラフの構築、さらには長文を記述するための手段を学んでいく。 第5章では、実際に論文記述のために必要な論理構築を、帰納、演繹、アダクション、アドホックなどのキーワードを元に、例文と設問により身につけていく。 最終章では、これまで見てきた文章創作手法を、俯瞰的な視点から再度検証し、理系における良い文章とは何か? 本書の主題に戻り確認する。 これまで感覚的なものとして捉えられてきた「良い文章」という概念、そして「文章の創作」を、理系向けに精緻に検証し、その実践方法を伝授する! ――目次――  はじめに 第1章 読者 第2章 論理と接続 第3章 わかりやすい文章 第4章 パラグラフ・ライティング 第5章 科学ライティング 第6章 科学と社会の架け橋  おわりに
  • ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方
    3.8
    放っておくと筋肉は年齢と共に衰え、そのことが原因で免疫力が下がったり、生活習慣病を引き起こしたり、心の健康や、脳の認知機能にまで影響を及ぼすと言われています。とはいえ、筋肉を衰えさせてはいけないとわかってはいても、運動をコンスタントに取り入れるのはなかなか難しい……。ジムに通い続けるにはお金も必要だし、一人でできないスポーツはその場所や相手を確保するのに手間やお金もかかる、ランニングはいきなり走っても大丈夫か不安……などなど、運動に対するハードルはけっこう高いものです。そこでウォーキングの提案です。ウォーキングなら家の周りを歩いてもいいし、どこかに行くついでに1駅分歩くこともできるし、すぐにでも始められます。ただ、なんとなく歩くだけでは体力アップはむずかしいことも事実です。著者は科学的に「どれくらいの速度で」「どれくらいの頻度で」「どれくらいの時間行えば」「どんな効果が得られるのか」を徹底的に研究し明確にしました。その根拠となるのは、20年にわたり6000人以上のデータを取った結果と分析。それがわかりやすく示されているので、なぜどのように体にいいのか、納得できます。そのようにして確立した、効果的で継続しやすい方法「インターバル速歩」のやり方を紹介。ややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを一定間隔で繰り返すだけのシンプルな方法です。第1章では、体力とはなにかについて、ミトコンドリアの働きなど細胞レベルの話も交えて解説します。なぜちょっときつめの早歩きを組み込むのかがわかります。第2章では、具体的なインターバル速歩のやり方を紹介し、多くのデータから明確になった、さまざまな効果について解説します。第3章は、インターバル速歩をさらに効果的にする方法や、腰痛・膝痛や体に不調のある人にもできる方法などを紹介する応用編です。第1章 体力とはなにか体力には種類がある/運動時のエネルギー源/体力が落ちると生活習慣病になる/運動トレーニングによる持久力向上メカニズム/熱中症予防のために備わった驚くべき体のシステム/1日1万歩は体力アップになるか?/中高年者は筋力トレーニングと持久性トレーニングを明確に区別する必要はない ほか第2章 インターバル速歩の方法と効果体力アップはウォーキングで十分だった!/体力向上は、生活習慣病を改善する/気分障害を改善する/睡眠の質も改善する/認知機能も改善する/関節痛も改善する/骨粗鬆症も改善する/炎症反応を引き起こす遺伝子活性を抑制 ほか第3章 インターバル速歩の応用インターバル速歩の後の乳製品を摂取で、筋肉が太くなる/慢性炎症を抑制する/生活習慣病の症状が改善する/熱中症に強くなる/腰痛・膝痛の人もできる/水中インターバル速歩 ほか
  • 悪について誰もが知るべき10の事実
    3.8
    「猟奇殺人から小児性愛まで、リベラル化する現代社会でもっともおぞましいものに『科学』を武器に果敢に切り込んだ」(推薦 橘玲氏)人はなぜ平然と差別、嘲笑、暴力に加担するのか?人間をモンスターに変えるものは何か?ファクトが語る脳と遺伝子のダークサイド。激しい賛否両論を巻き起こす著者の話題書!第1章 あなたの中のサディスト――悪の神経科学第2章 殺すように作られた――殺人願望の心理学第3章 フリークショー――不気味さを解剖する第4章 テクノロジーの光と影――テクノロジーは人をどう変えるか第5章 いかがわしさを探る――性的逸脱の科学第6章 捕食者を捕まえるために――小児性愛者を理解する第7章 スーツを着たヘビ――集団思考の心理学第8章 私は声を上げなかった――服従の科学
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか
    3.8
    名著『アインシュタインの宿題』を加筆修正し、ここに新書化! 「主なる神は老獪だが、意地悪じゃない」「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」「誰もが自分の時間の河を持っている」…アインシュタインの残した数々の言葉をモチーフに、相対性理論、ブラックホールから、量子力学、宇宙論までをやさしく解説。おもわず目からウロコが落ちる、世界でいちばん分かりやすい「アインシュタイン」本。
  • 不自然な宇宙 宇宙はひとつだけなのか?
    3.8
    宇宙の外側に何があるのか? 私たちの住む宇宙の他に"別の宇宙"は存在するのか? 最先端の物理学がこの究極の問いに挑む!
  • 独楽の科学 回転する物体はなぜ倒れないのか?
    3.8
    なぜ回転するコマは倒れないのか? 強いコマの条件とはなにか? 読んだらすぐに回してみたくなる、コマの科学の決定版! 「イボイボで弾き飛ばす攻撃型のコマ」「相手の回転力を奪い取る守備型のコマ」「倒れても起き上がる耐久型のコマ」など、知られざるコマの戦いを紹介します。
  • E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか
    3.8
    アインシュタインの独創によって、物理学に革命を起こした相対性理論。「世界一有名な数式」は、どこがどうすごいのか?速く走れば走るほど、体重が増える!?核兵器はなぜ、すさまじい威力を発揮する?不確定性原理と協力して「無」から粒子を生み出す!?そして、今なお進化を続ける宇宙との深い関係とは?――E=mc2が、すべてのカギを握っている!
  • ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか
    3.8
    現代物理学の奇才=ロジャー・ペンローズの宇宙観を、エキサイティングに解きほぐす――。相対論と量子論の"はざま"に生まれた鬼っ子「スピノール」。この奇妙な"物体"を無数に集めてネットワーク化すると、そこに「時空」が生まれる!? 宇宙の終わりに「次の宇宙」の始まりがある世界。相対論と量子論は、果たして「ねじれた四次元」で邂逅するのか。
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か
    3.8
    サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた"ジャンクDNA"が生命の謎を解き明かす。
  • 時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体
    3.8
    誰にでも同じように流れて、逆回しにできないもの――普段思い描く時間の姿は、実はごく限られた一面。最先端の物理学では、時間は、〈空間・物質・力を含む巨大な構造の一部〉と考えられはじめています。ニュートン力学、カオス、特殊相対性理論、一般相対性理論、電磁気学、場の量子論、超弦理論……物理学の歴史を辿っていくと、美しく壮大な、時間の真の姿が見えてくる!
  • 光と電磁気 ファラデーとマクスウェルが考えたこと 電場とは何か? 磁場とは何か?
    3.8
    電磁気学なくして、相対性理論は生まれなかった! 自然界のすべての力を説明する究極の理論への第一歩、電気と磁気の統一はどのように成し遂げられたのか。貧しく満足な教育を受けられなかったにもかかわらず、天性の実験センスで科学を切り拓いたファラデー。ケンブリッジ大卒のエリートで若くから数学に特別な才能を発揮したマクスウェル。対照的な二人の天才の共演によって、電磁気学が完成される過程をたどる。
  • 世界は2乗でできている 自然にひそむ平方数の不思議
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2乗を通して見る、深遠な数学と物理の世界。同じ数を2回掛けると現われる「平方数」には、数の「遊び心」や物理現象の秘密がかくれている。ピタゴラス、ガウス、フェルマー、リーマンら偉大な数学者の業績に見える平方数から、ガリレイ、ボーア、アインシュタインら偉大な物理学者が見いだした自然法則まで、平方数に秘められた不思議で深遠な世界をわかりやすく紹介する。(ブルーバックス・2013年8月刊)
  • 複素数とはなにか 虚数の誕生からオイラーの公式まで
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 複素数はなぜ「究極の数」なのか。人類がなにかを数えた時、「数」が誕生しました。そして、足し算、引き算、掛け算、割り算と計算が広がるとともに、自然数、整数、有理数、無理数と「数」も広がってきました。さらに想像上の数「虚数」を加え、究極の数「複素数」が誕生しました。複素数はどんな数で、なぜ究極の数なのでしょうか。(ブルーバックス・2012年10月刊)
  • ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか 工学に立ちはだかる「究極の力学構造」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ワイヤ駆動のヒューマノイドが、実はウマにそっくりだった! 自走するお掃除ロボットは「生きた化石」に酷似していた! ガラスを割らずに掴むロボットハンドが似てしまった、人体の意外な一部とは? 技術の粋を詰め込んだ先端ロボットが、なぜか生き物の体構造に近づいていく――。工学の視点から初めて見えてくる「生体」の精巧な力学構造を解き明かし、生き物の限界を超えるロボット機構学の挑戦を語る。(ブルーバックス・2012年4月刊)
  • 図解 ボーイング787vs.エアバスA380 新世代旅客機を徹底比較
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ボーイング、エアバスの2大旅客機メーカーが21世紀に初めて出した新型機が787とA380。両機はほぼ同時期に開発されたが、そのコンセプトは大きく異なる。787が燃費効率に優れた中型機なのに対し、A380は史上最大の超大型機。こうした基本的な方向性の違いから、製造に至る経緯、機体の性能まで、両機種を徹底分析。豊富な写真や図を用いて、わかりやすく解説した決定版。(ブルーバックス・2011年11月刊)
  • 新体系 高校数学の教科書 上
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もう一度学ぶ現代人のための高校数学。現代社会で生きるために必須の数学的素養が身につく。アラカルト方式の数学1、2、3、A、B、Cを改め、高校数学の体系をつながりをもって一本化。数学と日常生活を結びつける“生きた題材”を取り入れ、一気に読み通せる面白さを実現した検定外高校数学教科書。(ブルーバックス・2010年3月刊)
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」
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    単に空腹を満たす食べ物としてだけでなく、健康を守るふしぎな力を宿しているフルーツ。しかし、現代人の多くは、その効用や魅力については無知である。本書は、何気なく口にしているフルーツの品種、効用、果実生成のしくみ、品種改良など広範な知識を網羅した、現代人のための『フルーツの教科書』というべき作品。「ミスター植物学」として知られる田中修・甲南大教授が、フルーツの面白知識を軽妙な文章で巧みに解説する。(講談社現代新書)
  • 制御工学の考え方 産業革命は「制御」からはじまった
    3.8
    自動車も「制御」がなければ凶器と化す! ワットの調速器からヒト型ロボット制御まで。必要なとき、必要なだけ、その力を取り出せて機械は、はじめてものの役に立つ。制御対象の状態を目標に「合わせる」、その状態を「保つ」、そのために使うエネルギーをできるだけ「省く」という、制御の考え方と実際の方法をやさしく解説する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 数学版 これを英語で言えますか? Let’s speak Mathematics!
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    数学と英語が同時に学べる! ●専門書や論文の内容がラクに頭に入る ●学会での英語の発表が楽しくできる ●英語の発想と理論的思考が身につく ●数学・物理の話題で会話が盛り上がる 英語を学んでいる皆さん、大学受験生の皆さん、 将来数学者や物理学者になろうと考えている皆さん、 世界に1冊しかないこの本で、Let's try!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新しい物性物理 物質の起源からナノ・極限物性まで
    3.8
    身の回りにある数百万種の物質を統一的に理解する物性物理の最前線。21世紀の科学技術の行方を展望する。量子論、相対論の融合から始まった物性物理学によって、身の回りに存在するあらゆる物質の本質が明らかにされてきた。半導体、液晶、超伝導などの新物質を創り出し、ナノテクノロジー、極限の世界を切り開く物性物理学の最前線に迫る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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