岸本充生の作品一覧
「岸本充生」の「基準値のからくり 安全はこうして数字になった」「世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岸本充生」の「基準値のからくり 安全はこうして数字になった」「世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
基準値と呼ばれると、学者など賢い方々が様々な科学的根拠をもとに設定した値で守った方がよい値なのだろう、と思ってました。
ましてや、そもそも基準値が適切なものなのか?と疑問すら抱いたことがなかったです。
本書では、基準値がどのように定められているか具体例を示しながら、専門知識がなくとも何となくわかるように解説してくれています。
すると、苦難のすえ何とか絞り出した値で設定されていたり、安全面に偏って設定されていたり、と裏事情が様々あります。
確かに基準値を定め妥当性を説明する立場になったと考えると、説明根拠に頼りたいものが出てくることは想像できますので、美しくはないけど致し方ないというものがある
Posted by ブクログ
仕事で基準値をよく使っていたので読んでみた。
ド文系なので計算式とか全然頭入ってこないこともあったけど、どういう考えで作られるかがよくわかった。
天才たちがすんごい緻密にやってるかと思いきや、
ざっくり100掛け(でもそれなりに考えられた10×10)
みたいなこともしてることにも驚いた。
定量的に評価できるものって、
(基準値つくるのには大変な苦労もあるだろうけど)
基準値と比較できて判断が楽になるけど
問題は未知の分野だよなあって
(こんなアホそうな感想しかもてなくて反省)
一オリンピックの性別判断とトライアスロン水質のところが
特におもしろく読んだ
数値的に問題ないけど嫌なんよって
Posted by ブクログ
基準値がどのようにして決まったのか、基準値による線引きの意味するところはなんなのかについて、様々な事例を使って説明がなされ興味深い内容でした。定番の放射線、原子力発電所、新型コロナの基準値に加え、男と女の基準値、トライアスロンの水質の基準値、コオロギ食の基準値など、なじみのない分野もあり、それぞれ丁寧に解説されているので面白く読んだ。そして、11章の「AIと個人情報の基準値」は、特に興味を持った内容であった。新しい技術、未知のリスクにどう向き合うか、参考になる。開発者あるいは利用者が、みずから線引きをすることによって、リスクがないところを示し、前に進んでいくというアプローチが示されている。