作品一覧

  • 放射能と人体 細胞・分子レベルからみた放射線被曝
    値引きあり
    4.0
    1巻831円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「100ミリシーベルト以下の被曝は心配ない」は本当か? 瞬時に高線量の放射線を浴びれば即死する。低線量の長期被曝では……? 細菌やウイルス、化学物質に対して免疫システムや解毒作用を備える人体は、放射能にどれだけ耐えられるのか。原爆や原発事故、劣化ウラン弾による被曝の調査報告をもとに、放射線の生体への影響を科学的観点から詳細に検証する。(ブルーバックス・2014年3月刊)

ユーザーレビュー

  • 放射能と人体 細胞・分子レベルからみた放射線被曝

    Posted by ブクログ

     3.11から3年経過したが原発の影響の真実はよくわからない。この本は科学的にその影響を検証しようと試みている。

     第1部は放射能のエネルギーの基本的な知識の話だ。野球のピッチャーとバッターに例えたBqとSvの違いの説明はわかりやすい。
    100Svの放射線を浴びると人間は即死だ。しかし、100Svのエネルギーは24calに相当し、1Kgの水の温度をわずか0.024度上げるだけのエネルギーなのだそうだ。改めて放射能の見えないという特性の恐ろしさを感じる。

     2部は科学的に放射性物質と生物との影響を解説している。ウランから結構沢山の放射性元素が生成される。
    それら元素の生体内での役目が説明され

    0
    2014年08月03日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!