作品一覧

  • がんはなぜ生じるか 原因と発生のメカニズムを探る
    4.0
    がん研究の歴史と混沌とした現状を、整理分類して解説する。がん研究の歴史と最新成果! がんに関する情報が溢れているが、それらの多くは、整理されないまま断片的に提供されている。本書では、何ががんをつくり、それがなぜがんをつくるかを整理分類して説明した。発がんについて正しく理解するための1冊。(ブルーバックス・2007年12月刊)
  • 活性酸素の話 病気や老化とどうかかわるか
    4.0
    1巻1,166円 (税込)
    肌のシミからガンの原因としてまで話題になっている活性酸素だが、その割には正しく理解されていないようだ。「活性」とは何か、フリーラジカルとは何なのか?体内でどのように生成されるのか?なぜ老化やガン、糖尿病、アルツハイマー病からその他、若い人の美容と健康にまでかかわるのか?専門用語をなるべく使わず誰でも親しみやすい対話形式で語り、しかも、活性酸素の作用の本質がしっかりわかる初めての書※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • 活性酸素の話 病気や老化とどうかかわるか

    Posted by ブクログ

    一重項酸素の説明が秀逸。生物学を専攻すると、活性酸素種を理解する上で量子化学という概念につまづいてしまう。他の活性酸素種は不対電子があるということで理解してきたけれど、一重項酸素に至っては全然分からなかった。光化学の教科書は初心者に排他的だという印象すらもってしまう。そうした経緯で、この本における説明は自分の中で一重項酸素を理解するきっかけになった気がする。もう一度今まで理解できなかった文献にあたり、理解を試みようと思う。

    0
    2014年11月19日
  • がんはなぜ生じるか 原因と発生のメカニズムを探る

    Posted by ブクログ

    ガンの生物学。

    エピジェネによる発がんの仮説(過日、タンパク質の注入だけでiPS細胞を作る方法が報告されたりしている)など最新の知見まで含めており刺激的に仕上がっている。ただちょっと著者の思い入れが全面に押し出されていて暑苦しい本ではある。

    0
    2009年11月26日
  • 活性酸素の話 病気や老化とどうかかわるか

    Posted by ブクログ

    フォトリーディング&高速リーディング。
    対話形式の文なので速読は難しいと思った。内容的には面白く分かりやすい。ただ20年も前の本なので、活性酸素の説明が最新かどうかに不安がある。おそらくもっと新しい研究があってしかるべき。アポトーシスの説明もいまは遺伝子的な説明になっていると思うが、他の説も同時に本書では説明していた(本書では活性酸素の説を最も有力と説明)。私の理解ではアポトーシスは自己プログラミングと、他のブルーバックスの本に書いてあったように記憶する。こういった科学系の本は古い十勝が下がってしまうと感じた。

    0
    2016年02月19日

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