作品一覧

  • コンピュテーショナル・ファブリケーション
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3Dプリンターなどのデジタル工作機械の広がりとともに、「デジタル・ファブリケーション」が注目を浴び、その影響はあらゆる領域におよんでいる。本書では、こうしたものづくりの変容のなかで求められるコンピュテーショナル・デザインの基礎を学ぶ。デザインとサイエンスをつなぐ豊かさや楽しさを味わうことができる入門書である。
  • クリエイティブリユース 廃材と循環するモノ・コト・ヒト 増補版
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    創造と共に循環を 廃材・廃棄物に新しい価値を発見すること。既に身の回りにあるモノに工夫を加えて活用すること。自らの手でモノをつくる喜びや楽しさ。「クリエイティブリユース」は、見捨てられているモノを観察し、想像力と創造力によって再び循環させることです。10年間売れ続けたロングセラー、待望の「増補版」が電子書籍化。 【目次】 第一章 クリエイティブリユースとは何か 第二章 世界のクリエイティブリユース・ガイド 第三章 実践編「とびらプロジェクト」 中台澄之「使い方を創造し、捨て方をデザインすること」 田中浩也「リペアデザインとデジタルファブリケーション」 山崎亮「リユースとコミュニティデザイン」 とびらプロジェクト「廃材がつなぐコミュニティ」 第四章 実践編「IDEA R LAB」 コラム 伏見唯「裏倉敷・玉島―裏面の街並みを読む」 第二章増補 第四章増補 【著者】 大月ヒロ子
  • 2050年の入試問題
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    “慶應SFC”関係者の提言。採用担当も必読! 受験工学、総合選抜、探求、プロジェクト……。AO入試から30年、現役教員、卒業生らが語り尽くした、未来をになう人たちに求めたいこと。 本書は、いまから30年後の「2050年の入試を考える」をテーマとした有志プロジェクトとして、慶應SFCの一部の現役教員と卒業生が集結して行われた対話の記録集である。30年前、「AO入試」を生み出したSFCが、30年を経たからこそ感じる、現在の課題、そして次に打ち出すべき方向性は何かーー。その議論は、社会全体や、組織や人間のあり方そのものへの問いへとつながっていく。 <著者紹介> 神成淳司 Atsushi Shinjo 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野は情報科学、AI農業、サービスサイエンス、情報政策。 田中浩也 Hiroya Tanaka 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はデザイン工学、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル。 脇田玲 Akira Wakita 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はビジュアライゼーション、幾何モデリング、スマートマテリアル。 矢作尚久 Naohisa Yahagi 慶應義塾大学環境情報学部准教授。専門分野はシステムデザイン、ヘルスケア社会システム戦略論。 文中に登場する関係者一覧(登場順) 一青窈 歌手 安宅和人 慶応義塾大学環境情報学部教授、ヤフーCSO 池澤あやか ソフトウエアエンジニア兼タレント 本城慎之介 学校法人軽井沢風越学園理事長 石川将也 映像作家、グラフィックデザイナー、視覚表現研究者 清水唯一郎 慶応義塾大学総合政策学部教授 たかまつなな 株式会社笑下村塾 代表取締役 大山エンリコイサム 美術家
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    4.1
    1巻869円 (税込)
    3Dプリンタなどのデジタル工作機械がグローバル・インターネットとつながったとき、いったいどのような世界が実現するのか? いままさに、かつてSFとして描かれた技術が現実のものとなりつつある。大注目の工学者が興奮の未来と新しいヴィジョンを描き出す。(講談社現代新書)

ユーザーレビュー

  • 2050年の入試問題

    Posted by ブクログ

    現役SFC教員と卒業生による、SFCの入試をめぐる議論。入試だけでなく大学の在り方も議論されている。やはり大学は入試なのだ。1990年の開学以来、AO入試などの斬新な取り組みを先行させてきたキャンパスだし、社会のリーダーを数多く輩出してきた実績は言うまでもないが、30年を経て、新たなフェーズに移行しなければならないという意思を感じる(これは、中に居ても感じる)。普通の組織であれば、眉間に皺を寄せて真剣な議論を行うテーマだろうが、この本では「高校の先生を推薦人にし、生徒の入学後の実績に応じて、推薦枠を変動させる」とか「はみ出す人を取るために、これまで逮捕されなかったギリギリのことをアピールさせる

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    2022年04月03日
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力

    Posted by ブクログ

    文字と絵のデータのやりとりをする情報時代に「物質データ」を受けることで、3Dプリンターで「もの」が出力できる。ものが、データだけで移動できる。
    音楽や映画もデータで受け取り再生できる。ものが、データで再生できるのも不思議ではない。

    3Dプリンターが、3Dプリンターの部品を作る。それができるならば、3Dプリンターが自己増殖することになる。自分自身で複製する。
    デジタル革命1.0は、半導体とコンピュータによる計算。
    デジタル革命2.0は、スマホとインターネットによる双方向の通信。
    デジタル革命3.0は、新材料と3Dプリンターによるものつくり。

    工作機械などにコンピュータがついたのが、コンピュー

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    2020年07月03日
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力

    Posted by ブクログ

    3Dプリンタで色々やってみたいことがあり、ただそれだけの理由で本書を手に入れたところ、あまりに内容が深すぎるのと、著者の考えや「ものづくり」への深い想いに強く共感してしまい3Dプリンタどころでなくなってしまった。

    本書で語られているのは「思想としての3Dプリンタ」であり「ものづくりを通して見る社会」である。単なる「3Dプリンタでなにがつくれるのか?」という問いかけが、じつは形而上的な性質を含んでおり、それらとても深い返答を試みているように思える。

    事実、本書によると3Dプリンタがつくるのは「新しい社会」であり、「新しいコミュニティー」である。そして、それらは「新しい生産体制」から生み出され

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    2018年11月18日
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力

    Posted by ブクログ

    第1章 SFとFAB 空想から現実へ
    モノの代わりとなるデータの流通。モノの送受信をする3DFAX。物質データのやりとり。空間伝送、遠隔転送。
    ソーシャルファブリケーション。オープンソースハードウェア。バージョンアップされる3Dプリンタの部品データ。RepRap。
    1個からでもつくれる、複雑なものを出力するだけ、データは距離を超える。
    自発的な人々が社会的に連携することで進行していくプロセスに意味がある。ネットワークxものづくり。
    第2章 メディアとFAB 情報から物質へ
    デジタル工作機械=創造や発想を刺激する発明ツール。
    情報の見える化から触れる化へ。
    第3章 パソコンとFAB つかうからつ

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    2017年08月06日
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力

    Posted by ブクログ

     ある意味SFを実現していると言っていいと思った。FABに関する成書。オライリー系以外で、しかも新書ということで即入手。一気読み。
     3Dプリンタの課題の1つである、印刷速度の遅さについてはそのうちなんとかなるんであろうか?とか思いつつも、欲しくてしょうがない。近所にはFAB工房はないが、木工工房はあるので、その辺からデビューしていけたらと画策開始。何かしらないが久々のワクワク感に駆られている。デジタル化しているだけで、やってることは子供時代の秘密基地ごっこ+αみたいなところが多々あるが、それもまた良しか?!
     小型の旋盤とかフライス盤をつくろうという動きもぜったいあるはずなので、色々調べてい

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    2014年08月04日

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