田中浩也のレビュー一覧

  • 2050年の入試問題
    現役SFC教員と卒業生による、SFCの入試をめぐる議論。入試だけでなく大学の在り方も議論されている。やはり大学は入試なのだ。1990年の開学以来、AO入試などの斬新な取り組みを先行させてきたキャンパスだし、社会のリーダーを数多く輩出してきた実績は言うまでもないが、30年を経て、新たなフェーズに移行し...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    文字と絵のデータのやりとりをする情報時代に「物質データ」を受けることで、3Dプリンターで「もの」が出力できる。ものが、データだけで移動できる。
    音楽や映画もデータで受け取り再生できる。ものが、データで再生できるのも不思議ではない。

    3Dプリンターが、3Dプリンターの部品を作る。それができるならば、...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    3Dプリンタで色々やってみたいことがあり、ただそれだけの理由で本書を手に入れたところ、あまりに内容が深すぎるのと、著者の考えや「ものづくり」への深い想いに強く共感してしまい3Dプリンタどころでなくなってしまった。

    本書で語られているのは「思想としての3Dプリンタ」であり「ものづくりを通して見る社会...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
     ある意味SFを実現していると言っていいと思った。FABに関する成書。オライリー系以外で、しかも新書ということで即入手。一気読み。
     3Dプリンタの課題の1つである、印刷速度の遅さについてはそのうちなんとかなるんであろうか?とか思いつつも、欲しくてしょうがない。近所にはFAB工房はないが、木工工房は...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    「3Dプリンタの想像力」と副題にある通り、本書は、3Dプリンタに
    象徴される新しいものづくりのツール(デジタル・ファブリケータ
    と総称されます)が、どのような可能性を持つのかを考察するもの
    です。

    著者の田中さんの活躍もあり、昨今、何かと話題になるデジタル・
    ファブリケータですが、その本当の意味は...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    とってもためになった。新書にしては中身が濃い。
    3DプリンタはRPと言われた頃にアメリカで見たのだが,その後の変遷・進歩がよく分かる。
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    SFというよりは、近未来だと思いました。これから、3Dプリンタが、よりこなれていくのに期待したいと思います。
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    注目の次世代工学者が、3Dプリンタが開く新たな「モノづくり」の現状と未来を描いている。
    書名の「SF」はScience FictionではなくSocial FABの略であり、FABとは、'@Fabrication(ファブリケーション/製造)、'AFabulous(愉しい、喜びの)、'BFabric(...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    スタートレックのレプリケーターへの一歩
    未来の3Dプリンタは、
    「つくる」だけでなく
    材料まで「もどす」ことも担わなければならない。

    fabricとFAB
    編み機でFabricを作るように、
    ネットワークにつながったデジタル工作機による家内制機械工業のFAB。
    SF=Social Fab...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    3Dプリンタは正しく理解されているか? 僕も多分理解しきっていないし、オールドメディアの取り上げ方もしかり。本書はそれらを打ち破る「想像力」を与えてくれる。とはいえ、ここに書いてあることで満足したら想像力はストップしてしまう。ピアノで何が弾ける? という問いと同じぐらい、3Dプリンタで何が出来る? ...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    3Dプリンターは何をもたらし、どういう意味があるのか?
    どのように3Dプリンターやデジタルファブリケーションと付き合っていけばいいのか。

    「3Dプリンタで何ができるのか?」ではなく、ワープロでは何が書けるのか?ピアノでは何が弾けるのか?、何を書きたいのか?弾きたいのか?
    想像力(創造力)が試される...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    3Dプリンタは、扉である。
    デジタルとフィジカルの境界線を
    行き来できるようになることが大切。

    →・雇用など、社会に与える影響はどうなるのか。
     ・SFが、ヒントとなる一方で、
      足かせになることはあるのか。
     ・軍事利用というか、平和、世界情勢への影響はどうか。
     ・今までのものづくりを再定義...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    書名『SFを実現する』に対して副題が「3Dプリンタの想像力」とあって、最近はやりの3Dプリンタを持ち上げた本かな、でもこれでSFの実現って持ち上げすぎじゃない、と思いながら手に取ったが、持ち上げてさらに違う視座を与えてくれる本だった。ちなみにSFはScienceFictionではなく、SocialF...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    Sicence Fictionの世界を3Dプリンタで実現するとおもいきや、Social Fabricationのことだった。
    言葉遊びが過ぎるように感じる箇所が多々あるが、それらは全て著者が3Dプリンタを単なる立体造形装置としてとらえているのではなく、もっと世界が広がる可能性を秘めていることに他なら...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    6、3Dプリンタについて何が出来るのか、についてもう少し突っ込んだ本を読みたくて。「SF」は想像していた「サイエンスフィクション」ではなくて「ソーシャル・ファブリケーション」(筆者の造語?)だったのがちょっと驚きで、その分求めていた内容とは違ったけど、これはこれで。
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    ソーシャル・ファブリケーション、モノを電子データで受け取る。使い終わったモノは材料に戻して再利用。各地域にシェア工房があり、様々な世代の人たちが集まってものづくりをする時代へ。

    近くにファブラボがあると、とても楽しいと思います。まだ、遊びやアートの領域の感ですが、実用&日常になってくるのは、いつで...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    3Dプリンタのありようについて、
     学生の頃にたくさん読んだ科学新書を思い出しながら(たしかブルーバックスっていうシリーズがあったような気がしますが)、3Dプリンタの現在のありよう、また、これからのありようについて教えていただきました。気になるところに付けた小さい付箋が7枚になっています。
    ?その機...続きを読む
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    一家に一台テレビならぬ、一家に一台3Dプリンタ時代が来るのかな~来そうだな~すごい時代になってきてついていけません。
  • SFを実現する 3Dプリンタの想像力
    第一章での未来感がとても良かったです。注文した商品が自宅の3Dプリンターに出力され、ソフトウェアパッチのように更新されて行く。ワクワクします。あと何年したらそんな世界が来るのだろうか。