原子爆弾 その理論と歴史

原子爆弾 その理論と歴史

1,540円 (税込)

7pt

4.0

人類の「叡知」が生み出した無差別大量殺戮兵器! いかにして世に生まれてきたのか? 無差別大量殺戮兵器の巨大なエネルギーはどこからどのようにして発生するのか? この疑問に答えるべく、原子核の世界の秘密を明らかにしてきた近代物理学の歩みを紹介しながら原爆の理論と開発の歴史を臨場感いっぱいに詳説する。輝かしい近代ノーベル賞の歴史は、そのまま原爆開発の歴史にも重なる。(ブルーバックス・1996年7月刊)

...続きを読む

原子爆弾 その理論と歴史 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    1540

    山田 克哉
    1940年生まれ。1964年東京電機大学工学部電子工学科卒。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.アーカンソー州セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月17日

    ブルーバックスなので実に物理が細かく書かれているが、学生の頃ちんぷんかんぷんだったものがわかりやすく書かれていてこの年で物理に開眼しました。
    原子力エネルギーの発見がすぐに爆弾に繋がってしまう、発想が戦時中とはいえ、ああ人類という感じ。
    投下に至る場面もしごくあっさりで実験された感が強い。どちらにし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年07月21日

    歴史的に世界大戦時にドイツの物理学者とユダヤ人、背景にナチスドイツ…やはり、戦争がキーになるのだが、そもそも、兵器利用としての側面があるにもかかわらず、ノーベル賞なのか。要は使い方の問題。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月30日

    原子爆弾開発までの科学的な歴史を追った本。
    説明が丁寧で重要なことを必要なところで何度も述べてくれるので、文系の私でもなんとかついていけた(個々の理論についてはわかっていないけど…)。

    核分裂発見から4~5年という異例のスピードで開発されたのには、やはりWW2の影響がとてつもなく大きい。
    ドイツに...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年10月01日

    アメリカが第二次世界大戦中に開発した原子爆弾完成に至るまでを、19世紀の核分裂発見まで遡ってまとめた本です。原爆の仕組みを理解する上で必要となる基礎知識を前半で、分かりやすく、時には執拗に書いているため、後半は割とすんなり理解することが出来ます。書き方も工夫されてて、技術的な問題に対して科学者達がと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月21日

    [ 内容 ]
    無差別大量殺戮兵器の巨大なエネルギーはどこからどのようにして発生するのか?
    この疑問に答えるべく、原子核の世界の秘密を明らかにしてきた近代物理学の歩みを紹介しながら原爆の理論と開発の歴史を臨場感いっぱいに詳説する。

    [ 目次 ]
    夜明けと共に
    核分裂発見
    原子核発見にまつわるミステリ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月07日

    広島・長崎への投下を本の結末として、約50年もの原子爆弾にまつわる化学史とそこにまつわるエピソードを記述した本。
    ブルーバックスなので理論も勿論あるが、縦書きなので理論部分は読みにくい。数字はすべて漢数字なので、桁がパッと見分からない「一〇〇〇〇」とか、「ウラン二三八」「ウラン二三五」といった表記が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月14日

    ぼんやりとは知っていた核分裂
    この核分裂を原子爆弾として完成させるまでの理論の発展を噛み砕いて解説している。
    ひとつの大きなプロジェクト活動として考えても、何か特別な力が働いたように感じる。

    0

原子爆弾 その理論と歴史 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ブルーバックス の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

山田克哉 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す