作品一覧

  • 台風についてわかっていることいないこと
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    毎年、台風は日本列島を襲い、各地にさまざまな爪痕を残します。日本で暮らすうえで、台風から逃れることはできません。そんな台風を、私たちはどこまで知っているのでしょうか。観測や予測技術が発達し、台風がどの方向に進むとか、これから台風が発生するとかといった予報を私たちも手に入れることができるようになってきました。しかし、台風には多くの謎がまだまだあります。未解決の謎に挑む、新進気鋭の台風研究者たちが、「観測」「発生」「発達」「海との関係性」「予報」「温暖化の影響」というさまざまな切り口から台風について語りつくします。台風を広く、そして深く知ることのできる、贅沢な一冊。
  • 図解 台風の科学 発生・発達のしくみから地球温暖化の影響まで
    4.0
    1巻968円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直径2000キロメートルの渦巻き 台風のすべてがわかる! 1年に平均26個発生し、たった1個で日本の年間発電電力量に匹敵するエネルギーを持つ台風。この巨大な大気現象を生み出す驚異のメカニズムを解き明かし、台風予報の最前線から地球温暖化の影響まで迫ります! (ブルーバックス・2012年7月刊)

ユーザーレビュー

  • 台風についてわかっていることいないこと

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの内容。
    台風については、わかっていないことが案外多いことがよくわかりました。

    気象衛星からの雲の写真を見ると、気象のことは何でもわかっているかのような気になりますが、そもそも、気象現象に関する微分方程式は非線形であることがわかっているわけで、しかも、観測のメッシュは、まだまだ荒く、測定値そのものにも誤差がつきまとうため、どんなに頑張っても、気象について100%の正解を得るのは不可能なのです。

    だからといって、完全な当てずっぽうではないのが、学問としての気象の魅力かもしれません。
    努力すれば努力するほど、正解に近づけるわけですし。

    20年前、天気予報は、当てにならな

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    2019年02月26日
  • 図解 台風の科学 発生・発達のしくみから地球温暖化の影響まで

    Posted by ブクログ

    台風のメカニズム、挙動、被害などを、しっかりした気象学に則りながらも数式などを使わずわかりやすくまとめてある。これが新書判で手に入るとはありがたい。実際、一生ものの本となりえるクオリティである。

    0
    2018年10月14日
  • 図解 台風の科学 発生・発達のしくみから地球温暖化の影響まで

    Posted by ブクログ

    買ったまま何年も積読の本を消化しようシリーズで読みました。台風科学というか物理というか、地球の自転の力だったり温度の違いで動いたり、すべてが物理現象なのに、全部を纏めて台風としてみると、えらい複雑です……。ということで途中で理解が振り落とされました。もうちょっと物理の基礎を学びなおさないと……

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    2022年01月25日
  • 台風についてわかっていることいないこと

    Posted by ブクログ

    毎年のように日本に来るのに、謎だらけ。新進気鋭の台風研究者たちが、6つの切り口から台風について語りつくす! Bookデータベースより

    0
    2020年01月20日
  • 台風についてわかっていることいないこと

    Posted by ブクログ

    今年(2018年)は多くの台風が発生し、様々な地域で大きな被害がありました。
    計画的な交通機関の欠航などもありましたが、台風の被害を含めた情報密度の高い予報(予測)はまだ確立されていません。

    台風がどのように発生し、どのように発達していくのか、またその進路はどのようなものなのか、大気や海水面だけでなく、「海洋混合層」と呼ばれる部分も大きな影響を与えていること、そのほか様々な「気づき」を与えてくれる本です。

    また、章末には「まとめ」として、その章に書かれていることが簡潔にまとめられていますし、コラムも充実しています。
    内容的にも理系(地学分野)にある程度明るいほうが読みやすいですが(ゴリゴリ

    0
    2018年10月19日

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