タメになるの検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方
コロナ禍により、街から人が消えた。だが、そんな中でも、売上を倍増させた店や会社があった……。絶望的な時代を乗り切る、コロナ時代の新・マーケティングバイブルが登場! コロナショックの影響を最も受けたのは、リアルな顧客を相手にする小売・サービス業だ。だが、1,500社を超える企業が参加する会を主宰するマーケティングのカリスマ・小阪裕司氏のもとには、「コロナ禍でも売上が落ちなかった」「むしろ売上が伸びた」という声が多く届いているという。「顧客消滅」という非常時にこそ、「一見よりもファン作り」「フローからストックへ」といった小阪流マーケティングの真価が発揮された形だ。「営業自粛でも前年比150%を達成したレストラン」「深夜営業NGでも売上を維持したバー」「取引先を次々とファンにしたBtoB企業」など豊富な事例をもとに、マーケティングのニューノーマルを説く。 -
越境する大気汚染 中国のPM2.5ショック
中国の汚染物質が姿を変えて日本を襲う! 中国と日本双方の調査に長年、関わってきた著者が、PM2.5の知られざる真実を書き下ろす。隣国・中国でますます深刻化する大気汚染。2013年1月から3月にかけて、北京をはじめとする主要都市は、濃いスモッグにおおわれ、非常に高濃度のPM2.5が発生、危険な域に達した。その「危ない」季節が再びやってくる。こうした事態を招いた根本にある原因とはいったい何なのか。果たして何をどう解決していけばよいのか。いますぐにでも手をつけるべき具体的方策とは何か。日本にも飛来する黄砂やPM2.5に問題はないのか。PM2.5が飛来しやすい季節と気象とは? 中国の大気汚染とその越境問題に、中国と日本双方の調査に加わる著者が、PM2.5のとんでもなく高い数値の裏側にある事情と事実を解説する。日本で見られる健康被害、環境問題への様々な影響を具体的に解きほぐしていく。中国から日本に具体的にどの程度の汚染物質が運ばれ、その内容はどうなっているのか、驚きの調査結果を読者に示す。問題の根っこは深く、深刻な事態はこれからも続くことを予感させる。 -
台湾の主張[新版]
櫻井よしこ氏、推薦! 2020年7月30日、李登輝元台湾総統が逝去した。台湾と日本を心から愛し、多くの国民から尊敬された希代の指導者は、いかなる人物だったのか? 本書は、李登輝氏がまだ総統の在任中に、自身の生い立ちや思想、哲学に加え、日本へのメッセージなどを熱く語った1冊である。「なぜ、奇跡のような台湾民主化を実現できたのか?」「なぜ、1人の血も流さない革命を起こせたのか?」など、本書を一読すればその答えが理解できる。著者と生前に交流があった作家・門田隆将氏による解説付き。 「この文庫化は、前年に逝去した李登輝を悼むメモリアルといった理由だけではない、と私は考える。李登輝は、日本も台湾も同じくらい心から愛した。同時に、日本に心から期待を寄せていた。そんな李登輝が、やむにやまれず警世の書として日本人に贈った本書であるから、その言葉のひとつひとつが新鮮な輝きを持って、私たちに問いかけるのである」(本書「序文」〈早川友久〉より抜粋) -
世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵
南北戦争がなければ明治維新は起きなかった!? 幕末・明治の歴史は経済で動いていた。アメリカの南北戦争によって南部の綿花地帯が荒廃、世界的な「綿花飢饉」が起こっているなか、いち早く海外情報を得ていた薩摩藩はそれを利用して倒幕資金を稼いだ。また、藩主・島津斉彬は集成館事業を興して近代化を進めた。薩摩藩家老・小松帯刀は坂本龍馬と組んで、世界を相手にビジネスに乗りだす。近代化路線は大久保利通・岩崎弥太郎・松方正義らへと引きつがれる。が、急速すぎる工業発展に危惧を抱いた前田正名は『興業意見』を発表して農業の重要性を説く。政府内での対立によって官を辞し下野してのちは、全国をまわって「布衣の農相」と呼ばれた。そしてついに、渋沢栄一が日本型資本主義を確立する。資本主義の崩壊が叫ばれるいま、時代を超えて通用する倫理観やモラルを示した資本主義を目指した彼らの奮闘ぶりから、その志を感じとれ! -
65歳おじさんの 英会話勉強が楽しくなる本
著者が『黄落』(新潮文庫)で描いた両親の介護生活から解放されたのが65歳のとき。それまでも、5年ごとに新しいことを始めてきた著者は、65歳の誕生日を迎えた時に「今度は何に挑戦しよう?」と考えた。「70歳までに、今やらねば後悔することは何?」と、自問自答する。そこで、頭に浮かんできたのが「英会話」。しかし著者は大学を出ておらず、高校時代も英語が苦手で、50代になってからも英語のテストができない夢にうなされるほど、英語嫌いがトラウマになっていた。そこから一念発起し、3年半で日常生活の会話に困らないほどの英語力を身につけた。本書は著者が駅前の語学学校にかよい出し、カナダ、ニュージーランド、アメリカ3カ国への短期留学を経て現在の英語力を身につける過程を、軽妙なエッセイで追体験できるようになっている。記憶力が低下してくる中高年からでも、英会話はマスターできることを証明する一冊だ。 -
AIの壁 人間の知性を問いなおす
人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と言われるようになった。しかし、そもそもAIは本当に役に立つのか? AIと人間の知性の違いはどこにあるのか? 常々「脳」と「意識」について考えてきた解剖学者・養老孟司が、各界のトップランナーと縦横無尽に議論を交わす。 ■AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治 ■経済学者であり、AI技術にも精通する井上智洋 ■著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗 ■人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきた数学者・新井紀子 4人の叡智との対話から見えてきたのは、AIの限界と可能性。AIはいわば「高級な文房具」、AI化がむしろ「人間本来の暮らし」に戻れる余白を作ってくれる……AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。 -
男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる
【出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)、小泉文明氏(メルカリ会長)推薦!】現在、若手男性社員の8~9割が取得を希望している男性の育休。しかし、社員の希望とは裏腹に、取得率は7%台と横ばいを続けている。日本経済に深刻な影響を与える人口減少の突破口として、さらに企業を活性化させる施策としても期待されている男性育休。にもかかわらず普及しない理由、「男性育休義務化」が注目される背景は何なのか。自民党有志議員による「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の民間アドバイザーである著者2人が、豊富なデータや具体的事例をもとに詳説。育休取得を考えている男性やその家族はもちろん、部下が育休取得を希望しているマネジャーや企業の人事担当者まで役立つ内容となっている。前半では基本的な制度や取得の際の注意点、男性育休と少子化対策の関係、企業にもたらすメリットなどを解説。後半では議論が盛り上がる男性育休義務化の社会的背景や、義務化の具体的施策を述べる。男性育休の基本的な知識から社会的背景、今後の課題までがこの1冊で理解できる。 「男性育休は皆が幸せになる社会への第一歩。心からそう思う」――出口治明 「男性育休は日本企業の活性剤になる。男性育休のメリットを理解するのに最適な1冊」――小泉文明 -
未来を見る力 人口減少に負けない思考法
今後の日本にとっての最大の課題は「人口減少・少子高齢化」である。2020年から2040年の間に、人口は1525万人減る。マーケットは年々縮小、企業も自治体も人材不足に陥り、一人暮らしの高齢者が激増する。企業も、自治体も、これまでと同じ考え方で同じことをしていれば、変化に適応できず衰退していくしかない。戦略的に縮むためにすべきことは何か。人口減少の専門家であり、都市や地方の様々な「現場」で対話を繰り返してきた著者が、「売上や人口の拡大を目指す思考を捨てよ」「これから求められる能力はエンパシー」など、人口減少を希望に変えるための指針を示す。 ●ネット通販が届かなくなる理由/●「人手不足は外国人、女性、高齢者で解決できる」のウソ/●本当に70歳まで働けるのか/●マーケットの未来を見る力/●自治体の職員不足で起きること/●いかにして集住を促すか/●少子高齢時代に合わない、マンションの区分所有 etc. -
大分断 教育がもたらす新たな階級化社会
【欧州最大の知性が日本読者のために語り下ろした待望の最新刊を電子書籍化】これまで、ソ連崩壊からトランプ大統領の誕生まで数多くの「予言」を的中させてきたエマニュエル・トッド。著者は本書で「現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった」と断言する。かつては平等の象徴であった教育だが、今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいる。本書では、教育格差を軸として、先進各国で起きている分断の本質を家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素に鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。日本の未来、そして変質する世界の行方は。欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。 ※本書は累計46万部突破「世界の知性」シリーズ中の1作です。 ◆目次より抜粋◆●第1章 教育が格差をもたらした ●第2章 「能力主義」という矛盾 ●第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊 ●第4章 日本の課題と教育格差 ●第5章 グローバリゼーションの未来 ●第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ ●第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界 -
太平洋戦争の名将たち
国力がはるかに勝る米国との戦争。それは当然ながら、苛烈な戦闘と決死の覚悟を日本の将兵に強いた。昭和から平成、そして令和に時代が変わった今でも、その「記憶」が消し去られることはない。兵を率いる指揮官には、理性派や闘将型、さまざまなタイプがあったが、刻々と変わる状況下で求められるのは、相手の出方を読む冷静な判断力に加え、「肉を切らせて骨を断つ」強烈な気迫であった。リーダーに迷いがあれば、部下はついてこない。そして、そのような将たちにも、守るべき家族がいた──。海軍からは、山本五十六、山口多聞、角田覚治。陸軍からは、中川州男、栗林忠道、今村均の戦略や戦術、采配を分析。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ペリリュー島や硫黄島の戦いなど、太平洋戦争の分岐点となった数々の戦闘を取り上げ、その背景や位置づけ、勝敗を分けた要因について詳しく解説。父祖たちが残した激闘の軌跡から、現代の我々が受け取るべきものとは。 -
社会的ジレンマ 「環境破壊」から「いじめ」まで
「自分一人ぐらいは」という心理が集団全体にとっての不利益を引き起こす社会的ジレンマ問題。違法駐車、いじめ、環境破壊等々、現代社会で起こっている多くの問題はこの「社会的ジレンマ」と見ることができる。著者は数々の調査・実験・シミュレーションから、人間は常に自分の利益を大きくすることだけを考えて「利己的」な行動をとるわけではなく、多くの場合、「みんながするなら自分も」という原理で行動することを明らかにした。そしてこの「みんなが」原理こそが人間が社会環境に適応するために進化させてきた「本当のかしこさ」ではないかと指摘する。『信頼の構造』『安心社会から信頼社会へ』などの話題作を発表し、心と社会との関係について、認知科学・心理学・社会学・経済学など多方面からユニークな研究を展開する著者。本書も、これからの社会や教育のあり方を考える上で、お説教的な精神論の限界を乗り越える重要なヒントを与えてくれる。 -
世界「比較貧困学」入門 日本はほんとうに恵まれているのか
スラムに住む子どもたちが笑顔で生き、かたや充実した社会保障に守られながら希望をもてない人たちがいる――。「日本は世界第三の貧困大国」とされている。一時は「派遣村」に代表される貧困問題がニュースとなり、生活保護をめぐる議論が断続的に世間をにぎわしている。たしかに私たちの将来の見通しはなかなか立たない。だが、物質的に恵まれている日本で「貧しさ」を実感している人は、はたしてどれだけいるだろうか? 『絶対貧困』『遺体』などのベストセラーで知られるノンフィクション作家・石井光太は、これまで世界の最底辺を取材しつづけてきた。その経験をもとに、途上国の貧困を「絶対貧困」、先進国の貧困を「相対貧困」と定義し、あやふやな「貧困」の本質に迫ったのが本書である。住居、労働、結婚、食事といった生活の隅々で、両者の実態を比較する。 【目次より】●第1章 住居――コミュニティー化するスラム、孤立化する生活保護世帯 ●第2章 路上生活――家族と暮らす路上生活者、切り離されるホームレス ●第3章 教育――話し合う術をもたない社会、貧しさを自覚させられる社会 ●第4章 労働――危険だが希望のある生活、保障はあるが希望のない生活 ●第5章 結婚――子どもによって救われるか、破滅するか ●第6章 犯罪――生きるための必要悪か、刑務所で人間らしく暮らすか ●第7章 食事――階層化された食物、アルコールへの依存 ●第8章 病と死――コミュニティーによる弔い、行政による埋葬 世界とくらべて、日本の貧困にはどのような特徴があるのか。たしかに日本では、貧困が社会のなかに溶け込んでいるため個々の事例としてしかとらえられず、大きな渦となって見えにくい。だが、それは裏を返せば、私たちのすぐ隣に貧困が潜み、だれもがそのふちに片足をかけていることを意味している。対岸の火事ではないはずだ。そしてこのことは、社会学のような学問や理論では決して見えてこない。現場を隈なく歩きつづけ、世界と比較するからこそ知りえる光景が、目の前に広がっていた。日本全体で約2,000万人、6人に1人が相対貧困であるという現実が厳然とある。働けど働けど、なぜか幸せを実感できない私たち日本人。その答えを本書で解き明かそう。 -
「NHKと新聞」は嘘ばかり
新聞記者はよく「新聞には一次情報が記されている」という。だが、これは「嘘」である。実際に紙面を見れば、政府からマスコミ用の二次資料をもらい、せいぜい有識者に取材して入手したコメントを載せている程度だからだ。他方で近年、自らインターネット動画の番組を立ち上げて意見や情報を伝える専門家が増えている。有識者が直接、発信するのが本物の「一次情報」。人から聞いた話を伝えるのは、あくまで二次情報にすぎない。新聞やテレビは独自の情報をもたず、結果として各社、大差ない記事や番組が横並びになる。受信料と系列支配に依存し、惰性でニュースを流すNHK、新聞の既得権を喝破する。「『公共放送にCMは入れられない』は嘘」「テレビの広告費を超えたインターネット」「消費者が納得できる受信料はせいぜい月200~300円」「財務省の政策PRと見紛う報道」「全体主義国家に甘いマスコミ」。すべての偽善と欺瞞がここで暴かれる。 -
逃げる力
会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる……逃げることは、消極的で、後ろ向きなことだと考えていないだろうか。実は「逃げる」ことは戦うことと同じくらい積極的な行動である。戦うときに分泌されるホルモン「アドレナリン」は、逃げるときにも分泌されるのだ。本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、戦っても得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。だからまず、自分にとって本当に大切なものは何か、しっかり見定めなければならない――百田尚樹が人生についての根本的な考え方を語る一冊。日本人には「逃げる力」が足りない! ■生物が持つ根源的な判断力を失っている/■織田信長の思い切った逃亡/■「責任感が強いから逃げなかった」は言い訳/■ブラック企業を辞められない理由/■本当の友達ではない人への気遣い/■DV男からは、即刻逃げよ/■阪神・淡路大震災でアパートが全壊した友人 -
文豪春秋
「芥川賞を私に下さい」と選考委員の佐藤春夫に手紙を出した太宰治。中原中也と小林秀雄のある女性をめぐる三角関係。谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」……教科書に載るような文豪たちも、実生活ではワイドショー顔負けの様々な事件を起こしていた。それらを文藝春秋創業者・菊池寛がこっそり教える漫画版文壇事件簿。漫画に描くのは、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページぐらいのマンガで読む。』シリーズで知られるドリヤス工場さん。同シリーズは、又吉直樹氏が日本テレビ系「世界一受けたい授業」で二度にわたって取り上げ、累計40万部以上になっている。今回の本には、又吉直樹氏が以下のような推薦コメントを寄せている。 「面白かった!常識を超えた変態性を知ると、その作家の作品に触れたくなるのが不思議。楽しみながら、読書欲を掻き立ててくれる漫画です」 (登場する文豪たち) 太宰治 中原中也 川端康成 檀一雄 坂口安吾 谷崎潤一郎 宇野千代 国木田独歩 永井荷風 岡本かの子 夏目漱石 直木三十五 石川啄木 山本周五郎 志賀直哉 向田邦子 若山牧水 須賀敦子 樋口一葉 久米正雄 泉鏡花 江戸川乱歩 第島崎藤村 林芙美子 中島敦 与謝野晶子 澁澤龍彥 吉屋信子 菊池寛 芥川龍之介 -
ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を
愛知県警捜査一課内で広く敬われながらも同時に恐れられている、通称“氷の女王”こと京堂景子警部補。ずば抜けた捜査能力と体術で犯人を追い詰めるクールビューティーな姿は、新人刑事・築山瞳にとって密かな憧れであり目標だ。そんな京堂警部補は、自宅に着いた途端に叫んだ――「ただいまあ。ねえ新太郎君、お腹空いたあ」「お帰り。今ご飯作るから」職場では鋼鉄の刑事、だが家では年下のダーリンにデレデレの景子さんと、イラストレーター兼主夫として妻を支えながら安楽椅子探偵の才能も発揮する新太郎君の名コンビによる謎解き7編!/解説=熊崎俊太郎(紅茶鑑定士) -
交渉力 結果が変わる伝え方・考え方
「交渉」というと難しく感じるかもしれないが、要は「話をまとめる力」だ。(中略)何か達成したい目標がある時、相手を説得し、対立する意見をまとめていく交渉力の有無が、結果を左右する。どんな職種・役職であれ、何かを成し遂げるために必須となるのが交渉力だ。――「はじめに」より 38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長となり、百戦錬磨の年上の部下たちをまとめ上げ、大阪の改革を断行した著者。その「実行力」の裏側にあったのは、弁護士時代から培われた、たぐいまれなる「交渉力」だった。同じ話し合いでも、伝え方や考え方を変えれば、結果はがらりと変わる。本書では、人を動かし、人に強くなるための「交渉思考」の極意を全公開。数々の修羅場をくぐりぬけてきた著者が「僕の30年の集大成」と言う本書。橋下徹が初めて明かす、超・実践的交渉術。 〈目次より抜粋〉●第1章 「最強の交渉術」とは?――交渉に勝つための原則を知る ●第2章 交渉は始まる前に9割決まる――修羅場から体得した「橋下流交渉術」の極意 ●第3章 要素に分解すれば、交渉は成功する――交渉の成否を決める分岐点 ●第4章 前代未聞の交渉を成立させた秘訣――目標を成し遂げるために、いつ何をすべきか ●第5章 「力」を使い「利益」を与える――公明党、国とのガチンコ交渉の舞台裏 ●第6章 トップの「実践的ケンカ交渉術」に学べ――日本の交渉力を高めるために -
本屋を守れ 読書とは国力
日本人の15歳の読解力はOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で急落。月に1冊も本を読まない中高生や、電車やバスの移動時間に新聞、文庫本を読まずスマホしか見ない大人たち。町の本屋の数は減る一方。著者いわく、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」にほかならない。ITと引き換えにわれわれは何を「殺して」いるのか。それは人間を人間たらしめる情緒、思いやり、そして教養にほかならない。かつて昭和の時代、アメリカ人が日本の書店を訪れ、店内が黒山の人だかりなのを見て仰天したという。この光景をもう一度、取り戻さなければならない。めざすは「書店の復活」である。「国語力なくして国力なし」「町の書店がなぜ大切か」「インターネットの情報で教養は身につかない」「デジタル本は記憶に残らない」。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論が日本人の「常識」になったとき、わが国は再び輝きを取り戻すだろう。 -
日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神
なぜ日本人の心は「金の論理」に反発するのか? 武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられた高潔無比、純一至大の人格。聖人の道を一貫して実現させてきた日本こそ、本物の「道義国家」である。「中華」「中朝」と崇められてきた中国よりも、わが国こそが本物の「中華」であり、まさに「真中の王朝」としての「中朝」なのである。 【目次】序章 わが子に教えたい日本武士の心 中国の不幸と日本の誇り/第一章 源義経に見る「武士道」の理想と原型/第二章 時頼と時宗 為政者倫理としての武士道の確立/第三章 楠木正成に見る理想的武士像の完成/第四章 信長、秀吉と家康 異なる武将像とその歴史的意味/第五章 「制度化された武士道」とその守護神たち/第六章 反逆者としての江戸武士 大塩平八郎と大坂の乱/第七章 武市半平太 「君子」と志士としての江戸武士/第八章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神 -
ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法
教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった頃のヨーロッパ。人々は「人殺し」に明け暮れていた。彼らの日常は「戦争」とは異なる、単なる殺し合い。平和は束の間の安らぎにすぎなかった。血に飢えたライオンよりも野蛮な世界である。この「国」という概念すらない16世紀に生まれながら、「戦争にも掟(ルール)がある」という英知を著す信じ難い学者がいた。その名もフーゴー・グロティウス。彼の思想はのちにウェストファリア体制として実り、国際法の原型となる。天才グロティウスが混沌のなかに見出した「法」を日本一わかりやすく読み解く。なぜ日本人が『ウェストファリア体制』を学ぶべきか。第一の理由は、『ウェストファリア体制』が日本人が野蛮な世界で生き残るのに必要な武器だから。第二は、この掟(ルール)が日本人の手によって全人類が守るべき文明の法となったからである。この事実を知らないことが日本の罪なのである。 -
ミルトン・フリードマンの日本経済論
ノーベル経済学賞を受賞し、20世紀後半から21世紀初めにかけて世界に燦然たる輝きを放ったアメリカの経済学者ミルトン・フリードマン(1912―2006)。しかし、この「巨匠」がじつは繰り返し日本に関する分析と発言を行なってきたことを、どれほどの経済人が知っているだろうか。日本のバブル崩壊とデフレ不況を予見し、金融政策の誤りや貿易摩擦、構造問題を語った数々の言葉に、いまこそ私たちは耳を傾けるべきであろう。「私は日本の資本主義に誤りがあったとは思わない」。日本のエコノミストから「市場原理主義者」のレッテルを貼られた彼こそ、誰よりもわが国を救う「金融政策」および「減税」の重要性を論じていたのだ。「フリードマンの思想は誤解されがちだが、彼の分析は現代日本の様々な経済問題を解くための貴重な洞察に溢れている」(本書「はじめに」)。フリードマンの対日分析を、新鋭の経済学者が深く掘り起こした衝撃のデビュー作。 -
内藤雄士 ゴルフ 正しいスイングは「骨格」で理解する!(池田書店)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間の体は、数千年前と変わっていません。骨や関節の位置や役割はずっと同じです。骨や関節の動きによって、人間の動作は決まっています。正しいゴルフスイングは、正しい骨と関節の動きをすれば、きちんと身につけられます。太っている人、やせている人、背の高い人、低い人、筋肉がある人、ない人と、体型や筋力、柔軟性の違いはあっても、骨や関節の動きについては、人間である以上、だれでも同じです。つまり、骨と関節という共通点で「正しいスイング動作」を考えれば、万人が採り入れられる、正しいゴルフスイングを理解できることになります。ツアープロコーチの内藤雄士氏による専門的なゴルフスイング理論に、コナミスポーツの全面協力によるスポーツ科学の面からの考証が加えられ、スイング理論と体の理論の融合が形になりました。「正しいゴルフスイング理論」についての画期的な1冊です。 -
売ってはいけない 売らなくても儲かる仕組みを科学する
著書累計60万部突破! 『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズ著者の最新刊を電子書籍化。販売至上主義で売れた時代は、とうに終わった。にもかかわらず、いまだに昭和型の「大量生産、安価で大量販売」モデルから脱け出せていない企業のなんと多いことか。ドラッカーは「マーケティングの究極目的は販売を不要にすることだ」と言った。本書はマーケティング発想へ切り替えることで「売らなくても儲かる」仕組みの作り方を解説する。 ◆「売らない」戦略でV字回復を遂げたネスレ ◆「多くの商品は、売らない」と決めてバカ売れするようになったジャパネットたかた ◆「多数客には、売らない」ことで業績回復したマクドナルド ◆超「上から目線」で売る気がなさそうなのに行列のカレー店の秘密 ◆マルイではすでに商品を売っていない……など、様々な企業、店舗の意外な戦略を解説。身近な具体例から、ゲーム理論、ブルーオーシャン戦略などのマーケティング思考を学んで実践できる入門書。 【目次より】●まえがき マーケティング発想で「販売が不要」になる ●第1章 無理に売るのをやめたら、儲かるようになった ●第2章 その売り方で、売ってはいけない ●第3章 お客を知らずに、売ってはいけない ●第4章 盛り過ぎで、売ってはいけない ●第5章 大市場に、売ってはいけない ●第6章 売れる価格で、売ってはいけない ●長めのあとがき 売れない失敗こそ、バカ売れの種 -
トイレは世界を救う ミスター・トイレが語る 貧困と世界ウンコ情勢
「ミスター・トイレ」と呼ばれる著者。シンガポール在住の社会起業家であり、WTO(世界トイレ機関)の創設者だ。著者のミッションは、「トイレをステータスシンボルにすること」。トイレは最も安く効果的な薬と言われる一方で、インドでは携帯電話の数がトイレよりも多い。著者は「笑い」でこうした世界を変えようと呼びかける。「ユーモアはタブーという扉を開ける鍵なんだ」と。本書では著者のユニークな社会変革を追い、世界各国の「ウンコ情勢」や「世界トイレの日」制定までのドラマを紹介する。トイレに興味があってもなくても、読むと元気が湧いてくる1冊。 【目次】●はじめに トイレに着地するまで ●第1章 くさいものにフタをせず、笑いに変える/ユーモアが、社会課題の橋渡しになる/ミスター・トイレの師匠、ミスター・コンドーム/ムーブメントがインドの首相を動かした? ●第2章 ストーリーを使ってトイレを広める――クソみたいな感情を肥料に美しい花を咲かせる方法/成人式のお金を、どうトイレに回してもらうか?/人の感情に着目して、トイレを増やしていった ●第3章 世界ウンコ情勢/国が変わればトイレも「大」いに違う/噂好きの女性を活用したトイレ「大」作戦 ●第4章 社会の糞詰まりを治す――40歳から社会起業家に/毎日「人生の残り時間」をカウントダウンすることの意味/トイレのアイデアを受け入れてもらうまでのいばらの道 ●第5章 国連で「世界トイレの日」が制定されるまで/「世界トイレ機関」乗っ取り事件/人々をつなぐ旗印は「ストーリー」 ●第6章 水に流してはいけない話――社会課題をどう解決するか/社会起業家はじめの一歩/課題を解決する過程をゲーム化せよ ●第7章 クリーンな社会に向けて―フェミニン・ソサイエティのすすめ/ダボス会議で感じた偽善/シリコンバレー、「クソくらえ」 ●おわりに 1年後に人生が終わるとしたら、何をしていたいか? -
未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来
経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。本書は、「テクノロジーは資本主義をどう変えるか」「我々は資本主義をどう『修正』するべきか」について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」7人に訊ねた論考集である。経済学、歴史学、人類学……多彩な視座から未来を見通し、「未完」のその先の姿を考える、知的興奮に満ちた1冊。 -
子どもを攻撃せずにはいられない親
「言うことを聞かないなら、もう何も買ってあげない」などと脅して子どもを思い通りに支配しようとする、「あなたのためを思って言っているのよ」などと言いつつ、実際は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先しようとしている、子どもを罵倒する、必要なものを与えない、子どもの領域を平気で侵害しようとする、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力をふるう……。なぜ我が子にそんな仕打ちができるのか。そこには、「子どもは自分のもの」という所有意識、「子どもは自分をよく見せるための付属物」という歪んだ認識や「攻撃者との同一視」という心理メカニズムなどの様々な原因が窺える。非常によくみられる例を一つ挙げると、子どもが「いい学校」「いい会社」に入ることを親が願うのは、子どもの幸福のためだと親は信じている。だが実際は、「自慢したい」という思惑や打算が潜んでいることがしばしばある。しかし親は「自分は正しいことをしている」と思い込んで疑わないのだ。攻撃的な親から身を守るために、そしてあなた自身がこんな親にならないために。精神科医が自身の経験も語りながら解説。 -
ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在
収容者数100万人といわれ、米国務省がいま世界的な人権問題として警鐘を鳴らすウイグル人の強制収容。中国はなぜ彼らを恐れるのか? 中国共産党に忠実で、清く正しい人々。ゴミ一つ落ちておらず、スリもいない完璧な町。だが、この地のウイグル人たちをよく観察してみると、何かがおかしい。若い男性は相対的に少なく、老人たちに笑顔が見られない。観光客に接する女性たちの表情は妙に硬い。いまSF小説の世界にも似た暗黒社会が、日本と海を隔てた隣国の果てにあることを誰が想像しただろうか。さらに共産党による弾圧の魔手は、いまや在日ウイグル人にまで及んでいるという。現地ルポとウイグル人へのインタビューから浮かび上がる「21世紀最悪の監獄社会」の異様な全貌。「一帯一路」という大国の欲望に翻弄された弱小民族の悲哀が浮かび上がる。 ●序章 カシュガル探訪――21世紀で最も残酷な監獄社会 ●第一章 「再教育施設」の悪夢――犯罪者にされる人々 ●第二章 民族迫害の起源 ●第三章 世界の大変局時代における鍵――米中そして日本 -
実行力
38歳で大阪府知事に就任し、数々の改革を成し遂げてきた橋下徹氏。大阪府庁1万人・大阪市役所3万8千人の職員、組織、そして国をも動かして結果を出してきた秘訣とは何か。年上の部下や並いる反対派をいかにして説得・掌握し、大阪の大改革へと舵を切ったのか、その手腕を初めて明かす。 ●「敵」はあえて側に置く ●リーダーと現場の仕事の切り分けかた ●チーム作りの「失敗の本質」……など、自身の経験や例を挙げつつ、具体的に解説。部下と上司を動かし、チームや組織を変える。今の時代に一番必要なのは、アイデアではなく「実行力」だ。橋下流「君主論」の全貌。 【目次】●第1章 まずは、人を動かす――実行のための人間関係、人事の要諦 ●第2章 本当に実行すべき課題はどう見つけるか――橋下流・問題解決のノウハウと、マインドの持ち方 ●第3章 実行し、信頼される人の条件とは――部下は結局、上司の背中を見て動いている ●第4章 実行のための「ビジョン作り」と「チーム作り」――結果を出す「仕組み」はこう作る ●第5章 上司を動かし、提案を通す――「トップの視界」を想像しながら仕事をする ●第6章 情報を制する者は、組織を制す――強い組織は、情報共有の横串がしっかり入っている ●第7章 日本と大阪を「実行できる組織」にするために――徹底的に考え抜かれた大阪都構想の実行プロセス -
戦略で読み解く日本合戦史
「関ヶ原合戦は西軍が勝ったはずだ」。かつて関ヶ原合戦の両軍の布陣を見たプロイセン王国・ドイツ帝国のクレメンス・ヴィルヘルム・ヤーコプ・メッケル大佐はこう述べたといわれる。戦略と勝敗とは、はたしてどのような関係にあるのか。日本において「完璧な合戦」は存在したのか。「撤退の意義」、「強兵と弱兵」の定義とは何か。本書は日本史の一次史料にとどまらず、『孫子』やクラウゼヴィッツの『戦争論』など古今東西の戦略論を参照。勝つための戦略を生む思考のプロセスを分析する。日本合戦史の教訓を新たな視点から導く、まったく前例のない書。 【本書に登場する主な合戦】「平治の乱」―完璧な合戦/「一ノ谷合戦」「屋島合戦」「桶狭間合戦」―迂回と奇襲/小田原城の攻防―籠城と攻城/「三増峠合戦」「川中島合戦」―『孫子』対『孫子』/「沖田畷合戦」「長篠合戦」「雑賀攻め」―新兵器への幻想/「賤ヶ岳合戦」「箱根竹下合戦」―内線と外線 -
地銀衰退の真実
荒波が地銀を襲う。スルガ銀行の不正融資やアパートローン、厳しいノルマによる過剰融資など課題は山積するばかり。一方、堅調を維持する信用金庫・信用組合は、顧客からの「信用」を蓄積し、顧客の要望を地元のビジネスに転換している。両者の違いは何か。地銀が直面する問題は私たちの組織でも十分起こりうる。トップから現場の営業パーソンまで、全国各地に赴き取材を重ねてきた著者による地域金融の未来を描く予言書であり提言書。 【本書の内容】●第1章 地銀と信金・信組、なぜ差が付いたか ●第2章 相次ぐ不正と「地銀神話」の崩壊 ●第3章 過剰な「ノルマ主義」がもたらした歪み ●第4章 地域に「選ばれし金融機関」の条件 ●第5章 「原点」を見失った地銀に未来はあるか ●第6章 いま注目の信金・信組はここだ 秋田県信用組合/北上信用金庫/いわき信用組合/塩沢信用組合/枚方信用金庫/広島市信用組合/足立成和信用金庫/第一勧業信用組合 ●終章 地域金融に託された希望 -
京都の通りを歩いて愉しむ
「通り」は京都人の暮らしに深く根付いている。見知らぬ場所でも、通りの名前を告げるだけで、誰でもその場所にたどり着くことができる。また、「丸竹夷二押御池」で始まる京都の「通りうた」は京都人なら誰もが子どもの頃に覚える歌だ。本書は通りごとに洛中の名所・名店を紹介する、「通り歩きを愉しむためのガイド」である。本書を片手に通りをそぞろ歩けば、知られざる寺社、京都人に愛される隠れた美味、異界に迷い込んだような路地など、様々な旅の愉しみを発見できるはずだ。それは、通り歩きでしか出逢えない「素顔の京都」に違いない。生粋の京都人が教える、名店・名所188を紹介。 【第一部 丸太町通から御池通まで】丸太町通/竹屋町通/夷川通/二条通/押小路通/御池通 ●夷川通はランチの宝庫 ●人気を集めるみかね神社 ●大晦日にぐるりと回転する、神泉苑の祠 【第二部 姉小路通から錦通まで】姉小路通/三条通/六角通/蛸薬師通/錦小路通 ●老舗・俵屋のティーサロン ●北大路魯山人が手がけた看板 ●龍馬ゆかりの神社 【第三部 四条通から五条通まで】四条通/綾小路通/仏光寺通/高辻通/松原通/万寿寺通/五条通 ●繁昌神社と班女塚 ●あの世とこの世の境目・カレーラーメン ●京都で最少? 小さな洋食屋さんのオムライス 【番外編・正面通】●京都にも大仏があった? ●見逃せない名園・渉成園 ●東本願寺の「お買い物広場」 -
なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか
論語はすなわち儒教のことである――日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、のちに儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。実際の孔子は「聖人」であったのか? なぜ『論語』は絶対に読むべきなのか? 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子、朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇など、中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。曇りのない目で孔子の言葉に触れ、『論語』を人生に生かすための画期的な書。 【目次】●序章 私の『論語』体験と、私が見た「儒教の残酷さ」 ●第1章 定説や通念を覆す──孔子とは何者か、『論語』とは何か ●第2章 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子 ●第3章 朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇 ●第4章 朱子学を捨て、『論語』に「愛」を求めた日 -
日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか
日本人の多くは、民主主義のお手本とされるフランス革命が、大虐殺やカオスを生み出し、世界史的な悲劇をもたらしたことを知らない。一方、実は日本こそ、現存する最古の民主国なのである。天皇のもと、各時代の為政者は、民の意見を積極的にすくいあげ、人々の幸せを求めて「徳治政治」を実践してきた。本書では、フランス、アメリカ、イギリス、古代ギリシャと日本を比較して、「日本型」の素晴らしさを再発見。さらに世界へ「民主主義のお手本」を提示する。通説のウソを暴き、歴史の真実を解き明かす竹田節満載! 驚きと知的発見の書。 【目次より】●序文 民主主義を正しく機能させるために ●第1章 日本は世界最古の民主国 ●第2章 フランス革命は人類の汚点 ●第3章 日本は「革命」となぜ無縁だったのか ●第4章 国民は「神」であるという物語 ●第5章 全知全能の神は日本にいるか ●第6章 イギリスの保守主義とは ●第7章 「啓蒙せよ」とルソーはいった ●第8章 西洋の人権は神が与えたもの ●第9章 万人の闘争をいかに止めるか ●第10章 人間が、掛け替えのない存在であり続けるには ●第11章 失敗に終わった古代アテネの試み ●第12章 「借り物」から「本物」へと進化するために -
プーチン幻想
このままでは北方領土は返ってこない! 安倍晋三首相はいま、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を重ねて関係を深めている。経済協力を通じた友好関係を深めた先に、念願の北方領土の返還が実現するのではないか、との期待がある。しかし現在の外交手法では、北方領土が返ってくることはないだろう。日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を解消する。倉山満氏推薦! 「かつてウクライナは、世界三位の核保有国だった。しかし『非核三原則』を掲げ、あげくはクリミアをロシアに奪われた。日本在住のウクライナ人が、平和ボケ日本人に贈る警告の書。プーチンに騙されるな!」 ●目次:第1章 日本人が知らないプーチンの本性 ●第2章 ロシアは「約束を破るために約束をする」 ●第3章 ウクライナの教訓~平和ボケと友好国への盲信が悲劇を招く -
スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣
最高のコンディション、ダイエット、アンチエイジング、病気予防、ボケ防止、眠育、睡眠薬との賢いつきあい方……日本人が知らない「理想の眠り」への決定版! 睡眠とは単なる休息ではなく、あらゆる生命現象の基盤である――。世界最高峰といわれるスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長が、「脳の老廃物を洗い流す『グリンパティック・システム』」などの睡眠研究の最前線から、「寝具は『通気性』で選ぶ」といったすぐに役立つトピックまで、眠りにまつわるあれこれを、この1冊に網羅。さらに、女性・子ども・高齢者の睡眠問題や、知らないと危ない「睡眠障害」や「睡眠薬」についても解説。ベストセラー『スタンフォード式最高の睡眠』を著し、「睡眠負債」という概念を日本に紹介した睡眠研究の第一人者が、前著に書けなかった部分も満載し、日本人が知らない正しい睡眠常識をすべて紹介します。 【目次より】●第1章 間違いだらけの睡眠常識 ●第2章 「睡眠負債」をいかに解消するか ●第3章 生体リズムが熟睡のカギ ●第4章 「仕事中の眠気」の恐るべきリスク ●第5章 女性、子供、高齢者のための睡眠常識 ●第6章 熟睡できる環境のつくり方 ●第7章 「睡眠障害」について知っておきたいこと ●第8章 「睡眠薬」との賢いつきあい方 -
国際線機長の危機対応力
乗客・乗員の命という重責を背負う機長は、飛行機の操縦、運航をどのようにマネジメントしているのか。コックピット内で副操縦士と何を話し、日ごろの訓練で若者をどう評価し、育てているのか。予測を超えた天候や飛行条件の変化に備え、自動化・AIなど時代の先端技術と向き合い、長時間にわたり正確な判断力を求められる国際線機長。限界状況での仕事ぶりは、われわれの働き方や生活に多くの示唆を与えてくれる。「いま起こっている事象を見て、それに対処するだけの人間は、決してパイロットにはなれない。兆しの段階でそれを捕まえ、それがいかなるものに発展するかを見極め、対処するために様々な対応を行なっておく。そのため、困った事態は何も起こらず、起こった事態はすでに予測済みのものであり、あらかじめ対策がすでに打ってある。これがパイロットの理想の姿である」。未来を変えるために、将来を予測していま行動するプロフェッショナルの哲学。 -
広島大学は世界トップ100に入れるのか
少子化や運営費交付金の削減により、国立大学にも生き残り戦略が求められる時代になった。そんな中、文部科学省は、「スーパーグローバル大学創成支援(タイプA)」として、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学13校に補助金を出す制度を開始。この13校のうちの一つに、広島大学も選出された。実は広島大学は、論文被引用数で国内大学5位になるなど研究のレベルが高く、「平和科目」を必修とするという独自性も備えている。では世界トップ100に入り、さらに目標として定める「100年後も光り輝く大学」になるために必要なことは何か。ローカル国立大学の挑戦を綴る。 【目次より】●「平和科目」を必修にしている大学 ●国立大学の現実 ●「文学は何の役に立つのか」 ●宇宙科学、国内トップクラスの論文被引用数 ●科学界のインディ・ジョーンズ ●「感性に訴えるモノ作り」をオール広島で推進 ●世界ランキング100位以内を目指す戦略 -
2019年度版 すぐに役立つ ゴルフルール(池田書店)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (財)日本ゴルフ協会が制定した「ゴルフ規則」の2019年大改定を、詳しく、わかりやすく解説。身近に、手軽に利用するのに最適。ストローク・プレイの個人戦ルールを基本として、実際のラウンドでよく起こりそうな状況188例を選んで詳述。巻末にハンディキャップの算出法/ベットのいろいろ/ヤード・メートル換算表などの付録。 -
未来を読む
『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダ・グラットン氏、『サピエンス全史』のノア・ハラリ氏……。世界最高の知性たちは、現代の難問と世界の未来について何を語るのか。 ●資源を巡り、文明の崩壊が起きる ●“役立たず階級”が大量発生する ●人生百年時代と都市集積が到来する ●デジタル経済では、人類とサイボーグが融合する――など、慧眼の士が、それぞれの見立てを披露する。それは時にショッキングな内容であり、時に思いもよらない視座をもたらしてくれる。AI(人工知能)と格差が勃興する現代において、私たちはどう考え、何をなすべきか? 知の頂上から見通す未来は、今を生きるわれわれに重要な示唆を与えてくれる。 -
なんで、その価格で売れちゃうの?
本書を書いた理由は、価格戦略の大切さが、多くの人に知られていないからだ。ビジネスの現場で、私はこんな言葉を何回も聞いてきた。「売れないなぁ。値下げしようか」「儲からないなぁ。値上げするか」こんなことをしたら、長い目で見るとほぼ間違いなく、ますます売れなくなる。――「はじめに」より 価格は、売り上げや利益を左右する大切な要素。にも関わらず、何となくで決められていることがなんと多いことか。しかし、価格戦略の本は、専門家向けの難しいものばかり。本書は、身近な例から分かりやすく価格戦略について解説した待望の1冊である。 ●なぜ結婚指輪に何十万円も払うのか? 行動経済学で読み解く「アンカリング効果」 ●ニトリと激安の行列ミシュランレストランに学ぶコストリーダーシップ戦略 ●洋服の定額借り放題サービスはなぜ儲かるのか? サブスクリプションモデルが拡大するワケ ●参加費0円の婚活パーティから見える、フリーミアムビジネスの勘所 などなど、よく目にするあのお店、あの商品の「価格のナゾ」を行動経済学とマーケティング理論で解き明かしていく。売れる値づけの裏には「ついお金を払いたくなる」仕掛けが存在する。値下げしたのに儲かり、値上げしたのに爆売れする。そして、売れなかったモノが売れるようになり、場当たり的に値下げ・値上げをしなくとも良くなる……そのために必要なのは、人の心を動かすメカニズムを知ることだ。マーケティング戦略を分かりやすく解説してくれることで定評のある、累計84万部のベストセラー著者、最新刊。消費税アップに向けて、値付けに頭を悩ます全ての人に役立つ1冊 【目次】より●第1章 水道水と同じ味なのに、100円のミネラルウォーターを買うワケ ●【第1部 値下げしても儲かるカラクリ】 ●第2章 なぜミシュラン1つ星の香港点心が激安580円なのか ●第3章 参加費0円。婚活パーティのナゾ ●第4章 服は「売る」よりも、月5800円で「貸す」が儲かる ●第5章 1000円の値引きより、1000円の下取り ●第6章 商品数を1/4にしたら、6倍売れたワケ ●【第2部 値上げしても爆売れするカラクリ】 ●第7章 大人気・順番待ちの一本25万円生ハムセラー ●第8章 価格を2倍にしたら、バカ売れしたアクセサリー ●第9章 1ドル値下げのライバルに、1ドル値上げで勝ったスミノフ -
ぼくたちは神様の名前を知らない
無意味で残酷な世界の前で、彼らが取り戻そうとしたもの。それは、つまり、希望だ――。東日本大震災がきっかけで、離れ離れになった幼馴染の六人。中学三年生になったある日、東京で暮らしていたセータの下に、仲間の一人が投身自殺をしたという知らせが入る。当時の担任とともに現場である北海道の岬に向かった五人だが、その帰りに橋から車ごと落下する事故が起きてしまい……。過酷な運命に翻弄されながらも、現実を受け止め、前を向こうとする少年たちの「再生」を描いた感動の長編小説。解説は、いきものがかり・水野良樹氏! 『蘇生』を改題して、加筆。 -
歴史の勉強法
真の教養は、歴史を勉強することで身につけられる。過去を学ぶことにより、未来の姿、人生の成功例・失敗例が見えてくる――。東大教授が、歴史に強い大人になるための勉強法を伝授。初級編では、旧国名、官位、お金の換算方法など、覚えておいたほうがいい基礎知識をやさしく解説。中級編では、歴史好きのための現地探訪方法を惜しみなく披露。また上級編では、戦国武将の手紙や古文書のくずし字にも挑戦。ネットで書斎を充実させる方法も教えます。巻末には良書を厳選したブックガイドを収録しました。愉しみながら歴史を学び直したい人、必読の書です。 【目次より】◆日本史の流れを整理する/◆東京大学国史学科のゼミと講義/◆国名の不思議/◆官職と位階/◆千年の都・京都を歩く/◆武家の都・鎌倉を歩く/◆古戦場から見えてくること/◆日本の歴史全体がわかる博物館/◆真田信繁の手紙を読んでみる/◆東大データベースの活用法 -
戦国最強 上杉武将伝
軍神「毘沙門天」に帰依して妻帯せず、その生涯の大半を戦場で過ごした上杉謙信――。戦の天才と謳われつつも領土欲が薄く、何よりも「義」を重んじた聖将を支えたのが“戦国最強”を誇る上杉軍団であった。本書は、川中島で武田信玄と鎬を削った謙信の治世から、越後を二分する跡目争いとなった「御館の乱」、直江兼続と二人三脚で天下人の秀吉や家康と対峙した後継者・上杉景勝の時代まで、主君に負けず劣らず個性的な上杉の武将たち14人を厳選した人物列伝だ。「長尾政景/野尻池の悲劇」「鬼小島彌太郎/謙信股肱の猛臣」「色部勝長/血染めの感状」「荒川長実/謙信の影武者」「甘粕長重/激戦の殿」「北條高廣/三度背信した奇将」「直江信綱/白昼の惨劇」「栗林政頼/三国峠の勇士」「新発田重家/揚北の剛勇」「藤田信吉/旧領奪還の熱意」「直江兼続/閻魔への書状」など、彼らの熱い生き様を通じて上杉家の強さの秘密に迫る! -
クルマを捨ててこそ地方は甦る
「私の町ではクルマが必需品」は勘違い! 気がついた都市は、もう変わり始めている。日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。しかし、今、地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例など多数の事例を参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。 【目次より】●第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる ●第2章 クルマが地方を衰退させた ●第3章 クルマを締め出しても、混乱しない ●第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する ●第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」――マーケティングの巨大な力 ●終章 クルマと「賢く」つきあうために -
大量生産品のデザイン論
商品の価値を「見つけ」「引き出し」「つなぐ」――クライアントの声を聴き、すべての「想い」を集約させ、いかに唯一無二のデザインをつくりだすか。「明治おいしい牛乳」「ロッテキシリトールガム」……ロングセラーとなった商品とデザインの秘密を初公開! 社会と接点がないデザインというものはない。「デザイン家電」「デザイナーズマンション」……。「デザイン=特別なもの」という視点ではなく、身の回りを眺めると、生活のあらゆるところにデザインは存在している。本書では「価値はすでにそこに存在している」と語る著者が、如何にしてデザインを学び、デザインとは付加価値を与えるものではない、というデザイン論にどのように辿りついたのかを、自身が携わった仕事を振り返りながら明らかにする。クライアントと共に商品の魅力をいかに引き出すか――その思考とプロセスは、モノづくりにかかわるすべての人に共感をもって読まれるに違いない。 -
超一流 できる人の質問力 人を動かす20の極秘テクニック
シリーズ累計64万部ベストセラー 『超一流の雑談力』著者が、 満を持して世に送り出す、「渾身の超大作」! 人生を制するための最重要なスキル、 それは「質問力」!! みなさんは質問というと、 何かの答えを聞き出すだけのものだと思っていませんか。 実はそうではありません。 ●ビジネスでの成功 ●人脈の豊かさ ●家庭の円満さ ●人望の高さ ●会社での評価 すべてが、「質問の仕方」次第で決まるのです! たとえば質問のひとつに、 「相手の同意をうかがう」というものがあります。 「来週、有休とっていいですか?」 「予算を少しオーバーしますが、いいですか?」 「この商品、買ってくれませんか?」 「安くしてくれませんか?」 「(冷蔵庫から)ビール出してくれないか?」 「ぼくと結婚してくれませんか?」 これらすべて、質問ですが、 「聞き方」が悪ければ無下に引かれますし、 「聞き方」がよければ了解を得られます。 そう、「質問」には人生そのものを左右してしまうほどの、 計り知れない力があるのです。 それではなぜ、「質問」にはそれほどの 影響力があるのでしょうか。 理由のひとつは、「聞く側」こそが 会話のイニシアチブを取れるからです。 もうひとつの理由は、いい質問をいいタイミングで 投げかけることのできる人は、 相手から高い評価を受けることができるからです。 本書では、日頃ぶつかりがちな「質問に関するお悩み」を厳選し、 ケーススタディ方式で問題点を探って、解決策をズバリ提示。 今日からすぐに取り入れられる、 具体的な20のテクニックにまとめました。 質問を制する者は、人生を制す。 ぜひ本書を通して「質問力」をきわめ、すばらしい人生を手に入れてください。 -
深く考える力
緻密に論理を積み上げていく「論理思考」は、思考の初歩的な段階にすぎない。「深く考える力」とは、論理思考とは全く異なる思考のこと。それは、心の奥深くに眠る「賢明なもう一人の自分」の叡智を引き出す力。では、どうすれば、その力を身につけることができるのか。本書に載せた「5つの技法」と「38のエッセイ」を読むだけで、読者は、自然に深く考える力が身についている自分に気がつくだろう。日米のシンクタンクで活躍し、内閣官房参与、ダボス会議GACメンバー、世界賢人会議代表などを務めてきた著者が、数々の著書で示してきた、新たな発想と深い思考の秘密を、いま明らかにする。 【目次より】●第一部 賢明なもう一人の自分――深く考える力とは、心の奥深くの自分と対話する力 ●第二部 深き思索、静かな気づき――文章を書くこと、読むことは、思索の階段を降りていくこと ●第三部 言葉との邂逅――心に触れる言葉に巡り会ったとき、深い思索が始まる -
なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか
大和朝廷が儒教より仏教を重んじた理由とは? 江戸の儒学者や国学者が見つけたものは何か? 文明の独立自尊を守り抜いた、日本人の「知の営み」の凄さ! なぜ日本は、中韓から超絶した素晴らしい国になったのか。その秘密は、中華文明と果敢に対峙しつづけた日本思想史にあった。歴代の中華帝国は「中華文明」を振りかざし、周辺国に圧倒的な影響力を及ぼしてきた。しかし日本だけは、決して呑み込まれなかった。聖徳太子、最澄、空海、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長はじめ、日本の偉大な思想家たちは何を考えてきたのか? そして日本人は、いかに「中華」を完全に排除し、世界でも類を見ない日本文明の思想的高みに至ったのか? 実は、中国からやってきた著者にとって、どうにも不可解なことがあった。どうして、江戸時代以前の日本の代表的な思想家はほとんど仏教の世界の人間なのに、江戸時代期に入ってからの代表的な思想家はほとんど儒学者なのか、ということである。この疑問について考えていくなかで、著者は様々なことに気づく。仏教も儒教も、6世紀頃、ほぼ同時に日本に伝わってきたはずなのに、日本人の受容の仕方はまったく違っていた。それはなぜなのか? また、江戸時代に儒教を取り入れていながら、儒教国家であった中国や朝鮮のような国にならなかったのはなぜか? 対中関係という視点から見ることで、日本思想史はこれまでの「日本人の常識」とはまったく違った貌を見せはじめる。北京大学哲学部卒・山本七平賞作家による、独創的かつ驚愕の「日本文明の謎に迫る知的冒険」。 【目次】●序章:思想としての「中華」とは何か ●第1章:飛鳥・奈良時代――脱中華から始まった日本の思想史 ●第2章:平安から室町――仏教の日本化と神道思想の確立 ●第3章:江戸儒学の台頭と展開――朱子学との戦いの軌跡 ●第4章:国学の快進撃――日本思想史のコペルニクス的転回 ●終章:幕末と明治――儒教の復権と国民道徳の形成 -
物流は世界史をどう変えたのか
国力を左右する主な要因は軍事力や工業力、あるいは人口だと考えられることが多い。だが多くの識者にとって盲点となっている重要なファクターが一つある。「物流」である。漢の武帝はヨーロッパに先駆けて、物流に国家が介入するシステムを構築して財政を安定させた。オランダはバルト海地方から輸入した穀物を、食料不足にあえいでいた欧州各地に運搬することで覇権国家となり、イギリスではクロムウェルが航海法を制定したことがパクス・ブリタニカ(イギリスの平和)の要因となった。さらにヴァイキングを駆逐したハンザ商人から、社会主義国家の決定的な弱点まで、経済史研究の俊英が平明に語る。 【内容例】■フェニキア人なくしてローマ帝国はなかった ■イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか ■国家なき民は世界史をどう変えたのか――アルメニア人、セファルディム ■アメリカの「海上のフロンティア」とは -
入門 ビットコインとブロックチェーン
インターネット以来の「革命」に乗り遅れるな! 今、世界中で仮想通貨に対する関心が急速に高まっている。そんな中、日本では「値上がりする投資対象」という面ばかりが注目され、その背後にある「技術革新」にはあまり関心が持たれていない。しかし、実はその技術――それは、ブロックチェーンと呼ばれている――には、「インターネットの登場と同じくらいの重要性」があると、本書の著者である経済学者の野口悠紀雄氏はいう。そこで本書では、ビットコインを始めとする「仮想通貨」、そしてその基礎技術である「ブロックチェーン」について、Q&A方式でわかりやすく、かつ余すところなく解説。 ●ビットコインは本当に安全か? ●なぜブロックチェーンは「社会革命」と呼ばれるのか? ●日本のメディアでは語られない「2つのブロックチェーン」とは? ●新しい資金調達法「ICO」とは何か? ●ブロックチェーンによって「経営者のいない会社」が出現する? この1冊で、ビットコインとブロックチェーンのすべてがわかる! 【本書の項目】●第1章 ビットコインとは何か? ●第2章 ビットコインを実際に使うには ●第3章 銀行が仮想通貨を発行する ●第4章 ブロックチェーンとは何か? ●第5章 ブロックチェーンの応用が広がる ●第6章 シェアリング・エコノミーとブロックチェーン ●第7章 IoTとブロックチェーン ●第8章 分散自律型組織DAOが作る未来社会 -
爆撃聖徳太子
隣国を次々に従え、世界帝国への道をひた走る隋帝国。その矛先は琉球、そして朝鮮半島へと向けられた。倭国に攻めてくるのも時間の問題……。この危機に敢然と立ち向かったのが、厩戸皇子、のちの聖徳太子である。遣隋使となった小野妹子をはじめ、周囲の人びとを巻き込んだ聖徳太子の戦いの行く末は!? 「なぜ隋の煬帝を怒らせる国書を送ったのか」「“聡耳”と言われた理由」「その後半生に政治的空白期があるのはなぜか」「黒駒伝説の真実とは」――聖徳太子をめぐる数々の謎を解き明かしながら、東アジアを舞台に壮大なスケールで描かれる、衝撃の古代史小説。 -
梅原猛の『歎異抄』入門
「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。強烈なパラドックスを含むこの成句で有名な『歎異抄』。その一言一句から発せられる「毒」と「薬」は、時代や階層を超え、人々の魂を揺り動かしてきた。親鸞の純粋なる信仰を、直弟子唯円が大胆率直に記述した『歎異抄』の魅力とは何か。わが国でもっとも優れた宗教書であると絶賛する著者が、その真髄をあまさず語る。法然と親鸞、親鸞と唯円という師弟関係を通して浮かび上がる独自の世界。道徳の延長ではない宗教の本質をえぐり出す。また、『歎異抄』の聞書作者である唯円その人の出自をめぐり、梅原流の歴史観を披瀝する。これまで唯円は東国の出身であるとされていたが、数々の資料を通して、西国の出身ではないかと。そして親鸞と唯円の深い関係も、親鸞の晩年に京都で築かれたのではないかと、独自の推論を展開する。『歎異抄』成立の秘密に迫った興味深い洞察である。現代語訳と詳しい年表付きの決定版である。 -
国際法で読み解く戦後史の真実
国際法を理解しているのか怪しい、アメリカ。国際法を理解したうえで破る、ロシア。そもそも法を理解できない、中国。そもそも人の道を理解できない、北朝鮮。そうした国々が核兵器を手に激しく火花を散らす中、日本は右往左往するばかり。にもかかわらず、日本人の多くが、第二次世界大戦前よりも、戦後のほうが人類は進歩し、文明的になったと考えているのではなかろうか? だが、第二次世界大戦後、国連をつくり戦争をなくそうとした世界で、嫌というほど、残虐な殺戮が続いてきたことは、少し考えればわかることだ。東西冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中国の暴虐、中東の動乱……。実は、「人類史は進歩している」と考えるのは大間違い。冷戦と革命と地域紛争と虐殺に明け暮れた戦後期は、むしろ「野蛮に退化した時代」だったのである。なぜか。それは文明のルールだった「国際法」をアメリカとソ連(ロシア)が破壊してしまったからだ。戦争根絶、民族自決、共産主義などの理想が、いかに残虐な世界を作ったか。日本は、残虐になってしまったこの世界で、いかに生きていけばいいのか。国際法を切り口として現代史を見ていくと、その大きな流れと各国の思惑が驚くほどによくわかる! 戦後から現代までの世界情勢の謎と闇を一刀両断に解明する斬新な現代史。 【目次より】●第1章 「文明の近代」はなぜ野蛮化したのか ●第2章 戦後日本の「諸問題の根源」を国際法で解く ●第3章 国際法を理解できない者VS理解して破る者の「仁義なき冷戦」 ●第4章 キューバ危機・ベトナム戦争・文化大革命 ●第5章 冷戦が終結し、世界はさらに野蛮になった ●終章 あらためて、なぜいま国際法を学ばねばならないか -
95歳まで生きるのは幸せですか?
「老後」と呼ばれるほど長生きできたとしたら、生きているだけで儲けもの。老人らしく生きる必要はない。自分らしく生きよう――。波瀾万丈の人生を送ってきた95歳の作家、瀬戸内寂聴に、ジャーナリストの池上彰が「老後の心構え」について聞く。 内容例を挙げると、 ◎出家をして余生を生きるのがラクになった ◎歳を重ねて、ますます体が肉を欲する ◎楽しみを見つけたら、病床の鬱が吹き飛んだ ◎いただいた命だから大切に生きる ◎長生きをして何をする? 何歳まで働く? ◎「老い方のレッスン」があったら何を学びたい? 等々 また、池上彰氏はあとがきで次のように述べる。 「“豊饒な人生経験”を経たからこその言葉の重み、寂聴さんの一言一言に私たちが頷くのは、そんなところがあるのではないでしょうか」(「おわりに」より)。超高齢社会を迎える日本で、長生きすることは本当に幸せなのか? 誰もが避けることのできない「老い」や「死」について考える。 -
活躍する人のセオリー 強みを活かす
働き方改革や生産性向上が叫ばれている今、ビジネスパーソン個々人が強みを活かし、やりがいを持って、効率的に成果を上げていくことが求められている。しかし多くのビジネスパーソンは、「そもそも自分の強みが分からない」と悩んでいる。「働きがいのある会社」ランキングで、長きにわたりトップクラスにあるサイバーエージェント。そこで10年にわたり同社の「戦略的人事」を司る人物が曽山氏だ。本書では人財育成のプロである著者が、「強みを見つける」ためのノウハウから始まり、「強みを使って上手に仕事をする」方法、部下の強みを引き出し、チームとして成功するやり方などを、サイバーエージェントでの実践を紹介しながら、わかりやすく説明している。切り口は、●一年後の自分をイメージする ●不安を消すイメトレ ●発信するとチャンスが増える ●言葉の開発をする ●言わせて、やらせる ●決断経験が強みを増やす ●「ありがとう」が強みを活かす ●会議の最初にポジティブを etc. 21世紀型「人づくり」「成長モデル」を提案する、金井壽宏・神戸大学教授、中原淳・東京大学准教授、絶賛の書!! -
まだGHQの洗脳に縛られている日本人(PHP文庫)
「戦前、日本は侵略国家だった」「日本人は平和憲法を自ら求めてつくった」――。これらは実は、戦争に敗れた日本が、二度とアメリカやソ連、中国などの戦勝国に逆らわないよう、GHQが占領政策で広めた“真っ赤なウソ”だということをご存知だろうか? 本書は、いまも日本人の精神を蝕み続ける洗脳工作「WGIP」(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の正体を、知日派米国人が解き明かし警鐘を鳴らしたもの。日本人が、自国の歴史に誇りをもてない、「愛国心」という言葉にネガティブな反応をしてしまう、アジア諸国に対して何となく負い目を感じるというのも、このプログラムの影響が大きいのだ。しかも、日本の弱体化を望む中国や韓国、日本国内の一部の勢力などが、それをひそかに“プロパガンダ”として利用し続けていることを知ったとき、あなたの歴史観は根本から覆る。今こそ真実に目覚めるとき! ベストセラーシリーズの第1弾、待望の文庫化! -
すごい立地戦略
●最強セブン-イレブンの立地戦略はやっぱり最強だった! ●立地戦略の視点から見たユニクロとドン・キホーテの共通点は? ●丸亀製麺の人気を支えるのは「子ども」!? ●今後、生き残る飲食は「多業態」? 【営業職や、街歩きが好きなビジネスパーソンにおすすめ】本書を読むと、ただの移動や散歩が、戦略図を読み解くビジネスヒント探しの旅に変わります。街には業界最先端のビジネスモデルや戦略が詰まっており、各業界のスリリングな勝負の様相がはっきりと見て取れます。「なぜコンビニがある通りにまた別のコンビニができるのか」「なぜコインパーキングは欲しい場所にないのか」などの素朴な疑問が解けると同時に、「港区と足立区、出店したらどっちが儲かる?」「大阪と京都の立地戦略が難しい理由は?」等、初めてでも絶対ハマる立地戦略の話を、3万件の調査実績をもつ店舗開発のプロフェッショナルが語り尽くします。 -
[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる
学生時代、英会話が大の苦手だったという著者。ところが、ソフトバンクに転職するやいなや、孫正義社長の秘書として海外出張への同行を命じられ、そこで英語ができないことがものの見事に露呈してしまう。唖然とする孫社長の表情を見て、「このままではクビになる」と感じた著者は一念発起し、「流暢に話せるわけではないのに、ネイティブとの交渉で絶対負けない」孫社長の英語を参考に勉強をスタート。その後、仕事に必要な英語だけを集中的に学習する独自のやり方で、「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語をわずか1年でマスターした(しかも、孫正義社長の下で忙しく働きながら)。本書では、自らの実体験をもとに編み出した「最短最速の英語勉強法」を開陳。著者の勉強法は、一見ユニークだが、誰もが実践できるもの。英語学習に対する「不安」が「希望」に変わる1冊。※2014年11月に同名の単行本を発刊後、実際に英語を1年でマスターする人が続出! ベストセラー、待望の新書化。■1年でマスターするための「7つの戦略」 ●【戦略1】「自分に必要なのはどんな英語か」をまず明確にする ●【戦略2】スピーキングとヒアリングを集中的に鍛える ●【戦略3】単語は勉強しない ●【戦略4】言いたいこと一つにつき、覚える言い回しは一つだけ ●【戦略5】文法も勉強しない ●【戦略6】日常会話やスモールトークは後回し ●【戦略7】発音はあきらめる -
子どもの問題 いかに解決するか
「いじめ」や「発達障害」に代表される子供の問題は、ますます難しさを増しつつある。希薄化する人間関係等によって、これまでの経験則や常識が通用しなくなったのだ。熱意をもって関わるほど状況は悪化していく。どのように介入し働きかければ、よい結果につながるのか? 本書は大阪の小中学校の現場で実際に問題を解決に導いた貴重な経験の数々を一冊にまとめたもの。行き詰まった解決困難なケースでも、9割以上で改善が見られたという。ポイントの一つは、本音が言える関係をいかに築くことができるか。子どもの問題は、しばしば家庭や周囲の問題を映し出している。第一章「子どもは変わる」、第二章「見立てる技術」、第三章「抵抗を突破する技術」、第四章「不登校の子どもへの対応」、第五章「いじめへの対応」、第六章「発達障害の子どもへの対応」、第七章「非行の子どもへの対応」 -
すぐ感情的になる人
自分の指示通りに部下が動かないと激高する上司、自分の不満を歯に衣着せずにぶつける夫あるいは妻、さらには犯罪を引き起こすような深刻なケースまで。すぐ感情的になる原因として考えられるのは、親の影響、加齢による「脱抑制」、怒りを許容するいい人の存在、さらに人格障害、「間欠爆発症」、そして怒りやルサンチマン(恨み)をかきたてる社会、などなど……。ただし、感情をぶつけられたことで生まれる怒りを抑制することはお勧めできない。無理に抑圧した感情は、必ず何らかの形で表に出てくるからだ。そこで本書では上手に怒るためのヒントも含めた上で、すぐ感情的になる人への的確な対処法を述べる。ベストセラー『他人を攻撃せずにはいられない人』の著者の精神科医が、自分自身の例も挙げて簡潔に解決する。 -
イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭
EU離脱派のオピニオンリーダー、ボリス・ジョンソン氏にとって、国民投票の結果は実は「誤算」だったという。彼には「僅差で敗北して存在感を高める」という思惑があったとされる。そんな離脱派の扇動により、英国の未来は変わった。残留派が6割を占めたスコットランドでは、イギリスからの独立を問う住民投票を行う意向もあり、スタージョン首相は実施の予定時期まで明言した。連合王国解体の危機といえる。そしてこの騒動で高笑いをしているのがロシアだ。ウクライナ問題に伴う、EUによるロシア封じ込めが困難になるからだ。そればかりかロシアがEU離脱プロパガンダを行なった可能性すら指摘されている。老大国の激震を、山本七平賞も受賞した産経新聞ロンドン支局長が緊急報告! (目次より)●キャメロンの危険な賭けと誤算 ●欧州各地で離脱ドミノ ●EU成立の経緯 ●独仏でもEU懐疑主義台頭 ●再び英露のグレートゲームが始まる -
面白くて眠れなくなる理科
シンプルだけど奥が深い理科の世界へようこそ! ベストセラーシリーズ「面白くて眠れなくなる」の第二弾は、小学校理科を題材に、生物、物理、化学、地学の謎について面白く紹介します。水を熱したときに出る泡の正体、ゴキブリに洗剤液をかけると死ぬ理由など、シンプルだけど奥が深い、事象、ものについて解説。読みだしたら止まらない、そんな不思議な世界へ誘う一冊。【本書の目次より】鏡は何でできている?/ドライアイスの正体/私たちが吐いた息の成分/ウンチとオシッコのはなし/目立たない花と目立つ花/チューリップにはクローンがある/「燃える」の科学/磁石の意外な弱点/東西南北にまつわるエトセトラ/月の科学 -
世界に負けない日本
元外務事務次官の著者は、日米貿易摩擦の解消のための日米交渉において、日米双方が国内の構造問題の是正を目指すという合意を導き、六カ国協議では北朝鮮の核と拉致の問題について中国の協力を取り付けた。米国や中国も信服した「ミスター外交」が、グローバル化時代に世界と渡り合う術(すべ)を語ったのが本書である。日本人がグローバル社会で渡り合うために身に付けたい5つの力――英語力、情報力、「個」の力、ロジック力、人間力を身に付ける方法について語り、続いてアメリカ大統領選挙など国際情勢の見方と国際社会における「ロジック」の具体例を述べる。また空母よりも威力がある「東シナ海油ガス田共同開発合意」など、日本国がアメリカや中国に主張すべきことを説く。巻末には著者主宰の私塾における瀬谷ルミ子氏の講演を収録。世界の紛争予防に努めてきた経験からグローバル人材の要諦を語る。 -
睡眠薬中毒
日本では4人に1人が不眠症と言われ、睡眠薬の消費量世界一。悩みがあれば眠れないのは当然なのにすぐ処方され、眠りが浅くなる高齢者への処方はごく一般的。成人だけでなく、発達障害者の子供に対しても処方されるようになった。ある報告書では、医院経営のメリットとして「常用量依存を起こすことにより、患者が受診を怠らないようになる」と挙げているように、薬漬けにして利益を得ることは当たり前のことになった。副作用が少ないとされているが、実際には依存性があり、飲み始めると止めることが難しい。「ゲートウェイ・ドラッグ」と言われ、睡眠薬をきっかけに、うつ病に発展していくことは一部では知られている事実である。では、どのような危険があるのか。市販の「睡眠改善薬」と処方される「睡眠導入剤」の違い、日本人と睡眠、製薬会社と薬の歴史、薬を飲まない・減らすようにするにはどうしたらいいのか、を解説する。 -
大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界
2020年、東京五輪が開催される年までに、日本は、世界はどうなっているのか。読めばあなたの未来が見えてくる! 本書は、日本を代表する論客であり、経済学のみならず実際の政策にも精通する著者が贈る「知の羅針盤」である。2020年までに、私たちの仕事は、生活はどう変わるのか。これから成長する国、没落する国はどこか。人口問題、景気動向、規制緩和、国家戦略特区……。さらには小型ドローンや人工知能など最新テクノロジーの可能性から、まだまだ伸びるインバウンド消費などについて、様々なデータと経済学的・地政学的観点から縦横無尽に読み解いていく。日本と世界が向かう大きな潮流がわかれば、「これからどうすれば良いか」も見えてくる。ますます不確実性を増す世界で生き抜くための未来図を、ぜひ本書で手に入れてほしい。 -
超インフラ論 地方が甦る「四大交流圏」構想
大阪都構想反対派の急先鋒として注目を集めた著者による、渾身の最新刊! 「都構想」否決のその先にあるものは――? 人口が減り続けている大阪のみならず、「消滅」までもが危惧されている日本の「地方」。本書ではその復活の道筋を大胆に示す。著者曰く、地方を甦らせる最短にして最善の道は「インフラ」しかない(なお、この「インフラ」とは、リニア新幹線や高速道路などのハードインフラから、地域コミュニティなどのソフトインフラまでを含んだ概念だ)。じつは、あのアダム・スミスもカール・マルクスも、インフラ投資が経済にもたらす大きなインパクトについて論じていた。しかし、現代日本において「インフラが重要だ」というと、「日本は道路王国で成熟社会だから、もうインフラなんて必要ない」「公共事業は税金の無駄使い」といった意見がすぐさま噴出する。だが、そうした固定観念は、種々のデータから「大いなる間違い」だということがすぐわかる。本書では、「日本の高速道路網は先進国中最下位」「公共事業費は5倍になってGDPに反映される」「デフレ期においては、インフラ投資で税収増が期待できる」……など、知られざる事実を明らかにする。さらに、「大(だい)大阪構想」「四大交流圏構想」をもとに、新たな経済圏の出現と、それが日本にもたらすであろう莫大な利益について詳説する。地方復活、ひいては日本経済の明るい未来を描く注目作! -
子どもの「心の病」を知る
精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。 -
腸に悪い14の習慣
大腸ポリープ摘出を経験した、石田純一さん推薦! 「医学的に証明された最強の超(腸)健康法。これでプラス10年、長生きできそうです!」30年間、4万人の腸を診てきた「腸専門医」が、世に蔓延する「腸をダメにする習慣」に警鐘を鳴らす! 「免疫細胞の6割は腸に存在する」という言葉通り、若々しく、病気知らずの体をつくる土台となる器官・腸。しかし、腸をダメにする習慣を知らず知らずのうちに続けてしまっている人は、あまりに多い。たとえば「糖質オフダイエット」や「一日一食」といった健康法。あるいは「マクロビオティクス」やヨーグルトといった食事も、じつは腸を悪くする原因になっているのだ。あなたが健康にいいと思っていることが、不幸にも老け腸や不調の原因となっている。4万人の腸を診てきた名医が、豊富な臨床経験と最新の医学的実証をもとに「やめるだけ」で腸が若返る習慣を明らかにする。第1章 間違った健康法が、腸を老けさせている/第2章 腸に悪い10の「食べ方」/第3章 腸に悪い4の「暮らし方」/第4章 日本人の腸、昔はよかった?/第5章 腸によい油、悪い油/第6章 「腸内フローラ」が果たす役割/第7章 腸プラスの習慣6/第8章 体型別・腸プラス健康法/付録 いつまでも若い腸をつくるレシピ -
東大病院を辞めたから言える「がん」の話
「抗がん剤は悪」説の真贋、重粒子治療の費用対効果、「がんは放置」論が奪う生存機会、手術件数からは見えない病院の実態……など、気鋭のがん治療専門医が赤裸々に語る! いまや、2人に1人ががんに罹る時代。しかし、「医療否定」「がんの自然治癒」など、世の中には数多の主張や説があふれ、「本当に選ぶべき治療」「信頼できる医師」がわからなくなっている。その結果、不運にも病気が治らなくなってしまったり、効果が薄い治療に高額を費やしたりしてしまう患者さんはあとを絶たない。著者は、がん外科医と腫瘍内科医という二つの資格を持ち、手術の執刀から抗がん剤治療、緩和ケアまでを臨床現場の最前線で経験してきた、世界的にも稀有ながん治療の専門医。東大病院を辞めたからこそ話せる、本当に知っておくべき「がん」のこと。自らのために、罹患した大切な人のために。後悔しない「がんとの向き合い方」を選択するための正しい知識をぜひ身につけてほしい。 -
科学研究とデータのからくり
ノバルティス社のデータ改竄(かいざん)なんてかわいいものだった――なぜ、科学者たちはうそをつくのか。STAP細胞事件、ノバルティスファーマのデータ改竄事件、厚労省が記者発表したギャンブル依存症問題……とにかく捏造や不正が多すぎる。日本では犯しやすく、発覚してもペナルティが甘いからではないか。そして、根本的なところでは、日本の「複雑怪奇な研究費助成システム」が原因といっていい。研究者たちはどうやって人を騙すのか。どう切り抜けようとするのか。本書では、世間を騒がせた事件を中心に解説し、現状を暴いていく。どこまでが単なるミスで、どこからが犯罪になるのか。過失と不正の評価をわかりやすく表にした。絶対にやってはいけない掟とは何か明らかにする。 -
数学は世界をこう見る
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学は世界を認識するための最高の技術だ! 中学数学で、本物の数学の喜びと感動が体験できる! 数学というと、面倒な計算をして、現実とはかけ離れた定理や規則を丸暗記する科目とイメージされているかもしれません。しかし、本物の数学はそうではないのです。哲学とも異なる独特の見方で、私たちの周りの世界をよりよく認識するための技術なのです。こうした「数学者のメガネで世界を見るとはどういうことなのか」「数学的な世界観とは何か」、それをより広い読者に体験させてあげたい。このことに、本書は挑みます。中学数学までの予備知識で、現代数学の最先端の話題にまでジャンプ! これなら文系の社会人でも、高校生や大学生でも挑戦できます。何も専門の大学数学をきっちり学ばなくとも、「本物の数学の喜びと感動を体験できる」、この信念のもとに本書は書き上げられているのです。空想力・創造性に満ちた「数学的なものの見方」は、これまでの世界の見方を180度変えてくれます。数学の思想的・哲学的な面に関心をもつすべての人に贈る、数学読み物です。 -
学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論
歴史の中で誰が本当の英雄なのかを見極めるポイントは、「その時代においては何が常識で、何が非常識なのか」見極めることです。戦国レースのツートップ、織田信長も毛利元就も当時の人々にとっては非常識な人でした。今、私たちが彼らにそれほどの非常識さを感じないのは、彼らが非常識なことを行い、日本人の価値観を作り替えてしまったからなのです。歴史から真実を汲み取るためには、今の自分たちの価値観や感覚で史料をみるのではなく、当時の人の感覚で見ることです。――本文より抜粋道鏡、平将門、足利尊氏、彼らは日本三悪人とされた人物たちです。しかし、現在ではその評価は大きく変わっています。このように正史は常に正しいと思っていると、歴史の真実にたどり着くことはできません。むしろ正史の矛盾を追及していくことこそ真相への近道だと著者は語ります。歴史を学ぶだけでなく、自分で考え推理する力を養う特別授業。天智天皇から毛利元就まで、「間違いだらけの人物像」を覆す! -
とんでもなく面白い『古事記』
日本の起源を記す最古の歴史書『古事記』。難しそうに思えるかもしれないが、その内容は冒険と色気にあふれた一大スペクタクルだ。本書は、そんな『古事記』を、この上なく平易で明るい解説とツッコミ満載で紹介する。たとえば、イザナギとイザナミにアマテラス、スサノヲ、ヤマトタケルなど、名前は聞いたことがあるけど「何をしたのか、いまいちピンとこない」神様や人物たちを電子書籍限定でカラー化されたイラスト満載で大紹介。「稲羽のシロウサギ」「海幸彦と山幸彦」など、知っているようで知らないエピソードもばっちり収録! 日本神話を、笑いながら味わおう! -
なぜ韓国企業は世界で勝てるのか
ここ一〇年足らずの韓国企業の躍進は、かつて日本企業が世界に進出した時とは異なる特徴をもっている。技術力も資金調達力も日本に及ばない韓国の武器は何なのか。世界有数のグローバル企業となった韓国四大財閥(サムスン、ヒュンダイ自動車、SK、LG)の強さの秘密を徹底的に分析。韓国企業の強みと弱み、グローバル戦略と新興国ビジネスモデルの特徴など、豊富な具体例で明らかにする。韓国企業には学べる点と学べない点がある。日本企業に欠けた情報や視点を提供することによって、日本経済の再興に資する。プロローグ「マーケティング重視の韓国企業とモノ作り重視の日本企業」、第1章「サムスン財閥」、第2章「ヒュンダイ自動車財閥」、第3章「SK財閥」、第4章「LG財閥」、第5章「韓国財閥の影」、第6章「韓国の視点を生かしたグローバルビジネス」、エピローグ「日本再生の鍵を握るアジア・グローバル人材」 -
明治憲法の思想
明治憲法は「軍国主義」を招いた悪法か? 戦後、日本国憲法との比較で意図的に悪のイメージが作られた。だがその実像は、国内外から称賛された、日本の国柄に基づく「良法」であった。西欧化の荒波の中、伊藤博文は歴史法学に魅了され、金子堅太郎が西欧の保守主義思想と出会い、井上毅が国典研究に没頭する。そして彼ら起草者たちはそれぞれ近代日本の在り方を模索していく。国体とは何か? 国教を定めるべきか? 国家の機軸となるのは内閣か天皇か? 立憲政治における天皇の存在とは? その結果、日本の伝統的理念を重視し、それに根差した近代化を目指していった。民間も含めて広く論議された末に生まれた、我が国初の近代憲法。その制定の姿勢と思想こそ、日本がグローバル化の今日学ぶべき課題である。2002年、正論新風賞受賞の期待の若手論客が、専門とする憲法学の裏付けを基に明治憲法の実像に迫り、現行の憲法論議に新たな視座を与える。 -
かくて昭和史は甦る
日本の昭和史は単なる歴史ではない。まさに今日の時事問題である――日本人として最低限知っておかなければならない、明治以来の真実の歴史を熱く語りかける「渡部昇一の歴史の読み方」全400ページ。朝鮮独立を助けた日清戦争、世界史を変えた日英同盟、日韓併合の誤解、満州建国の真実、南京大虐殺の嘘、従軍慰安婦の実態、日米開戦における日本外交の失敗……「戦前はすべて悪」ではなかったのである。 -
「考える子ども」の育てかた
子どもの頃に身を置く環境が、個々の人格や人生に与える影響は大きい。特に、父親の子育てへの関与が、子どもの将来に多大な力を及ぼすという著者。「女の子は雄々しく、男の子は女々しく」育て、「子どものわがまま」を尊重し、休日には家族そろって「たわいのないおしゃべり」に花を咲かせる……。自らすすんで家事に参画し、そんな父親の後ろ姿を見せることで、子どもとの絶対的信頼関係を確立していく。上手にコミュニケーションを図らなければ、身近にいながら遠い存在になりかねない「家族」というつながり。無気力な子どもや、大人になりきれない親が増え、お互いに無関心な親子関係が浮き彫りにされつつある今だからこそ、家庭のあり方や家族の関係を見直すべきなのではないだろうか。本書は、独自の哲学をもって子どもとふれ合い、子どもの個性とまっすぐに向き合ってきた、リンボウ先生流子育てを大公開! -
高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか
他人を平気で困らせる人はこんなことを考えている――1万人以上の脳のMRI画像を鑑定してきた著者が分析! 学歴が高くて賢いはずなのに、人とうまくコミュニケーションを取れない人がいる。人を見下したり、滔々と得意げに自分を語ったり。これは、受験のためにある一部の脳を鍛えすぎた結果、いびつになっていることが原因と言われている。あなたの周囲にそんな人はいないだろうか。こういった周囲を困らせている人が家族にいたら大変だ。孤立すれば、認知活動が自分だけでしか行えなくなり、最悪の場合、うつ病や認知症のような症状を引き起こすケースもあると言われている。では、周りの人はどのように接していったらいいのか、本書でわかりやすく解説する。 -
中国は腹の底で日本をどう思っているのか
著者はいう。日本からみた世界はいま、中国とアメリカによって説明されることがほとんどだ。しかしいま、ほんとうに必要なのは日本から世界をどうみるか、という視点ではない。中国が日本や世界をどうみているのか、あるいはその主語を韓国や北朝鮮に入れ替えたとき、彼らが何を考えているのか、である。そうした問題意識のもと、本書は独自情報や現地発の報道を立体的かつ丁寧に組み上げながら、東アジア情勢がどのような力学によって、どちらに動いているのかを明らかにしていく。その視点の基礎を成す要素は「価値観」ではなく、各国の「利害」だ。日中関係はなぜいま改善しているのか、中国が図ろうとしている「脱露入米」とは何か、イギリスはどうしてAIIB(アジアインフラ投資銀行)に参加したのか、日朝交渉が必ず行き詰まるのはどうしてか……その答えが日本メディアの論調とは大きく異なることに、読者の方は驚くことになるだろう。ならば、その新潮流のなかで「価値観外交」を全面に掲げる安倍政権の手法はそこまで効果的なのか。日本外交に対する痛烈な示唆までをも含みながら、中国を知り尽くした気鋭のジャーナリストが描き出す極東コンフィデンシャル。 -
従属国家論
昨今メディアを賑わせている集団安全保障、憲法改正論議には、現代日本をつくった「戦後の初発」という視点がすっぽりと抜け落ちている。日本の「戦後」とはいかにして始まったのか。実はそこには、大いなる欺瞞(ぎまん)が隠されていた。それを直視しない限り、ほんとうの憲法改正論議などできないのだ。本書では、戦後の始まりから平和憲法、構造改革からTPPに至るまで「戦後日本」を規定してきた「日米の非対称的な二重構造」を丹念に描き出す。なぜ、保守も革新も自ら進んでアメリカに追従してきたのか。なぜ、沖縄の基地はやめられないのか。なぜ、規制緩和の大合唱が起きるのか。それはわれわれが、意識している、いないにかかわらず、外交から政治・経済政策、言論に至るまで常にかの国の顔色を窺わなければならない「従属国家」だからである。だが、覇権争いとでも称すべき冷戦後の世界において、こうした「意識的/無意識的なアメリカ追従」はもはや最良の道ではなくなった。戦後70年間日本人が抱え続けてきたディレンマを鮮やかに切り取り、これから我々が進むべき方向を指し示す。現代を代表する思想家が放つ、待望の戦後論! -
20世紀とは何だったのか
ニーチェの真意、ハイデガーの試み、ケインズの卓見……20世紀はあらゆる哲学、思想、社会運動が「ニヒリズム」と対峙した時代であった。本書は京都大学における「現代文明総論」講義をまとめたもの。現代の先進国に生きるわれわれは、かつてなく自由になり、便利で快適な生活環境を実現してきた。しかし、本当に、われわれは「善き社会」を実現できているのか? 西田幾多郎と「近代の超克」について論じた京都大学最終講義を収録。解説・松原隆一郎。 -
山県昌景
戦国最強を誇った「赤備え」の騎馬軍団を率いて、常に武田信玄の先陣を任された山県昌景――。若年より晴信(のちの信玄)の近習として仕え、20歳の時には晴信直属の旗本隊創設に加わり、いきなり足軽150人の隊長に大抜擢された。その後も武勲を重ね「源四郎(昌景)の赴くところ敵なし」とまで謳われる。信玄の子・義信の謀反未遂に、父のような存在だった兄・虎昌が連座し切腹させられると、昌景は涙ながらに兄が率いた「赤備え」の部隊を引き継ぐこととなる。その後の昌景は、「風林火山」の旗印とともに武田の先鋒隊長として戦場を疾駆。“赤い大津波”の如き騎馬軍団の破壊力は、三方ヶ原の戦いで徳川軍を呑み込み、「さても恐ろしきは山県」と家康を畏怖させた。しかし信玄に重用された反面、息子の勝頼には疎んじられ不遇な晩年を迎える。長篠・設楽原合戦では己の誇りをかけて挑み、壮烈な最期を遂げた猛将の生涯を描く。 -
辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術
言い方次第で、人間関係もぐっと変わる! 『三省堂国語辞典』編纂者が探究する、今よりちょっと上の日本語生活とは。敬語は省略してさりげなく使う/読点(、)は、どのタイミングで打つのか/「さみしい」と「さびしい」の違いとは……著者は、辞典編纂のため、活字・放送・インターネット、さらには街の中などから、あらゆる日本語を「用例採集」し、日々ことばと向き合いながら暮らしている。ちょっと工夫した表現の提案など、人付き合いもよくなることばの使い方を本書にまとめた。たとえば、気になる日本語として「あやまる」と「わびる」の違いについて、生きた紋切型の表現とはなにか、敬語を省略してうまく使う、穏やかに注意する方法のほか、漢字と仮名の使い分け、読点(、)の付け方、辞書の活用法、多岐にわたって提案をする。さりげないけれど、これを知っているとお互い気持ちよく過ごせる表現方法が満載! -
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか
養老孟司氏(東京大学名誉教授)絶賛!……「中華思想」に中国自身がいかに縛られてきたか。その切ない歴史と現代中国の考え方がよくわかる。国際的な常識を決して守らず、力によって現状を変更しようとする中国の振る舞いは、もはや日本人にとってお馴染みにすらなっている。その一方で、そうした中国の「異常性」の本質がどこに由来しているのか、ということを、自信をもって答えられる人は多くないだろう。その本質を理解するためには、「中華秩序」によって生み出された中華帝国自身の盛衰と、周辺国家を含む極東の興亡史を知る必要がある、と著者はいう。始皇帝の時代から習近平率いる現代中国まで、2000年の中華帝国史を一気に概観したとき、そこからどのような「歴史の法則」がみえてくるのか。その答えは本書に譲りたいが、一つだけいうならば、「中華秩序」の構築とは見栄の問題ではなく、その構築に失敗した国や皇帝はあっという間に滅ぼされる、という残酷な事実がそこにある、ということだ。それがわかれば現代中国がなぜ、異常なまでに海洋進出に固執するか、という理由もわかるはずである。そうした「中華秩序」に対して、ある国は徹底的に従属し、ある国は反発し、ある国は距離を置いた。その「歴史の法則」がいまでも変わらないことに、あらためて読者は驚くはずだ。ならば、膨張を続ける中国に日本はどう立ち向かうべきか。山本七平賞作家が満を持して放つ、語られざる斬新な極東興亡史。 -
一冊でわかる!本田宗一郎
「世界のホンダ」の創業者でありながら、気取らない人柄と人一倍の挑戦心でカリスマ的な人気を誇る本田宗一郎。三日三晩、寝食も忘れて研究開発。経営危機の中で世界最高峰のレースに挑戦。社員から「オヤジ」と呼ばれる。言葉が通じないのに外国人とすぐに打ち解ける。引退を進言した役員に「よく言ってくれた」。……など、その魅力を伝えるエピソードは数多い。本書は、そういったエピソードを織り交ぜながら、本田宗一郎の生涯と仕事術をコンパクトかつわかりやすく紹介するもの。「スーパーカブ発売」「マン島TTレース出場」「四輪車参入」「F1挑戦」などの大プロジェクト達成の秘話から、盟友藤澤武夫との深い信頼関係、人間味溢れる数々の逸話まで、その魅力とすごさを余すところなく伝える。 -
戦後リベラルの終焉
本書は戦後の歴史をたどりつつ、歴史を変えることのできなかったリベラルな知識人の挫折の原因をさぐる「敗者の戦後史」である(「はじめに」より)。全面講和から安保反対、反原発運動に至るまで、日本の左翼は理想主義的なスローガンに終始し、保守陣営への対案を示してこなかった。2014年の朝日新聞の大誤報は、そんな「戦後リベラル」たちの終焉を示していたと言えるだろう。戦後70年を経たいま、「革新」という幻想はこれからどこへ行くのか。「敗者の戦後史」から逆照射すれば、未来の日本への道筋が見えてくる。日本を「普通の国」へと変える論点がわかる、刺激的な論考! -
求心力
スポーツの世界にかぎらず、かつての日本におけるリーダーシップは、トップダウンで指示命令を徹底させる「支配・強権型」が主流だったが、市場が成熟した近年、部下の主体性、創造性が育まれないこの方法は疑問視されるように。そこで持て囃されはじめたのが、リーダーが組織のメンバーに奉仕し、目標達成に導く「サーバント・リーダーシップ」だった。しかしこの方法にも、リーダーと部下が友だちのような関係になって緊張感が失われ、組織が弱体化してしまうという欠点が……。では、いまの時代に最もふさわしいリーダー像とは? 平尾氏いわく、「リーダーたる者は、いかにフォロワーの力を拡大し、結集させるかを考えなければならない。そのために有効なのは、おのれの求心力をもとに周囲の人間を巻き込んでいく、『巻き込み型』リーダーシップなのである」。日本ラグビー界のレジェンドが、鬼軍曹でもなく友だち的関係でもない、第三のリーダーシップを語る! -
東京劣化
地方の集落の消滅を危惧する声が高まっているが、これまでの政策の方向性を変えれば日本の農業や集落を維持する術(すべ)はある。むしろ、地方よりも東京のほうがより急激な変化に見舞われると考えられる。東京の高齢化はすさまじい。2040年には、2010年に比べて高齢者が143.8万人増加する。1.5万人減少する秋田県とは対照的だ。その結果東京の貯蓄率は低下し、インフラが維持できず、都市がスラム化するおそれがある。年金の給付水準は大幅に引き下げられ、その結果多くの高齢者が家を失い、老人ホームが新たに100万床以上必要になると考えられる。ならばどうするか。人口減少問題の第一人者が、欧州の事例も参考にしながら、現実的な処方箋を提案する。 -
随筆宮本武蔵 随筆私本太平記
著者の代表作となった『宮本武蔵』。その人気と反響のあまりの大きさに、小説と史実が混同されることをおそれる気持ちが、本書執筆の動機となった。伝記、史料、口碑、遺墨から浮かび上がる、"人間・宮本武蔵"に寄せる著者の情熱に胸が熱くなる。そして明かされる名作『宮本武蔵』創作の秘密――。吉川ファンはもちろんのこと、もっと武蔵を知りたい人、必読の一冊。 -
アジアを救った近代日本史講義
周辺諸国との軋轢が高まるなかで「歴史問題」を耳にしない日はない。しかしこれまで学校で教わってきた「歴史観」はほんとうに正しいのか。その猜疑とともに、日本の近代史をもう一度学び直そうという機運は高まるばかり。その格好のテキストが本書だ。冒頭で著者はいう。「国家の歴史を肯定的に受けとめなければ、私どもが献身すべき対象をみいだすことはできません」。そうした視点で明治維新から敗戦に至る歴史を俯瞰し直したとき、そこにはアジアの発展に尽くし、世界に雄飛した人々がいた。著者が総長を務める拓殖大学は、まさにそうした「戦前のグローバリズム」を担い、生命を賭してアジアに貢献する人材を生み出す大学だったのだ。桂太郎、後藤新平、新渡戸稲造。拓殖大学の草創期を担った稀代の人物たちはいかに「興亜」を志し、行動したのか。同時にその営みを知ることは、そもそも私たちはなんのために「国際化」しなければならないのか、というグローバル化の本質を学ぶことにもなる。「否定の言葉でまみれた過去」を問い直し、日本人としての誇りと自信、そして未来を拓く力を与えてくれる一書。 -
新・台湾の主張
台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から15年、92歳になった著者が、ここに新たな「魂の直言」を放つ。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統としての孤独、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢……。そして、新たな民主化への道を歩み始めた台湾と、日本の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。 -
10年たっても色褪せない旅の書き方
団体旅行だろうと一人旅だろうと、大勢の観光客の群れに埋没することなく、もっと「自分らしい旅」をしてみたい――。旅行ブームのいま、こう思っている中高年は多いはず。そこで著者が勧めるのは、「旅の文章」(紀行文)を書いてみること。「書く」という行為を前提にして初めて、「自分らしい旅」は可能となる。なぜなら、旅の脚本・演出・演技のすべてをまとめたものが、「旅の文章」だからだ。しかも、どうせ書くなら、誰しも、他人に読んでもらえる文章にしたいもの。「旅とは旅先に『惚れる』こと」「『無』に感動することが旅の出発点」「そこに在るものだけを見ていては、旅はすぐに古びる」「旅は終わったときからはじまる」といった、人生を豊かにする旅の作法と、「地名を効果的に用いる」「歴史にまつわる事実を書きこむ」「総花的に羅列しない」「決まり文句はなるべく避ける」といった、いつまでも色褪せない旅の文章の書き方が、同時に学べる一冊。 -
中国外交の大失敗
習近平政権誕生後、領空・領海侵犯を繰り返す中国に対し、わが国はジリジリ追い詰められている、という印象をもっていた日本人は少なくないだろう。だからこそ、2014年11月に行なわれた日中首脳会談での習氏の物頂面はみなを驚かせた。「あの瞬間、世界は日本が勝利し、中国が敗れ去ったことを認識した」。そう著者は語る。なぜ力にモノをいわせて傲慢に振る舞った中国は、いつの間にか窮地に陥って敗北したのか。そうした傍若無人な習近平外交に、安倍外交はいかなる手段で臨んだのか。日々のニュースを表層的にみるだけでは、その本質はつかめない。両国間の緊張を一気に高めたレーダー照射事件、防空識別圏の設定から中韓首脳会談、日中首脳会談にいたる流れを緻密に分析しながら、本書はそのなかで日本外交の「戦訓」を見出していく。ならば、「第一ラウンド」に完敗した中国が次にしかけてくるだろう「第二ラウンド」とは何か。そこで知っておくべきは、戦中から戦後にかけて連綿と続き、日本人を「骨抜き」にしてきた恐るべき「対日工作」の歴史である。著者はいう。真に安定的な日中関係を築くためには、もはや憲法第9条の改正には一刻の猶予もない――。一触即発の東アジア情勢下で日本が「一極として立つ」ために必要な戦略を、当代随一の外交評論家があますところなく描き出した一書。 -
なぜローカル経済から日本は甦るのか
グローバルとローカルの経済圏を区別せずにその施策を考えていたため、格差問題が生じ、日本経済は停滞してしまっていた。グローバル企業がいくら稼いでも、日本経済全体の占有率は3割にすぎない。雇用にいたっては、2割程度である。残り7割のローカル経済圏が復活してこそ、初めて成長軌道に乗ることができる。内容例を挙げると、「GとL」を理解すれば格差問題の実相も見えてくる 日本のグローバルプレーヤーが長期的に後退してきた本当の理由 大企業と中小企業ではなくグローバルとローカルで分ける ほとんどの産業がローカル経済圏のプレーヤー 「コト」消費の時代の到来で「GもLも」戦略に追い風が吹き始めた等々そして、今、労働市場で人類史上発の巨大なパラダイムシフトが起きている、と著者は主張する。GDPや企業の売上が緩やかに減少していく中で、極度の人手不足が起こっているのだ。日本経済復活へのシナリオを明らかにする一冊。 -
話が長くなるお年寄りには理由がある
歳を取ると話が長くなる――あまり歓迎されない傾向だが、そこには「なるほど」と思える理由がある。本書はそのような、老後に生じる「心境の変化」を論じ、特に一種の成熟の表れである「老年的超越」について詳述する。例えば、社会とのつながりが少なくても寂しくなくなったり、何事もポジティブにとらえる傾向が生まれ、しかも努力や経験を重ねなくても、歳をとれば自然にそのような状態に落ち着くのだという。高齢者心理学の専門家が、1831人の大規模調査(平均70歳以上の幸福感[老年的超越]の調査では日本最大)で見えてきた、高齢者の幸福な境地を語り、「生涯現役」とは異なる価値観を提示する。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。