石井誠治の作品一覧
「石井誠治」の「樹木ハカセになろう」「First Stageシリーズ 環境工学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石井誠治」の「樹木ハカセになろう」「First Stageシリーズ 環境工学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今の日本の現状をかんがみ「これでは森の民の文化は足元から崩れてしまうという危機感」から、この本は生まれた。生活の中に深くかかわっている「木」について、多くの人にもっと関心を持ってもらいたいという思いが伝わってくる1冊だ。サクラ、ウルシ、ツツジ、イチョウ、ブナ、マツ、クリ、クスノキ、カヤ、スギ、ヒノキ、クワ、カヤノキ、といったおなじみの木々が取り上げられているが、その特徴などを記しただけのものではない。遠くは縄文時代から現代まで、我々の生活にどうかかわってきたのか、その土地の文化や建造物として、また食物として、生活用具や燃料として、さらには信仰とのかかわりなど、広範な話題でこれらの木にまつわるあ
Posted by ブクログ
樹木に関する「なぜ?」に答える、
読んで洞察の仕方が学べるような本です。
岩波ジュニア新書ですから、中学生前後向けなのでしょうけれども、
オトナが読んでも発見だらけの内容でした。
トピックのひとつに、巨木になる条件がありました。
その育ち方、年輪の重ね方についてです。
日陰ですこしづつ育った木は年輪が細く堅くしまっていて幹が強い。
そのように育った木が、
周囲にあった巨木が倒れるなどして急に日あたりのよい条件になって急成長しても、
芯がしっかりしているから幹が弱くならず、しっかりと枝葉を広げることができるのです。
こういう木は、巨木になる素養がある。
逆に、植林して下刈りをし成長を早めた木